イベント概要
- 日時:2025年9月24日
- 場所:青楓館高等学院(神戸)
- 講演者:MAGEEEK代表取締役 ウ・メンシャン
- 対象:青楓館の高校1年〜3年生
2025年9月24日、MAGEEEK代表のメンシャンが神戸の青楓館高等学院で特別講演を行いました。
テーマは「語学学習のコツと海外経験の可能性」。探究学習の一環として、生徒たちがこれからの進路を考えるヒント、そして「自分にも海外大進学という選択肢がある」と実感できる機会になりました。
青楓館について
青楓館高等学院は、神戸に拠点を置く広域通信制のサポート校です。
「“右にならえ”の教育に終止符を。」を掲げ、生徒一人ひとりの興味や探究を大切にしています。
大学進学だけでなく、海外進学や起業など多様な道を後押ししており、「海外大学指定校制度」を持つ点も特徴的です。
今回のコラボは、生徒に可能性を広く知ってもらいたい青楓館の姿勢と、MAGEEEKの理念が重なって実現しました。
講演内容
今回の講演は、生徒たちにとって海外進学を身近に感じ、自分の学びや可能性を考えるきっかけとなるように構成されました。大きな流れは以下の通りです。
アイスブレイクでミニゲームを用意して、生徒たちが笑いながら積極的に参加。会場の空気が一気に和らぎ、質問や発言をしやすい雰囲気が生まれました。
続いてメンシャン自身の歩みを紹介。中国の地方出身で、大学卒業まで海外経験がなかったこと。そこから日本に留学し、慶應義塾大学大学院で学んだ経験や、教育系NPO・コカ・コーラなど企業での勤務を経てきたことを語りました。
パートナーのMBA挑戦を支える中で、「正しい情報と努力があれば誰でも海外進学は可能だ」と実感し、それが後に並走型出願サポートの立ち上げや、英単語アプリ「TANZAM」の開発につながった経緯も共有しました。
語学は「才能ではなく方法次第」と強調。自身が英語・日本語を習得する過程で大切にしてきたのは、
- 興味と結びつけて続けること
- アウトプット重視
- イメージで理解する学習
といった工夫でした。生徒にとっても「自分の好きなことと学びをつなげる」ことが継続のコツだと伝えました。
続いて、日本語や英語を学んだことで人生の選択肢が広がった経験を紹介。大学の学科長から「無理だ」と言われた日本の大学院進学を、メンターの支えで切り開いた話や、教育には「限界を壊し、自分の未来を変える力がある」と語った部分には、多くの生徒が真剣に耳を傾けていました。
最後に、生徒たちが特に関心を寄せる「海外進学」について具体的な情報を共有しました。
- よくある不安:学費・奨学金、英語力不足、出願方法がわからない
- 奨学金事例:柳井財団や笹川財団の全額支援、複数の奨学金を組み合わせて進学した受講生の事例
- 実際の成功例:熊本の高校生が並走サポートを通じてトロント大学や慶應に合格し、最終的に米国大学に全額奨学金で進学した話
「海外進学は一部の特別な人だけのものではなく、誰でも挑戦できる現実的な選択肢である」というメッセージを強調し、生徒たちにとって未来を考える具体的なヒントとなりました。
生徒の反応
講演中は、生徒たちがうなずきながらメモを取ったり、積極的に質問したりと、会場は終始活気にあふれていました。
投票システムを使った場面では、「海外進学に対する一番の不安は何か」という問いに対して、多くの生徒がリアルタイムで回答し、学費や語学力への懸念が浮き彫りになるなど、学びを“自分ごと”として考える様子が印象的でした。
講演後のアンケートでは、次のような声が寄せられました。
- 「言語学習の考え方や勉強法が一番心に残った」
- 「視覚優位ならビジュアル学習が良いことを学んだ。自分も英語を続けたい」
- 「可能性は無限だと感じた」
- 「海外大学を進路の選択肢に入れてみようと思う」
また、「話がわかりやすく、とても伝わりやすかった」「紹介された豊田章男さんのスピーチをYouTubeで見てみたい」といった感想もあり、内容だけでなく伝え方そのものへの共感も多く見られました。
さらに青楓館の先生からも「講演をきっかけに『やっぱり海外に行きたい』と話す生徒がいた」との声が届いており、生徒の進路意識を刺激する有意義な時間となったことが伺えます。
青楓館が大切にする「探究学習」と「可能性の拡張」という教育姿勢と、MAGEEEKが伝える「海外進学は誰にでも開かれた選択肢」というメッセージは自然に重なり合い、学校と生徒双方にとって価値ある学びの場となりました。
まとめ・今後に向けて
今回の講演は、MAGEEEKが展開する「並走型出願サポート」を教育現場で紹介する貴重な機会となりました。
生徒一人ひとりに寄り添いながら、自己分析、エッセイ指導、奨学金対策までを包括的に支援するスタイルは、青楓館が大切にする探究学習や個性重視の教育方針と親和性が高く、現場の空気とも自然に重なりました。
今後は今回のような学校法人との連携を広げ、他校での講演や共同プログラムの実施を計画しています。
特に、奨学金の最新情報や実際の進学事例を共有することで、「海外進学は特別な人だけのものではなく、誰にでも挑戦できる現実的な選択肢である」ことをより多くの生徒に伝えていきます。
MAGEEEKは、単に情報を届けるだけでなく、学校法人と協働し、どの生徒も自分らしい進路を選び、挑戦できる社会を目指しています。今回の青楓館での出会いを第一歩として、これからも教育現場とともに歩みを進めていきます。
会社概要
- 社名:株式会社MAGEEEK(マジーク)
- 代表取締役:ウ メンシャン
- 所在地:〒110-0005 東京都台東区上野6丁目1番6号1005号室
- 設立:2020年9月16日
- 事業内容:
- 英語学習・留学等に関するメディアの運営
- TOEFL・IELTS対策、出願準備サポートなどの留学関連サービスの提供
お問い合わせ
MAGEEEKでは、海外大学進学に関する講演や並走型出願サポートのご相談を承っています。
- 学校での講演依頼
- 保護者・生徒向けの進学相談
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