【海外MBAの期間】1年制 or 2年制どっちがいい？1年制のアメリカMBAも

MBAプログラムって、1年制と2年制があるよね。かかるお金と時間が違うってのは分かるけど、それ以外は何が違うの？どれが自分に適しているの？

1年か2年ってかかるコストも1.5〜2倍ぐらい違うけど、コスト以上に考えないといけないこともたくさんあるよね。

人生で一回のMBAだから、妥協しないで満足できる学生生活にしないと！！

海外でのMBA取得を検討する際、「1年制」か「2年制」かで悩む方も多いのではないでしょうか。

ヨーロッパのビジネススクールは1年制が多く、アメリカは2年制のプログラムが多いのが特徴ですが、それぞれどんなメリット・デメリットがあるのか気になりますよね。

この記事では、5つの観点から、1年制のMBAと2年制のMBAを比較していきたいと思います。満足できるMBA留学ができるよう、参考にしていただけると幸いです！

1年制と2年制の海外MBAの違いを比較

①入学前の職歴と卒業後のキャリアの違い

通常、2年制のMBAプログラムは期間が長く、理論と実践をバランスよく勉強できるため、実務経験がなくても入学は可能です。ただし、実務経験ががないままMBAに入学すると、卒業後はMBA採用ではなく一般社員として雇われる可能性があるため注意してください。

一方、1年間のMBAプログラムは、極めて実用性を重視して授業を進めるため、仕事の経験は必ず必要となります。

キャリアのブランクを最小限に抑え、卒業後に早めに転職マーケットに入り、キャリアアップ、年収アップができるというのは1年制MBAの大きなメリットと言えるでしょう。

1年でも2年でも、まずはある程度の仕事経験を積んでからのMBAの方が意味があると思うよ。勉強しているときに、自分の仕事に結びつけて考えることとかも大事だしね。

あとは、一回社会人やると意識が違うじゃん。時間の大切さ、学べることのありがたさがわかるから、有効にMBA生活を利用できるんじゃないかな。

ごめん、1年制は絶対仕事経験が必要って言ったけど、それはトップ100のMBAだね。それ以下のところは、まぁ仕事経験がなくても入れるところがあると思う。

②勉強の忙しさの違い

MBAプログラムは、1年、2年どちらを選んでも勉強は忙しいです。どちらかと言うと1年の方が激務だと言えます。

1年プログラムでは、クラスがない曜日はまずないため、ワークライフバランスは期待できません。プログラム全体がコンパクトにされており、空き時間がほとんどありません。どこかで遅れてしまったら、追いつくことも難しくなるでしょう。

1年制の場合、ほとんどのコア科目は最初の4カ月に勉強します。統計学や会計など、経済学部出身の人ならやっていけるかもしれませんが、数字を扱うような学歴・職歴のない人にとって、4カ月でこれらの科目をマスターするのは相当辛いと思われます。

50年前から1年制MBAプログラムを始めたInseadでは、午前8時30分から午後7時まで授業で、休日も同じらしい。

もともとエンジニアだった人が、いきなり4ヶ月で会計、統計をやれって言われても、しんどいよね。しかも英語で・・。

③授業内容の違い

1年制のプログラムでは、2年制プログラムで30時間の学習内容を約20時間に圧縮して進めているため、ケーススタディやグループディスカッションにかける時間は限られています。

また、一番の大きな違いは、インターンシップの有無です。2年制プログラムなら、1カ月～3カ月のサマーインターンシップができるため、今までと違う業界を経験するいいチャンスになるでしょう。

ここで朗報なのは、1年性のMBAはプログラムが圧縮されているけど、基本的な学べることは2年のMBAと変わらない。専門性のより高い選択科目の取れる数は減っちゃうけどね。

④学生のモチベーションの違い

MBAを取る目的や将来のキャリア目標について、すでに明確にしている人にとっては、1年制のMBAは十分かもしれません。

一方で、キャリアやこれからの人生についてもう少しゆっくり考えていきたい人、あるいはもっと英語力を伸ばしたい人にとっては、2年のプログラムはもっと柔軟性があると言えます。

1年っていうのは本当に短いよ。英語のバックグラウンドがない状態で初めて留学に行ったら、「あ、ちょっと喋れるようになってきた・・。」と思ったところで留学が終わっちゃうレベル。

⑤クラスのダイバーシティの違い

ヨーロッパのビジネススクールは1年制が多く、アメリカは2年制のプログラムが多いです。

1年制のMBAクラスでは、仕事の経験が長いため、学生の平均年齢は2年制よりも若干高め。29歳や30歳は普通です。

アメリカのビジネススクールの学生は北米がメインで、留学生は南米出身が多いです。ダイバーシティの意味では、ヨーロッパの学校は、アメリカよりも国際豊かな傾向にあります。

ま、そうは言っても、平均年齢は1年制の学校でも最近下がっている感じがする。ビジネススクールもお客さん欲しいからさ。

よくある質問

1年制のアメリカMBAはある？

アメリカのMBAプログラムは、2年間のコースが一般的ですが、国際的にも1年制MBAプログラムの需要は高まりつつあり、1年間のコースを提供するビジネススクールも増えてきています。

以下は、1年制のコースを提供している代表的な大学です。参考にしてみてくださいね。

※上記の参考サイトで希望する期間を選択してMBA検索ができますが、最新の情報や詳細は各大学のホームページで調べることをおすすめします。

1年制と2年制でMBA取得費用はどのくらい違う？

一般的に、2年制のMBAは1年制のMBAの1.5倍～2倍の費用がかかると言われています。

以下の記事で、国や地域別にMBA取得費用を比較しています。

各大学が提供しているMBAコースの期間も取り上げながら比較しているので、参考にしてみてくださいね。

≫海外MBAの取得費用｜大学ランキング別の学費・奨学金情報も

まとめ

1年制のMBAは勉強はより激しいから、授業内容を消化できるように、高度な英語力と時間管理能力が必要。けど、1年間でキャリアアップが図れるから、同じ業界で給料をあげたい人にとってはコスパが良い。

2年制のMBAは、勉強以外、ネットワーキングの時間やインターンシップの時間があるから、キャリアチェンジの基盤を築くには最適。あとは、英語力も＋1年あればもうちょっと伸びる。

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