海外留学や海外MBAを目指すうえで重要なのは学校選び。
しかし、海外の学校を選ぶうえで、一つ大変なのは情報集めである。日本語の情報も少なく、イベントや学校説明会も気づいたら終わっていることも多い。
これは、そんな学校を選ぶうえで役に立つであろう情報、サイトを、学校ごとにまとめていくシリーズ第56段。今日は、ザ・リスボンMBA。
WEBページを行ったり来たりする手間や、有用な情報を探す手間が省け、本来やらなければならないことに時間が使えるようになれば幸いだ。
また、ここのページに漏れており、役に立つ情報があれば、ドシドシコメント欄に共有してほしい。
目次
ポルトガルの名門校:The Lisbon MBAの概要
The Lisbon MBAの基本情報
ザ・リスボンMBAは Catholic University of PortugalとNOVAが協賛してできたビジネススクールだ。フルタイムの1年制MBAはMIT SloanのパートタイムMBAと提携している。
Catholic University of PortugalとNOVAはどちらもトリプルクラウン認定校だ。
(wikiより抜粋)
ホームページ
公式Facebook
https://www.facebook.com/TheLisbonMBA
公式Blog
https://thelisbonmba.com/blog/
The Lisbon MBAの世界ランキング
#74 Financial Times Global MBA 2024
学費とクラスプロファイル
学費
- プログラム期間:1年
- 学費:38,000€
クラスプロファイル
- 学生数(フルタイムMBA):50人前後
- 女性比率:59%
- 留学生比率:62%
- 勤続年数/平均年齢:10年/32歳
就職状況・平均給料
- 卒業後の平均給与/中央値:$120,575
- 卒業後3ヶ月以内の就職率:91%
出典:Class Pofile
The Lisbon MBAの特徴
Lisbonはスタートアップの聖地
ポルトガルの首都であるリズボンは、テックのアクセレレーターやインキュベーターが集まり、起業を目指す若者の数が急速に伸びている。StartUp Voucher Initiativeは1年間に400名の起業家を支援し、彼らのビジネスの成長をサポートしている。
リズボンのMBAでも、学生は国一番のインキュベーターであるLisbonに入る機会もあり、無料のオフィススペースやアドバイスを得ることができる。
MBAの教授たちからのサポートだけでなく、同じようなマインドセットを持った同士との出会いや、投資を受ける機会もあり、リズボンはアントレプレナーとしてキャリアを作るステップとして最適だ。
生活費・学費は低め
ポルトガルの首都であるリズボンでの生活費は、ロンドンと比べるとほぼ半分ですみ、家賃や食費その他のコストが安く住む。
学費も他のヨーロッパのスクールは50,000ユーロ以上はかかるのが普通だが、リズボンの学費は38,000ユーロのみとなる。
交換留学を含むグローバルな環境
リズボンには国際的なネットワーキングをする環境が整っている。MITをはじめとするトップスクールとの交換留学で、国内外で学ぶことができる。
交換留学以外にも、International Labを通じ、ブラジル、中国、メキシコなどで実際のクライアントへのプロジェクトを行うプログラムもある。
エリートサラリーマンになるのではなく、少し尖った経験を持ち将来起業なども視野に入れているのであれば、リズボンは候補に入るだろう。
ポルトガルの生活クオリティ
ポルトガルは駐在員にとって生活のクオリティが高いと言われており、その安全性、健康、食べ物など多くの評価が高い。
リズボンは現地生徒約5割、International Studentは約5割のため、新しい人に出会い、現地や文化を知るためにも良い環境だ。
ポルトガルのリズボンという立地
学校だけでなく、リズボンは観光地としても有名だ。ローマのように街は丘の上に作られ、オーシャンビューが続く。ビーチやシーフード好きにはたまらない環境だろう。
1年の学習期間の間に、ビーチへ直結のNova Campus、ボストンのMIT、そしてリズボンの中心地にあるCatolica CampusでMBA生活をするのはどうだろう?
The Lisbon MBAの偏差値は?出願の難易度や入学条件
海外の大学には、偏差値とという概念がないため、出願の難易度は出願の要件から判断することになる。
MBAの難易度と出願要件
The Lisbon MBAへの出願で必要なものは以下の通り。これらの要件は、多くのMBAプログラムに共通する準備項目でもある。
このように、海外のMBA進学の難易度は、英語力や学力の証明など各種スコアの準備やエッセイ、インタビューなどの準備がハードルとなってくる。
GMATやGPAなどの平均値を開示していないことから、比較的入学難易度は低いと考えられる。
- 学士号
- 成績証明書
- 英文レジュメ(3年以上の職務経験)
- GMAT又はGRE
- TOEFL又はIELTS
- 推薦状(2通)
- エッセイ
- ビデオエッセイ
- インタビュー
出典:Admissions
- 平均GPA(またはレンジ):NA
- GMAT平均スコア(またはレンジ):NA
- GRE平均スコア(またはレンジ): NA
- 最低語学要件:
- TOEFL 93 (各セクション21~)
- IELTS 6.5 (各セクション6.0~)
推薦状やエッセイなどについては、学校により要件が異なることも多いので、早めにアプリケーションのためのアカウントを作成して確認をしておくと安心だ。
出願準備はTOEFL/IELTS対策から
出願の流れ
出願の流れは、英語試験等をクリアし関連書類を準備→出願→インタビュー→合否となる。
出願締切日は例年3回のステージに分かれており、今年のスケジュールは以下の通り。
ラウンド | 出願締切日 | 奨学金 |
---|---|---|
1st Round | 2024年4月1日 | すべての奨学金に対応 |
2nd Round | 2024年7月1日 | すべての奨学金に対応 |
3rd Round | 2024年11月10日(非EU候補者) 2024年11月30日(EU候補者) | Women in Business & Merit Scholarship のみ |
スケジュールは毎年変わるため、入学方法の詳細は公式HPから確認しておこう。
The Lisbon MBA日本人向けの情報
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