海外留学や海外MBAを目指すうえで重要なのは学校選び。
しかし、海外の学校を選ぶうえで、一つ大変なのは情報集めである。日本語の情報も少なく、イベントや学校説明会も気づいたら終わっていることも多い。
これは、そんな学校を選ぶうえで役に立つであろう情報、サイトを、学校ごとにまとめていくシリーズ第35段。今日は、マンチェスター大学MBA。
WEBページを行ったり来たりする手間や、有用な情報を探す手間が省け、本来やらなければならないことに時間が使えるようになれば幸いだ。
また、ここのページに漏れており、役に立つ情報があれば、ドシドシコメント欄に共有してほしい。
目次
マンチェスター大学MBA(Alliance)の概要
マンチェスタービジネススクールの基本情報
マンチェスター大学(The University of Manchester)は、イギリス、マンチェスターにある国立大学で、イングランドで最初の都市大学の一つである。
20世紀の発明に数多く貢献し、現在までに25人もの卒業生、研究者、教授らがノーベル賞を受賞している英国が誇る名門国立大学だ。
アライアンス・マンチェスター・ビジネス・スクール(Allliance Manchester Business School)はイギリスのマンチェスター大学のビジネス・スクール。
最新のファイナンシャル・タイムズのMBAランキング(2022年)によれば全英で5位、欧州で12位、世界全体では43位である。
また、ビジネススクールの全体の1%以下しか基準を満たしていない、3大外部認証機関であるAACSB International、AMBA 、EQUISの全てから認証を受けているトリプルクラウン校の一つである。
(wikiより抜粋)
ホームページ
https://www.alliancembs.manchester.ac.uk/study/mba/full-time/
公式Blog
https://www.mbs.ac.uk/news/archive/student-life/undergraduate-blogs/
Manchester MBAの世界ランキング
#5 Financial MBA UK Rankings 2023 (13 in Europe, 46 in the world)
#50 QS Global MBA Rankings 2023
学費とクラスプロファイル
学費
- プログラム期間:15ヶ月、18ヶ月
- 学費:£49,000
クラスプロファイル
- 学生数(フルタイムMBA):96
- 女性比率:46%
- 留学生比率:94%
- 勤続年数/平均年齢:6.5年/30歳
就職状況・平均給料
- 卒業後の平均給与/中央値:$128,505
- 卒業後3ヶ月以内の就職率:90%
出典:Class Pofile
マンチェスター大学MBA(Alliance)の特徴
卒業までのフレキシブルな期間
マンチェスターのMBAは15ヶ月、18ヶ月と卒業の期間を調整できるのが特徴だ。
どのプランを選択しても学費は同じ、期間を伸ばすことでインターンシップや海外でのコンサルプロジェクトをすることができる。
イギリスのMBAで通常の1年間はあっという間のため、期間を長めにしてじっくりと留学とイギリス生活を楽しむのも良い。
3つのコンサルプログラムと実践的なカリキュラム
今はどこのMBAでも、企業とのコンサルプロジェクトで理論を実践する機会があるのものだが、マンチェスターはこの「Learning by Doing」に重きを置いている。
大抵のプログラムは2年間で一つのプロジェクトが必須になるのみだが、マンチェスターは3つ「Not-for-Profit Consultancy Project」「International Business
Consultancy Project」「Commercial Business Consultancy Project」の三つのコンサルプロジェクトで900時間以上の実務経験を積むことができる。
これに加え、「 Mergers & Acquisitions (M&A) Project」も必修だ。ここまで実務に力を入れている学校は他にはないだろう。
多様性が高く少人数のクラス
100名ちょっとのクラスサイズに留学生は80%以上、国籍は30カ国以上の学生が集まり、まさにグローバル、ダイバーシティ溢れる環境だ。
こんな環境の中で多くのコンサプロジェクトを少人数のチームで取り組むことで、親密な関係を築くことだけでなく、グローバルな環境で生き延びる力を養成することができるのは間違いない。
少人数であるからこそ教授やクラスメートとの距離も近く、世界中に戦友を作れるのは魅力的だ。
Welcome to the Alliance Manchester Business School
The Manchester Full-time MBA: Transform your career
マンチェスターMBAの偏差値は?出願の難易度や入学条件
海外の大学には、偏差値とという概念がないため、出願の難易度は出願の要件から判断することになる。
MBAの難易度と出願要件
マンチェスターMBAへの出願で必要なものは以下の通り。これらの要件は、多くのMBAプログラムに共通する準備項目でもある。
このように、海外のMBA進学の難易度は、英語力や学力の証明など各種スコアの準備やエッセイ、インタビューなどの準備がハードルとなってくる。
- 学士号
- 成績証明書
- TOEFL又はIELTS
- GMAT又はGRE
- 英文レジュメ(3年以上の職務経験)
- 推薦状(2通)
- エッセイ
- インタビュー
出典:Admissions
- 平均GPA(またはレンジ):N/A ※推奨:成績が上位25%
- GMAT平均スコア(またはレンジ):639
- GRE平均スコア: NA
- 最低語学要件:TOEFL 90 (R/L;20, S/W;22以上)、IELTS 6.5 (R/L;6.0, S/W;6.5以上)
推薦状やエッセイなどについては、学校により要件が異なることも多いので、早めにアプリケーションのためのアカウントを作成して確認をしておくと安心だ。
留学経験や海外経験がない純ジャパが一番時間がかかるのは英語試験対策。留学準備のスケジュール感を持って対策を進めよう。
出願準備はTOEFL/IELTS対策から
出願期限
各ラウンドの締め切りはすべて日曜日の17:00(イギリス時間)であり、締め切り数日前までに書類を提出することが推奨される。
出願ラウンドと締め切り日
- ラウンド1: 2024年10月13日締め切り
- ラウンド2: 2024年11月17日締め切り
- ラウンド3: 2025年1月5日締め切り
- ラウンド4: 2025年2月2日締め切り
- ラウンド5: 2025年3月2日締め切り
- ラウンド6: 2025年4月6日締め切り
- ラウンド7: 2025年5月4日締め切り
- ラウンド8: 2025年6月8日締め切り
留学生の最終締め切り
海外からの留学生の最終出願締め切りは2025年5月4日となる。
ラウンドが早い方が奨学金が取りやすいなど有利に働く可能性があるため、志望度が高い場合は早めに出願することを心がけよう。
マンチェスター大学MBA日本人向けの情報
日本人向けサイト
日本人留学ブログ一覧
- 俄然がんばぬ!~Manchester Global MBA~ (在校生ブログ)
- マンチェスターMBA取得までの道のりとその後 (Class of 2015)
- Roads in Manchester (Class of 2014)
- マンチェスターMBA 留学記 (Class of 2013)
- マンチェスターMBA留学日記 留学とその後 (Class of 2012)
- はじまりのおわり (Class of 2009)
- 肩の力を抜いて行こうよ、Manchester Business School (Class of 2006)
- マンチェスター食べ歩き日記 (Class of 2006)
- 引っ越し貧乏 back to England (Class of 2005)
学校説明会・イベント情報