海外留学や海外MBAを目指すうえで重要なのは学校選び。
しかし、海外の学校を選ぶうえで、一つ大変なのは情報集めである。日本語の情報も少なく、イベントや学校説明会も気づいたら終わっていることも多い。
これは、そんな学校を選ぶうえで役に立つであろう情報、サイトを、学校ごとにまとめていくシリーズ第47段。今日は、トロント大学MBA。
WEBページを行ったり来たりする手間や、有用な情報を探す手間が省け、本来やらなければならないことに時間が使えるようになれば幸いだ。
また、ここのページに漏れており、役に立つ情報があれば、ドシドシコメント欄に共有してほしい。
目次
トロント大学MBA(Rotman)の概要
トロント大学MBAの基本情報
トロント大学は、オンタリオ州、トロントに本部を置くカナダの州立大学である。1850年に設置された。
フルタイムの学部生は約6万7千人と大学院生約1万5千名を合わせて8万2千名余りで在籍数はカナダ最多。アメリカを含めた北米全体でも5番目の規模を有する。
トロント大学のビジネススクール、ロットマンはカナダのトップスクールとして長年ランクインして、2018年Financial TimesのMBAプログラムランキングでは、カナダで2位に選ばれた。
フルタイムMBAクラスでは52%が留学生で、クラスの40パーセントは女性で構成されている。
2019年度フルタイムMBAの学費はカナダ市民と永住者は101,350ドル、留学生は109,970ドルで、カナダで最も高価なMBAプログラムだと言われている。
(wikiより抜粋)
ホームページ
http://www.rotman.utoronto.ca/
公式Facebook
https://www.facebook.com/RotmanSchoolOfManagement
RotmanのMBA世界ランキング
#39 QS Global MBA Rankings 2025
#15 Financial Times Global MBA 2023
学費とクラスプロファイル
学費
- プログラム期間:2年
- 学費:CAD $139,140(2年)
クラスプロファイル
- 学生数(Full-time MBA):266
- 女性比率:49%
- 留学生比率:70%
就職状況・平均給料
- 卒業後の平均的な初任給:USD117,524
- 卒業後3ヶ月雇用率:81%
- 平均年齢/平均勤続年数:28歳 / 5年
トロント大学MBA(Rotman)の特徴
多様性とグローバルなネットワーキングの機会
ロットマンはカナダで最大規模のMBAプログラムを提供しており、約60%の学生が国際学生という多様な環境が魅力だ。
また、ロットマンは90カ国以上に20,000人以上の卒業生を持つ強力なネットワークを築いているため、グローバルなキャリア形成が可能。
さらに、31の提携校への留学プログラムやグローバルコンサルティングプロジェクトなど、国際的な視野を広げるための機会も豊富に提供されている。
インターンシップとカスタマイズ可能なカリキュラム
ロットマンのMBAプログラムは、20ヶ月間のプログラム中に4ヶ月間の有給インターンシップを含む構成で、学生は就学中に実践的な経験を積むことができる。
また、100以上の選択科目から最大2つの専攻を選択し、キャリア目標に応じたカスタマイズが可能。
特に、自己開発ラボやリーダーシップ開発プログラムにより、リーダーシップやコミュニケーション能力を向上させるための支援も充実している。
MBAコース終了後に、3年間の就労ビザがもらえる
カナダ移民局は、2年間のMBAプログラムを卒業した留学生に、最長3年間の就労許可を取得することを許可している。(1年間のMBAプログラム卒業生は、最長1年の就労許可)
同じ北米だが、アメリカの場合はMBA卒業後の通常のOPTは1年であり、留学生が就職するハードルが高いが、カナダでは比較的現地就職の道も開かれている。
MBA卒業後に現地で働くことを目標としている方は、アメリカよりもカナダの方があっているだろう。
Rotman Full-Time MBA Open House
The Rotman School Welcomes You to Toronto
トロント大学MBAの偏差値は?出願の難易度や入学条件
海外の大学には、偏差値とという概念がないため、出願の難易度は出願の要件から判断することになる。
MBAの難易度と出願要件
トロント大学MBAへの出願で必要なものは以下の通り。これらの要件は、多くのMBAプログラムに共通する準備項目でもある。
このように、海外のMBA進学の難易度は、英語力や学力の証明など各種スコアの準備やエッセイ、インタビューなどの準備がハードルとなってくる。
トロント大学はカナダのトップスクールだが、アメリカのトップスクールMBAと比べるとGAMTのスコアも求められておらず、IELTS6.5からチャレンジできるため、難易度は中程度と言えるだろう。
- 学士号
- 成績証明書
- 英文レジュメ(最低2年の職務経験)
- 推薦状2通
- エッセイ
- ビデオエッセイ
- GMAT又はGRE
- TOEFL/IELTS
- インタビュー
出典:Admissions
- 平均GPA(またはレンジ):3.6
- GMAT平均スコア(またはレンジ):672
- GRE平均スコア(またはレンジ): NA
- 最低語学要件:
- TOEFL iBT 100 スピーキング・ライティング22以上
- IELTS 7.0 各セクション6.5以上
推薦状やエッセイなどについては、学校により要件が異なることも多いので、早めにアプリケーションのためのアカウントを作成して確認をしておくと安心だ。
出願準備はTOEFL/IELTS対策から
出願の流れ・出願期限
出願の流れは、英語試験などの必要書類を準備し、出願→面接→合否の順で進行する。
2025年9月入学のフルタイムMBAプログラム向け出願締切日は、以下の4つのラウンドに分かれている。
- Round 1: 出願締切 2024年9月25日
- Round 2: 出願締切 2025年1月15日
- Round 3: 出願締切 2025年3月5日
※国際学生(米国市民を除く)は、ビザ取得のためにもRound 3までの出願が推奨される。 - Round 4: 出願締切 2025年4月30日
出願は、全ての必要書類が揃った時点で審査対象となり、ラウンド間の期間中に提出された場合でも、通常8週間以内に結果が通知される。
なお、奨学金はすべての出願者が自動的に審査されるため、別途申請は不要である。
トロント大学MBA日本人向けの情報
日本人向けサイト
日本人向けサイトはありません。
日本人留学ブログ一覧
- Design*MBA=TBD (Class of 2009)
- -Toronto MBA Journal (Class of 2009)
学校説明会・イベント情報
https://www.london.edu/masters-degrees/mba/information-events