英語の学習を続けていると、いつか「英語を使った仕事がしたい」「英語を使って世の中の役に立ちたい」という気持ちを抱く方も多いかと思います。
著者は社会人になり10年程経ってから、学生の頃に好きだった英語の学び直しを始めました。趣味の範囲で楽しみながら学習を続けていましたが、やはりいつからか「仕事で英語を使えたら」と考え出しました。
しかし、自分の仕事は英語を全く必要としませんし、転職をするのももったいないと悩んでいました。そんな時、「それなら副業で何か始めてみよう」と思いついたのです。
私が始めたのは「オンライン日本語チューター」という、外国人に日本語を教えるお仕事でした。私はそれから1年程、週末を中心にレッスンを行っています。
特別な資格がなくても、思いついたらすぐに始められるオンライン日本語講師というお仕事について、私の経験も含めてご紹介したいと思います。
この記事の著者:Miyuki
社会人になってから約10年のブランクを経て英語の学び直しを始めました。オンライン英会話と独学で毎日楽しく英語に触れ、TOEIC L&R 970点を取得。現在は英語を使った日本語教育もしています。
目次
教師とは違う?オンライン日本語チューターとは
そもそも「オンライン日本語チューター」とはどんなお仕事でしょうか。概要を説明していきます。
仕事の概要
外国人に日本語を教える職業を「日本語教師」と言いますね。
例えば日本国内で法務省が告示する日本語学校の教員になるためには「日本語教育能力検定試験」に合格する、または文化庁認定の「日本語教師養成講座(420時間)」を修了するなどの資格が必要となります。
私が「日本語チューター」という名前で呼んでいる仕事は、公認の教師と違い、日本語教育の資格を持たなくてもできる仕事です。この2つを区別するために「チューター」と呼んでいます。
例えば、日本語学習者にとって「日本語のネイティブスピーカーと1対1で日本語の会話がしたい」という需要も多いです。
そんな時に会話をしてくれ、間違いを直したり、新しい語彙を教えたりしてほしいというのが日本語チューターに求められることです。
日本語講師のニーズ
実は、日本語を学習している人の大半は国内の日本語学校だけでなく、海外にもたくさんいます。
2018年時点、日本国内の日本語学習者数は約26万人(*1)だったのに対して、世界の日本語学習者数はなんと380万人以上(*2)いたと言われています。海外にいても、日本人から日本語を学びたいと思っている人はたくさんいるということです。
さらに2020年からコロナウィルスの影響で留学生の入国がストップした時期が1年以上にも上り、日本で勉強したくてもできない人、諦めてしまった人がたくさんいます。
そんな人にとって、お役に立てるのが「オンライン日本語チューター」です。
*2 国際交流基金による調査
オンライン日本語チューターの利点
オンライン日本語チューターは世界中の日本語学習者のお役に立てるお仕事というお話をしましたが、ではチューター自身にとって他にどのような利点があるのでしょうか。
まずは、皆さんにお伝えしたいのは、「英語を使える」ということです。
私の生徒さんの中には、イギリス、チェコ、フィリピンの方がいて、英語を話します。特に日本語が初級者であればあるほど、全てを日本語で説明するのは難しいので、そんな時は英語での説明が必要になります。
以下は私の生徒さんが書いてくれたレビューですが、「日本語を少ししか知らない人にとっても、チューターが英語を話せるので安心です」と言ってくれています。
私は英語を使った仕事の経験がなく、果たして仕事で使える英語のレベルなのだろうかと不安もありました。
しかし、このお仕事は「日本語のネイティブスピーカーである」という事が強みになり、オンライン英会話で日常会話レベルの英語を話してきただけの私でも仕事ができています。
同じように、経験がなくても英語を使ったお仕事を始めてみたい、という人におすすめできるお仕事です。
次に、海外の人と出会え、国際交流ができるということも利点だと思います。 英語の先生になる場合、基本的に日本人相手のお仕事になりますが、日本語の生徒さんは海外の方です。 しかも基本的には専属の日本語チューターとなり、同じ生徒さんと継続的にレッスンを行いますので、色々な話をして親交を図ることができます。 私の生徒さんは勉強熱心で尊敬のできる方ばかり。こちらも話をして勉強になることが多いです。 その他、「すぐに始められる」「空いている時間にできる」「日本語について詳しくなれる」というのも、私が感じた日本語チューターの魅力です。 では、オンライン日本語チューターを始める前に注意するべきことは何でしょうか。これについても書いておきます。 1つ目は、日本語の指導についてです。 日本語教育の資格がなくても始められるという話をしましたが、当然日本語についての質問をされたり、文法について説明をしないといけない場面もあったりします。 つまり、日本語について知らないことを聞かれても、調べて説明ができる力は必要です。 私も数えきれないくらいの質問をされ、その度に調べながら回答をしてきました。日本語のネイティブスピーカーだからこそ、考えてもみなかった文法や語源を聞かれたりします。 間違って教えてしまうこともあるかもしれません。そんな時はきちんと調べて訂正することが大切だと思います。 2つ目は、報酬についてです。 後で説明をしますが、レッスン当たりの金額は自分で設定することができます。 しかし、公認の日本語講師や経験豊富な先生もオンラインで日本語を教えていますので、初心者のチューターは金額を比較的低めに設定して、生徒さんに来てもらうことになると思います。 つまり、本業にするには十分な収入が得られない可能性もありますのでご注意ください。 私の場合は半分ボランティアのつもりで、自分の経験のためにも空いた時間で無理なくやっていますので、収入は週に平均3回のレッスンで、月に1万円程度です。 収入については、何を重視するかによって考えが違ってくると思いますので、始める前によく考えてみてくださいね。 まとめになりますが、私が「オンライン日本語チューター」のお仕事に向いていると思うのはこんな人です。 「オンライン日本語チューターに少し興味が出てきた!」という方に、次は講師として登録できるプラットフォームを3つご紹介します。 Skypeなどを使えば、独自でレッスンができるのではないの?と思うかもしれません。確かにその通りですが、独自で始める場合のハードルは「集客」と「決済」です。 オンラインレッスン専用のプラットフォームを使えば、「集客」と「決済」を会社が代行してくれる、と考えるとわかりやすいと思います。 その代わり、プラットフォームを使用する手数料を支払う必要があります。手数料の仕組みはどのプラットフォームを使うかによって変わってきますので、違いを説明していきます。 まず、私が使っているPreply(プレプリー)という会社をご紹介します。 Preplyは2012年にウクライナで設立され、現在アメリカに本社を構えます。語学学習を中心に世界各国10万人以上に使われているプラットフォームです。 日本語に限らず、英語、スペイン語、中国語など様々な言語の先生が登録し、生徒を募集しています。 Preplyには以下のような特徴があります。 <Preplyの授業回数と手数料> 私がPreplyを使っている理由は、なんと言っても審査が易しく、資格がなくても始めやすいからです。PreplyのTutorにはプロの日本語教師と、私のようなチューターの区別がありません。 生徒さんの初回レッスンは必ず1時間のトライアルレッスンなのですが、これは講師側の報酬はありません。生徒さんがレッスンを気に入らない場合は、他の講師のトライアルレッスンを受けられる仕組みだからです。 ただし、2回目のレッスンからはパッケージ購入となるので、少なくとも6回は継続して受けてくれるということで、リピーターを作りやすい仕組みと言えます。 ちなみに私の場合ですと、トライアルレッスンに来てくれた生徒さんは100%、レッスンを継続をしてくれていますので、1人の生徒さんと長くお付き合いしやすいのがいいところかなと思います。 次に、italki(アイトーキ)という会社をご紹介します。 italkiは中国で2007年に設立された会社です。言語学習のプラットフォームを提供しており、世界100か国以上で300万人以上に使われています。 italkiには以下のような特徴があります。 italkiはPreplyよりも登録時の審査が厳しいのか、実は私は審査で落ちてしまいました。コロナ禍で登録する先生が増え、「プロの講師」を優先しているということのようです。 なので、italkiで登録できなかったら、Preplyで登録するという優先順位でもいいかもしれません。 italkiでは自分でコースを設定することができます。 例えばフリートーク、文法、面接対策、JLPT(日本語能力試験)対策、などを設定し、内容に応じて金額を設定することができるのがいいところだと思います。 また、手数料が一律15%と、Preplyよりも安いところが講師にとって良心的かもしれません。 これは考え方次第なのですが、Preplyではその分レッスン料を高く設定すればいいとも言えますし、またはitalkiでは出金時に毎回手数料がかかるので一長一短であるという考え方もできますね。 最後にcafetalk(カフェトーク)の紹介をします。 cafetalkは株式会社スモールブリッジが運営している日本最大級オンライン習い事サイトです。言語だけでなく、そろばんやアートなど様々な習い事をオンラインレッスンで提供しています。 cafetalkには以下のような特徴があります。 なんと言っても、日本企業なので登録までの流れがわかりやすそうですね。登録時、オンラインで面談もあるようです。 未経験の場合は資格が必要ということで、私は応募できませんでしたが、例えばPreplyで1年間の経験を積んで応募することはできるかもしれません。 また、他に特技がある方は、組み合わせて自由にレッスンを設定できます。例えば、英語レッスンの傍ら日本語レッスンをしたり、ピアノレッスンと日本語レッスンをしたり。 日本語講師は未経験だけど、他に指導の経験や資格がある方は講師になれるか問い合わせをしてみても良さそうです。 さて、日本語講師として登録できるプラットフォームをご紹介してきましたが、いよいよ「登録してみたい!」という方のために、私の登録しているPreplyについて、登録方法を順番にご説明していきます。 まず、プロフィールを設定するにあたって、他の日本語チューターのプロフィールを見てみるのが一番参考になると思います。 こちらから、実際に日本語チューターの検索ができますので、先にいくつかプロフィールを見てみましょう。 Preplyではほとんどの先生がプロフィールに2~3分の自己紹介動画を載せています。また、italkiでは応募の際に動画が必須となっているため、最初に動画を用意します。 他の日本語チューターの動画を見たり、アドバイスを参考にしたりして動画を作ってみてください。 動画作成は難しそう、と感じるかもしれませんが、特別な機材やスキルは不要です。 もちろん、素敵な動画が作れればそれに越したことはありませんが、動画編集のスキルが無いからと言って、ここで諦める必要は全くありませんので、安心してください。 私の場合はスマホのカメラに向かって話しているところを録画しただけです。字幕をつけるなどの編集も一切していませんが、大丈夫でした。 私が気をつけたところは、「日本語と英語の両方で話す」ということです。 生徒さんは実際日本語が聞き取りやすいのかなどを事前にチェックしたいと思いますので、全編英語よりは日本語も入れた方がいいです。さらに、英語圏の方に興味を持ってほしかったので英語も話してみました。 内容は、自分の得意なことや、対応できることをアピールできるといいと思います。 私の場合は標準語を話すということと、外国人と日本語で話すのに慣れていること、英語学習を通じて言語学習者の気持ちができるなどということをアピールしましたが、例えば「アニメ好きである」などがあれば、とても良いアピールポイントになると思います。 以下のサイトからいよいよ講師の登録をしていきます。 メールアドレス等の基本情報から、生徒に向けての紹介文まで入力していきます。何を書けばいいのか迷ったら、また他の日本語チューターのプロフィールを参考にしてみてくださいね。 私の場合は、登録時に「先生について」は以下のように書きました。初心者のため具体的なことは書かず、気持ちが伝わるようなメッセージにしました。 また指導教科についても、自分で好きなように書きました。試験対策や文法の知識がないため、日本語のネイティブスピーカーであれば対応できるものを書いています。 ここは「日本語会話」のみでも大丈夫です。 そして、レッスンの金額設定をします。1時間あたりの金額をUSドルで決めます。平均は12ドルくらいのようですが、経験者であれば1時間30ドル以上に設定している先生もいますし、様々です。 いつでもプロフィールから金額を変えることができますので、最初の生徒さんの予約が入るまでは少し低めにするといいかもしれません。私は10ドルから始めました。 ただし、トライアルレッスンの時の金額設定が2回目以降も適応されますので、10ドルでトライアルレッスンを受けた生徒さんの金額は2回目以降も10ドルになります。 この生徒さんの金額を変えたい場合は個別に交渉をして値上げを反映してもらう必要があります。 最後まで登録が終わると、パスポートなど身分証明の確認をして応募となります。 応募から1週間ほどで以下のようなメールが届き、これで既に検索画面で自分のプロフィールが見られる状態になっています。 面接や研修等もなくメールだけの通知ですが、これで無事「オンライン日本語チューター」としての一歩を踏み出したことになります。 講師として登録されたら、さっそく生徒さんを募集して、レッスンをしてみましょう。 Preplyは日本語でのサポートがないため、私は何もわからないところから手探りでレッスンを始めることになりました。レッスンを行うまでの流れを書いておきますので、ご参考にしてください。 Preplyのページにログインし、「カレンダー」→「レッスン可能時間」メニューから、自分のレッスンができる時間帯を選択します。 基本的には毎週同じ曜日・時間でスロットをオープンすることになります。その上で都合の悪い日時だけ「休みを追加」ページからスロットを閉じることになります。 私は週末だけオープンしてみました。オープンする時間帯は時差も考慮してみるといいと思います。例えば、イギリスですと日本と9時間(サマータイムだと8時間)の時差があります。 そのため日本の正午はイギリスの夜中3時。そのため、日本時間だと夕方~夜にかけてがイギリスの生徒さんにとってレッスンを受けやすい時間になりそうです。 次に、興味を持ってくれた生徒さんからメッセージが来るか、またはトライアルレッスンに予約が入ります。まずは、生徒さんにすぐメッセージを送り、フォローをしましょう。 これは、生徒さんがトライアルレッスンを予約してくれた際の通知です。 この時点では生徒さんの国籍や住んでいる場所、日本語のレベルがわかりません。そのため、私は最初のメッセージで、 を確認していました。 例えば、日本在住であれば、既に日本語中級~上級であることが想像できますが、海外で日本語を独学している方であれば初級者の可能性もあります。 メッセージは日本語と英語の両方で送り、その返事によって今後使用する言語を調整していくようにしました。 メッセージの返事が遅くなると、生徒さんを獲得しそびれる恐れがありますので、最初のメッセージはあらかじめ用意しておくといいと思います。 予約の時間に、Preply spaceの「マイレッスン」から「レッスンルームに入る」でレッスンを開始することができます。 トライアルレッスンでは、事前のメッセージで生徒さんのレベルや希望を聞いておき、お試しでレッスンをやってみるのがいいと思います。 私の場合は、日本語のフリートークのレッスンという事で、まずはお互いの自己紹介から始めることにしました。生徒さんの日本語を実際に聞いて、話すスピードや難易度、説明に英語を使うかどうかを判断していきます。 自己紹介が終わったら、次回以降のレッスンの希望を確認していきます。私の場合、実に様々な希望をいただきました。 一番多いのは会話の練習ですが、例えば、「JLPT N2の文法をやりたい」「小説を読みたい」「面接の練習がしたい」「プレゼンテーションがしたい」「ニュース記事を読みたい」などの希望もありました。 希望に合わせて、自分でも調べながらできる限りの対応をすることで、自分でも学ぶことが多かったです。 レッスンルームに入って待っていると、生徒さんが入室した時にそのままテレビ通話が始まります。 レッスンルームでは「画面共有」「メッセージを送る」「ホワイトボードを使う」「ノート」を使うなどの機能を使うことができます。 例えば、ノートはレッスン毎に記録が残せるようになっており、書いた瞬間に生徒さんからも見える部分に、「レッスンの内容」「教材」「新しいボキャブラリー」「間違いの訂正・修正」「宿題」「次回レッスンの内容」という欄があります。 レッスンが始まる前に「レッスンの内容」「教材」を入れておき、レッスン中に新しいボキャブラリーや間違いの指摘などがあれば、その場で記入して共有するという使い方ができます。 使いたい自作教材などがあれば、画面共有で生徒さんに見せるか、メッセージで添付して送ってあげると教材を見ながらのレッスンができます。 生徒さんの希望に合わせて、色々と工夫してみてください。 レッスンが終了してしばらくすると、承認された旨がメールで届きます。生徒さんにメッセージを送ってフィードバックをしてあげるといいと思います。 トライアルレッスンが終わり、生徒さんが次回以降のレッスンをパッケージで購入してくれるとこのようなメールが届きます。 あとは、生徒さんに開いているスロットに予約を入れてもらうか、希望を聞いてこちらから「カレンダー」ページで予約を入れることで次回レッスンの設定ができます。 2回目以降のレッスンでは、トライアルレッスンで聞いた希望をもとに、実際の指導を始めていきます。何度か行うと、生徒さんから違う希望が出てきたりしますので、適宜希望を確認しながら軌道修正をしていきます。 また購入してくれたパッケージによって、例えば6回で1区切りになりますので、引き続きレッスンを受け続けてくれるのか、または6回で終わってしまうのかを意識して確認していくことが必要になります。 2回目以降のレッスンが終了し生徒さんが承認をすると、授業料から手数料を引いた額がアカウントに支払われます。 支払われた報酬はいつでも好きなタイミングで出金し、受け取ることができます。 Preplyにログインし、お財布のアイコン→「残高を引き出す」をクリックします。 PayPalやPayoneer経由で支払いを送ります。私はPayPalを使っていますが、いつも1分も経たないうちにPayPalに届いています。 ここまで、基本的なオンライン日本語チューターのお仕事についてご紹介してきました。 「思ったより簡単に始められそうだ」「自分でもできそうだ」と思い、実際に始めてくださる方がいれば嬉しいです。 そんな人には、さらに日本語講師として活躍できるよう、いくつかアドバイスをさせていただきます。 日本語教育の資格がなくても始められるチューターのお仕事ですが、やはり生徒さんにわかりやすく教えるためには、日本語教育法について自分でも調べて勉強をしてみると役に立つと思います。 英語で説明をする際も、文法用語が英語で言えるといいですね。例えば、”noun(名詞)”や”verb(動詞)”といった品詞や、”negative form(否定形)”や”conjugation(活用)”といった用語を事前にまとめておくと便利だと思います。 日本語教師の方が教案を紹介してくれているサイトもありますので、特定の文法を説明する際に使えそうです。 「日本語教師のN1et」 こちらのサイトでは日本語の文法や文化を英語で説明しています。英語で説明する際に参考になると思います。 「Tofugu」 私はこのお仕事を始めてから、英語だけでなく日本語にも興味を持つようになりました。生徒さんから実にたくさんの質問をもらいました。 「カタカナはいつ使われるのか?」「心って何?」「本音と建前って何?」など普段意識していない日本語やその前提となる文化・習慣について、質問を通じて考えることが増えました。 普段から日本語に興味を持ち、日本語にこだわりを持つことで、より信頼されるチューターになると思います。 Preplyで英語や外国語のレッスンを受けることもおすすめです(レッスンを受けるには講師用とは別に受講用のアカウントを取得する必要があります)。 なぜなら、生徒の気持ちが理解できたり、どういう先生が優れているか参考にすることができたり、またPreply spaceの使い方やPreplyの仕組みを知ることができるからです。 私はPreplyの日本語レッスンで得た報酬を使い、英語のネイティブスピーカーの先生のレッスンを受けてみたところ、とても参考になり自分のレッスンに活かすことができました。 それでは最後になりますが、私がこのお仕事を始めるにあたって、「失敗したとしても失うものはない」と言って背中を押してくれた人がいました。振り返ってみると確かに、得るものしかありませんでした。 英語学習の目的は一人ひとり違うと思いますが、将来の可能性の一つとして「オンライン日本語チューター」というお仕事があると知って頂けたら幸いです。 オンライン日本語チューターの注意点
オンライン日本語チューターに向いている人
オンライン日本語講師として登録できるプラットフォーム3選
Preply(プレプリー)
italki(アイトーキ)
cafetalk(カフェトーク)
Preplyで日本語講師になる方法
自己紹介動画の作成
プロフィール作成
金額設定
応募する
Preplyでレッスンをする方法
レッスンの時間を設定する
メッセージを送信する
トライアルレッスン
レッスンルームの使い方
2回目以降のレッスン
収入を受け取る
もっといい日本語チューターになるために
日本語教育について勉強する
日本語に興味を持つ
Preplyで英語レッスンを受けてみる
最後に
日本語チューターの仕事に興味があり、48歳にして大学に編入学して日本語教員養成課程を修了しました。実際アルバイトを検討していましたが、どこの条件にも「実務経験〇年以上」と記載されており、実際のところ厳しい状態でした。同期生が在学中にオンライン日本語チューターをやっている話を聞き、思い切ってトライしてみようと思いましたが、どのプラットフォームを利用したほうがいいのかわからないままでした。こちらのサイト記事を拝見して、挑戦してみようと思いました。わかりやすい解説だったので、このサイトを見ながら登録作業をしようと思います。
コメントどうもありがとう!何歳になってもチャレンジしている匿名さん、素晴らしい!
Preplyは実務経験など必要なくスタートできるので、是非トライしてみてね!!
にゃんこ先生はじめまして。こちらの記事を参考に先月ついにPreplyに登録したのですが、いろいろと分からないことばかりだし、サポートセンターに問い合わせようにも英語力が足りず、頭を抱えています…。よかったら教えてください。
「プロフィール」ですが、Preplyのサイトを日本語表示にした時は日本語、英語表示にしたときは英語のプロフィールが表示される先生が多いのですが、私は日本語表示だけで、英語文を追加しようとしたら「ここには日本語しか入力できない」というようなエラーメッセージが出てきます。あれはどうすればいいのでしょうか?
にゃんこ先生、続けて失礼します。
つたない英語でサポートとやりとりして解決いたしました。
英語レベルB2以上の人しか英語プロフィールが作れないとのことでした。
でも、見てみると、英語レベルBiginnerの先生なども英語プロフィールを公開できているようです。
仕様が変わったのかもしれませんね。
解決したようで良かった!
そうだね、こういったサービスはちょこちょこ仕様が変わるよね・・
日本語チューター応援しているよ!
はじめまして^^
私は3年前に420時間日本語教師養成講座修了し、preplyに登録だけしておきながら未だスタートできていない臆病者です(^^;
その一つの理由として英語が話せないこと。英検3級の私でも大丈夫でしょうか。日本語能力の高い生徒さんだけを対象に設定したりして回避できるものでしょうか。
Miyukiさまの記事を読ませていただき、具体的なやり方がわかり「やってみよー!」という気持ちになってきています。
後、Miyukiさまはどんな独学で英語をマスターされたのですか?教えていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
420時間日本語教育講座を受講中です。
チューターにずっと興味があり挑戦しようと思っているものの
質問に答えれれなかったらどうしよう、など不安が無くならずなかなか一歩が踏み出せません。
Preplyの教師の方達は質問に即答できる程の知識を持っている方ばかりなのでしょうか。
Preplyの講師登録は日本語講師の資格も求められていないので、即答ができなくてもその場で調べながら答える形でも大丈夫なのではないかな!
やってみると、色々と答えられないことも出てくるともうけど、やりながら学んでいくのがおすすめ!まずは登録してみては!?
にゃんこ先生はじめまして。
Preplyのオンライン講師に登録したいとプロフィール等を作成中です。必要な器具にデスクトップPCかノートPCとありますが、iPadなどのタブレットではダメでしょうか。基本的な質問でお恥ずかしいですが、もしご存知でしたら教えてください。
はじめまして!2024年2月1日にPreplyのチューターとして登録しました。 現状6人のレギュラー生徒さんがついています。 まだ始めて4ヶ月ですが、生徒さんを増やしていくコツとかはあるのでしょうか? 結構、「興味はあります」というメールはいただきますけど、なかなかトライアルに結びつかないのが現状です!