【UCLA MBA】難易度・ランキングから留学方法まで

UCLA MBA
MBAイベント情報
情報収集中
ねこ君
やっぱり、MBAといえばアメリカだよね?
ねこ君
アメリカのビジネススクールは入るの難しいのかなぁ・・。
にゃんこ先生
アメリカのMBAはTOEFLで最低100点、トップMBAは105点以上ないと厳しいと言われている。GMATはせめて600点代後半か、できれば700~730ぐらい目指して欲しいよね。結構資本主義(スコア主義)社会だよ。
にゃんこ先生
長い目で英語の勉強をすることをお勧めする。
にゃんこ先生
このシリーズでは、海外MBAの情報をまとめていくよ。
にゃんこ先生
今日は、アメリカのUCLAビジネススクール特集!

 

海外留学や海外MBAを目指すうえで重要なのは学校選び。

しかし、海外の学校を選ぶうえで、一つ大変なのは情報集めである。日本語の情報も少なく、イベントや学校説明会も気づいたら終わっていることも多い。

これは、そんな学校を選ぶうえで役に立つであろう情報、サイトを、学校ごとにまとめていくシリーズ第6弾。今日は、UCLAのSchool of Manegmentコース

WEBページを行ったり来たりする手間や、有用な情報を探す手間が省け、本来やらなければならないことに時間が使えるようになれば幸いだ。

また、ここのページに漏れており、役に立つ情報があれば、ドシドシコメント欄に共有してほしい。

UCLAビジネススクールの概要

UCLAビジネススクールの基本情報

UCLA-Anderson-Logo

基本情報

  • 正式名称:University of California, Los Angeles
  • 公式HP:https://www.anderson.ucla.edu/
  • 所在地:110 Westwood Plaza Los Angeles, CA 90095-1481
  • 大学院生数:14,007名
  • 提供プログラム:2年制MBA、フルタイムMBA、Executive MBA、Finance、Business Analytics等

 

カリフォルニア大学ロサンゼルス校の特徴

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスにある総合州立大学である。1919年に設置された。

10の大学からなるカリフォルニア大学システム(UCシステム)の1校で、バークレー校、サンフランシスコ校に次ぐ歴史を持ち、カリフォルニア州の大学で学生数が最も多い州立大学だ。

14人のノーベル賞受賞者を輩出し、世界大学ランキング等で上位に位置する米国を代表する世界的な教育・研究機関である。

THE(タイムズ・ハイアー・エデュケーション)世界大学ランキング 2023では21位にランクインし、米国内の公立大学としては最上位に位置する。

 

UCLAのMBAランキング

 

学費とクラスプロファイル

学費

カリキュラム(Full-Time MBA)
  • プログラム期間:22ヶ月
  • 学費(2023年):$74,618(1年目のみ)

クラスプロファイル

学生構成
  • 学生数(Full-time MBA):300名
  • 女性比率:37%
  • 留学生比率:72%
  • 年齢層:23 – 38歳
  • 平均勤続年数:5.7年
卒業後のキャリア
  • 平均給与:$147,000
  • 平均サインアップボーナス:$34,000
  • 卒業後の就職先:テクノロジー(34.1%)、コンサル(23.8%)、金融(12.1%)など

*出典:UCLA Full-time MBA Class Profile、2023年8月時点

 

MBAカリキュラム

必修科目

UCLAのMBAプログラムでは、1年目で「コア(CORE)」と呼ばれる必修科目の履修が必要とされる。コア科目は約70人で構成されるセクション毎に受講し、グループ課題はセクション内で構成される5〜6人のチームで回答することになる。

  • Financial Accounting
  • Organizational Behavior
  • Leadership Foundation
  • Data and Decisions
  • Managerial Economics
  • Marketing Management
  • Foundations of Finance
  • Operations Technology Management
  • Business Strategy
  • Communication for Leaders

 

選択科目

1年目の冬学期から受講可能になる選択科目は以下のような幅広い分野から提供され、生徒一人ひとりが自分のキャリアにあった学習計画を立てることができる。

1)Technology

全米トップクラスのテック地帯であるシリコンバレー近くに位置するUCLAでは、世界最先端のテクノロジー業界のトレンド、Googleなどの大企業や新進気鋭のスタートアップ企業の事業戦略などを取り入れた豊富なプログラムを提供している。

  • Technology Management
  • Artificial Intelligence
  • Tools and Analysis for Business Strategy 等

 

2)Entrepreneurship

著名な起業家を招いたケーススタディーやスピーカーセッション、実際にスタートアップ企業で修行する授業など、起業に必要な実践的なスキルを養成できる起業家育成プログラムが充実している。

  • Entrepreneurship and Venture Initiation
  • Business Plan Development
  • Developing an Entrepreneurial Mindset 等

 

3)Entertainment:

UCLAが位置するロサンゼルスは映画・テレビ・音楽などのエンターテイメント産業が発展しており、大手のメディア・エンターテイメント企業と提携した実践的なプログラムが充実している。

これらのプログラムを通じて、エンターテイメント産業におけるビジネスモデルや経営戦略、技術的スキルの理解・習得が期待できるだろう。

  • Entertainment Marketing
  • Entertainment Business Models
  • Innovation in Media and Entertainment through Technology 等

 

また、UCLAでは特定分野の深い知識やスキルを習得するためにSpecializationsを選択することも可能。

Specializationsでは起業精神、マーケット分析、ブランドマネジメント、コンサルティング、ヘルスケアマネジメントなど幅広い分野で専門性を高められる個別コースがあり、学生は選択した分野の中で4つのコースを修了する必要がある。

参考:UCLA Full-time MBA Flexibility & Specializations

 

UCLA Andersonに留学する理由

UCLA アンダーソン 魅力

高い世界ランキングとUCLAの総合力

UCLAはカリフォルニアという立地であることからテクノロジーやテックにも力を入れている。

MBAプログラムではケースとレクチャー、カリキュラムのバランスが良く、クラスサイズも大きすぎない。

前述の通り、起業やテックに加え、エンターテイメントやヘルスケアなど幅広い分野の選択科目を提供しておりグローバルでの実務経験を得る機会を提供していることも特徴の一つだ。

全米のランキングも20位以内にランクしており、総合大学としてメディカルスクール、ロースクール等など評判の高いため、偏りのない人との交流やネットワーキングをしたい人には向いているだろう。

 

充実した実地プログラム

UCLAでは、必修・選択科目で学んだスキルやノウハウを実際のビジネス環境で活かしつつ、グローバルな人的ネットワークの形成をサポートする様々な実地プログラムを提供している。

2四半期をかけて提携先企業のビジネス課題を解決するApplied Management Research (AMR)は50年超の歴史を持つプログラムで、これまで5,000社超の企業や非営利団体との協働実績がある。

また、クラスメートとチームを組んで自分のビジネスを立ち上げるBusiness Creation Program (BCP)も人気プログラムの一つだ。

 

カリフォルニアのラスベガスという立地

カリフォルニアのラスベガスというUCLAのロケーションは決定的な決断要素になるだろう。

東海岸と比べて日本にも近く、ほぼ毎日快晴で天気が良いカリフォルニアは2年間というMBA生活を過ごすには最高すぎる環境。ボストンやニューヨークも良いが、冬は長く雪も多いため、気候的に気が滅入ってしまうこともあるだろう。

西海岸は英語のアクセントも少なく、聞き取りやすく英語。それだけでなく、暖かい気候のせいかフレンドリーで人柄の良い人も多い。家族連れにとっても生活のしやすい環境であることは間違いない。

 

UCLA MBAの偏差値は?出願の難易度や入学条件

海外の大学には、偏差値とという概念がないため、出願の難易度は出願の要件から判断することになる。

MBAの難易度と出願要件

UCLA MBAへの出願で必要なものは以下の通り。

これはほとんどのMBA留学準備では同様となる。

このように、海外のMBA進学の難易度は、英語力や学力の証明など各種スコアの準備やエッセイ、インタビューなどの準備がハードルとなってくる。

  1. TOEFL又はIELTS
  2. GMAT又はGRE又はEA
  3. 推薦状2通
  4. 英文レジュメ
  5. 成績証明書
  6. エッセイ
  7. インタビュー
  8. 200ドルのアプリケーションフィー

参考:MBA Application Requirements、2023年8月時点

就労経験は出願要件に含まれておらずキャリアが浅い社会人や現役の大学生でも出願可能だが、大学卒業後の就労経験を評価する旨を明言しており、実際に殆どの学生が豊富な就労経験を有している(平均就労年数は5年)。

出願関連スコア
  • GPAレンジ:3.1 – 3.8
  • GMAT平均スコア:710
  • GRE平均スコア:N/A
  • 最低語学要件:TOEFL iBT 87、IELTS 7.0

 

出願準備はTOEFL/IELTS対策から

留学経験や海外経験がない人にとって一番大切なのは、いつ留学したいかを明確に決めて、早めに英語試験の対策を始めることだろう。

帰国子女が数ヶ月で終わらせてしまうような対策に、海外経験のない日本人は2-3年かかってしまうことも多い。

英語試験はやり方を間違えなければ必ず成果を出せるもの。このサイトでは、MBA留学準備に必要な情報を網羅的に提供しているため、リンク先から学習方法などを参考に対策を始めてほしい!

 

にゃんこ先生
英語試験対策は留学準備のファーストステップ!独学思考の方は下記も参考にしてね!
ねこ君
講師から教えてもらったり、相談もしながら進められた方が安心だなぁ。。添削とかも必要だよね?
にゃんこ先生
プロの講師からより効率的に学びたい!という方には、TOEFL・IELTSの学習コースも提供しているよ!

 

出願の流れ

出願の流れは、英語試験等をクリアし関連書類の準備→出願→面接→合否、となる。

出願締切日は例年10月、1月、4月の3回に分かれており、2024年入学のスケジュールは以下の通り。

  • 1st round: October 5, 2023
  • 2nd round: January 4, 2024
  • 3rd round: April 12, 2024

スケジュールは毎年変わるため、入学方法の詳細は公式HPから確認しておこう。

 

 

エッセイ対策

UCLAのエッセイでは必須の質問として、困難に直面しても挫折せずに目標に向かって取り組み達成した経験を聞かれる。指定文字数はたった250字のため、受験者は簡潔かつ直接的な解答案の作成が求められる。

UCLAでは、失敗や困難に耐えて乗り越える経験がリーダーシップ精神を育むと考えられているため、実際に直面した課題や困難について具体的かつ簡潔に示した上で、どのようなアプローチを取ったのかを着想を得たきっかけや目標達成に向けたモチベーション維持の動機などを含めて記載することが好ましい。

Required Essay

UCLA Anderson seeks to develop transformative leaders who think fearlessly, drive change, and share success. We believe the ability to persevere is an essential component of effective leadership. Please share an example from your personal or professional life where you demonstrated perseverance to accomplish a significant goal or milestone. (250 words maximum)

 

また、UCLAのエッセイには任意項目として採用担当者が酌量すべき事情を記載する欄がある。

GPAやGMAT・GREスコア、職歴など自分のプロフィールが他受験者に比べて劣っている場合、自分をアピールする場として活用できる。

ただし、本項目の内容が評価プロセスにおいて有利に働くことはないと明言されているため、何の理由もなく他の学校のエッセイなどを転用して適当に記入するのはおすすめしない。

Optional Essay

Are there any extenuating circumstances in your profile about which the Admissions committee should be aware? (250 words maximum)

出典:UCLA Anderson Essay Tips and Examples

 

面接形式・質問集

面接担当:研修を受けた2年目の学生

面接時間:30分

面接方法:Zoom会議

備 考 :面接担当者が応募者に偏見や先入観を持たないよう、事前に応募資料に目を通さないブラインドインタビュー形式を採用している。

  1. Walk me Through Your Resume
  2. Why an MBA? Why Anderson/UCLA? Why Now?
  3. What Clubs Do You Want to Get Involved In? What Other Ways Will You Get Involved in the
  4. Anderson/UCLA Community?
  5. How Will the Anderson/UCLA Network Help You? How Will You Contribute to It?
  6. Tell Me More About How Anderson/UCLA Will Help You Achieve Your Career Goals?
  7. What Are Your Short and Long Term Goals?
  8. Tell Me About a Time You Worked in a Diverse Team
  9. How Do You Deal With Conflicts With Teammates?
  10. What is Your Backup Plan if You Don’t Get an MBA?
  11. What is a Weakness of Yours and How Can You Work on that at Anderson/UCLA?
  12. Questions for the Interviewer

出典:Ace Your UCLA Anderson MBA Interview

 

UCLA MBA日本人向けの情報

日本人向けサイト

https://www.anderson-jaba.com/

にゃんこ先生
多くの海外MBAは日本人向けのアンオフィシャルサイトがある。学校の特色や合格体験記を目を通すと、どんな人がいるのか、どんなことに力を入れているのかがわかる。

 

大学院、MBAイベント情報

http://www.anderson.ucla.edu/degrees/full-time-mba/admissions/events

にゃんこ先生
基本大学で学校説明会をやっているけど、最近はオンラインのイベントも多い。オンラインは交通費がかからないから、とりあえず出席しておこう。

 

学校説明会イベント情報(in Japan)

http://www.uclajapan.gr.jp/index.html

にゃんこ先生
UCLAの日本同窓会でもイベント情報が更新される。
にゃんこ先生
英語の説明会は英語力の足しにもなるし、やる気を入れ直すきっかけにもなるからおすすめだよ。

 

にゃんこ先生
YouTubeにはUCLA MBAの動画がたくさん!学生生活をイメージしてモチベーションを高めよう!

What Makes Anderson Different?

A Day in the Life of a Full-Time MBA Student

 

終わりに

今回はUCLA MBAについて網羅的な解説をした。

情報は毎年変わるため、必ず最新の情報をHPで確認しよう。

MBAのイベント情報などは、Twitterでも随時情報発信しているため是非フォローしてほしい!

 

にゃんこ先生
MBA学校紹介のコーナーでは、50校以上のMBAプログラムをご紹介!色々と検討して、自分にあった学校を探そう!
にゃんこ先生
最後に、当サイトでは海外大学・大学院進学のサポートやTOEFL・IELTS対策専門のオンラインコースも提供しているよ!!留学準備や出願でお悩みの方は、遠慮なく連絡してね!

 

ねこ君
読んでくれてありがとう!!FacebookXのフォローもよろしくね!
にゃんこ先生
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にゃんこ先生
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