巷では、ライティングは簡単、コツを掴めば28点が安定して取れるといった、悪質な噂を流す予備校や輩が存在する。
確かに、20点を超えるまでは、他のセクションと比較すると、費用対効果は悪くない。
しかし、その先は、一向に上がらない点数。一体何が問題なのだろうか?
目次
TOEFLライティングについて
TOEFLライティング 採点の3大要素
TOEFLライティングの採点は、とても簡単に言うと以下の3つのポイントから採点される。
- 文法(+表現)
- 量
- 内容
そして、学習者は①文法と②量ばかりを重視し、③の、「内容」を軽視しがちである。特に、Independent Taskでは、自分の意見を表現するのが苦手な日本人にとって鬼門となる。
今日は、文法、量を多く書くポイントだけでなく、内容を充実させるためのちょっとしたコツと考え方も書いていきたい。
≫参考:高得点取得に必須!TOEFLライティング採点基準の分析と対策
ライティング問題形式の理解
習うより慣れろ
まず、自分で一度ライティングの問題を解いてみよう。問題形式を理解するために、自分で一通り解いてみるのが一番である。
中国TPOを使って、問題形式を確認してみよう。
Task1 Integrated Writing
まず、3分で文章を読み、3分程度のリスニング。その後20分で回答をタイピング。
文章では、あるトピックに対して、3つのポイントを解説する。リスニングではその3つのポイントに対してそれぞれ反論する。
文章の内容とリスニング内容を要約することが仕事。自分の意見は必要ない。目標文字数は300文字~350文字。
Task 2 Independent Writing
短い問題文に対して、自分の意見を30分でタイピング。目標文字数は400-450文字。
問題例は過去問185や直近のTOEFLライティング問題を参照しよう。
テンプレートは必要?
ライティングではテンプレートが使える。しかし、テンプレートには一切点数が配点されないため、長いテンプレートを覚えるだけでは20点を超えることはできない。
テンプレートはあくまで構成を整えるために利用し、最小限にしよう。
そして、内容を充実させ、それによって文章量を増やすことをことを意識しよう。
Integrated Task対策
テンプレートに夢を見るのはもうやめよう。
Integrated Taskのテンプレートは100文字程度で十分。150文字程度のテンプレートも存在するが、たった20分しかないエッセイの時間を、テンプレートに使うのは無駄である。
テンプレートを+50単語タイプするよりも、+50単語で内容を充実させることを考えよう。
テンプレート
導入
In the lecture, the lecturer casts doubt on the idea that (リーディングのメイントピック)
The lecturer insists that (リスニングのメイントピック、基本的にはリーディングへの反論)
ボディパラグラフ①
First of all, the author of the reading passage states that (リーディングのポイント1)
However, the lecturer contradicts this point by arguing that (リスニングのポイント1)
ボディパラグラフ②
Another point the author makes in the reading is that (リーディングのポイント2).
In contrast, this is challenged by the lecturer’s position that (リスニングのポイント2).
ボディパラグラフ③
Finally, it is maintained in the reading passage that (リーディングのポイント3).
On the contrary, this point is strongly rebutted by the lecturer’s claim that (リスニングのポイント3).
結論
In summary, the arguments presented by the lecturer challenge the claims stated in the reading passage.
学習TIPS
⑴ 文法(+表現)
スペルミス、単複、時制、冠詞等、基本的なミスを減らすことが重要。ここでは、ワードのスペル修正機能ではなく、Grammarlyと言うサービスを利用することをおすすめする。
⑵ 量
Intergrated Writingの目安は300-350文字程度。そのうち100文字はテンプレートだ。
文章とリスニングの内容を要約する際に、分量はR : L=1 : 2を意識しよう。文章要約は1~2センテンス、リスニング要約は2センテンスを書くことを意識しよう。
⑶ 内容
自分で想像力を働かせる必要はない。全ては文章とリスニング内にある。
文章内容を要約する際には、そのままコピペをするのではなく、書き換えを意識しよう。
一番簡単な書き換えは、受動態を能動態に、能動態を受動態にし、単語を一つか二つ書き換える。関係代名詞を足したり減らしたりして、コピペをしていない感を出すのだ。
リスニングに関しては、聞けるか聞けないかでしかないため、リスニング力とメモ取り力の向上に取り組む必要がある。
Independent Task対策
Independent Taskの問われ方は大きく2つ。
Agree or Disagree(What do you think?) 又は Which do you prefer? である。
問われ方により、使うべきテンプレートが変わる。
テンプレート
Agree or Disagree (What do you think?)
この2つのタイプは、同じテンプレートで回答が可能である。
自分の意見を掲示し、その意見を3つの理由をあげてサポートする。
導入
Some people agree with the statement, “問題文の引用”. Others disagree. OR Some people think that (自分の意見と被らない適当なidea1). Other people think that (自分の意見と被らない適当なidea2).
If asked, both sides will provide logical reasons to support their stance.
I disagree/agree with the statement,”問題文の引用”. OR I think that (自分の意見)
Let me show you what I mean.
ボディパラグラフ①
トピックセンテンス(disagree/agree、自分の意見をサポートする理由)
理由の説明(3-5センテンス)。
ボディパラグラフ②
上に同じ
ボディパラグラフ③
上に同じ
結論
In conclusion, from the above reasons, (※) I disagree/agree with the statement,”問題文の引用”. OR (自分の意見).
(※) 導入から自分のスタンスをコピーする。
Which do you prefer?
2つ以上のものから、どちらかを選べと言う問題には、こちらのテンプレートを使う。
ボディパラグラフで、自分の意見だけでなくもう一方のスタンスに関する見解も述べる必要がある。
導入
Some people prefer (一つ目の見解). Other people prefer (もう一方の見解).
If asked, both sides will provide logical reasons to support their stance.
I prefer (自分の見解)
Let me show you what I mean.
ボディパラグラフ①
トピックセンテンス(自分が選ばなかった見解に関するサポート)
理由の説明(3-5センテンス)。
ボディパラグラフ②
トピックセンテンス(自分が選んだ見解に関するサポート)
理由の説明(3-5センテンス)。
ボディパラグラフ③
上に同じ
結論
In conclusion, from the above reasons, (※) I prefer (自分の見解) .
(※) 導入から自分のスタンスをコピーする。
学習TIPS
⑴ 文法(+表現)
Integrated Writingと同様、添削サービスのGrammarlyが使える。
⑵ 量 and ⑶ 内容
Independentタスクでは400-450文字を目安としよう。
Independent Taskは昨今難化傾向にあり、英語力+考える力をつけなれば、良いideaは出てこない。
そして、良いideaが出てこなければ、量も増やすことができないと言う悪循環に陥る。
内容と量を増やす方法としては、ボディパラグラフのセンテンスを、ジェネラルなアイディアを1-2文、自分の経験談を2-3文にすることだ。
自分の経験談だけを描いても、説得力に掛けてしまう。
しかし、ジェネラルな話を4-5文書こうとすると、途中でネタが尽きてしまうだろう。
ボディパラグラフ例
質問例:ショッピングモールを近所に作るのに賛成反対?
意見:賛成
トピックセンテンス①: 地元のコミュニティに職を増やしてくれる
センテンス②:(ジェネラル) ショッピングモールには人手が必要
センテンス③:(ジェネラル) 建設のためのworkerだけでなく、レストランやショップんでのレジ打ちとかオーナーとかバイトとか色々仕事を生み出す。
センテンス④:(パーソナル) 自分が子供のころ、ショッピングモールが自分ちの近くに建設された
センテンス⑤:(パーソナル) お父さんは無職だったけど、そこでレストランの職を得ることができて・・・
≫参考:段落別解説 添削例で学ぶ!TOEFLライティング高得点のコツと対策
Independent Task 実践編
テンプレートの使い方を例題を使って理解しよう。
実践編① What do you think?
実践編② Agree or Disagree?
実践編③ Which do you prefer?
TOEFL本試験の豆知識
本試験中の文章コピペの方法
試験中、自分で書いた文章をコピペしたくても「コピー」ボタンがない。そして、Control+Vも使えない。
コピペをする際は、一度コピペしたい文章を「カット」する。「カット」するとその文章が消えてしまうため、カットした場所に「ペースト」しよう。
その次に、コピペしたい場所へもう一度「ペースト」することでコピペができる。
USキーボードの確認
試験中に使うキーボードは、日本のキーボード配置ではなく、USのキーボード配置であり、アポストロフィーや引用マークのタイプ方法が異なるため、本番前にこちらを確認しておこう。
よくある質問集
- 80点、100点目指す時ライティングは何点取るべき?
それぞれの学習者のセクション別のレベルによって、目標スコアは若干異なってくる。
一般的には、80点を目指す場合ライティングは20点、100点を目指す場合は25点以上を目標にすると他のセクション(特にスピーキング)のストレスが少なくなる。
- 初心者だけど、いつどのタイミングでライティング対策を始めたほうがいい?
アウトプットのためにはまずはインプットを増やすことが重要。
英語学習では、リーディングとリスニングがインプットで、スピーキングとライティングがアウトプット。TOEFL対策の時も、まずリーディングとリスニングの得点を押さえにいくと高得点が取りやすくなる。
80点が目標であればRとLで42点程度、100点の場合はRとLで50点程度取れるようになってからライティングの対策を始めると効率が良いだろう。
- TOEFLライティングのスコアの見方は?
スコアの見方は、TOEFLライティング採点基準の分析で詳しく説明している。
- TOEFLライティングにおススメの参考書や問題集ある?
今の時代はネットであふれるほどの情報があるので、参考書よりおすすめの勉強法は成功者の経験やプロの講師からコツを学ぶこと。
その上で過去問を練習問題として書く練習を行い、添削・フィードバックがあると上達が早くなる。
ライティング高得点の勉強法やプロ講師の記事は、すべてここに集めているので目を通してほしい。
過去問やサンプルエッセイに関してはこちらを参考にしよう。
≫ 過去問185問で攻略!TOEFL対策ライティング教材 + 解答例
- ライティングで暗記すべきフレーズがあったら教えて!
この記事で共有したテンプレート(或いはネットで集めたテンプレート)ぐらいは覚えよう。その他は覚えきれないので、暗記で高得点を取れると思わないように。
暗記より、いかに自身の英語表現や語彙力をレベルアップするかを考えよう。下記の記事は参考になるはずだ。
≫ TOEFLライティング対策 英語表現力アップの4つのコツと表現集
- 本試験の時何を書いたら良いか思いつかない。。。
これは言葉の問題より、論理的に考える能力に欠けているのではないだろうか?つまり、同じ質問を日本語で聞かれてもどう答えれば良いか分かっていない状態だ。
ロジカルに物事を説明することに苦手意識があれば、過去問(質問のタイプ、トピックのカテゴリ等)とサンプルエッセイを研究し、使えそうなネタを普段から集めておこう。
そして、ロジックの立て方について、下記の記事も参考にしてほしい。
≫ TOEFLライティング対策 ロジック的に論点を支える書き方【Independent Task】
writing頑張るぞい
油断しないで頑張ろう!
復習の仕方教えてほしいです
ライティングの復習方法は人によってやり方が異なってくるけど、私のおすすめは以下の通り。
①毎回の練習の後、まずGrammarlyでミス確認して、自分のミスの傾向を把握する。文法やスペルを間違えた単語を書き出して、次回間違えないように注意する。(とは言っても、練習を重ねないと間違いは減らないから、次は100%間違えないようにする!と言うのは現実的ではないよ。少しづつ意識できるようにするのが重要。)
②似ているトピックの模範解答を読んで、「この表現がいいね」「この理由やネタは思いつかなかったね」という箇所を吸収しよう。必要があればこの新しい表現等をノートにまとめておいて、時々めくって馴染んでいく。
③次のライティング練習の時、前回犯した文法や単語ミスはできる限り減らし、新しい表現等を意図的に使ってみる。
④本番では一度エッセイを書いた後に見直しをすると思うけど、なかなか間違いを見つけるのって難しいよね。そう言う時は、自分が練習で書いた、grammarlyで直す前の原稿を保存しておいて、3-5分で間違いを見つけて直す練習をするのも良いと思う。
こういうトレーニングを10回、20回、50回やれば、ライティングの質はぐっと上がると思う。
他の皆さん、もし自己流のライティング練習・復習方法があれば、ぜひ共有してね!
おまけ
⑤洋書をたくさん読む。簡単な洋書でも良いから、1日30分は英語を読む(あるいは聞く)とことを習慣化する。ライティングのスコアにすぐに直結するわけではないけど、読む力と聞く力は英語力(もちろん書く力)のベースになる。この時、いい表現を覚える!みたいなことはしないで良い。単純に読むことを楽しもう。
Grammarlyは有料会員にならないと添削ではつかえませんか?
無料会員でも基本の添削(スペルやa、the、複数、動詞の単複等)は使えるよ。まずは、そういう基本的なミスを減らすことが重要だから、まずは無料版でも十分だと思う。
もちろん、有料版ではもっと多くのミスをチェックしてくれるから、無料版を気に入ったら、あるいはもっと上のレベルを目指す場合は有料版の検討をしてみればいいんじゃないかな。
https://www.path-to-success.net/grammarly#i-3
いつもためになる記事を更新していただきありがとうございます。
ライティングに関する記事を読ませていただきましたが、全てにおいてボディが3つからなる、5パラ構成でした。巷の塾ではボディ2つから成る4パラ構成が推奨されていたのですが、どちらの方が良いのでしょうか。
実際にライティングをするとなると。問題によっては3つ利点を挙げるとどれも似通った内容になってしまう場合があります。(アイディア出しが足りていないだけなのかもしれませんが)
文字数が多くて4パラ構成(400字程度)なのと文字数が少なくて5パラ構成(350字程度)だとしたらどちらの方が良いですか?
また、Which do you prefer問題において、ボディ1とボディ2,3で正反対のことを言うことになると思います。英作文全体としての主張が一貫しなくなると思うのですが、その点は良いのですか?
質問が多くなってしまい申し訳ありませんが、一つずつでも構いませんので、よろしくお願いいたします。
Kuriさん、いい質問ありがとう!この記事は、いわゆる日本式のTOEFL Writingの知恵を総動員したものなのだけど、私も世界を旅して新しいことを学んで、そろそろアップデートしなくてはと思っている。
この記事の内容を利用して、20点ぐらいは簡単に到達するだろう。また、内容の説得力をあげて文法や単語ミスを減らせば25点も夢ではない。しかし、それ以上(26点以上)目指すためにはこれだけで足りないため、今後高得点獲得のための記事も書いて行こうと思っている。
まず、ボディ二つと三つどっちがいいという話。
ボディ三つというのは絶対条件ではない。ただ、誰にも「ボディ二つで十分だよ」ということは言わない。上級の英語表現を使いこなして、ロジックがあって、自分の意見と論点をしっかりサポートしている内容のであれば、ボディ二つでもGoodが取れる。通常の場合、ボディ三つを作った方がセーフ。
また、文字数について。
実は、高得点を目指す場合、文字数にそこまでこだわる必要がない、つまり、より多く書けば点数が高いという訳ではない。なぜ日本で「量」が重要視されているのかというと、表現力UPや文法のミスを減らすは簡単ではないから、「量」を書くことで具体性や内容力をアップして他の部分をカバーするということ。しかし、この戦略では、量を書くことによってミスも増えるので、20~25点は取れるが、高得点を取るのは難しい。
じゃあ300文字でも良いの?ということだが、300文字でもgoodは取れる。しかし、文字数が少ないのであれば、その分上級の表現も駆使しながら、良い内容を書かなければならない。問題なのは、どこに行ってもどうやって上級の表現を学べば良いのか、どう使えば良いのかは教えてくれないし、教えられない、ということ。だから、とにかく量、量という戦略が流行っている。
長くなってしまったけれど、これからライティングを始める初心者だったり、ライティングの基礎を学ぶという意味ではこの記事で良いのだけど、高得点を目指すためには丁寧な添削や文章の構成や表現のアドバイスなどもやっぱり必要になるため、予備校の力を最終的には借りた方が良いこともある(ただ、良い予備校を選んでね・・)。
No Magicでは、日本スタイルのTOEFL ライティングとは全く異なる戦略を教えるWriting Classを企画しているので、今後必要になったら是非受講を検討してみてほしい。100点〜を目指す場合、ライティングを本格化させる前にReadingとListeingで50~55点ぐらいを目指した方が、ライティングも効果的に学べると思う。読むことと聞くことは全てのセクションの基礎なので。
今後バージョンアップしたTOEFL Writing記事も楽しみにしていてほしい!
コピペをする際は、一度「カット」、その場所に「ペースト」、最後にコピペしたい場所へ「ペースト」と、2回ペーストすることでコピペができる。
の意味わかる方いらっしゃいますか?
コピペをする際は、一度「カット」、その場所に「ペースト」
の意味が知りたいです。
ちょっとわかりづらかったね、説明を直したので確認してみてね!また質問があればコメントしてね!
細かいところなのですが、
Integratedのテンプレートの導入部分の1行目と2行目の間にHowever,を入れるとくどくなってしまうでしょうか?
接続詞を入れたほうがいいかなと思う反面、Howeverの使いすぎで減点しまうのかなと思ったので質問させていただきました。
ご回答よろしくお願いします。
わっふるさん、質問ありがとう!
導入部分にHowever等の接続詞を入れて構わないよ。使いすぎにならないように、ボディパラグラフで別の言葉(Meanwhile, Contrarily, とか)を使えば良いね!
タイプミスの見直し時間をとってもなかなかミスを発見できません。どのようにしてなくしていけばよいでしょうか?
普段練習の際には、書いたエッセイをGrammarlyにかけて、自分のミスの傾向を把握することかな。そして、見つけたミスを次から減らせるように意識する。
また、一度自分で見直したエッセイをGrammarlyにかけることで、何を見落としていたのかも知ることができるので有効だよ!
https://www.path-to-success.net/grammarly
ニャンコ先生こんにちは!いつも記事を参考にさせていただいてます‼︎
わたしは留学をめざしてTOEFL対策しています。
もともと
16 14. 6 8.
だったのが4、5ヶ月で今やっと
R17 L20 S15 W16 68
くらいになりました!
が、writingで20点は必ず欲しくて毎日かならず一問はとき、自分で確認したりしています。時々添削してもらったりもします。でもなかなか15点前後から伸びません。やっぱり語彙力が不足しているのでしょうか、
またreadingも毎日解く➡︎まるつけ➡︎もう一回読んでわからないところ調べること、と、洋書を読んでいますがなかなか変わりません。
ぜひ先生に改善点を教えていただきたいです‼︎
ばびーさん
質問ありがとう!R以外のセクションは全て大幅スコアアップできて素晴らしいね!
ライティングのスコアは、語彙力だけではなく、構成、文法、ロジック、Task 1であれば重要な情報の漏れがあるかどうか等、様々なポイントに影響される。
こちらの記事でライティングの採点基準を理解した上対策しよう。
https://www.path-to-success.net/toefl-writing-rating-criteria
単語や文法だけでなく、内容面が悪いとスコアアップにつながらないこともあるので気をつけて欲しい。
Rについて、「読んでわからないところを調べる」というのは、具体的にどんなところが分からないことが多いかな?
例えば、分からないのが単語だけなのか(なら単語を覚える)、文の意味・前後の関係等を正確に理解できているのか(できていないならその文の文法や構造を研究)、正解がなぜ正解なのか、なぜ間違えたかの原因を分析して、弱い部分を克服するための学習が必要だね!
いつも拝見しています。
10/24に受けたTOEFLがR27 L27 S19 W20で、合計93点でした。なんとか年内に100点を超えたい場合、今後はwritingに注力すべきでしょうか。
また、writingはいつも制限時間内に考えがまとまりきりません。練習あるのみとは思いますが、時間内に書き切るコツなどあったら、教えてほしいです。
なおさん
質問ありがとう!
目標まであと少しだね!これからは、RとLのスコアを維持しつつ、Sを2、3点程度、Wを4、5点アップする、というのは現実的な話しだと思うよ。
ライティングは、エッセイの構成に慣れていないと考えをまとめづらいかもしれないね。
そのため、コツというより、「エッセイの構成を把握→時間制限なしで練習→講師に添削してもらう→フィードバックをもとに改善→その繰り返し→本番通り時間制限付きで練習→添削→改善」という地道な方法が一番おすすめかな。
TOEFLライティングに関しては、There is no Magic!!のオンライン講座で講師の添削は定評があるため、検討してみても良いと思うよ!
ありがとうございます!
そうですね。まずは制限時間なしで練習します。添削も検討してみます。
Independent taskのテンプレート例文にあるORの意味を教えてください
ORは「または」という意味だね!
公式問題集の解答を見るとIndependent Taskの結論がどっちつかず(場合による)みたいな場合が多いですが、やはり賛成か反対のどちらかに絞って書いていく方が高得点を狙いやすいのでしょうか?
りりさん、質問ありがとう。
高得点を取るため、賛成でも、反対でも、中立(どっちつかず)でも構わないよ。その中で、自分にとって一番書きやすい(ロジック的に説明しやすい)立場を選んで書けば良い。
多くの受験者(特に初心者)にとって、採点基準の中にある「一貫性」を保ちやすいので、基本的には賛成・反対に絞って書くことをおすすめしているよ。
いつも拝見させていただいています。
留学のために去年9月に試験を受け、以下のようなスコアを取得しました。
W21 L23 R18 S23 Total 85
結果今年の夏に米国に行けることになったのですが、英語の学習と今後も踏まえて、できたら二か月後(7月初旬)には100点前後に届けたいです。
この場合、ライティングとリーディングを重視したほうがいいでしょうか。その場合、スピーキングとリスニングは継続しつつできたら25に届けたいのですが先生のご助言をお聞きしたいです。
よろしくお願いします。
マーライオンさん
質問ありがとう!留学が達成できても、引き続き英語力を磨くスタンスは素晴らしいね!
これからの留学生活のためであれば、まずはリーディングとリスニングをもっと伸ばして欲しいなと思う。
留学中は大量な参考資料や論文を読む必要があるため、リーディング力(長文・論文の読み方、短時間で趣旨や論点を理解する力)が必須。リーディング力が足りないと、すごく苦労する。
同じく、講義についていくためでも現地の人と交流するためでも、スピーキングよりまずリスニングを磨こう。
それを意識して、100点を目指すには、Rを18から28に、Lを23から少なくとも26に、RとLが伸びたらWは少し対策するだけで簡単に2,3点伸ばせるはず。
頑張ってね!