海外留学や海外MBAを目指すうえで重要なのは学校選び。
しかし、海外の学校を選ぶうえで、一つ大変なのは情報集めである。日本語の情報も少なく、イベントや学校説明会も気づいたら終わっていることも多い。
これは、そんな学校を選ぶうえで役に立つであろう情報、サイトを、学校ごとにまとめていくシリーズ第55弾。今日は、ウィスコンシン大学マディソンMBA。
WEBページを行ったり来たりする手間や、有用な情報を探す手間が省け、本来やらなければならないことに時間が使えるようになれば幸いだ。
また、ここのページに漏れており、役に立つ情報があれば、ドシドシコメント欄に共有してほしい。
目次
ウィスコンシン大学MBA(Madison)の概要
ウィスコンシン大学MBAの基本情報
Wisconsin School of Businessはウィスコンシン大学のビジネススクール だ。ウィスコンシンは1900年に設立され、35,000人以上の卒業生ネットワークがある。MBAは学生のキャリアに専門性を与えることにフォーカスしている。
ウィスコンシンでは、どの分野に学習の分野を特化するのかを選び、経営に必要な基礎と自分の興味を融合させる形でプログラムが組まれる。世界的に名の知れた教授たちから学び、パーソナライズされたキャリアサポートを受けることができる。
(wikiより抜粋)
ホームページ
https://wsb.wisc.edu/programs-degrees/mba/full-time
公式Facebook
https://www.facebook.com/wisconsinschoolofbusiness
公式Blog
https://business.wisc.edu/graduate/mba/blog/?tag=wisconsin-full-time-mba
Madison MBAの世界ランキング
#43 US News MBA Rankings 2023
#94 QS Global MBA Rankings 2023
#81 Financial Times Global MBA 2025
学費とクラスプロファイル
学費
- プログラム期間:2年
- 学費:$51,413(年間)
クラスプロファイル
- 学生数(フルタイムMBA):86
- 女性比率:33%
- 留学生比率:23%
- 勤続年数/平均年齢:5年/28歳
就職状況・平均給料
- 卒業後の平均給与/中央値:$138,335
- 卒業後3ヶ月以内の就職率:84%
出典:Class Pofile
ウィスコンシン大学MBA(Madison)の特徴
学びたい分野に最初から特化
他のMBAプログラムは最初の数ヶ月〜1年は基礎科目の学習期間となり、ほとんど選択科目が取れない場合が多い。一方、ウィスコンシンは1年生の最初から学びたい分野に特化を始めることができる。
早めに自分の今後のキャリアを見据えて授業を組み、学び始めることで、サマーインターンシップなどでのアピールポイントにもなるだけでなく、フルタイムの仕事を探す際にも有利に働くことだろう。
例えば、授業開始前のオリエンテーションでは、すぐに今後のキャリアのプランを作り始め、専門に特化した授業を組み始める。SPECIALIZED CURRICULUMには下記のテーマがある。
MBA FOCUS IN MARKETING
- Marketing Research
- Brand and Product Management
MBA FOCUS IN FINANCE
- Corporate Finance and Investment Banking
- Applied Security Analysis
- Real Estate
- Risk Management and Insurance
MBA FOCUS IN OPERATIONS
- Operations and Technology Management
- Supply Chain Management
MBA FOCUS IN STRATEGIC MANAGEMENT
- Strategic Human Resource Management
- Arts Administration
比較的安い学費と生活費
ウィスコンシンの学費は年間で $42,704と、他のトップ校に比べると比較的安い。
例えば、ハーバードやスタンフォードMBAの学費は年間約7万ドル、トップ校でなくとも物価の高いボストンに位置するBoston Collegeやバブソン大学は年間5万ドル程度だ。
また、生活費に関しても、1LDK(感覚的には日本の3倍程度の広さ)の家賃は1,000ドル程度とかなり安い。ボストンやニューヨークシティ、カリフォルニアの学校に通うとなると、シェアハウスの一部屋で同じぐらいの家賃がかかり、1LDKは2,000ドル以上はする。
Madisonで寮やシェアハウスに住むとなると月の家賃はさらに安くなる。
ランキング高のヨーロッパ vs 中堅のアメリカMBA
ランキング30位前後のアメリカのMBAの方が、10-20位程度のヨーロッパやアジアの学校よりも日本での就職には有利に働くことが多い。
というのも、就活を考えると日本である程度の規模がある外資系の会社はほとんどはアメリカ資本であり、アメリカ人の上司やアメリカのMBAを持つ上位層にとっては、ヨーロッパのトップ校よりもアメリカの大学の学位の方が親近感を持つためだ。
また、アメリカのMBAは母体の大学が大きいこともあり、卒業生が世界中に散らばっていることも多い。
そのため、ランキングだけで考えず、アメリカにこだわることはそれなりにメリットがある。
また、中ランクのMBAはTOEFL100点、GMATも600点後半程度で可能性があり、比較的難易度も低く入りやすい費用対効果の良い選択肢と言える。
The Value of the Wisconsin MBA
ウィスコンシン大学MBAの偏差値は?出願の難易度や入学条件
海外の大学には、偏差値とという概念がないため、出願の難易度は出願の要件から判断することになる。
MBAの難易度と出願要件
ウィスコンシン大学MBAデューク大学MBAへの出願で必要なものは以下の通り。これらの要件は、多くのMBAプログラムに共通する準備項目でもある。
このように、海外のMBA進学の難易度は、英語力や学力の証明など各種スコアの準備やエッセイ、インタビューなどの準備がハードルとなってくる。
- 学士号
- 成績証明書
- GMAT又はGRE
- TOEFL又はIELTS
- 英文レジュメ
- 推薦状
- エッセイ
- インタビュー
出典:Admissions
- 平均GPA(またはレンジ):3.41
- GMAT平均スコア(またはレンジ):650
- GRE平均スコア(またはレンジ): NA
- 最低語学要件:TOEFL 100/IELTS 7.5
推薦状やエッセイなどについては、学校により要件が異なることも多いので、早めにアプリケーションのためのアカウントを作成して確認をしておくと安心だ。
出願準備はTOEFL/IELTS対策から
出願の流れ
出願の流れは、英語試験等をクリアし関連書類を準備→出願→インタビュー→合否となる。
出願締切日は複数のラウンドに分かれており、今年のスケジュールは以下の通りだ。
ラウンド | 出願締切日 | 備考 |
---|---|---|
Early Decision | 2024年9月26日 | 入学が確定した場合、早期登録料支払が必要 |
ラウンド2 | 2024年10月31日 | |
ラウンド3 | 2025年1月9日 | 奨学金の優先締切日 |
ラウンド4 | 2025年2月27日 | |
ラウンド5(留学生最終) | 2025年4月10日 | |
ラウンド6 | 2025年6月3日 |
スケジュールは毎年変わるため、入学方法の詳細は公式HPから確認しておこう。
ウィスコンシンMBA日本人向けの情報
日本人向けサイト
madisonjapan.wixsite.com/mjahome
※日本人MBA向けのサイトではありません。マディソンに住んでいるの日本人のサイトです。
日本人留学ブログ一覧
日本人ブログはありません。
学校説明会・イベント情報
https://wsb.wisc.edu/programs-degrees/mba/full-time/admissions/events-visits
100名以下:
Ohio State University (Fisher) MBA
Purdue University (Krannert) MBA
150名以下:
University of Washington MBA (Foster)
Washington University in St. Louis (Olin) MBA
200名以下: