【TOEFLリーディング満点】15点→30点の独学法を公開!おすすめ教材も紹介

ねこ君
TOEFLのリーディングって、文章が長いし単語も難しいし、毎回タイムオーバーになるんだよね…。読むだけで疲れちゃう。
にゃんこ先生
そうそう、特に英語を日本語に訳しながら読もうとすると間に合わないんだ。TOEFLって、いわば「英語を英語のまま理解する」練習場なんだよ。
ねこ君
ネットで調べても、「この教材がいい」「いやいや多読が大事」って色んな人が言ってて、何を信じていいかわからない…。
にゃんこ先生
それなら、実際にTOEFLに苦労した人の体験談が一番参考になるよ。リアルな勉強プロセスや教材選びの失敗も全部含まれてるからね。
にゃんこ先生
今回は、そんな「遠回りもしたけど最終的に満点を取れた」Hiroshiくんの話。きっと、今つまずいてる人のヒントになるはず!

僕自身、海外経験ゼロ、初スコアは15点という、正直かなり厳しいスタートでした。

最初は英文を読むのもひと苦労で、「TOEFLのリーディングなんて無理だ…」と何度も思いました。

でも、試行錯誤しながら単語・多読・問題演習を組み合わせていく中で、少しずつ手応えを感じるようになり、最終的には23回目の試験でリーディング30点を達成することができました。

僕のように英語に自信がなくても、「正しい努力」を続ければ、TOEFLリーディングは必ず伸ばせます。

これから海外の大学や大学院を目指す人、キャリアのためにTOEFLが必要な人の参考になれば嬉しいです。

TOEFLリーディング対策の3本柱とは?

TOEFLリーディングで高得点を取るためには、やみくもに問題を解くだけでは不十分です。

僕自身が15点から30点までスコアを伸ばす中で痛感したのは、3つの軸をバランスよく鍛えることの重要性でした。

 

単語力の強化

TOEFLリーディングでは、アカデミックな英文をテンポよく読みこなす必要がありますが、単語力が足りないとそれ以前の問題になります。

知らない単語があると、そこで思考が止まってしまい、全体の理解にも悪影響を及ぼします。

特に重要なのは、TOEFL頻出語の定着類義語の把握

選択肢では言い換え表現がよく使われるため、意味の近い単語も一緒に覚えるのが得策です。

 

多読による読解スピードの底上げ

単語を覚えただけでは、リーディングで時間内に全問解き終えることはできません。

必要なのは、英文を英語の語順のまま、止まらずに読み進める力です。

この力をつけるには、易しめの英文を大量に読む「多読」が効果的です。

特にリーディング20点未満の段階では、問題演習よりも「読む量」を意識した方が、長期的には大きく伸びます。

多読を通じて英語を「読む体力」を養うことが、スコアアップの土台になります。

 

問題演習と復習の徹底

単語と多読で基礎体力がついたら、最後は実戦形式の問題演習とその復習に力を入れます。

ここで重要なのは、「間違えた問題を放置しないこと」と「復習を徹底すること」。

TOEFLは設問のパターンや正解の根拠にある程度の“クセ”があります。

これを自分なりに言語化して、「なぜこの選択肢が正解なのか?」「なぜ自分は間違えたのか?」を深掘りすることで、確実にスコアが安定していきます。

 

Hiroshi
僕は海外経験もなくて、初めて受けたTOEFLのリーディングは15点でした。
Hiroshi
最初は単語力も読解力もなくて、TOEFLのリーディングを最後まで解けないで終了ってこともたくさんあったんですけど、TOEFL10回ぐらい受けてきたところで20~25点ぐらい取れるようになりました。
Hiroshi
それからなかなか点数が伸びなかったんですけど、最終的に23回目で30点を達成できました。TOEFL23回って受けすぎですよね・・?お金の無駄ですよ、、ホントに。
Hiroshi
TOEFLのリーディングは、海外経験がなくても、対策次第で満点が狙えるセクションだと思います。私の経験が勉強の参考になれば嬉しいです。

 

スコア別リーディング勉強法の実例

ここでは、僕が15点から30点満点を取るまでの道のりを、スコア帯ごとに振り返りながら、どの段階で何をすべきかを解説していきます。

 

15〜20点:まずは単語と復習の習慣化

TOEFLリーディングで15〜20点のスコア帯は、英語の基礎体力がまだ足りない時期

僕自身も、最初の頃は問題文を読むだけで精一杯で、設問に辿り着く前に時間切れ…ということが何度もありました。

 

● この時期にやったこと:

  • 単語帳は定番の『TOEFL英単語3800』を使用。レベル2までしかやっておらず、語彙が不足していた。
  • 演習はオフィシャルガイドやBarron’sを使っていたが、復習をほとんどしていなかった
  • 多読は全くしておらず、読解スピードが圧倒的に足りなかった

 

▶︎ 反省点:

この時期にやるべきだったのは、「問題を解いて終わり」ではなく、なぜ間違えたのかを丁寧に復習する習慣をつけること。

そして、TOEFL頻出語彙をレベル3まで仕上げてから本番に挑むべきだったと痛感しています。

 

Hiroshi
最初はただ解いて終わり…復習もせず、同じミスを何度も繰り返してました。
Hiroshi
本気でやるなら「なぜ間違えたか」に向き合う時間を作ってください。

 

20〜25点:多読を始めた中間ステージ

20点を超えると、ある程度「読める」実感が出てきますが、時間内に3パッセージを解き切ることの難しさに直面します。

ここで僕は初めて、「単語を覚えるだけでは足りない」と気づきました。

 

● この時期にやったこと:

  • 単語帳を『TOEFLテスト頻出英単語4000(同義語付き)』に切り替え。選択肢の言い換え対策として有効だった。
  • ペンギンリーダーズや英字新聞などを活用して多読をスタート。読むスピードを意識しながら、毎日1本以上の記事を読んだ。
  • 演習では引き続きBarron’sを使用したが、本番より易しいため、伸び悩みの原因に。教材選びに迷走する時期でもあった。

 

▶︎ この時期の教訓:

語彙力と読解力は別物。「英語を英語の語順で読む力」を鍛えるためには、簡単な文章を大量に読む“多読”が必須だと痛感しました。

 

Hiroshi
「単語は覚えたのに伸びない…」と悩んでた時、多読の力にやっと気づきました。
Hiroshi
簡単な英文を毎日読むだけで、読解スピードがぐっと上がります。

 

25〜30点:“正答率を上げる”段階へ

このスコア帯では、文法や語彙はある程度仕上がっている前提で、設問のパターン理解と正確な読解力が求められます。

ここからは、“いかにミスを減らせるか”の勝負でした。

 

● この時期にやったこと:

  • 問題演習中に出てきた知らない単語をノートにまとめて定期的に復習。単語帳だけではカバーできない語彙を補強。
  • 中国TPO(TOEFL Practice Online)を活用し、本番形式で30セットを3周。パソコンで実際のテスト画面に慣れる訓練も兼ねた。
  • 苦手トピック(科学・歴史など)をジャンル別に分けて重点演習。自分の苦手パターンを潰していくイメージで対策。

 

▶︎ 実感したこと:

TOEFLリーディングは、量よりも“質”の勝負に切り替わる段階。

ミスの原因を分析し、正答パターンを体系的に理解することで、初めて安定して27〜30点が狙えるようになりました。

 

Hiroshi
模試の結果だけじゃなく「どこで時間を失ってるか」まで分析すると、精度が変わります。
Hiroshi
間違いノートの活用が、最後の5点を埋めてくれました。

 

おすすめ教材まとめ|単語帳・多読・模試

ここでは、僕が実際に使って効果を感じた教材を「単語」「多読」「模試」の3カテゴリーに分けてご紹介します。

単語:『TOEFLテスト頻出英単語4000』

TOEFL対策といえば『TOEFL英単語3800』が有名ですが、僕がよりおすすめしたいのがこの『頻出英単語4000』です。

特徴とおすすめポイント:

  • 同義語や言い換えが併記されているので、選択肢のパターンに慣れやすい
  • 単語の出現頻度順ではなく、TOEFL出題形式に即した構成
  • フォントやレイアウトも見やすく、長期的な学習に向いている

 

Hiroshi
3800も良いんですが、+200語あるのと、3800にはない類義語も合わせて学べるのでこちらを使いました。
Hiroshi
単語帳を一通り覚えたあとは、問題演習中に出会った分からない単語をノートにまとめて、ちょこちょこ覚えるようにしていました。

 

 

多読:ペンギンリーダーズ(Penguin Readers)

リーディングスピードや“英語を英語のまま理解する感覚”を育てたいなら、多読は必須です。

その中でも、初心者から中級者まで幅広く使えるのがペンギンリーダーズ。

難しすぎるレベルを選ぶと挫折するので、最初は「余裕で読めるレベル」から始めることが重要です。

特徴とおすすめポイント:

  • 物語のレベルが1〜6まで分かれていて、自分に合った難易度で読める
  • 映画や童話など、知っているストーリーが多く読みやすい
  • 1冊あたりのページ数が少なく、移動中の学習にもぴったり
Hiroshi
多読ではペンギンリーダーズを重宝していました。
Hiroshi
このペンギンリーダーズは、馴染みのある童話や映画が、比較的簡単な英語で書かれている薄めの本です。これを大量に大人買いして、疲れた時や電車の中で読んでいました。

 

多読の重要性

Hiroshi
多読は、「簡単な英語をできるだけたくさん読む」ことが重要です。
Hiroshi
帰国子女でもない限り、これまでの人生で読んできた英語量が圧倒的に足りないと思います。そんな状態で、アカデミックなTOEFLの文章を読んでも、全く頭に入ってこないと思います。
Hiroshi
さらに、本番の時間的なプレッシャーがある中で、きちんと理解することなんて、不可能に近いです。英語を英語のまま理解する力を磨き、速読力をつけるための多読です。

 

 

模試:中国TPO(TOEFL Practice Online)

スコア25点以上を狙うなら、本番同様の環境での模試演習が欠かせません。

その中で僕が一番使ったのが中国TPO模試です。

模試だけで復習を怠ると、「解いて満足」で終わってしまうリスクがあるので、必ず間違いの分析に時間をかけましょう。

特徴とおすすめポイント:

  • パソコンで本番そっくりの画面・時間配分で演習可能
  • 回数が豊富で(30セット以上)、苦手トピックの絞り込みにも使える
  • 実戦感覚が養えるので、時間配分のトレーニングに最適

 

Hiroshi
私は中国TPOを使って、以下の方法で勉強しました。
  1. 中国TPOで問題を解き、間違えた問題や、時間をロスした問題の原因を理解する
  2. 苦手なトピックを集中して取り組む
  3. 知らない単語が出た際は自己作成の単語ノートに書き込む
  4. 復習時は脳内で図がイメージできるレベルまで読み込む
  5. 各問題を3ループは行う

 

予備校は必要?独学とスクールの比較

TOEFLリーディングの学習方法を考えるうえで、多くの人が一度は悩むのが「独学か、予備校か」という選択です。

僕自身、いくつかの予備校に通ったことがありますが、正直に言うと――リーディングに限って言えば、予備校は必須ではありません

 

なぜ予備校がなくてもリーディングは伸ばせるのか?

リーディングは「自習で伸ばしやすい」セクションです。

その理由は明確で、以下のスキルが自分のペースで積み上げやすいからです。

  • 単語の暗記(反復学習)
  • 読解スピードの向上(多読で蓄積)
  • 問題演習 → 答え合わせ → 弱点分析

これらは他人に教わるというより、自分の読解スキルを“地道に磨く”しかない分野です。

つまり、正しい方法と継続力さえあれば、独学で十分に30点を狙えるというのが僕の結論です。

 

それでも予備校に通ってよかったことがあるとすれば?

あえて言うなら、「勉強法のヒント」は得られました。

  • 自分に合う教材の発見
  • リスニングやスピーキングなど他セクションのアドバイス
  • 同じ目標を持つ人との交流・刺激

ただし、リーディングそのものを直接伸ばしてくれたかと言えば、NO

最終的にスコアが伸びたのは、中国TPOを使って自力で分析と復習を重ねた時期でした。

 

独学でも迷わないために大事なこと

独学で重要なのは、「自分に合った勉強法を、できるだけ早く見つけること」です。

  • 単語が苦手なら:アプリやフラッシュカードで反復を強化
  • 読解が苦手なら:やさしい文章から多読に取り組む
  • 演習が苦手なら:中国TPOや公式問題集で「本番慣れ」

僕は試行錯誤に時間をかけすぎて、結果として23回もTOEFLを受けてしまいました。

もしあのとき、今の自分の勉強法にもっと早く辿り着いていれば、時間もお金もずっと節約できたはずです。

 

Hiroshi
TOEFLのリーディングは予備校は必要ないと思います。
Hiroshi
予備校は結局単語の暗記と問題演習なので、お金の無駄です。自分で問題を解いたほうが効率的だと思います。
Hiroshi
私はリーディングでもいくつかの予備校に行ったのですが、一番役に立ったのは中国TPOでした。

 

終わりに

TOEFLリーディングは、正しい方法でコツコツ積み上げれば努力がスコアに直結しやすいパートです。

スピーキングやリスニングと違い、自分のペースで実力を伸ばせるのが魅力でもあります。

初回15点だった僕でも、23回目で満点を取れたように、地道に続ければ必ず結果は出ます

一日一単語、一記事でもOK。自分に合った方法を見つけて、マイペースに続けていきましょう。

 

Hiroshi
ここまで読んでくださってありがとうございました。今日からの一歩が、未来のスコアを変えるはずです!

 

にゃんこ先生
最後に、当サイトではTOEFL・IELTS対策専門のオンラインコースも提供しているよ!英語対策でお悩みがあれば、遠慮なく連絡してね!

 

 

ねこ君
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にゃんこ先生
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にゃんこ先生
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