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海外大学や大学院への進学、キャリアアップを目指す日本人の大学生や社会人にとって、IELTSで6.5というスコアは大きなハードルの一つです。
特に、「効率よく」「コストを抑えながら」目標スコアを達成したいと考える方も多いのではないでしょうか。
実際に、予備校に通えば20万円以上の費用がかかることもあり、経済的な負担が気になるところ。
しかし、安心してください。IELTS6.5は、お金をかけずに短期間で達成することが可能です。
この記事では、忙しい社会人や大学生でも無理なく実践できる「無料で使えるリソース」や「効率的な勉強法」を具体的にご紹介します。
実際に、仕事をしながら2ヶ月でIELTS6.5を達成した方法も踏まえ、スコアアップのためのステップを徹底解説していきます。
著者について Miki
目次
IELTS6.5とは?
IELTS(International English Language Testing System)は、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4セクションで構成される英語能力試験です。
その中でスコア6.5は、英語力を証明するために多くの大学・大学院や就職先が設定する重要な基準の一つです。
スコア6.5の取得は、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能でバランスよく得点を取る必要があり、日本人の平均スコアや他の試験との違いを理解することで、より具体的な学習目標が立てられます。
スコア6.5の難易度
IELTSスコア6.5を達成するには、セクションごとのスコアが平均して6.0〜7.0である必要があります。
- リスニング: 約326–29 問正解(40問中)
- リーディング: 約27–29問正解(40問中)
- ライティング: 採点者が課題達成度、文法の正確さ、語彙の幅、コヒーレンスを基準に評価。エッセイでは論理的な展開が求められる。
- スピーキング: 日常会話やアカデミックなテーマについて、流暢かつ適切な表現が求められる。
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IELTSスコア6.5を必要とする大学・大学院
多くの英語圏の大学では、学部レベルでIELTS6.0〜6.5、大学院レベルで6.5〜7.0を入学要件として設定しています。
例えば以下のような大学が該当します。
- イギリス: ロンドン大学(UCL)やエディンバラ大学
- オーストラリア: シドニー大学、メルボルン大学
- カナダ: トロント大学、ブリティッシュコロンビア大学(UBC)
- アメリカ: 一部の州立大学やリベラルアーツカレッジ
これらの大学では、特にアカデミックな環境での文章作成能力やディスカッション能力が重視されるため、IELTSの各セクションで一定以上のスコアを求めることが一般的です。
日本人の平均スコア
以下は、IELTSアカデミックモジュールにおける日本人受験者の平均スコアです。
セクション | 平均スコア | スコア6.5との差 | 強化が必要なポイント |
---|---|---|---|
リスニング | 5.95 | -0.55 | 長めの講義を正確に聞き取る練習 |
リーディング | 6.06 | -0.44 | アカデミックな文章への慣れ |
ライティング | 5.70 | -0.80 | パラフレーズや論理的な構成力 |
スピーキング | 5.51 | -0.99 | 流暢さと自然な表現の向上 |
総合スコア | 5.86 | -0.64 | バランスの取れたスキルアップ |
このデータから、日本人受験者がスコア6.5を取得するためには、特にライティングやスピーキングの強化が重要であることが分かります。
また、英語圏以外の国では、日本人よりも平均スコアが高い受験者が多いことも特徴です。
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他試験との比較
IELTSは、TOEFLやTOEICなど他の英語試験と異なり、4技能全てをバランス良く評価する試験です。
以下は主要な英語試験の比較です:
CEFRレベル | TOEFL iBT | TOEIC (L&R) | IELTS | 英検 |
---|---|---|---|---|
C2 (Proficient) | 120-114 | – | 9.0-8.5 | – |
C1 (Advanced) | 113-95 | 990-945 | 8.0-7.0 | 1級 (一部C1) |
B2 (Upper-Intermediate) | 94-72 | 940-785 | 6.5-5.5 | 1級 (一部B2), 準1級 |
B1 (Intermediate) | 71-42 | 780-550 | 5.0-4.0 | 準1級 (一部B1), 2級 |
A2 (Elementary) | 41-0 | 545-380 | 3.5-3.0 | 準2級 (一部A2), 3級 |
A1 (Beginner) | – | – | – | 3級 (一部A1) |
既にTOEFLや英検のスコアがあったとしても、IELTSは試験内容が全く異なる試験ですので、安心せずに模擬試験などを受けて現時点のレベルを早めに把握するのがおすすめです。
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セクション別目標スコアの設定と勉強時間の確保
スコアシミュレーション
IELTSスコアは、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのセクションの平均を四捨五入して算出されます。
以下は、目標スコア6.5に達するためのパターンを計算したものです。
パターン | リスニング | リーディング | ライティング | スピーキング | 平均スコア | コメント |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 7.0 | 7.0 | 6.0 | 6.0 | 6.5 | リスニングとリーディングを強化して達成可能。 |
B | 6.5 | 6.5 | 6.5 | 6.5 | 6.5 | バランス型。時間配分を意識したい場合に有効。 |
C | 6.5 | 6.5 | 6.0 | 6.0 | 6.25 | リスニングとリーディングに重点を置く現実的なプラン。 |
D | 7.0 | 6.5 | 6.0 | 6.0 | 6.375 | リスニングを得意とする受験者におすすめ。 |
平均スコアが6.25以上であれば6.5に切り上げられるため、特にリスニングとリーディングのスコアを重視すると効率的です。
6.5を余裕を持ってクリアするため、ライティングとスピーキングは6.0以上が最低目標とし、リスニングとリーディングで7.0を目指すのがおすすめです。
隙間時間を活用した勉強時間の確保
時間が限られている社会人が、効果的に英語学習を進めるためには隙間時間の活用が重要です。
以下は、日常生活に学習を組み込む具体的なアイデアです。
休日のまとまった時間では、問題演習や模試の復習など、まとまった時間のかかる勉強をするのがおすすめです。
隙間時間を活用した勉強法
時間帯/活動 | 具体的な学習内容 |
---|---|
朝起きた後 | スピーキング: オンライン英会話 |
通勤・通学中(30分〜1時間) | リスニング: 英語ポッドキャスト、IELTSリスニング問題 単語学習: 単語アプリ |
料理中や家事中 | リスニング: 英語オーディオブック、ニュースアプリの音声機能 |
運動中(ストレッチやジム) | リスニング: 英語ポッドキャスト+シャドーイング |
移動中(徒歩や電車内) | 発音練習: 英語アプリを使用 |
昼休み(1時間) | ライティング練習: Task 1やTask 2のエッセイ作成 |
寝る前の自由時間(1〜3時間) | リスニング: 精聴 リーディング: 洋書で多読 |
- 入浴時間: 防水スピーカーでTED TalksやIELTSリスニング問題を流す。
- 朝の準備中: メイクや髪をセットしている間に、BBCニュースのリスニングや英語表現を学ぶ。
- 休憩時間の一工夫: 短い時間でも、単語カードやアプリを使い、10個程度の単語を集中して覚える。
- ベッドでの寝る前時間: スマホで簡単にできるリスニングや語彙学習に取り組む。寝る前の学習は記憶の定着を助ける効果がある。
- エクササイズ中: 隙間時間にストレッチや散歩をする際、英語のオーディオを聞くことで効率的な「ながら学習」が可能。
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無料&低コストで使える参考書・教材のまとめ
IELTS対策には、さまざまな参考書やリソースを活用することで効果的にスコアアップが可能です。
初心者向けから上級者向けまで、低コストかつ効率的なツールをジャンルごとに紹介します。
初心者におすすめの参考書
IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集
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初心者に特におすすめの教材で、英語に不慣れな人でも理解しやすい日本語解説付きになります。
各セクション(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)の基本的な解答方法が丁寧に説明されており、試験形式をしっかり理解できます。
また、模擬試験も収録されているため、本番前の実践練習にも最適です。初めてIELTSを受験する方には、この一冊で基礎を固めることができます。
スコアに直結!IELTS問題集&試験対策
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こちらは日本語でテストのテクニックが解説されているので、英語ばかりのサイトだと疲れてしまうという方にもオススメです。
この本はIELTSの問題の形態を分析し、どのようにアプローチをすれば良いのかが説明されており、効率よく高いスコアを狙うことができるようになります。
また、日本人向けの参考書なので、日本人が苦手とする文法の解説などもあるので、とても役に立ちました。
ケビン先生の参考書で問題形式やテクニックについて学んだ後にLizのサイトの練習問題を解くと、効率の良い勉強ができると思います。
Cambridge IELTSシリーズ
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こちらは定番のIELTSの過去問題集です。わたしは本番前1ヶ月を切った頃から、時間を測って過去問題集を解いていました。
上記の勉強で培ったテクニックを、本番に近い形で使う練習も大切です。リーディングとリスニングは数をこなすためにも、過去問題集を何度も解きました。
ちなみに、このシリーズは新しいエディションがすぐに出ますが、少し前のエディションを買っても、問題形式に大きな変化はありません。
わたしは費用を抑えるために前のエディションを買っていました。
語彙力強化ツール
Cambridge Vocabulary for IELTS Advanced
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わたしがIELTS対策の参考書の中で、一番使えると思ったのが「Cambridge Vocabulary for IELTS advanced」です。
この本はIELTSに必要な単語とIELTSの試験形態を同時に学べる一石二鳥の代物なのです。
ユニット毎にテーマがあり、テーマごとに単語が覚えられるのに加えて、IELTSリーティング、リスニング、ライティングの問題を解きながらそのユニットの単語を学ぶ仕組みになっています。
語彙力はIELTSの試験でハイスコアを狙うのに必須であることはもちろん、留学後も大切なスキルです。
パラフレーズ(言い換え)ができないと、スコア6以上を狙うのは難しくなってきますので、同じテーマで関連付けて語彙を増やしていくのは、とても効率のよい学習方です。
さらに、単語は単語量で学ぶよりコンテキストの中で学ぶ方がいいとされているので、この本はとても効率よく学習ができます。
TANZAM
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イラストやストーリーを通じて単語を効率よく記憶できる日本発の英単語アプリです。
単語のニュアンスや使い方を視覚的に理解できるため、単なる暗記が苦手な方におすすめです。
また、通勤時間やスキマ時間にも学習が進められるよう工夫されており、初心者から上級者まで幅広く活用できます。
スピーキング&ライティング対策
Cafetalk
オンラインでプロ講師とスピーキングやライティングの練習ができるプラットフォームです。
特にIELTS専門の講師も多く在籍しており、個々のニーズに合った指導を受けることが可能です。お金はかかっても3000円程度です。
「スコアに直結!IELTS問題集&試験対策」の著者であるケビン先生もcafetalkで講師をされています。わたしはライティングの添削をケビン先生にお願いしました。
自分では分かりづらい文章のクセや文法ミスのパターンなど指摘してもらえるので、他のライティングに活かせるフィードバックがもらえてとても助かりました。
HelloTalk
HelloTalkは、世界中のネイティブスピーカーとつながり、言語交換を通じてスピーキング力を向上させることができるアプリです。
ユーザーは自分が学びたい言語(例: 英語)を設定し、その言語を話す相手を見つけてチャットや音声通話で練習することができます。
スピーキングは繰り返し練習することが大事です。わたしはIELTS講師と練習する前に、このアプリを使ってネイティブスピーカーを探して練習に付き合ってもらっていました。
自然な表現などはネイティブスピーカーに聞くのが一番だと思うので、できるだけ費用を抑えつつ練習がしたい人はぜひこのアプリを使ってみてください。
IELTS Speaking 7.0+対策パッケージ
このパッケージの最大の強みは、本番に出題される問題で演習ができる点です。
IELTSスピーキングの問題は年に3回入れ替わる特徴がありますが、この講座では最新の本番問題を収集し、それに基づく模範解答と音声をセットで提供しています。
さらに、模範解答は高得点を狙うためのポイントを押さえた構成になっており、具体的なアイデアや言い回しを学ぶのに最適です。
事前にどんな回答をするか考え、本番で「良いアイディアが浮かばない」という事態を防ぐことが可能です。
無料Webリソース
IELTS Liz
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こちらのサイトでは、IELTSを知り尽くしたイギリス人講師の方のレッスン動画がなんと無料で見ることができます。
さらに、練習問題やライティングのモデルなども掲載されているので、参考書なしで十分な試験対策をすることができます。
まずはこちらの動画でIELTSの基本的な知識やテクニックを学びましょう。
それぞれのセクションのページに行くと、セクション別のテクニック動画や、練習問題が掲載されています。
まずは、各セクションのテクニック動画(tips)を見ることをお勧めします。
それから、練習問題(Practice Lessons)に取り掛かりましょう。一通り練習問題を解いたら、自分の弱点がわかってくると思います。
その後、パラフレージング(言い換え)や論の展開方法など、各セクションの細かいスキルを練習しましょう。
わたしは通勤中などのスキマ時間にテクニック動画を見て、休日などまとまった時間がとれる日に問題を解くなど工夫をしていました。
このサイトを使えば、時間がなくても自分の好きな時間に無料でIELTSの”講座”を受けることができます!
Liz先生の動画はイギリス英語なので、イギリス英語に慣れていない方も、耳慣らしができると思います。
Oxford Collocation Dictionary (Web版)
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こちらは参考書ではありませんが、ライティング対策や、留学後にも役に立つ辞書なので紹介したいと思います。
Collocation(コロケーション)とは、よく使われる単語の組み合わせです。例えば、”advice”という単語を調べると、その単語と共によく使われる動詞や形容詞の一覧が出てきます。
「文法的には正しいけど不自然な表現」を避けるためにも、コロケーションを知ることは大事です。
ライティングの練習をする時に、コロケーションを調べるクセをつけておくと良いと思います。
この辞書は、留学準備時代から、大学院2年目の今でも大変お世話になっています。留学前から英語の勉強にコロケーションを入れると留学後も役に立ちますよ!
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具体的な勉強プラン: 初心者と経験者
IELTS6.5を目指すには、初心者は英語力の基礎を固めること、経験者は弱点を補強しながら試験形式に慣れることが大切です。
それぞれのレベルに応じた具体的な方法をご紹介します。
初心者向けプラン: 英語力の基礎を固める
TOEFL700点〜800点程度で英語の基礎力が十分でない場合、まずは語彙力・文法力・リスニング力を半年程度かけて強化することが重要です。
その後、IELTS試験対策に移行しましょう。
- 語彙: TANZAM
- 文法: English Grammar in Use
- リスニング: IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集、TED Talks
具体的な使い方とポイント
- 語彙力強化
TANZAMを毎日30分〜1時間活用し、頻出単語を確実に覚えることを提案します。
ストーリーやイラストを活用して、単語のニュアンスを深く理解することで記憶に残りやすくなります。
また、学習した単語を日常的に使ってみることでアウトプットの力も鍛えられます。
覚えた単語を使うという意味で、1日30分ほど洋書を読む時間を作ることもおすすめです。
- 文法力向上
「English Grammar in Use」は基礎から応用まで幅広くカバーされているため、毎日1セクションを目標に進めましょう。
学習後は例文を使って自分で短い英文を作り、実践力を高めることがポイントです。
- リスニングの精聴
公式問題集を使って、音源を1分単位で細かく止めながら内容を確認する精聴を繰り返します。
その後シャドーイングを加えることで、リスニング力とスピーキング力の両方を鍛えることが可能です。
また、TED Talksやポッドキャストを通勤中や家事中に流し聞きし、英語に慣れる時間を増やすと効率的です。
経験者向けプラン: 試験対策と弱点補強
すでに交換留学を経験していたり、仕事で英語を使う機会がある方で一定の英語力がある場合は、試験形式に慣れ、特定の弱点を集中的に克服することがスコアアップの鍵です。
- 語彙: Cambridge Vocabulary for IELTS Advanced
- 模擬試験: Cambridge IELTSシリーズ
- スピーキング対策: IELTS Speaking 7.0+対策パッケージ
- ライティング対策: IELTS Writing 7.0+オンライン講座
具体的な使い方とポイント
- 模擬試験で全体を把握
「Cambridge IELTSシリーズ」を使い、週1回模擬試験を解きます。本番と同じ環境で時間を測り、試験形式に慣れることが重要です。終了後は間違えた問題を分析し、同じミスを繰り返さないよう復習を徹底します。
- スピーキングの実践
「IELTS Speaking 7.0+対策パッケージ」では本番形式の質問に取り組み、模範解答や音声を参考に練習します。回答を録音して自分で聞き返し、改善点を分析することで即興性と表現力を向上させます。
さらに、オンライン英会話を毎日25分行い、スピーキング力を継続的に伸ばす習慣を作りましょう。
- ライティングの改善
「IELTS Writing 7.0+オンライン講座」でTask 1とTask 2の構成方法を学び、毎週1〜2つのエッセイを書きます。添削サービスを利用して論理構成や内容のブラッシュアップを図ります。
よくある質問(FAQ)
IELTS6.5はどのくらい難しいの?
IELTS6.5は、日常会話や一般的なアカデミックな内容を十分に理解できる英語力を持つレベルとされています。
具体的には、TOEFL iBTスコアで80〜90点程度、TOEICスコアで850〜900点に相当します。
また、日本人の平均スコア(5.86)を考慮すると、リスニングやリーディングで高得点を狙いながら、ライティングやスピーキングのスコアをバランスよく上げることが求められます。
IELTSは予備校に通うべき?それとも独学でも達成可能?
予備校に通うか独学にするかは、現在の英語力や学習スタイルによります。
予備校を選ぶべき人: 英語学習の進め方がわからない、またはモチベーションを保つのが難しい人には、予備校での指導が有効です。ただし、費用が高くなる傾向があるため、しっかり比較検討しましょう。
独学が向いている人: 自分で計画を立てられる人や、比較的英語の基礎力がある人は、独学でも十分にスコアを達成可能です。本記事で紹介した無料・低コストの教材を活用すれば、予備校に匹敵する対策が可能です。
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IELTSとTOEFL、どちらを受けるべき?
IELTSとTOEFLの選択は、進学先や学習スタイルに依存します。
IELTSは、イギリス・オーストラリア・カナダなどへの留学に最適です。スピーキングが対人形式で行われるため、自然な会話に自信がある人に向いています。
TOEFLはアメリカの大学進学に適しており、リーディングやリスニングで高度なアカデミック英語が問われます。PCでの試験に慣れている人にはおすすめです。
社会人が限られた時間でIELTS6.5を目指すには?
社会人が効率的に勉強を進めるには、隙間時間を活用するのがポイントです。以下のような時間を活用して学習を進めましょう:
- 通勤中: 英語ポッドキャストやIELTSリスニング問題を聞く
- 昼休み: ライティングや単語学習を進める
- 家事中や運動中: TED Talksやオーディオブックで耳を鍛える
- 夜間: 精聴や模試の復習、オンライン英会話でスピーキング練習
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終わりに~IELTS6.5を目指すため~
いかかでしたか?時間とお金をかけずに英語試験対策をすることは、十分可能なのです。
わたしは個人的に、TOEFLよりもIELTSのほうが合っていると感じたので、IELTSを受験しました。
試験も紙ベースですし、スピーキングも対人なので、今まで慣れてきた試験と似ていることが大きな理由です。
IELTSというとイギリス留学を思い浮かべる方も多いと思いますが、最近ではアメリカの大学でもIELTSを受け入れる学校も増えています。大学院の基準スコアはoverall6.5であるケースがほとんどです。
仕事をしながらでも、スキマ時間を有効活用して、スコア6.5以上を目指すことはできます!
また、試験対策に何十万円も払う必要はありません。お財布にも優しい効率勉強法をぜひ実践してみてくださいね!
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質問です!
12月に初めてIELTSを受けるのですが、そこでOverall6.5以上かつ各セクションで6.0以上を取りたいです。
現状はTOEICで700点ほどなのですが、どのように勉強すればいいでしょうか?留学に行くために何としてもスコアを取りたいです!アドバイスをお願いします。
IELTSの勉強法は全てここにまとめているよ!
https://www.path-to-success.net/ielts-study
12月まで時間がないので、まずは模試を受けて現在のスコア・実力を把握するところからかな。
https://www.path-to-success.net/ielts-textbooks
TOEICと比べると難易度が全く違うので、早めにIELTSの勉強を始めよう!
初めまして!
記事、読ませて頂きました。
質問ですが、以前、模試で受験した際の暫定スコアがおよそ3.5程度なのですが
5.5~のスコアに数か月以内に届く見込みはあると思われますでしょうか?
不躾な質問で申し訳ございません。
何としても年度中に習得しなければならなくなり、切羽詰まっております。
分かる範囲で教えていただけないでしょうか
見込みがあるのか、できるかできないか、は全て自身の努力次第。正しい方法で頑張れば、数ヶ月で3.5から5.5にスコアアップすることは不可能ではないよ。
努力の仕方は全てこちらの記事でまとめてあるので、ぜひ参考してみよう!
https://www.path-to-success.net/ielts-study
現在高校3年生のアパパパです。記事拝見しました。現在英語のレベルは、英検一級に届くか届かないかレベルです。カナダに約一年留学経験があります。IELTSは一回も受けたことがなく、問題の内容もよく把握していないのですが、今から勉強を始めて、大学入試(9月)までに6.5〜7.5のスコアを取りたいと思っています。可能でしょうか。
1年間留学経験あり+英検準1級〜1級の間の英語力であれば、2~3ヶ月の問題演習と模試で、6.5〜7.5を取ることは十分に可能だよ。
一発で目標スコアが取れるように、こちらのSpeaking本番問題のパッケージはぜひ使ってみよう!