MBAを受けたいけどどのように準備を進めれば良いかわからない、MBAに興味はあるが何となく大変そう etc…という方も多いのではないでしょうか。
筆者もぼんやりとMBAに行きたいなと思いつつも、何から始めて良いかわからず、また、留学経験はおろか、英語に関するアドバンテージが全くない状態からのスタートということもあり、対策には非常に苦労をしました。
試行錯誤を繰り返しながら、何とか無事、希望した大学から良いオファーを得るにまで至ることができましたが、本記事では、そのような筆者の体験に基づき、イギリスでのMBA留学に焦点を当てつつ、MBAにおける大学の選び方や各種対策などの全体像をご紹介していきます。
この記事の著者:Kai
大学卒業後は外資系の戦略コンサルティングファームにて4年半勤務。現在はMBA取得のためイギリスに在住。オックスフォード、ウォーリック、マンチェスター、ノッティンガム、エクセター大学に出願し、無事全てからオファーを獲得。
監修者:ウメンシャン
日中英のトリリンガル・言語オタク。英語圏留学経験なしからIELTS8.0、TOEFL104、GRE322。コロンビア大学・ペンシルバニア大学・ニューヨーク大学・メルボルン大学教育大学院に合格実績を持つ。慶應義塾大学大学院卒。1児の母。
目次
はじめに
MBAとは
まずそもそもMBAとは、Master of Business Administrationの略称で、日本語では経営学修士号と呼ばれます。
修士号という名の通り、MBAは資格ではなく学位であり、経営学の大学院修士課程の修了により授与されるものです。
また、MBAプログラムを提供する大学院のことを、通称してビジネススクールと呼んでおり、アメリカのハーバードビジネススクールや、イギリスのロンドンビジネススクールなどが代表的な例です。
イギリスMBAの特徴
MBAは欧米を中心に、各国の大学院でプログラムが展開されていますが、今回は筆者が経験した、イギリスのMBAに焦点を当ててご紹介していきます。
ただし、イギリスとは言っても、ヨーロッパの他の国であれば、ほとんどイギリスと同様の特徴を有しており、「アメリカやアジアのMBAと、ヨーロッパのMBAを比べた際の特徴」と読み替えていただいても問題ありません。
① 1年で修了することができる
イギリスのMBAの最大の特徴は、何といっても1年間でプログラムが完結するケースが多いという点です。
アメリカやアジアのMBAでは通常2年を要しますが、イギリスでは1年で修了が可能です。
理由としては、ビジネスキャリアの中断に1年以上を要することはネガティブな要素が大きいと考えられていること、およびビジネスの基礎は既に概ね理解している前提であることが挙げられます。
ビジネスの基礎には深く触れないとしても、もちろん1年で完結させる分、2年のプログラムと比較して、イギリスのMBAのスケジュールはハードになります。
また、イギリスでも一部の大学(ロンドンビジネススクールやマンチェスター大学など)は、1年以上のプログラムを提供している場合もあるため、留意してください。
(参考:実際の筆者のMBAでの1週間の勉強量)
② GMATのスコアの優先度が低い
MBA受験のための試験といえば、TOEFLやIELTS、GMATが挙げられますが、そのうちのGMAT(Graduate Management Admission Test)については、アメリカなどのMBAと異なり、イギリスではそこまで重視されにくいと考えています。
あくまでエッセイや推薦状、インタビューが重視されており、GMATは加点要素程度の認識でも良いでしょう。
筆者のスコアは650で、平均が690と言われるオックスフォード大学も出願しましたが、無事オファーを受けることができましたし、実際に面接官からもGMATはあまり見ていないとのコメントを受けました。
ただし、もちろん良いスコアを取っておくに越したことはありませんし、筆者が受験していない大学の中でGMATを重視する学校がある可能性もあるため、留意してください。
③ 実務経験を重視する
上記でイギリスのMBAでは、ビジネスの基礎は既に理解している前提と紹介しましたが、これはこの実務経験重視の考え方に基づいています。
GMATの優先度が低く、エッセイやインタビューなどが重視されることも同様の理由です。
基本的には、3年の実務経験およびマネジメント経験を必須要件に定めている大学が多く、そのため受講する学生の実務経験も平均で7年ほどとなります。
イギリスMBA留学までのスケジュール
留学に至るまでのスケジュールは、出願者の英語力や現業の状況などによって左右されますが、最低限抑えておくべきポイントは次の通りです。
- MBAのプログラム開始は9月からで、募集開始は前年度の9月から(例:2023年9月にプログラム開始の場合、2022年9月に募集を開始)
- 定員は先着順で埋まっていく(4月頃には定員が埋まる可能性が高い)
- 大学によって順次選考型とターム別選考型に分かれる(順次選考は常に募集を受けており、書類を提出次第選考が開始されるが、ターム別選考は一定の期間ごとに分けて募集締め切りと選考開始を行う)
つまり、理想としては、
- 入学したい前年の9月までにはTOEFLやIELTS、GMATを受け終えている
- 出願書類が用意されている
- 志望大学の選考時期(特にターム別の場合)が確認できている
状態であることです。
ただし、多くの志望者は2-3月頃に選考を受けると言われており(例に漏れず筆者もその1人でした)、その頃を目標に据えても、ターム別選考型の期間さえ逃さなければ、大きな問題はないと言えます。
MBAプログラムの選び方
続いて、大学の選び方ですが、何をMBA修了の目的とするかで大きく異なります。
ただし、いずれの方も共通して抑えておきたい点は、ランキング、トリプルクラウン、費用の3点だと考えております。
ランキング
まずランキングについてですが、毎年様々な媒体から公表される世界中のMBAにおけるランキングのことで、QSやFinancial Times、Economistなどが有名どころです。
ランキングが高いということは、プログラムの充実度だけでなく、修了後のキャリアの箔にもなりますし、集まってくる生徒のレベルも高くなるため、重要な指標と言えるでしょう。
ただし、どこまでランキングの詳細にこだわるかは、MBA取得の目的によって異なります。
というのも、ランキングは年や媒体によって変わりますし、いわゆる上位校であれば、プログラムや生徒の質に大きな差があるかと言われると難しいところです。
また特に欧米の企業では大学名よりも大学での成績(GPA)を重視するところが多いとも聞きます。
したがって、ランキングは重要な要素ですが、こだわりすぎることも避けた方が良いとも言えます。
トリプルクラウン
とは言っても、一定の基準で、上位校としてのプログラムや生徒の質を判断したい方も多いのではないでしょうか。
そのような方にお勧めしたい判断基準が、トリプルクラウンの有無です。
トリプルクラウンとは、ビジネススクールに関する三大国際認証(AACSB、EQUIS、AMBA)全てを取得した大学に与えられる認証のことで、2022年時点では世界で111校(日本では名古屋商科大学1校のみ)が保有しています(参考サイト)。
この111校という数字は、全ビジネススクールの約1%であり、この有無で大学の質を判断することは重要な要素と言えます。
ちなみに、イギリスのビジネススクールでは約15~20校が認定を受けています。
費用
もう1つ重要な判断基準として費用が挙げられます。
アメリカなどのMBAと異なり、1年でプログラムが修了する分、イギリスは費用が抑えめと言われますが、それでも安いところで£12,000(183円/£換算で221万円)、最も高いロンドンビジネススクールでは£87,900(1,600万円)がかかります。 ※いずれも2023年時点の情報
ただし、多くの大学では選考を通過し、オファーを受けるタイミングで2~5割程度の学費免除となる奨学金を提供してくれます。
筆者の場合は、エクセター大学から5割、その他の4校からは3割の奨学金を受けました。現在のクラスメイトに聞いている感じでも、凡そ7割の学生は何かしらの形で大学から奨学金を受けているようです。
選考前にこの点は評価しにくいものの、オファー受諾前の基準としてこちらも意識しておけると良いでしょう。
その他の要素
上記の3点が、一般的な判断要素となりますが、他にも大学を評価する要素は様々です。
修了後のキャリアを重視したい方は、卒業生(アルムナイ)の就職先や給与変化、
学びたい分野が明確な方は、特定分野での有名教授の有無や分野ごとのランキング(例:U.S. NewsはFinanceを評価、Corporate KnightsはESGを評価)、
ネットワーキングを重視したい方は、クラスの人数や国籍の多様性などが挙げられるでしょう。
例えば、筆者の場合は、学歴よりもESG分野での学びと、MBAと並行した起業家プログラムの有無を軸にしていたため、トリプルクラウンで一定のふるいをかけつつ、その中からESGに強く起業家プログラムが充実している大学を、費用面も加味しながら選択しました。
そのため、筆者がオファーを受けた大学の中では最も、総合的なランキングの観点では評価が高いとされるオックスフォード大学ではなく、別の大学を選択しました。
英語試験対策
IELTS or TOEFL
続いて、選考を受けるにあたって必要な英語関連の試験ですが、まずイギリスのMBAではTOEFLではなくIELTSが一般的です。
TOEFLも多くの大学で認められますが、基準が書かれていない場合も多く、都度大学に問い合わせをしなければならないため、イギリスおよびヨーロッパのMBAに焦点を置かれている場合は、IELTSの受験をお勧めします。
IELTSの重要性と対策
そのIELTSについてですが、イギリスのMBAでは、大学ごとに求めるスコアを設定しています。
イギリス上位5校程度はOverall 7.5を、その他トリプルクラウン校は6.5~7.0、その他の大学は6.0~6.5を基準としています。
また、Overallだけでなく、Listening・Reading・Writing・Speakingのセクションごとの基準を設けている大学も多く、例えば、Overallは7.0で、4セクションは最低でも6.0あること(つまり1つでも5.5があればNG)のような形式です。
大学によって大きく異なるため、しっかりと確認しておきましょう。
ただし、多くの受験者が勘違いをしやすいのですが、IELTSはMBA合格における必須要件ではありません。基準とされるスコアに達していなくても、出願はできますしオファーを得ることも可能です。
オファー時に、条件付きオファーとして受ける形となり、MBAの開始までに指定のスコアを取るか、大学が提供する英語コース(通称Pre-sessionalコース)を受けることで、問題なくMBAを開始することができます。
とはいえ、7.0前後のIELTSのスコアが取れない場合、常に英語で行われるMBAの授業についていくことは難しいと想定されるため、「出願自体をIELTSの結果で諦める必要はないが、MBAを受けるには余裕を持ってクリアしておきたい」という心構えを持っておきましょう。
また、IELTSの具体的な対策法については別記事に譲りますが、まずはIELTS特有の単語に慣れることを意識しましょう。
筆者も、実践IELTS英単語3500を毎日1時間は勉強し、少なくとも10周はすることで、スコアを伸ばすことができました。
さらに、上記の大学ごとのIELTSの基準から分かる通り、4セクションとも平均的に高いスコアが求められるため、日本人が特に苦手とされるWritingとSpeakingは重点的に勉強することをお勧めします。
ただし、この2セクションの試験の設問は一定の型があるため、過去問を繰り返しながら、模範解答を理解することで対策が可能です。
イギリスMBAにおけるGMATの重要性と対策
続いて、GMATは上記でも触れた通り、あくまで加点要素でしかなく、イギリスのMBAにおいてはそこまで重視されません。
そのため、そもそもスコアの提出を求めていない大学も多く、上位5~7校で最低600のスコアが求められるという程度です。ただし、もちろん高いスコアを有していることは強みになるため、時間の許す限りしっかりと対策はしましょう。
こちらも対策については、本稿では詳細に触れませんが、GMATもIELTSと同様に単語がカギと言えるでしょう。
筆者が実際に使用した単語帳はGMAT 重要単熟語で、IELTSと同様にかなり読み込みました。
また、数学にそこまでの苦手意識がない方であれば、Mathは特に重点的な対策は不要と言えます。一方で、VerbalについてはGMAT特有の問題形式と、時間に追われて非常にタフに感じる方が多いと思います。
過去問を繰り返しながら傾向を掴みつつ、苦手なセクションはMANHATTAMシリーズで個別に対策することをお勧めします。
出願準備・選考対策
必要書類一覧
英語のスコアが概ね取り終わったら、いよいよ次は出願に移るわけですが、イギリスのMBAでは、基本的に各大学の指定のサイト上に、必要な書類をアップロードする形式になります。
基本的な個人情報などは直接サイトに入力する場合がほとんどで、追加で個別にアップロードが必要になる書類は、一般的に次の通りです。
- CV(履歴書)
- Personal Statement(エッセイ)
- 推薦状2通
- 大学の卒業証明書
- 大学の成績証明書
- IELTSスコア表
- パスポート
もちろんいずれも英文での提出が必要で、①~③は自身が1から準備する必要があるWordファイル(③について執筆自体は推薦者)、④~⑦は原本のPDFコピーが必要です。
また、③~⑤は時間を要する場合があるため、余裕を持って準備しておく必要があります。
加えて、⑤についてはイギリスのMBAの場合、GPAとして3.0以上を求めている大学も多いため、基準を満たしているか留意が必要です。
3.0を下回っていても受験は可能ですが、マイナス要素に見られる可能性があることを理解しておいてください。
ちなみに、あくまで筆者の経験上ですが、①~③における英文のスキルは高くなくて問題ないと考えています。IELTSの基準スコア程度の英文であればよく、お金をかけてネイティブの添削をしてもらう必要はないです。
CVのポイント
CV(履歴書)は基本的にはA41枚(多くても2枚)で書く必要があり、職歴、学歴、主だった資格が中心です。
メインは職歴になる訳ですが、可能な限り定量的に自身の貢献・成果を書くことを意識しましょう。
また、イギリスMBAの必要要件として、実務経験とマネジメント経験が、それぞれ3年必要とお伝えしましたが、このマネジメント経験とは、必ずしも管理職の経験でなくても問題ありません。
「誰かをマネージした経験がある」として読み替えて良いです。
ただし、それらを証明するためにCVできちんと成果として書きましょう。
以下は、実際に筆者が提出したCVの1文ですが、「マネージャーの役割を担い、新卒メンバーと働いたこと」、「定量的に売上増加に貢献したこと」に触れています。
他には、ボランティアやプロボノなどの活動に関与したことがある場合は、それもMBAでは加点要素になり得ます。
そのため、CVの中に「ボランティア経験」という枠を用いて記載できると良いでしょう。こちらも筆者の例を参考までに紹介させていただきます。
エッセイのポイント
エッセイについては、大学によって設問が異なったり、Wordファイルではなくサイト上に直接記載が必要だったりと様々ですが、基本的に問われる内容は同じであり、転用も可能なため、A41枚程度で用意しておけると良いでしょう。
そして、基本的に問われる内容とは次の項目です。
- 中長期的なキャリアの目標は何か?
- なぜ今MBAを受けるのか?
- なぜその大学なのか?
- MBA修了後どうしたいか?
インタビューでもこれらの設問が中心になるため、予めきちんと回答は準備しておきましょう。
中でも、3点目については、もちろん固有のこれといった理由があれば理想ですが、多くの場合、明確にこの大学でなければダメだと言えるほどの回答は、用意しにくいのではないかと推察します。
そのような方は、あくまで一つの参考としてですが、その大学が力を入れている分野やアピールしている実績などに焦点を当てると、回答が作成しやすいでしょう。
例えば、下記筆者の場合、大学の掲げるコンセプト(起業家精神に類するもの)が前半で述べた自分のキャリア観と合致している点を触れています。
推薦状のポイント
続いて推薦状については、通常2通必要になります。
そして1通は現職の直属の上司である必要があり、もう1通は問われないというケースが、イギリスのMBAではほとんどです。
推薦状の目的は、他者から客観的に見て出願者の特徴を理解する、ことにあります。
そのため、問われないとは言え、もう1通も友人や家族のような身近な人よりも、大学時代の教授や、別の上司、別の会社の上位職者などにお願いする方が良いでしょう。
また、推薦状では、客観性が何よりのポイントであり、CVの中で補強したいポイントがあれば、その点を重点的に書いてもらうことをお勧めします。
例えば筆者の場合、実務及びマネジメント経験は4年しかなく、MBA受講生の平均7年に対して見劣りすると感じたため、推薦状にて、部下をマネージした経験について重点的に書いてもらうよう依頼しました。こちらも実際に提出した一節を載せておきます。
インタビューのポイント
上記の書類一式を提出したら、選考が始まり、無事書類選考を通過すると、オンラインでのインタビューへと進みます。
インタビューが選考の最後のステップであり、これを乗り切れば晴れて合格となります。
時間は30~60分が一般的で、設問もそこまで突拍子のない内容を問われることはまずないでしょう。きちんと、事前に質問と想定回答を準備して面接に臨むようにしましょう。
質問については基本的に、CVやエッセイなどの深掘りとなるため、まずはそれらと矛盾がないように留意が必要です。
特に大きく深掘りされる点は、多くの場合、リーダーシップに関する経験になります。
リーダーシップ経験はMBAのプログラムと密接に絡みつつも、文字ベースのエッセイなどでは詳細を知れないため、インタビューでよく聞かれます。筆者も実際に全ての大学のインタビューで、リーダーシップに関する質問を受けました。また、リーダーシップ以外にも典型的に聞かれる設問は一定の型があります。
筆者は実際にMBAのインタビューの質問が最も個人的に纏まっていると感じたこちらのサイトを参照し、各設問に対する回答の原稿を事前に準備する形で十分でしたが、不安がある方は他にも調べつつ、準備を進めていただければと思います。
奨学金について
先述の通り、MBAの学費は非常に高く、ここに生活費や航空券なども加味すると奨学金は欠かせないところ。
実際に、大学からオファーを受ける際に一部の学費免除となる奨学金を受けることができますが、国内の財団などが提供する奨学金もぜひ考慮に入れてみてください。
倍率は高く、選考書類も別途準備が必要になりますが、受けない手はないはずですので、あわせてチェックしましょう。
ただし、入学前年の1年前(つまり2023年9月入学の場合2022年9月)頃から、募集を開始している奨学金も多いため、スケジュールには注意が必要です。
筆者は、このスケジュールを把握できておらず、MBA合格後に探し始めてしまい、その時には既に選択肢がなかったため、同様の事態に陥らないよう、早めの準備をぜひお勧めします。
また、上記のような給付型ではなく、返済が必要な貸与型であれば、JASSOの奨学金も1つの選択肢ですし、大学側もプログラムを提供してくれたりもします。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はイギリスのMBA留学を中心として、特徴や大学の選び方、選考プロセスでのポイントなどをご紹介しました。
合格に向けた準備はかなりタフでやるべきことも多く、また入学後は学費などの費用も高額になりますが、MBAにはそれだけの価値があります。
コロナに始まり、ウクライナ情勢や、気候変動、景気後退など、非常に不安定な世の中で、1度いつもとは違った視点から社会を捉え直し、経営の基礎を学びながら、じっくりと自分自身を見つめ直せる体験が、MBAの価値だと筆者は考えています。
また、特にイギリスの場合、それらをたった1年で体験できる点も魅力です。少しでも興味がある方は、ぜひ今回の内容を参考にしつつ、実際にアクションを起こしてみてはいかがでしょうか。