Phrasal Verbs一覧&使い方|16の基本動詞で200表現を習得!

phrasal-verbs-english-conversation
ねこ君
英語のリスニング頑張ってるのに、ネイティブの会話が全然聞き取れないんだよね…。昨日も「take off」って言ってたけど、飛行機の話じゃなかったんだよ!
にゃんこ先生
それ、Phrasal Verbsのせいかもね。
にゃんこ先生
「take off」は「仕事がうまくいく」って意味でも使われるよ。「His business took off last year.」って言うと「彼のビジネスは去年成功した」って意味になるんだ。
にゃんこ先生
ネイティブは日常会話でPhrasal Verbsをめちゃくちゃ使うから、これを知らないと「知ってる単語なのに意味がわからない!」ってなるんだ。
にゃんこ先生
今日は、Phrasal Verbsとは何か、その意味から使い方、一覧まで完全解説するね。

英語を勉強していると、「単語も文法もある程度覚えたのに、ネイティブの会話が聞き取れない」「英語で話すときに、単語が出てこない」という壁にぶつかることがある。

この原因のひとつが、Phrasal Verbs(句動詞)である。

Phrasal Verbsとは、「動詞+前置詞(または副詞)」で特別な意味を持つフレーズのこと。例えば、

  •  「get over it」 → 「それを乗り越えろ!」(失恋した友達への励まし)
  •  「bring up a topic」 → 「話題を持ち出す」(会議や日常会話でよく使う)
  •  「take off」 → 「飛行機が離陸する」「仕事が軌道に乗る」(ビジネス英語でも必須)

 

このように、ネイティブは「compensate」や「initiate」などの難しい単語よりも、シンプルな動詞と前置詞の組み合わせで伝えることが多い。

本記事では、最もよく使われる16個の基本動詞を使ったPhrasal Verbsを紹介する。

Pick Up
英単語学習におすすめ!英単語アプリTANZAM。イメージと文脈で、楽しく記憶に定着をすることができます。

忘却曲線を実装しており、スキマ時間の単語学習に最適です。ダウンロードはこちら

Phrasal Verbsの意味と基本

Phrasal Verbsとは?

Phrasal Verbs(句動詞)とは、「動詞+副詞」または「動詞+前置詞」の組み合わせで、新しい意味を持つ表現のことを指す。

例えば、以下のようなものがある。

  • take off → 「(飛行機が)離陸する」「(仕事が)軌道に乗る」
  • give up → 「諦める」
  • bring up → 「話題を持ち出す」「子どもを育てる」

Phrasal Verbsは、動詞単体では意味が成り立たず、「前置詞や副詞とセットで1つの意味になる」という特徴がある。

そのため、直訳しようとすると意味が通じないことが多い。

 

また、Phrasal Verbsには「句動詞が持つ意味が複数ある」という特徴もある。
例えば、「pick up」は以下のように複数の意味を持つ。

  • 「拾う」(例:I picked up a coin from the ground.)
  • 「迎えに行く」(例:Can you pick me up at the station?)
  • 「(スキルを)身につける」(例:He picked up Spanish while traveling.)

このように 「簡単な単語なのに、意味が多すぎて理解しづらい」ことがPhrasal Verbsの難しさのひとつである。

 

ネイティブがPhrasal Verbsを日常的に使う理由

Phrasal Verbsは、英語を話すネイティブにとって日常会話の必須表現である。

その理由は、以下の3つが挙げられる。

シンプルで使いやすい

ネイティブは、「compensate for」よりも「make up for」、「initiate」よりも「start up」など、短くて分かりやすいPhrasal Verbsを好んで使う

フォーマルなビジネスの場面でも、日常会話ではPhrasal Verbsの方が自然に聞こえることが多い。

 

日常生活のあらゆる場面で登場

Phrasal Verbsは、ニュース、ドラマ、映画、ビジネスメール、試験問題など、あらゆる場面で使われる。

例えば、以下のようなシチュエーションで頻繁に登場する。

▪️仕事・ビジネス

  • 「bring up a topic」 → 会議で話題を持ち出す
  • 「set up a meeting」 → 会議を設定する

▪️カジュアルな日常会話

  • 「hang out with friends」 → 友達と遊ぶ
  • 「look after my pet」 → ペットの世話をする

▪️ニュース・時事英語

  • 「cut down on spending」 → 支出を削減する
  • 「carry out an investigation」 → 調査を実施する

こうした表現を知らないと、英語のニュースや日常会話をスムーズに理解することが難しくなる。

 

口語表現の基本

Phrasal Verbsは、「ネイティブの話し言葉の基本」である。

特に、ネイティブ同士の会話では、Phrasal Verbsが頻繁に使われるため、知らないと「知っている単語なのに意味がわからない」状況になりやすい。

例えば、「cancel(キャンセルする)」はフォーマルな単語だが、カジュアルな会話では「call off の方がよく使われる。

同じように、「continue(続ける)」よりも「carry on」の方が、日常会話では自然に聞こえる。

 

日本人がPhrasal Verbsを苦手とする理由

Phrasal Verbsは、日本人にとって特に難しい英語表現のひとつとされている。その理由は、以下の3つが挙げられる。

 

直訳できない

Phrasal Verbsの多くは「単語の組み合わせから意味を推測しづらい」という特徴がある。

例えば、「give up」は「give(与える)」+「up(上)」なのに「諦める」という意味になり、単語の意味を単純に足し合わせても理解できない。

他にも、「look after」は「後ろを見る」ではなく「世話をする」になるなど、直訳では意味が通じないものが多い。

 

1つの表現に多くの意味がある

Phrasal Verbsは1つのフレーズが複数の意味を持つため、混乱しやすい。

例えば、「run out」というフレーズには以下のような異なる意味がある。

  • 「(時間やお金が)なくなる」(例:We ran out of milk.)
  • 「外に走り出る」(例:The dog ran out of the house.)

このように、同じPhrasal Verbsでも、文脈によって異なる意味を持つため、日本人にとっては理解しづらいポイントになっている。

 

音の変化で聞き取りにくい

Phrasal Verbsは、会話の中で音が変化(リエゾン)しやすいため、聞き取るのが難しくなる。

例えば、以下のように単語同士がつながることで、予想と違う音になってしまう。

  • 「give up」 → [ギヴァップ] のように聞こえる
  • 「pick it up」 → [ピキダップ] のように聞こえる
  • 「take off」 → [テイコフ] のように聞こえる

英語のリスニングを苦手とする人は、この音のつながり(リンキング)や脱落(リダクション)に慣れていないため、Phrasal Verbsを聞き取るのが難しくなる。

 

動画で学ぶPhrasal Verbs|おすすめYouTubeリスト

Phrasal Verbsは、実際の会話の流れや発音と一緒に学ぶことで、より自然に身につく。

そのため、YouTubeを活用するのは非常に効果的だ。

ここでは、Phrasal Verbsを学ぶのに適したYouTubeチャンネルを紹介し、それぞれの特徴を解説する。

 

おすすめのYouTube番組リスト

English Lessons with Adam

English Lessons with Adam

このチャンネルでは、Phrasal Verbsを一つひとつ丁寧に解説し、実際の会話の中でどのように使われるかを具体的に説明している。

ネイティブの発音を聞きながら、表現のニュアンスを理解するのに最適だ。

 

ねこ君
ただ単語の意味を覚えるだけじゃなくて、実際にどう使われるのかが知りたいんだよね…!
にゃんこ先生
そういう人にはこのチャンネルがぴったり。ネイティブがどんなシチュエーションで使うのかを、実際の会話を交えながら教えてくれるよ。

 

BBC Learning English – The English We Speak

BBC Learning English – The English We Speak

イギリス英語のリアルな会話を学べる人気のチャンネル。

1本の動画が3分程度と短いため、スキマ時間を活用して手軽に学習できるのが魅力。

Phrasal Verbsが実際にどう使われるかを、ネイティブの自然なスピードで聞くことができる。

 

ねこ君
長い動画を集中して見るのはちょっと苦手…。短時間でサクッと学べるのがあればいいんだけど。
にゃんこ先生
それならBBCの動画がいいね。3分くらいの長さだから、通勤や休憩時間にサクッと見られるよ。しかも会話形式だから、実際の使い方がイメージしやすい。

 

Learn English with Bob the Canadian

Learn English with Bob the Canadian

カナダ英語の発音で学べるチャンネルで、ゆっくりで明瞭な話し方が特徴。

実生活で使えるPhrasal Verbsや英単語を厳選して紹介しており、リスニングが苦手な人でも理解しやすい。

シンプルな解説が多いので、基礎からしっかり学びたい人にも向いている。

 

ねこ君
ネイティブの英語って速すぎて、何言ってるか分からないことが多いんだよね…。
にゃんこ先生
このチャンネルなら大丈夫。ゆっくりはっきり話してくれるから、リスニングに自信がない人でも安心して学べるよ。

 

Speak English With Vanessa

Speak English With Vanessa

アメリカ英語のカジュアルな会話表現を学べるチャンネル。

ネイティブの日常会話の中でPhrasal Verbsがどのように使われるかを、フレンドリーな雰囲気で解説している。

リラックスした雰囲気で学べるため、楽しく続けられるのが魅力。

 

ねこ君
教科書っぽい英語じゃなくて、ネイティブが本当に話す英語を学びたいんだけど…。
にゃんこ先生
それならVanessaの動画がおすすめ。カジュアルな会話表現がたくさん出てくるから、ネイティブの話し方をそのまま学べるよ。

 

Oxford Online English

Oxford Online English

論理的な解説が特徴のチャンネルで、Phrasal Verbsをしっかりと体系的に学ぶことができる。

英語学習者向けにわかりやすく説明しており、例文も豊富なので、基礎から応用までしっかり理解できる。

 

ねこ君
文法とかルールをちゃんと理解しながら学びたいんだけど、いいチャンネルある?
にゃんこ先生
Oxford Online Englishがぴったりだね。Phrasal Verbsをただ覚えるんじゃなくて、しっかり仕組みから理解できるから、英語の基礎力も伸びるよ。

 

動画を活用した学習方法

YouTube動画は、ただ見るだけではなかなか身につかない。効果的に学ぶためには、以下の方法を試してみよう。

 

まずは字幕なしで視聴し、どのようなPhrasal Verbsが使われているかを確認する。最初から完璧に理解する必要はないので、話の流れを意識しながら聞いてみよう。

その後、英語字幕をONにしてもう一度視聴し、聞き取れなかった部分や新しいPhrasal Verbsをメモするのがポイントだ。

最後に シャドーイングを取り入れる と、学んだ表現を実際に使えるようになる。

 

動画を一時停止しながら、発音やイントネーションを真似して口に出してみることで、ネイティブの話し方が身についてくる。

さらに、自分の生活に当てはめて例文を作ってみると、記憶に定着しやすい。

 

ねこ君
よし、動画を見ながらシャドーイングしてみる!英語のリズムもつかめそうだし、ネイティブっぽく話せるようになりたい!

 

厳選!ネイティブがよく使うPhrasal Verbs一覧

ネイティブが日常会話やビジネスシーンで頻繁に使うPhrasal Verbsを、 「初心者向け」「中級者向け」「上級者向け」 の3つのレベルに分けて紹介する。

自分のレベルに合ったものから優先的に学習し、実践の場で使えるようにしていこう。

初心者向け:基本動詞から学ぶPhrasal Verbs

(get / take / bring / look / put / call)

まずは、英語を学び始めた人でも取り入れやすい 基本動詞 から始めよう。

これらの動詞は、シンプルな表現が多く、 日常会話で最もよく使われるPhrasal Verbs を作る。

例えば、「get up(起きる)」「take off(離陸する・脱ぐ)」「bring back(持ち帰る)」などは、日常的に使うフレーズの代表例だ。

まずは、これらのPhrasal Verbsを 「見てわかる」→「聞いてわかる」→「使える」 の順でマスターしよう。

 

get


学べる表現

  • get up:(席を)起つ、(服を)着る
  • getup:服
  • get down:(席に)座る、(音楽を)楽しむ
  • get away:去る、バケーションに入る
  • getaway:バケーションの目的地
  • get over:(壁を)乗り越える、(問題を)終わらせる
  • get off:(〜から)離れる、(罪を)を避ける、(〜を)楽しむ
  • get on:(電車に、船に、飛行機に)乗る
  • get in:(車に、ボートに)乗る
  • get in with:(グループの)仲間になる
  • get through:(〜を)やり切る
  • get between:(〜の間で)問題を起こす
  • get along with:(〜と)仲良くする
  • get on with:(〜と)仲良くする
  • get on board:(〜に)参加する、合意する

 

take


学べる表現

  • take out:(食べ物を)持ち出す、取り出す、(人を)暗殺する
  • take in:(服を)小さくする、(〜を)受け入れる
  • take over:(会社を、仕事を)引き継ぐ
  • take up:(スペースを)取る、(新しいことを)始める
  • take up with:(〜と)議論する
  • take after :(態度を)真似る
  • take back:(言ったことを、約束を)取り消す、
  • take off:(飛行機が)飛び立つ、(ビジネスが)うまくいく
  • take on:(〜を)試す、(誰かと)戦う
  • take down:打ちのめす、書き留める
  • take to:(人に)親近感をもつ、(〜へ)運ぶ
  • to take someone under your wing: (〜を)弟子にする

 

bring

学べる表現

  • bring up:(物を)持ち上げる、(話題を)取り上げる、(子供を)育てる、(ゲロを)吐く
  • bring about:(結果を)引き起こす、(船を)引き返す
  • bring around: (人を)復活させる、(人の意見を)変える
  • bring back:(物を)持って帰る、(昔の慣習を)呼び戻す
  • bring down:(物を、人を)壊す、がっかりさせる、(地位を)引きずり落とす
  • bring in:(物を)持ってくる、逮捕する、(人を)連れてくる
  • bring on board:(会社に)紹介する
  • bring it on:お前なんて怖くないぞ、戦ってやる、俺が勝つ
  • bring off:(〜を)成功させる
  • bring to:(人を)復活させる
  • bring to mind:(〜を)思い出す、意識する
  • bring to light:(〜を)暴露する、明るみに出す
  • bring to one’s knees:(〜を)やっつける

 

look


学べる表現

  • look up:(上を)見る、(辞書で、グーグルで)調べる、ことがうまく行く
  • look up to:尊敬する
  • look down:見下す
  • look over:(上から)見る、チェックする
  • look through:完璧にチェックする、検査する
  • look in on:監視する、軽く世話をする
  • look after:世話をする
  • look into:調査する
  • look out:注意する
  • look around:見る(見てるだけで買わない)

 

put


学べる表現

  • put up with:(渋滞に、退屈な授業に)堪える
  • put on:(服を、ジュエリーを)つける、着る
  • put away:(物を)片付ける
  • put together:(家具を)組み立てる
  • put off:(服を、ジュエリーを)脱ぐ、とる
  • put down:(銃を)下げる

 

call


学べる表現

  • call on(upon):(助けを)頼む、(〜に)頼る
  • call up:電話する、(スポーツチームで)昇進する、(軍隊に)呼ぶ
  • call back:電話を返す、(オーディションの)審査通過の電話をする
  • callback:(オーディションの)審査通過電話
  • call for:(〜を)求める、(〜に)値する
  • call in:(シャンパンを、専門家を)持ってくる、電話する(メッセージを残す)
  • call off:キャンセルする、(犬が、人が)攻撃をやめる
  • call to action:〜に行動させる
  • call to mind:思い出す
  • call into question:疑う
  • on call:電話があったらいつでも対応すると言う状態

 

中級者向け:表現の幅を広げるPhrasal Verbs

(fall / hold / set / pass / carry / turn)

英語に少し慣れてきたら、意味が直訳しにくいPhrasal Verbsを学んでみよう。

このレベルでは、「fall apart(バラバラになる)」「carry out(実行する)」「set up(準備する)」といったニュースやビジネスシーンでも使われる表現が増えてくる。

また、1つのPhrasal Verbが複数の意味を持つことが多くなるため、文脈ごとの意味の違いに注意しながら覚えるのがポイント。

 

fall


学べる表現

  • fall apart:バラバラになる、精神的にやられる
  • fall out:(〜を)落とす、喧嘩する、
  • fallingout:喧嘩、結果
  • fall behind:後ろから着いていく、遅れを取る、支払いが遅れる
  • fall for:恋に落ちる、(嘘を)信じる
  • fall through:(計画が)失敗する、(穴を)通す
  • fall in:従う
  • fall in with:いやいや従う
  • fall back:頼る

 

hold

学べる表現

  • hold on:(電話を)待つ、つかむ
  • hold off:(人が〜するのを)待つ、(選挙を)延期する
  • hold up:(パーティを、コンサートを)延期する、(強盗が言う)手を上げろ
  • holdup:強盗
  • hold out:(〜が良くなるのを)待つ
  • holdout:(〜が良くなるのを)待っている人
  • hold over:(展示会を)延期する
  • hold against:(〜を〜に押し付けて)持つ、(〜に)恨みを持つ
  • hold onto:つかまる、保つ
  • hold back:こらえる、抑える
  • hold down:抑える、保つ
  • hold to:(約束を)保つ

 

set


学べる表現

  • set up:(物を、ビジネスを、店を)作る、(関係を)作る、(証拠を)作る
  • set up to(for):〜を〜にする
  • set in:始まる
  • set feet in:(店に)入る
  • set in motion:(〜を)始める
  • set to:(〜を)始める
  • set on:固執する
  • have your heart set on:心から欲しい
  • have your eyes to set on someone:凝視する
  • set down:(物を)降ろす、書き留める
  • set against:(〜に)強く反対する、(人と人の間の)衝突を作る
  • set aside:取っておく
  • set back:遅らせる
  • setback:問題
  • set apart:目立つ、分ける
  • set out/off/about:行く、開始する
  • to set someone straight:(〜の間違いを)正す

 

にゃんこ先生
最近はアプリで効率的に表現や単語を覚えられるから、良い時代になったよね〜

»【無料】英単語アプリ『TANZAM』イメージで覚える最先端の暗記法

 

pass


学べる表現

  • pass up:(機会を)放棄する、(物を)上にあげて渡す
  • pass on:死ぬ、(情報を)あげる、(いらないから)パスする
  • pass over:(物を)渡す、ざっくり見る、(選ばないで)飛ばす
  • pass through:(街で何もしないで)通過する、(風が服を)通過する
  • pass by:(少しだけ)立ち寄る、(車が)通る、(時間が勝手に)経過する
  • pass down:(物を)下に渡す、(服くなった服をいとこの子供に)あげる、
  • pass away:死ぬ(pass on より一般的な表現)
  • pass out:(紙を、キャンディを)配る、(飲み過ぎで)気を失う
  • pass off:(本当の自分ではない)ふりをする、(偽物を本物であるように)説得する
  • pass around:(紙を、キャンディを)順番に配る

 

carry


学べる表現

  • carry on:(授業を、慣習を)続ける
  • carry on with:(異性と)楽しむ、セックスする
  • carry over:(物を)運ぶ、(時間を)ずらす
  • carry back:(子供を)背中で運ぶ、背徳感を感じる
  • carry around:(成功して)終わらせる
  • carry off:持って行く
  • carry out:(仕事を)実行する、持って行く
  • carry forward:(将来の時間に)持って行く
  • be carried away:自己を忘れた、誇張された

 

turn


学べる表現

  • turn on:(スイッチを)入れる、(授業を、外見を)魅力的にする
  • turn-on:(授業を、外見を)魅力的にすること、もの
  • turn off:興味を失わせる
  • turnoff:興味を失わせること、もの
  • turn up:(音量を)上げる、発見する、現れる
  • turn down:(音量を)下げる、断る
  • turn over:裏返しにする、(レストランの)回転率を上げる
  • turnover:(レストランの)回転率
  • turn around:(人が)振り返る、(意見を)変える
  • turn in:提出する、(警察に悪い奴を)密告する、寝る
  • turn to:頼る
  • turn out:(猫を)追い出す、(〜で)あることがわかる
  • turnout:出席率

 

上級者向け:ニュアンスを深く理解するPhrasal Verbs

(head / back / step / knock)

ネイティブの会話により近づくには、比喩的な意味を持つPhrasal Verbsを理解することが重要だ。

このレベルでは、「head off(阻止する)」「step up(強化する)」「knock out(ノックアウトする)」のように、直訳では意味がわかりにくい表現が多く登場する。

また、ビジネスやフォーマルな場面で使われるものも増えてくるため、より洗練された英語を話したい人には必須のPhrasal Verbsとなる。

 

ねこ君
へぇ、「head」って「頭」って意味じゃないんだ?ネイティブっぽい表現をもっと知りたいな。
にゃんこ先生
そう!「head」は「向かう」って意味もあるし、「back」は「戻る」以外にも「サポートする」って意味があるんだよ。英語の表現力を一気に上げるなら、このレベルをマスターしよう!

 

head


学べる表現

  • head up:(北へ)行く
  • head down:(南へ)行く
  • head out:(今いるところを去ってそっちに)行く
  • head over:(すぐに)行く
  • head in/inside:(家の中に)行く
  • head back:戻る
  • head off:やめる、止める、方向を変える
  • head for:(〜の方向を)目指す

 

にゃんこ先生
自然に話せるようになるためには、表現力だけでなく、ネイティブの文法力も大切。Grammar in Useはチェックする価値がある参考書だよ。

» 【ネイティブの英文法を】English Grammar in Use【特徴・使い方を解説】

 

back


学べる表現

  • back up:(データを)バックアップする、後ろに下がる、サポートする、強化する
  • backup:サポート
  • back away:下がる
  • back down:(衝突を避けるために意見を)取り下げる
  • back off:(威圧的な人に言う)下がれ、やめろ
  • back in:(車をガレージに)バックして入れる
  • back into:(バックして何かに)ぶつかる
  • back out:(最後の最後で)意思を変える

 

step


学べる表現

  • step:一歩出る、(階段を)登る
  • step down:下がる、(職を)辞職する
  • a step-down:(金がないから)ランクを落とすこと
  • step up:上がる、(困難を克服するために)立ち上げる
  • step up to the plate:(困難を克服するために)立ち上げる
  • a step-up:ランクが上がること
  • step in:(部屋に一歩で)入る、(〜に)関わる
  • step inside:(〜に)入る(偉い人が言う)
  • step around:(直接的な意見を避けて間接的に)答える
  • step around the issue:(政治家が本質的なことを言わずに)答える
  • step out:(ちょっとの間)外に出る
  • step out of line:ルールを守らない、皆に合わせない
  • step on:(虫を)踏む、(もっと働くように)プレッシャーを与える
  • step one’s toes:(誰かに)たくさん干渉する
  • step on the gas:プレッシャーを与える、(車の)スピードを上げる
  • setp on it:急ぐ
  • step back:下がる、(ある事象を)一歩下がって見る、(物事が)後退する
  • step aside:横に動く、(道、ポジションを譲るために)横に動く
  • step forward:前に動く、ボランティアする、(責任を)認める

 

knock


学べる表現

  • knock:(ドアを)ノックする
  • knock down:(意図的に物を)倒す
  • knock over:(事故で物を)倒す
  • knock up :妊娠させる
  • knock out:(パンチして)意識を失わせる、故障させる
  • knockout:ノックアウト、(意識を失うほどの)美人
  • knock off:(物を)倒す、盗む
  • knockoff:偽物

 

にゃんこ先生
君は16個の基本同士をマスターした!おめでとう!
にゃんこ先生
英語を話せるようにするためには、もっと話す、それしか方法はない。オンライン英会話などを活用して、積極的に使える英語を身につけていってほしい!

» オンライン英会話25社徹底比較|1000回やってわかった新事実

 

Phrasal Verbsを効率的に覚えるコツ

Phrasal Verbsは、単なる単語の暗記ではなく、文脈ごとに覚えることがポイントだ。

リスニングやスピーキングでもスムーズに使えるように、効果的な学習方法を取り入れよう。

 

よく出る組み合わせを優先的に覚える

Phrasal Verbsの中には、日常会話やビジネス英語で頻繁に登場するものがある。

例えば、「get」「take」「bring」などの基本動詞と前置詞の組み合わせは特に使用頻度が高い。

まずは以下のような「基本動詞+よく使うPhrasal Verbs」 を重点的に覚えよう。

  • get up, get over, get along
  • take off, take on, take in
  • bring up, bring about, bring back
  • look up, look into, look after

これらのPhrasal Verbsは、英語のニュースや会話の中でも頻繁に登場するため、優先的に学習することで実践の場で活用しやすくなる。

 

シャドーイングや実際に使う練習法

暗記するだけでは、いざ使おうとしても思い出せないことが多い。

Phrasal Verbsをスムーズに使えるようにするには、「聞く」→「真似する」→「話す」の流れで学習するのが効果的だ。

 

シャドーイングでリズムを身につける

ネイティブの話し方をそのまま真似る「シャドーイング」は、Phrasal Verbsの音の変化やリズムを身につけるのに最適な方法だ。

シャドーイングの手順
  1. Phrasal Verbsがよく出てくる英語のポッドキャストやYouTube動画を選ぶ
  2. 一文ずつ再生し、音声をそっくり真似して繰り返す
  3. できるだけ意味も意識しながら発音する

シャドーイングを続けると、Phrasal Verbsをスムーズに使えるようになり、自然な英語のリズムも身についてくる。

 

ねこ君
シャドーイングって、なんか難しそう…。
にゃんこ先生
最初は短いフレーズを真似するだけでもOK!聞いたまま口に出すことを意識すると、自然とリズムが身につくよ。

 

実際の会話の中で使ってみる

覚えたPhrasal Verbsは、実際に使わなければ定着しない。

例えば、日記を書くときに意識して使うのも効果的な方法だ。

日記例

“I got up early today and took on a new project at work. In the afternoon, I ran into an old friend and we caught up over coffee.”

このように、日常の出来事を振り返りながら使うことで、Phrasal Verbsを実践的に定着させることができる。

 

オンライン英会話・言語交換で実践しよう!

Phrasal Verbsを「使える英語」にするためには、実際の会話で試すことが一番の近道だ。

オンライン英会話や言語交換を活用し、ネイティブや英語学習者と会話しながら使う機会を増やそう。

 

① オンライン英会話で練習

DMM英会話やCamblyなどのオンライン英会話サービスでは、講師と自由に会話できるため、積極的にPhrasal Verbsを使う練習ができる。

レッスンの前に「今日使うPhrasal Verbs」を決めておくと、より実践的な練習ができる。

会話の例

“Today, I want to practice using ‘take off’ and ‘bring up’ in conversation.”

“Can you give me some feedback if I use them correctly?”

レッスン中に実際に使ってみて、講師からフィードバックをもらうと、自然な表現として身につきやすい。

 

ねこ君
英会話でPhrasal Verbsを使うの、緊張しそう…。
にゃんこ先生
最初は「このフレーズを使いたい!」と決めておくといいよ。ネイティブがどんな風に使うのかも観察しながら練習しよう!

 

 

② 言語交換アプリでアウトプット

HelloTalkやTandemなどの言語交換アプリを使うと、英語を学ぶネイティブと気軽にチャットや音声通話ができる。

英語でメッセージをやり取りする中で、学んだPhrasal Verbsを積極的に使ってみよう。

実践方法
  1. チャットでPhrasal Verbsを使った文章を送る
  2. 相手の返答を見て、どのように使われているかチェック
  3. 音声メッセージでも挑戦し、発音や使い方を確認する

言語交換は、リラックスした環境で実践できるため、間違いを恐れずに試すことができるのがメリットだ。

 

終わりに

Phrasal Verbsは、ネイティブが日常会話で頻繁に使う重要な表現だ。

しかし、日本人学習者にとっては、直訳しづらかったり、同じ動詞でも意味が大きく変わるため、苦手意識を持つことが多い。

しかし、学習方法を工夫すれば、Phrasal Verbsは決して難しいものではない。

よく使われる表現から優先的に覚え、シャドーイングや会話練習で実践しながら身につけることが大切だ。

今回紹介した学習方法を活用しながら、楽しくPhrasal Verbsを身につけていこう!

 

にゃんこ先生
Phrasal Verbsを覚えるだけじゃなく、実際に使ってこそ意味がある!オンライン英会話や言語交換を活用して、どんどん話してみよう!
ねこ君
よし、まずは「get」と「take」のPhrasal Verbsから練習してみる!

 

ねこ君
読んでくれてありがとう!!FacebookXのフォローもよろしくね!
にゃんこ先生
質問、要望、ツッコミ、おすすめ勉強法、なんでも遠慮せずにコメントしてね。
にゃんこ先生
海外の大学・大学院進学に役に立つメールマガジンに登録しよう!おすすめ記事やイベント情報をいち早くお知らせするよ。
英単語アプリTANZAM

コメントを残す

名前、メールアドレスの入力は任意です。メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です