2ヶ月でIELTS6.5!おすすめ参考書とWEBサイト[お金をかけない勉強法]

ねこ君
留学にIELTS6.5が必要。でも、どうやって勉強したらいいんだろう・・
ねこ君
予備校は高いし、けど留学のために予算は取っておくべきだよね・・
にゃんこ先生
お金をかけることだけが英語学習ではないんだよ。良い教材と学習方法さえあれば、実は一番必要なのは自分の努力(時間)で、お金はほとんどかけなくても目標は達成できるはず。
にゃんこ先生
今日は、社会人のMikiが、どのように工夫して、お金をかけずに2ヶ月という短期間でIELTS6.5を獲得したのか紹介する。
にゃんこ先生
この2ヶ月という期間は、もちろん個々人のスタート地点の英語力にもよるけど、ここで紹介する教材は使えるものばかり!是非学習の参考にしてみてね!

留学準備の要とも言える、英語試験対策。社会人になると、なかなか時間が取れなくて大変ですよね。わたしも仕事をしながらの留学準備だったので、試験対策には苦労しました。

また、できるだけ留学前の出費を抑えるため、試験対策にはなるべくお金をかけたくありませんでした。

 

わたしは大学時代に一年の語学留学を経験していますが、留学中は大学ではなく語学学校に通っていたため、アカデミック英語には不慣れで、アカデミックエッセイの書き方などはゼロから勉強しなければなりませんでした。

今回はそんなわたしが、勉強期間約2ヶ月、たった一度の受験でスコア6.5を取ることのできた勉強法を紹介します。

 

著者について Miki

ミネソタ在住の大学院生。自分の夢に素直になりたくて、新卒で入社した会社を1年で辞めて渡米。語学で人と人、人と夢を繋ぐ先生になるべく奮闘中。

IELTSスピーキング7.0オンライン講座バナー

IELTS試験対策にオススメの参考書/Webサイト

IELTS試験対策の講座を提供している英語塾もたくさんあります。

確かに効率を上げるためにも、講座を受講するのは良い手段かもしれません。

でも、費用は約20万ほどと、やや高めです。わたしは参考書とWebサイトを使って対策をしました。

IELTS Liz

IELTS Liz

こちらのサイトでは、IELTSを知り尽くしたイギリス人講師の方のレッスン動画がなんと無料で見ることができます。

さらに、練習問題やライティングのモデルなども掲載されているので、参考書なしで十分な試験対策をすることができます。 

まずはこちらの動画でIELTSの基本的な知識やテクニックを学びましょう。

 

それぞれのセクションのページに行くと、セクション別のテクニック動画や、練習問題が掲載されています。

まずは、各セクションのテクニック動画(tips)を見ることをお勧めします。

 

それから、練習問題(Practice Lessons)に取り掛かりましょう。一通り練習問題を解いたら、自分の弱点がわかってくると思います。

その後、パラフレージング(言い換え)や論の展開方法など、各セクションの細かいスキルを練習しましょう。

 

わたしは通勤中などのスキマ時間にテクニック動画を見て、休日などまとまった時間がとれる日に問題を解くなど工夫をしていました。

このサイトを使えば、時間がなくても自分の好きな時間に無料でIELTSの”講座”を受けることができます!

Liz先生の動画はイギリス英語なので、イギリス英語に慣れていない方も、耳慣らしができると思います。

 

 ケビン・ダン先生のIELTS対策サイト

こちらは、主にIELTSの問題への効率のよいアプローチを紹介しているサイトです。

講師のケビン先生は、長年日本人に英語を教えた経験のある方なので、日本人によくある間違いの傾向をよく理解しています。

勉強法やテクニックなどが掲載されていて、一つひとつの記事が短く、ちょっとしたスキマ時間に目を通すことができます。

(2021年現在サイトにアクセスできなくなっているようです。)

 

スコアに直結!IELTS問題集&試験対策

スコアに直結!IELTS問題集&試験対策

わたしはケビン先生の参考書を使っていました。

こちらは日本語でテストのテクニックが解説されているので、英語ばかりのサイトだと疲れてしまうという方にもオススメです。

この本はIELTSの問題の形態を分析し、どのようにアプローチをすれば良いのかが説明されており、効率よく高いスコアを狙うことができるようになります。

 

また、日本人向けの参考書なので、日本人が苦手とする文法の解説などもあるので、とても役に立ちました。

ケビン先生の参考書で問題形式やテクニックについて学んだ後にLizのサイトの練習問題を解くと、効率の良い勉強ができると思います。

 

にゃんこ先生
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ライティング・スピーキング対策はオンライン講師に

E-learning

リーディングやリスニングと違い、ライティングやスピーキングはフィードバックも大切なので、ネイティブスピーカーと練習をして、フィードバックをもらったほうがいいでしょう。

わたしは、オンラインレッスンを利用し、比較的お金をかけずに対策をしました。

 

Cafetalk

Cafetalk

ライティングの採点をしてくれる経験豊富な講師がたくさんいます。お金はかかっても3000円程度です。

「スコアに直結!IELTS問題集&試験対策」の著者であるケビン先生もcafetalkで講師をされています。わたしはライティングの添削をケビン先生にお願いしました。

自分では分かりづらい文章のクセや文法ミスのパターンなど指摘してもらえるので、他のライティングに活かせるフィードバックがもらえてとても助かりました。

 

Eikaiwa Now

Eikaiwa Now

こちらは、GPSを使って近くにいる外国人を探して、会話の練習ができるというアプリです。

スピーキングは繰り返し練習することが大事です。わたしはIELTS講師と練習する前に、このアプリを使ってネイティブスピーカーを探して練習に付き合ってもらっていました。

自然な表現などはネイティブスピーカーに聞くのが一番だと思うので、できるだけ費用を抑えつつ練習がしたい人はぜひこのアプリを使ってみてください。

(Eikaiwa Nowはサービスを終了したため、代わりに言語交換のHello Talkを使ってみるのは如何でしょう。)

 

Cambridgeの参考書・問題集

Cambridge Vocabulary for IELTS advanced

Cambridge Vocabulary for IELTS advanced

わたしがIELTS対策の参考書の中で、一番使えると思ったのが「Cambridge Vocabulary for IELTS advanced」です。

この本はIELTSに必要な単語とIELTSの試験形態を同時に学べる一石二鳥の代物なのです。

ユニット毎にテーマがあり、テーマごとに単語が覚えられるのに加えて、IELTSリーティング、リスニング、ライティングの問題を解きながらそのユニットの単語を学ぶ仕組みになっています。

 

語彙力はIELTSの試験でハイスコアを狙うのに必須であることはもちろん、留学後も大切なスキルです。

パラフレーズ(言い換え)ができないと、スコア6以上を狙うのは難しくなってきますので、同じテーマで関連付けて語彙を増やしていくのは、とても効率のよい学習方です。

さらに、単語は単語量で学ぶよりコンテキストの中で学ぶ方がいいとされているので、この本はとても効率よく学習ができます。

 

Cambridge IELTS

Cambridge IELTS 14

こちらは定番のIELTSの過去問題集です。わたしは本番前1ヶ月を切った頃から、時間を測って過去問題集を解いていました。

上記の勉強で培ったテクニックを、本番に近い形で使う練習も大切です。リーディングとリスニングは数をこなすためにも、過去問題集を何度も解きました。

ちなみに、このシリーズは新しいエディションがすぐに出ますが、少し前のエディションを買っても、問題形式に大きな変化はありません。

わたしは費用を抑えるために前のエディションを買っていました。

 

Oxford Collocation Dictionary of English

Oxford Collocation Dictionary of English

こちらは参考書ではありませんが、ライティング対策や、留学後にも役に立つ辞書なので紹介したいと思います。

Collocation(コロケーション)とは、よく使われる単語の組み合わせです。例えば、”advice”という単語を調べると、その単語と共によく使われる動詞や形容詞の一覧が出てきます。

「文法的には正しいけど不自然な表現」を避けるためにも、コロケーションを知ることは大事です。

 

ライティングの練習をする時に、コロケーションを調べるクセをつけておくと良いと思います。

この辞書は、留学準備時代から、大学院2年目の今でも大変お世話になっています。留学前から英語の勉強にコロケーションを入れると留学後も役に立ちますよ!

 

終わりに~IELTS6.5を目指すため~

ielts ロゴ

いかかでしたか?時間とお金をかけずに英語試験対策をすることは、十分可能なのです。

わたしは個人的に、TOEFLよりもIELTSのほうが合っていると感じたので、IELTSを受験しました。試験も紙ベースですし、スピーキングも対人なので、今まで慣れてきた試験と似ていることが大きな理由です。

 

IELTSというとイギリス留学を思い浮かべる方も多いと思いますが、最近ではアメリカの大学でもIELTSを受け入れる学校も増えています。大学院の基準スコアはoverall6.5であるケースがほとんどです。

仕事をしながらでも、スキマ時間を有効活用して、スコア6.5以上を目指すことはできます!

また、試験対策に何十万円も払う必要はありません。お財布にも優しい効率勉強法をぜひ実践してみてくださいね!

 

にゃんこ先生
最後に、当サイトではTOEFL・IELTS対策専門のオンラインコースも提供しているよ!英語対策でお悩みがあれば、遠慮なく連絡してね!

 

ねこ君
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にゃんこ先生
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にゃんこ先生
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6 件のコメント

  • 質問です!
    12月に初めてIELTSを受けるのですが、そこでOverall6.5以上かつ各セクションで6.0以上を取りたいです。
    現状はTOEICで700点ほどなのですが、どのように勉強すればいいでしょうか?留学に行くために何としてもスコアを取りたいです!アドバイスをお願いします。

  • 初めまして!
    記事、読ませて頂きました。

    質問ですが、以前、模試で受験した際の暫定スコアがおよそ3.5程度なのですが
    5.5~のスコアに数か月以内に届く見込みはあると思われますでしょうか?

    不躾な質問で申し訳ございません。
    何としても年度中に習得しなければならなくなり、切羽詰まっております。

    分かる範囲で教えていただけないでしょうか

    • 見込みがあるのか、できるかできないか、は全て自身の努力次第。正しい方法で頑張れば、数ヶ月で3.5から5.5にスコアアップすることは不可能ではないよ。
      努力の仕方は全てこちらの記事でまとめてあるので、ぜひ参考してみよう!
      https://www.path-to-success.net/ielts-study

  • 現在高校3年生のアパパパです。記事拝見しました。現在英語のレベルは、英検一級に届くか届かないかレベルです。カナダに約一年留学経験があります。IELTSは一回も受けたことがなく、問題の内容もよく把握していないのですが、今から勉強を始めて、大学入試(9月)までに6.5〜7.5のスコアを取りたいと思っています。可能でしょうか。

    • 1年間留学経験あり+英検準1級〜1級の間の英語力であれば、2~3ヶ月の問題演習と模試で、6.5〜7.5を取ることは十分に可能だよ。
      一発で目標スコアが取れるように、こちらのSpeaking本番問題のパッケージはぜひ使ってみよう!

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