海外の大学や大学院への進学を目指すとき、最初に立ちはだかる壁が「英語試験」だ。
TOEFLやIELTSは単なる試験ではなく、留学への切符となる重要なステップである。
だが、多くの日本人が「スコアが伸びない」「勉強法がわからない」と挫折しがちだ。
予備校の広告や口コミに振り回され、時間もお金も浪費してしまう人も少なくない。
さらに、独学で挑戦しようとしても、膨大な教材や情報に埋もれてしまい、どこから手をつければいいのかわからないことが多い。
本記事では、TOEFL・IELTS対策に対し、最短かつ最適なアプローチを考えていきたい。
目次
日本人の英語力とTOEFLスコアの現実
まず初めに、日本人の平均的なTOEFLスコアの世界における位置付けを確認しておこう。
日本人がTOEFLで低スコアに甘んじている原因は何なのか?
国際的なランキングや他国との比較を通して、日本の英語教育や学習環境の課題を探っていく。
TOEFL iBT国別ランキングで日本が低順位に甘んじる理由
2023年のTOEFL iBTスコアの国別平均を見ると、日本の総合平均スコアは73点 にとどまり、アジア主要国の中で下位に位置している。
韓国(86点)や中国(86点)と比較すると、その差は歴然である。
国・地域 | 平均スコア | リーディング | リスニング | スピーキング | ライティング |
---|---|---|---|---|---|
シンガポール | 98 | 24 | 25 | 24 | 24 |
マレーシア | 93 | 23 | 24 | 22 | 23 |
インド | 93 | 24 | 25 | 22 | 23 |
香港 | 90 | 22 | 23 | 23 | 22 |
中国 | 86 | 23 | 22 | 20 | 21 |
韓国 | 86 | 22 | 22 | 20 | 21 |
ネパール | 86 | 21 | 22 | 22 | 22 |
フィリピン | 87 | 20 | 22 | 23 | 22 |
タイ | 83 | 21 | 22 | 20 | 20 |
日本 | 73 | 19 | 18 | 17 | 18 |
この低スコアの背景には、以下のような原因があるだろう。
教育方法の問題
日本では、英語教育が文法や読解に偏重しており、会話力や実用的な英語力の育成が後回しにされている。
これに対して、韓国や中国では幼少期からの英語教育が進んでおり、インターナショナルスクールや英語環境への投資も盛んである。
予備校の質・試験対策不足
日本の多くの受験者は、TOEFLやIELTSの試験形式そのものに慣れておらず、本番で力を発揮できないことが多い。
韓国や中国では試験対策に特化した予備校が充実しており、模擬試験や対策講座が効率的な学習を支えている。
教材と講師の質の違い
日本ではTOEFL対策用の教材が限られている上に、講師の試験経験が浅い場合も少なくない。
一方で、韓国や中国では本試験に基づいた質の高い教材が手頃な価格で提供されており、経験豊富な講師が指導にあたる。
韓国・中国との差を生む学習法や予備校の質
韓国や中国の受験者が高スコアを達成する要因として、以下のような学習法と予備校運営の特徴が挙げられる。
徹底したスコア分析と個別対応
韓国では、過去問の徹底分析や頻出問題の解説に重点を置き、受験者の弱点を補強するカスタマイズ学習が一般的だ。
試験対策を中心とした予備校の充実
中国の都市部では、TOEFLスコアが進学や就職に直結するため、予備校業界が高度に発展している。
模擬試験や専門講師による添削指導が、スコアアップを可能にしている。
オンライン学習の積極活用
韓国と中国の両国では、オンライン学習プラットフォームが広く利用されており、地方在住者でも首都圏と同等の教育を受けられる環境が整っている。
日本の学習アプローチの問題
その一方、日本の予備校で、日本の教材を使い、日本人の先生から英語の勉強をするのは限界がある。金額も安くない。
日本人の英語力が低い理由は、英語への取組み方、利用する教材、そして講師の質が違うのだ。韓国や中国では、予備校の質だけでなく、本試験レベルの教材が格安で入手できる。
この記事では、韓国や中国のような効率的な学習法を取り入れるヒントを散りばめた。
適切やなり方で、良い教材を使えば、勤勉な日本人はもっとできるはず。さあ、出発は今からだ。
TOEFL・IELTS対策における予備校の役割
予備校を利用すべきか、それとも独学が良いのか。
多くの受験生が迷うこの選択について、それぞれのメリットとデメリットを踏まえ、予備校を賢く活用する方法を考えていこう。
予備校を利用すべきか否か:メリットとデメリット
メリット
予備校は短期間で効率的に学習を進めるための道筋を提供してくれる。例えば、以下のような点が挙げられる。
- 体系化されたカリキュラム
学習の進め方が明確になり、自分で計画を立てる必要がない。
- プロによる指導
英語試験のノウハウを持った講師が、スコアアップのためのコツや戦略を教えてくれる。
- モチベーションの維持
他の受講生と切磋琢磨することで、独学よりも継続しやすい。
デメリット
一方で、予備校を利用することには以下のような欠点も存在する。
- 高額な費用
予備校の授業料は安くない。特にマンツーマンの授業ではコストが跳ね上がる。
- 一律的な指導
多くの予備校は一斉授業形式をとるため、個々人のニーズに十分に応えられない場合がある。
- 自主性の欠如
予備校に依存しすぎると、自主的に学ぶ姿勢が育ちにくい。
実績の裏側にある「予備校や塾の真実」
多くの予備校は「合格実績」を大々的にアピールしている。しかし、その実績の内訳には注意が必要である。
- 帰国子女や留学経験者の寄与
実績の多くは、既に高い英語力を持つ受講生が占めている場合が多い。純粋な国内教育で育った生徒の成功事例は少ない。
- 宣伝のための偏向
単発のセミナー受講生も「予備校の合格者」としてカウントされる場合がある。
- 結果よりプロセス
実績の数字よりも、予備校が提供する具体的なサポート内容を吟味することが重要である。
予備校や塾を利用した受験生の口コミ例
ここでは、ネットであまり出てこない留学予備校の口コミや評判をいくつか紹介する。
私はTOEFL・GRE・GMATの授業を受けれる専門学校に行っているが、疑問の点が多い。本当にこれらの試験に学校が必要か?
わたしもとある学校に行っているのだが、行ってから気づいたのだが、まったくTOEFLの試験対策をしてくれない!
『うちの予備校はTOEFL・GREの専門の先生がいる。から安心です。』といわれたものの、TOEFL IBTを受けたことのある先生がいない!
基本的に英語を日本の先生が教えるのは大間違い!あたりまえでしょ?日本人の先生なんて、言ってみれば日本人に毛が生えただけ。文法の結構間違えてるし、イディオムなんてほとんど知らないじゃないか!
引用先:予備校(TOEFL)の効能
予備校を使うべきか否かというところがあると思うが、こちらについて自分自身がAGOSに行った結果、わざわざ予備校に行く必要はないと考えている。
試験内容については参考書、過去問レベルで十分わかるし、そもそも予備校でちょっと学べるような小手先のテクニックがRとLはそこまで通用しないのだ。
まぁ時間があって、自分でやるのが面倒だという方とっては、お金も払ってペースを作ってくれる予備校を活用すること自体を止めるわけではないのだが。
引用先:IE Business School合格への道・①IELTS、実践(W・S)編
商業主義の会社は、一回セミナーを聞きに来ただけというトップスクール合格者にも、「うちのおかげで受かったことにしてくれ」と話をすることがある(もちろん、セミナーの謝礼金を出す)為、予備校の話を鵜呑みにしないほうがいい。
引用先:愛の日記
TOEFL/IELTSの場合は賛否両論あるが、ことGREに限っては不要である。むしろ、予備校の存在を聞いたことがない。
TOEFL/IELTSも今やGrammarlyなどの便利ツールやネット添削もあるので個人的には不要だと感じている。米国大学院受験で予備校が必要なのはエッセイ添削だけではないだろうか。
引用先:【GRE333点】ハーバード生が教える効果的なVerbal勉強法
予備校や塾を利用すべきか?判断基準と選び方
TOEFLやIELTS対策では、リーディングやリスニングといったインプットスキルと、ライティングやスピーキングといったアウトプットスキルが必要となる。
これらのスキルに応じて、予備校や塾の必要性を分けて考えることが重要だ。
リーディングとリスニング:独学が基本
リーディングとリスニングは、教材や模擬試験を利用して独学で取り組むことが推奨される。
これらのスキルは本質的な英語力の向上が鍵であり、外部の指導に頼らなくても効果的な学習が可能だ。
- リーディング
TOEFLやIELTSで頻出するアカデミックな文章に慣れるには、公式教材や過去問を使った練習が最適。
多読や精読を組み合わせ、語彙力と読解力を磨く努力が必要。
- リスニング
公式教材や試験形式に即したリスニング問題を繰り返し練習することで、試験に必要なスキルを十分に鍛えられる。
英語ポッドキャストやTEDなどを日常的に活用して英語音声に慣れることも効果的。
ライティングとスピーキング:外部サポートが効果的
ライティングやスピーキングでは、アウトプットに対する客観的なフィードバックがスコアアップの鍵となるため、予備校や塾など外部のサポートを活用することが効果的な場合が多い。
- ライティング
エッセイの構成、論理展開、文法ミスなどを改善するためには、専門的な添削サービスが有用。
自分で過去問を練習するだけでは気づけないミスが多いため、経験豊富な講師やオンライン添削サービスを利用する価値がある。
- スピーキング
自分の発話内容や流暢さ、発音に対するフィードバックがないと、スコアの伸びが限定的になりがち。
スピーキングは、予備校の模擬インタビューやオンライン英会話を活用することで、試験本番に向けた実践的な練習ができる。
TOEFL・IELTSスコア目標設定と学習戦略
目標スコアの設定は成功の第一歩。
TOEFLやIELTSで求められる基準スコアを理解し、自分に合った学習戦略を立てみよう。
目標スコアを設定しよう
TOEFL:目標スコアの基準
TOEFL iBTの目標スコアは、留学する目的や進学先によって異なるが、以下を目安に考えるとよい。
- 60点〜80点以上:主に交換留学や学部レベルのプログラムを目指す場合に必要なスコア。
- 100点以上:海外大学院やMBAプログラムの出願に求められる一般的なスコア。
- 105点〜110点以上:上位の大学や奨学金プログラムを目指す場合のスコア。
IELTS:バンドスコア別の基準
IELTSのバンドスコアも、目標とするプログラムによって設定が異なる。
- 6.0~6.5:多くの学部レベルや一部の大学院プログラムで要求される最低基準。
- 7.0:海外大学院やMBAの一般的な目標スコア。
- 7.5:上位校や競争率の高いプログラムで必要とされるスコア。
独学で結果を出すための戦略策定
独学でTOEFLやIELTSの目標スコアを達成するには、以下のステップを参考に学習計画を立てることも重要だ。
1. 目標スコアの設定と現状把握
まずは模擬試験を1回受験し、自分の現在のスコアを確認する。各セクションのスコア目標を明確にし、目標スコアとの差を明確にする。
2. 弱点の特定とプラン作成
セクションごとに苦手な部分を特定し、学習スケジュールを簡潔に設定する。隙間時間を活用して、学習時間を確保する。本質的な英語力を伸ばす努力をする。
3. 公式教材での練習
TOEFLの場合はETS公式問題集、IELTSの場合はケンブリッジ大学出版の教材を中心に学習する。まずはリーディングやリスニングを模試形式で繰り返し、試験形式に慣れることを優先する。
4. アウトプットの強化
リーディングとリスニングの勉強に加え、ライティングとスピーキングの練習を行う。ライティングは過去問のエッセイを数回繰り返し書き、無料または有料の添削サービスを利用。スピーキングは、AIスピーキングツールやオンライン英会話を活用して実践練習を行う。
5. 進捗の確認
2~3週間ごとに模試を受け、自分のスコアがどれだけ向上しているか確認する。結果をもとに学習プランを微調整し、弱点の克服を目指す。
6. 試験直前の仕上げ
試験直前には本番形式の模試を繰り返し受験することで、時間配分や試験環境に慣れる。
TOEFL、IELTSで目標スコアを取るために
本サイトでは、TOEFL iBTやIELTSの勉強法、予備校、教材等を客観的な立場から紹介することを目的としている。
ここで紹介する教材や勉強法を踏襲することで、純日本人でも独学で十分TOEFL90~100点、IELTS7.0以上をを目指すことができる。
予備校や専門塾の教えるテクニック重視の勉強でも、TOEFL40点を70点レベルに伸ばすことはできるが、本質的な英語力が伸びない限り、90点を超えることは絶対にできない。
そして、本質的な英語力を伸ばすには、あなたの努力が必要だ。
ここで公開する情報は全て無料。自分に合う勉強方法を探して毎日継続して欲しい。それが、最短最安で留学という夢を叶える第一歩に繋がるのだ。
英語学習のコミュニティ
私は、この場所を単なる情報発信の場所としてだけでなく、読者の皆と情報交換ができる場所にしたいと考えている。
インターネットにはまだまだ”英語学習”や”留学”の信頼できるソースは少なく、予備校の広告や、限られた情報に混乱させられることが多い。
留学のために何をしたら良いのかわからず前に進めない人や、予備校選びや教材選びに失敗することで、英語学習の壁にあたり、道半ばで挫折する人を多く見てきた。
その問題を解決すべく、情報の民主化をはかり、100人、1000人、何万人のベストプラクティス、成功談、失敗談を集めれば、それは未来の挑戦者のための希望になるはずだ。
TOEFLおすすめ予備校・対策塾比較
さて、ここまで基本的には独学で勉強することを推奨してきたが、それでもどんな予備校や塾があるの?と気になる人もいるはずだ。
ここでは留学界隈で人気の塾を紹介したい。
大手スクールは東京に集中しており、大阪、京都、福島等の地方都市には質の高い教室が少ない傾向にあるため、オンライン講座も検討してみよう。
予備校・対策塾一覧
予備校 | コース/費用 | 備考・意見 |
There is No Magic!! |
合計 88,000円 | オンライン通信講座のみ。無制限のメール質問と短期集中のビデオクラス。 |
WEB TOEFL |
合計 177,000円 | ビデオ通信講座。各セクションのタスクごとに受講可能。 |
Lingo |
合計 234,500円 | 新宿の教室通学のみ。コースはR、L、Wのみでスピーキングは別売り。 平日コースは若干安くなる。 |
アゴスジャパン |
合計 約600,000円~ | 渋谷に本拠を置く総合予備校。通学orオンライン受講。料金は最高値でコスパは悪い。 |
プログリット |
| マンツーマンの教室型コース。コスパは悪い。 |
トフルゼミナール |
| 基本的には高校生の大学入試のための予備校だ。トフル対策に特化しているわけではない。 |
E4TG |
| スピーキング特化の個人塾。通学(東京)のみ。 |
おすすめのTOEFL、IELTSの勉強法
このサイトを開設して早数年が経過した。初めてこの記事を書いた頃がとても懐かしい。
多くのTOEFL対策・リソース・勉強法の情報を提供、数十人からのスコア達成報告、読者からスタンフォードやバークレー合格者も出すことができた。
もちろんそれらの結果は99%は個人の努力の結果だが、そのような報告を貰えてとても嬉しい。
下記の記事ではその学習を支えたやり方を全て無料で公開している。
ぜひ活用して勉強を効果的・効率的に進めて留学を達成してほしい。
よくある質問集
- TOEFL目標スコアの目安は?
本文でも触れたが、大学生が交換留学などにTOEFLを利用する場合60~80点が目安になることが多い。また、大学院やMBA留学の場合は100点以上が目安になるだろう。
TOEFL 何点取れば良いスコア?|目標スコア決定の究極ガイドを参考にしょう。
- 目標スコアに応じた勉強法は?
下記の記事では80点、100点等レベルに応じたトフル学習法を提案している。
» 80点?100点?TOEFL目標別セクションスコアと勉強法
- 高校生・大学生におすすめの対策法は?
高校生や大学生で80点レベル、100点レベルを達成した経験談を参考にしてほしい。
» 高校生が1年で20点台から80点まで上げたTOEFL対策
» ゼロから始めるTOEFL対策 大学生の私が半年で80点超を達成した学習法
» 5ヶ月でTOEFL iBTを84点から100点まで上げた対策法(セクション別)
- TOEFLでおすすめの単語帳や参考書を教えて!
おすすめの問題集や対策本についてはTOEFLおすすめ教材・単語帳ベスト15 +αを参考にしよう。
- TOEFL対策におすすめのアプリはある?
スピーキング、リスニングはアプリを使うと特に効果的に勉強できる。TOEFL iBT対策おすすめアプリ12選。英単語から勉強法までを読んでみよう。
終わりに
TOEFL対策に「予備校を使うか」「独学で学習するか」以上に大切なのは、継続的な努力と自分に合った学習方法だ。
この記事があなたの留学準備に役立つことを願っている!
おもしろい。
色々なサイトやブログを見てきたけど、
ここは特に励みになります!!
ヒロさん
コメントありがとう!
これからも良い情報を届けられるように頑張るよ!
引き続き応援よろしくね!
僕もこのサイトの記事を精読してTOEFLとIELTSのスコアをしっかり取れるように頑張ります!
アメリカへの現役大学進学を目指している高校2年生です。
TOEFLで点数を取るため、海外の授業の進め方に慣れるためにヒューマン国際大学機構に入学をしようか迷っています。(説明会には参加済みです)
しかし、お金がかかります。。自分で払うわけではないので気が引けます、。
独学で海外の大学に入学できるレベルまでもっていくことはニャンコ先生の視点から考えて可能でしょうか?
塾に通わなくても、私の頑張り次第で夢を実現できるでしょうか、、?
さらさん
質問ありがとう!
自主的に勉強ができる人であれば(=誰かが横で常に勉強を催促したり学習進捗を確認してくれたりしないと勉強できない人ではなければ)、
正しい方法と努力で、塾を通わなくても理想的なTOEFLスコアは取れるはず。(逆に、塾を通ってもスコアが取れないこともしばしばある)
個人的には、英語試験は自分との戦いで、自分で勉強法をどう工夫して時間を確保していくかの問題なので、
TOEFLスコア目標80−90点ぐらいであれば、独学でも十分に達成することはできると思うよ!
このサイトでは、高校生で、独学で、TOEFL・IELTSの目標スコア達成できた人々の経験も共有されているので、ぜひ参考にしてね。
また、自力で海外の大学に出願して、合格・入学までできた経験談もいくつかあるよ!
https://www.path-to-success.net/asu
https://www.path-to-success.net/community-college-transfer
https://www.path-to-success.net/canada-university
はじめまして!
アメリカの大学進学を目指している社会人です。最近toeflの代わりに新しいDuolingo english testというものがありますが、どちらがいいか迷っています。duolingoはいろんな人の体験談を調べてみると、toeflより簡単?で、時間が短く高得点が取りやすいと言われています。しかし日本語の対策の参考書はありません。toeflは参考書がたくさんあります。なので、duolingoを受けるのは近道のようで遠回りで、toeflが遠回りのやつで近道なのか、、、などと考えています。先生どう思われますか?
こんにちは、質問ありがとう!
個人的には、志望校と、試験対策の準備時間によるかと思うね。
Duolingoを認めない学校(または今年認めるが来年認めなくなる)はあるので、まず自分の志望校は全てDuolingoスコアを認めてくれるかどうかを確認しよう。
その上、出願が迫っていて、試験対策にあまり時間をかけられないなら、Duolingoをさっと受けるのはコスパ良いかもしれない。(TOEFL90点よりDuolingo120点のほうが取りやすいかもね)
まだ対策時間があれば、しっかり対策してTOEFLまたはIELTSで高得点を取ったほうが、出願だけでなく入学後も役に立つ(英語力を固める意味で)のでおすすめだよ。
TOEFLやIELTSを中心に勉強して、最終的にどうしてもスコアが達成できなそうであれば、最後にDuolingo Testを受けてみるということはできるかもしれない!