海外留学や海外MBAを目指すうえで重要なのは学校選び。
しかし、海外の学校を選ぶうえで、一つ大変なのは情報集めである。日本語の情報も少なく、イベントや学校説明会も気づいたら終わっていることも多い。
これは、そんな学校を選ぶうえで役に立つであろう情報、サイトを、学校ごとにまとめていくシリーズ第51段。今日は、ライス大学MBA。
WEBページを行ったり来たりする手間や、有用な情報を探す手間が省け、本来やらなければならないことに時間が使えるようになれば幸いだ。
また、ここのページに漏れており、役に立つ情報があれば、ドシドシコメント欄に共有してほしい。
目次
ライス大学MBA (Jones) MBAの概要
ライス大学MBAの基本情報
Jesse H. Jones Graduate School of Businessは、ヒューストン、テキサスに位置するライス大学のビジネススクールだ。1974年にJesse Holman Jonesによって開設された。
会計、ファイナンス、マーケティングだけでなく、エナジー、ヘルスケア、アントレプレナーシップにも強い。MBAには教室へ通うタイプのクラスだけでなく、オンラインで完結するオンラインMBAプログラムも用意されている。
Raice Alliance for Technology and Entrepreneurshipは、ライスの起業を促進するアラインアンスで、エンジニアリング、サイエンス、ビジネス系の学校が群をなしている。1999年に設立されたこのアライアンスは、これまでに1500以上のスタートアップを受け入れ、それらのスタートアップは約30億ドル(約3,000億円)以上の調達をしている。
ライスのスタートアップ支援のインキュベーターは米国でもトップクラスの実績を持つ。
(wikiより抜粋)
ホームページ
公式Facebook
https://www.facebook.com/BusinessRice/
Jones MBAの世界ランキング
#29 US News MBA Rankings 2024
#42 Financial Times Global MBA 2024
学費とクラスプロファイル
学費
- プログラム期間:2年
- 学費:$73,500(年間)
クラスプロファイル
- 学生数(フルタイムMBA):158
- 女性比率:39%
- 留学生比率:41%
- 勤続年数/平均年齢:5年/NA
就職状況・平均給料
- 卒業後の平均給与/中央値:$176,551
- 卒業後3ヶ月以内の就職率:87%
出典:Class Pofile
ライス大学MBA (Jones)の特徴
高い就職率
MBA卒業時に70%は就職先が決まっている。多くの場合は3ヶ月以内に仕事を見つける学生が多いが、ライスは違う。
ヒューストンはアメリカで4つ目に大きい都市で、多くのフォーチュン500企業やNASAが本拠を置き、仕事が見つけやすい環境だ。
また、海に面しており輸出入が盛のため国際貿易関連の仕事も見つけやすい。
少人数で個性的なクラスメート
クラスの人数は100名ちょっとと他のマンモス校と比べると少人数で、クラスメートや教授たちと親密な関係を気付きやすい。
一つの校舎の中で学ぶ、授業のクラスも40人前後と、教授も生徒の名前を覚えられるサイズだ。
クラスメートのバックグラウンドや経験、スキルなどは多様性に溢れており、その中で異なる価値観や考え方を学ぶことができる。
起業家精神
ヒューストンはセルフメイドのビリオネア、マークキューバンを筆頭に、スタートアップが盛んで起業のエコシステムが出来上がりつつある。
ライスMBAの授業はアントレプレナーシップを重要視しており、会社内、会社外で使える起業家精神、マインドセットを教育し、国内で最大規模のStartup Competitionも20年間継続して開催している。
Where You Get Your MBA Matters
Why A Rice Business MBA is Worth The Investment
ライス大学MBAの偏差値は?出願の難易度や入学条件
海外の大学には、偏差値とという概念がないため、出願の難易度は出願の要件から判断することになる。
MBAの難易度と出願要件
ライス大学MBAへの出願で必要なものは以下の通り。これらの要件は、多くのMBAプログラムに共通する準備項目でもある。
このように、海外のMBA進学の難易度は、英語力や学力の証明など各種スコアの準備やエッセイ、インタビューなどの準備がハードルとなってくる。
- 学士号
- 成績証明書
- GMAT又はGRE
- TOEFL又はIELTS
- 英文レジュメ
- 推薦状
- エッセイ
- インタビュー
出典:Admissions
- 平均GPA(またはレンジ):3.44
- GMAT平均スコア(またはレンジ):698
- GRE平均スコア(またはレンジ): V156 Q160
- 最低語学要件:最低要件なし
推薦状やエッセイなどについては、学校により要件が異なることも多いので、早めにアプリケーションのためのアカウントを作成して確認をしておくと安心だ。
出願準備はTOEFL/IELTS対策から
出願の流れ
出願の流れは、英語試験等をクリアし関連書類を準備→出願→インタビュー→合否となる。
ラウンド | 出願締切日 | 合否通知開始日 |
---|---|---|
Round 1 | 2024年10月14日 | 2024年12月9日以降順次通知 |
Round 2 | 2025年1月6日 | 2025年3月10日以降順次通知 |
Round 3 | 2025年3月10日 | 2025年4月21日以降順次通知 |
Round 4* | 2025年4月28日 | 随時通知(空き状況に応じて) |
- Round 4は米国市民または永住権保持者のみ対象
スケジュールは毎年変わるため、入学方法の詳細は公式HPから確認しておこう。
ライス大学MBA日本人向けの情報
日本人向けサイト
日本人向けサイトはありません。
日本人留学ブログ一覧
日本人ブログはありません。
学校説明会・イベント情報
https://business.rice.edu/events
100名以下:
Ohio State University (Fisher) MBA
Purdue University (Krannert) MBA
University of Wisconsin(Madison) MBA
150名以下:
University of Washington MBA (Foster)
Washington University in St. Louis (Olin) MBA
200名以下: