海外留学や海外MBAを目指すうえで重要なのは学校選び。
しかし、海外の学校を選ぶうえで、一つ大変なのは情報集めである。日本語の情報も少なく、イベントや学校説明会も気づいたら終わっていることも多い。
これは、そんな学校を選ぶうえで役に立つであろう情報、サイトを、学校ごとにまとめていくシリーズ第53段。今日は、オハイオ州立大学MBA。
WEBページを行ったり来たりする手間や、有用な情報を探す手間が省け、本来やらなければならないことに時間が使えるようになれば幸いだ。
また、ここのページに漏れており、役に立つ情報があれば、ドシドシコメント欄に共有してほしい。
目次
オハイオ州立大学MBA(Fisher)の概要
オハイオ州立大学MBAの基本情報
Max M. Fisher College of Businessはオハイオ州立大学のビジネススクールだ。
MBAプログラムのカリキュラムは生徒自身でカスタマイズすることができ、ビジネスについてのコアカリキュラムを受講した後には、より深い学びたい選択科目を自分で選んで受講することができる。
Financial Times のグローバルMBAランキングでは68位、U.S. News & World Report のアメリカ内MBAランキングでは25位に選ばれた。
企業のエグゼクティブや卒業生など6万人以上とのネットワークを構築する機会があり、そのなかには著名なビジネスリーダーも含まれている。
(wikiより抜粋)
ホームページ
https://fisher.osu.edu/graduate/ftmba
公式Facebook
https://www.facebook.com/FisherOSU
公式Blog
https://fisher.osu.edu/blogs/gradlife/category/full-time-mba/
Fisher MBAの世界ランキング
#39 US News MBA Rankings 2024
#92 QS Global MBA Rankings 2025
#37 Financial Times Global MBA 2022
学費とクラスプロファイル
学費
- プログラム期間:2年
- 学費:$60,124(年間)
クラスプロファイル
- 学生数(フルタイムMBA):47
- 女性比率:36%
- 留学生比率:45%
- 勤続年数/平均年齢:5.4年/29歳
就職状況・平均給料
- 卒業後の平均給与/中央値:$123,525
- 卒業後6ヶ月以内の就職率:95%
出典:Class Pofile
オハイオ州立大学(Fisher)の特徴
少数精鋭のMBAクラス&マンモス校のリソース
MBAクラスは少人数だが、母体のオハイオ大学は19のカレッジ(学部)があり、学生数5万を超えるマンモス校で、そのリソースが使えるのは魅力的。
例えば、それぞれの学部が独自の図書館をもち、オハイオ州最大の図書館(2万8千平米)、最大のスタジアム(10万人以上)、全米Top 5のジム(RPAC)等もある。
こういう施設は小規模の大学ではなかなか見られない。オハイオ大学の学生は学割でスタジアムのコンサートや競技イベント等を見ることができる。
理論だけでないハンズオンの経験
人数の多いMBAはクラスで教授の授業を聞くレクチャースタイルやケーススタディが多くなってしまうが、フィッシャーは少人数を生かしてよりリアルなプロジェクトベースのプログラムが豊富にある。
オハイオ大学が位置するコロンブスは、アメリカで14番目に大きな都市で、工業関連を中心とする大きな会社も多く、大学と地元企業との連携も熱い。
また、母体のオハイオ大学は起業の支援センターや、オペレーション、不動産、金融のリサーチセンターやパートナーシップが豊富で、それらを活用することで特定分野を掘り下げることもできる。
密接なコーチング
フィッシャーでは、入学時に全ての生徒にコーチのチームが付き、キャリア、アカデミック、リーダーシップ、メンターが2年間のプログラムを通じて定期的にフィードバックやガイダンスを行う。
他の大学でもこのようなサービスがあることは多いが、入学から卒業まで複数分野に渡り定期的にサポートしてもらえることは少ないため心強い。
卒業後のキャリア、インターンシップだけでなく、選択科目をどうすれば良いかなど、学生生活でよくある悩みも相談してみよう。
Fisher College of Business guided campus tour with the Graduate Programs Office
Working Professional MBA at Ohio State: The Student Experience
オハイオ州立大学MBAの偏差値は?出願の難易度や入学条件
海外の大学には、偏差値とという概念がないため、出願の難易度は出願の要件から判断することになる。
MBAの難易度と出願要件
オハイオ州立大学MBAへの出願で必要なものは以下の通り。これらの要件は、多くのMBAプログラムに共通する準備項目でもある。
このように、海外のMBA進学の難易度は、英語力や学力の証明など各種スコアの準備やエッセイ、インタビューなどの準備がハードルとなってくる。
Fisherでは、TOEFL100〜又はIELTS7.0~が求められているだけでなく、スピーキングセクションの推奨スコアが設定されている。
- 学士号
- 成績証明書
- GMAT又はGRE
- TOEFL又はIELTS
- 英文レジュメ
- 推薦状(2通)
- エッセイ
- ビデオエッセイ
- インタビュー
出典:Admissions
- 平均GPA(またはレンジ):3.54
- GMAT平均スコア(またはレンジ):690
- GRE平均スコア(またはレンジ): 317
- 最低語学要件:
- TOEFL 100(S24~推奨)
- IELTS 7.0(S7.0~推奨)
推薦状やエッセイなどについては、学校により要件が異なることも多いので、早めにアプリケーションのためのアカウントを作成して確認をしておくと安心だ。
出願準備はTOEFL/IELTS対策から
出願の流れ
出願の流れは、英語試験等をクリアし関連書類を準備→出願→インタビュー→合否となる。
出願締切日は複数回のステージに分かれており、今年のスケジュールは以下の通り。
ラウンド | 出願締切日 | 合否通知日 |
---|---|---|
早期ラウンド | 2024年10月13日 | 2024年11月15日 |
ラウンド1 | 2024年12月1日 | 2025年1月17日 |
ラウンド2 | 2025年1月5日 | 2025年3月7日 |
ラウンド3 | 2025年2月23日 | 2025年4月11日 |
最終ラウンド | 2025年4月25日 | 2025年5月30日 |
出願受付終了 | 2025年5月30日 | N/A |
- ラウンド3は奨学金審査および留学生応募者の最終締切
- 早期ラウンドやラウンド1・2で出願を完了すると、キャンパスイベント「Red Carpet Weekend」への参加や特別な体験を得られる可能性あり
スケジュールは毎年変わるため、入学方法の詳細は公式HPから確認しておこう。
オハイオ州立大学MBA日本人向けの情報
日本人向けサイト
日本人向けサイトはありません。
日本人留学ブログ一覧
- かまりん’s blog (Class of 2007)
学校説明会・イベント情報
https://fisher.osu.edu/centers-partnerships/coe/events
100名以下:
Purdue University (Krannert) MBA
University of Wisconsin(Madison) MBA
150名以下:
University of Washington MBA (Foster)
Washington University in St. Louis (Olin) MBA
200名以下: