日程:2024年10月26日(土) 14:00〜17:30(入退場自由)
場所:シェラトン都ホテル東京
参加校(一部):Imperial College London, New York University, Johns Hopkins University, NUS, University of Leeds
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大学院への進学に興味を持つきっかけは、大学院で研究したいことがある、より専門的な知識を身につけたい、自分が目指す職業に就くために必要である、など人それぞれです。
きっかけは何であれ大学院への進学を自分の将来の選択肢に入れると決めたら、次は進学先選びです。
大学院を選ぶ基準はいろいろありますが、進学先を選ぶ際には大学名ではなく、自分が何を深く学びたい/ 研究したいのかを基準に判断することが大切。それが決まれば、その分野を専門にしている大学院を進学先として絞り込むことができます。
そこで今記事ではイギリスの大学院の中から「リーズ大学」に注目。
高度で良質な教育システムをもつ国として知られるイギリスの高等教育機関は教育水準が高く、そのほとんどは国立。
世界各国から多くの優秀な学生が大学院留学に訪れています。
筆者紹介:Antieやや
タイ在住。語学力を活かし現地でボランティア活動を中心に毎日を過ごす。バンコクでインターナショナルスクールを卒業し、イギリスの大学で心理学、大学院で戦略マーケティングを学んだ息子あり。
目次
リーズ大学とは
基本情報
- 名称:University of Leeds(リーズ大学)
- 所在地: Woodhouse Lane Leeds West Yorkshire LS2 9JT United Kingdom
- 電話番号:+44 113 243 1751
- 創立年:1904年
- 学校形態:大学・大学院
- 学生数:学部生 28,300名 大学院生 10,700名
特徴
イギリスのウェストヨークシャー州リーズにキャンパスを構えるリーズ大学。
イングランド北部の商業都市であるリーズはロンドンから電車で約2時間15分のところに位置し、町の規模としては、ロンドン、バーミンガムに次ぐイギリス第三の都市※ですが、市街地から車で30分ほど離れるとヨークシャーの田園風景が広がり、雄大な大自然にふれることができます。
教育および研究の質の高さには定評があり、2009年、2011年、2021年には学術機関に対する国内最高の栄誉であるThe Queen’s Anniversary Prizeを受賞。
また、教育と研究の面で優れたイギリストップクラスの研究型大学24校で構成されるRussell Groupのメンバーであり、6大陸にまたがる23の研究集約型機関で構成されるWorldwide Universities Network (WUN)に加盟しています。
大学院で提供されているプログラム
リーズ大学は7つの学部で構成され、それぞれの学部ではスクールによって専攻分野がさらに細分化。
専門的な知識/ 技能を修得するためのコースを提供しています。
大学ランキング
イギリスの大学評価機関クアクアレリ・シモンズ (QS)が毎年9月に公表しているQS世界大学ランキングで86位にランクイン。
また、英ガーディアン紙による国内大学ランキングThe best UK universities 2023- Rankingsでは20位にランクインするなど、ラッセルグループに属するリーズ大学は国内外で高い評価を獲得しています。
一般教養課程がなく大学入学後すぐに専攻した専門課程に入るイギリスにおいて大学ランキングは1つの指針となりますが、志望校選びの際には各大学で提供されている専攻科目の内容や評価などの情報を集めることが重要。
- 科目別ランキング
- 教育と研究の質
- 学生の満足度
- キャンパス周辺地域の環境
などを確認してみましょう。
大学院入学難易度
イギリスの大学院のほとんどのプログラムは1年間で修了し修士号を取得することが可能ですが、1年間という短い期間での学位取得のため、かなりタイトなスケジュールとなっています。
出典:Admission Report/ University of Leeds 2017-2020
リーズ大学の大学院入学難易度はコースごとに異なり、人気のコースでは合格率が低い傾向にあります。
専門的なことを学ぶ大学院ではアカデミックな英語力が身についていることが非常に重要となり、出願時に一定の英語力を証明する必要がありますが、リーズ大学は比較的に入学時の英語力には寛大。
授業を受ける前に英語力を向上させるという条件付き合格をオファーする場合もあります。
留学費用
経済的な問題を回避するためにも、留学に必要な費用がいくらかを把握しておくことが重要。
留学の手続きをする前に、留学費用がどのくらいかかるのか調べるようにしましょう。
生活情報サイト Which?では、イギリス留学中の宿泊費、食費など生活全般にかかる平均的な費用をはじめ、これら費用を抑えるためのヒントなどの情報が掲載されています。
リーズ大学・大学院の学費(2023/ 2024年度)
£21,000~£37750(約340万円~606万円)
大学院の学費は専攻するコースにより異なります。
リーズ大学・大学院フルタイムMBAの学費(2023/ 2024年度)
£33,000(約530万円)
生活費
参照元:Cost of living in Leeds
為替レート 1£=165円(2023年1月現在)
なお、宿泊施設の価格は部屋のタイプにより異なります。詳しくはCompare Residencesをご覧ください。
奨学金
リーズ大学では留学生でも利用できる返済不要の奨学金制度を用意。
奨学金を受けるためには大学の審査をクリアしなければならず、応募条件や内容、支給金額等は制度ごとに異なります。
各奨学金制度サイトでの詳細をご確認ください。
以下に、リーズ大学が提供している留学生のための奨学金制度の例をいくつかご紹介します。
その他、イギリス政府、外部機関が奨学金制度を提供。
まずは自身が利用対象かどうかを確認し、利用を希望する際には募集要項をよくお読みの上、ご応募ください。
- イギリス政府による奨学金制度(大学院)
- ブリティッシュカウンセル
- 外部機関による奨学金制度
キャンパスライフ
オックスフォード大学やケンブリッジ大学に代表される石造りのゴシック様式の建物に対比して赤レンガ造りの建物が特徴的なリーズ大学。
バーミンガム大学、リバプール大学、ブリストル大学を含む9つの大学と共に、赤レンガ大学群の1つとして知られています。
キャンパスライフ
リード大学のキャンパスは中心地から徒歩で10分ほどの場所にあり、広大な敷地を有するキャンパス内には、カフェやバー、スーパーなどの他、スイミング、クライミング、最新のマシーンなどを完備したスポーツジムThe Edge(有料オプション)、学生寮、図書館など、快適なキャンパスライフを送るための施設が備わっています。
Leeds University Union: LUU(学生自治会)
学生自治会は、リーズ大学の学生によって構成される独立した学生組織。
学生生活を維持向上する、部活動などの課外活動を支援する、大学行事への協力に関する活動を行う、ボランティア活動を行うなど、さまざまな活動を自発的に行っています。
Wellbeing and support
リーズ大学では、学籍のある学生を対象に無料のカウンセリングサポートを提供。
グループセッション、ワークショップ、オンラインツール等を通じて、専門的かつ秘密厳守のカウンセリングサポートに無料でアクセスできます。また長期にわたるサポートや治療が必要な場合に応じて、イギリスの国民保険サービス (NHS)、医療機関との連携や他機関への紹介も行っています。
また学生自治会でも学生生活におけるあらゆる悩みや困りごとに対応。
護身術クラス、ストレス管理ワークショップなど、さまざまな体験の場を提供し、充実した大学生活が送れるようサポートしています。
リーズ大学の大学院(修士課程)を選ぶ理由
仕事に役立つ知識が得られスキルアップできる、専門スキルを身につけキャリアアップできる….など、大学院で学ぶメリットはさまざま。
漠然と学びに興味を持った人が、一から大学院探しをする場合、数ある大学院の情報を可能な限り広く収集して、その中から最も自分に合った大学院を見つけることが大切です。
質の高い教育と最新の研究施設が整っているリーズ大学の修士課程では、300以上のコースを提供。
1年間をかけて専門的な知識やスキルを実践などを通して身につけ、次のステップであるキャリアアップ、キャリアチェンジ、またはさらなる研究のための強固な基盤を構築し、雇用の可能性を高めるための準備を整えます。
イギリス国内トップレベルの研究大学
リーズ大学は、
- 世界トップ100大学|QS World University Rankings 2023
- 卒業生の採用担当者がターゲットにしている英国の大学|High Fliers Research 2022
- リーズ大学における研究成果の90%は「世界をリードする」または「国際的に優れている」という評価を受けている|REF 2021
- 名門ラッセルグループの創設メンバー校
であるなどイギリス国内の主要な研究大学の1つとして、国内外から高い評価を得ています。
多様性を受け入れる教育環境
多様な価値観を受容し、共に学び共創する大学を目指しているリーズ大学は、世界全域137ヶ国から13,400人以上の留学生を受け入れ、双方向の国際交流祖を積極的に推進。
留学生向けに手厚いサポートを提供することで、留学生が学業に専念し、安心して大学生活を送れるよう環境整備に取り組んでいます。
また他のイギリスの大学同様、学生にはパーソナルチューターと呼ばれる担当の指導教員がつき、個別指導を受けることができます。
アカデミックな雰囲気溢れる学園都市
観光都市としても注目を集めているリーズは、都市開発によって建てられた近代的な建物とヴィクトリアン様式の歴史的な建物が混在する、古き良きイギリスらしい雰囲気が魅力の街です。
英国有数の地方都市の1つであるリーズは交通の便がよく、近郊のマンチェスターやヨークはもちろん、ロンドンやスコットランドのエディンバラなどの大都市にも簡単にアクセスすることができます。
リーズは5つの大学のキャンパスがあるイギリス北部の学園都市。
大学に在籍する学生や教員などといった大学関係者の割合が街の人口の多くを占めているため活気があり、大学と地域の交流や連携も活発に行われています。
リーズ大学で取得できる修士号の種類
大学(学士課程)留学とは違い、大学院留学を目指す方には、現在大学生の方もいれば社会人の方も。
今までどのような経験を積んだかによって大学院留学の目的や可能性は大きく異なります。
学士課程から専門分野に特化した教育が行われるイギリスでは、修士課程においてはさらに専門性を追求した高度な教育/ 研究を提供。
イギリスの大学院はPostgraduateと呼ばれ、修士課程は「Taught masters (講義主体)」と「Research (研究主体)」の2種類に分かれています。
リーズ大学の大学院で取得できる修士号の種類は以下の通りです。
- Master of Arts (MA)
文学系(歴史、教育、芸術、社会科学など) - Master of Science (MSc)
理工学系(生物学や工学など) - Master of Business Administration (MBA)
経営学(経営管理) - Master of Research (MRes)
リサーチ系(研究スキルが必要な博士課程進学または研究職に就くための高度な研究ベースの学位) - Postgraduate Diploma (PGDip)または Postgraduate Certificate (PGCert)
PGDip(職業教育課程)は、実務家のための専門職教育やリカレント教育を行うコースで、修士論文なしで修士レベルの知識を修得。PGCert(履修証明課程)は、仕事のために必要な知識などを一定の所定時間に相当する体型的なカリキュラムを履修することで取得できる証明書コースです。学位ではありませんが、イギリスでは大学院レベルの資格として認められています。
リーズ大学の大学院に進学する方法とは
リーズ大学への大学院進学方法は、一般的に以下の3つに分類されます。
直接進学
入学要件
リーズ大学大学院への入学には、基本的に入試はなく、書類審査で合否判定を実施。
原則として履修する学位のワンランク下の学位(またはそれに相当する資格)を、同じ専門分野で取得している※ことが条件となります。
※コースにより必須でない場合があります。
修士課程への入学には、一定の成績を修め学士号を取得し、指定基準を満たす英語力を証明する必要があります。
なお、コースによって入学要件や必要書類が異なるほか、一部のコースでは書類審査にプラスして作品提出、インタビュー等の条件が課されます。
以下は入学要件の一例となります。各コースの入学要件は、Coursefinderページにてご確認ください。
Advertising and Marketing MAの場合
出典:Advertising and Marketing MA
出願する
リーズ大学修士課程への出願は、専用のオンライン申請ポータルより行います。
まずはアカウントを作成し、必要事項を入力の上、提出書類をアップロードします。
提出書類一覧
- 大学の卒業証明書または卒用見込証明書
- 成績証明書※
- イギリスの大学成績評価2:1 (Upper Second)以上に相当する成績
(日本の学士または高度専門士で平均80点以上またはGPA3.0以上)
- イギリスの大学成績評価2:1 (Upper Second)以上に相当する成績
- 英語力証明※
- IELTS 6.5以上(各セクション6.0以上)
- TOEFL iBT 88以上(リスニング19~、リーディング20~、スピーキング22~、ライティング21~)
※ 必要とされる成績やスコアはコースにより異なります。
高度な知識を習得するための修士課程では、授業の内容を理解できる高いレベルの英語力を入学前に身につけていることが必須です。
しかし必ずしも高いレベルの英語力がないと入れないというわけではなく、基準に満たしていない場合、大学院準備コースを受講することで入学が許可されるケースもあります。
出願するコースにより以下のような追加書類の提出を求めています。
- 志望理由書
Personal Statementと呼ばれ、なぜそのコースで学びたいか、自身のバックグラウンドやキャリアプランを交えて記載します。
- 履歴書(CV)
大学を卒業して時間が経っている方や、入学に職歴が必要な場合は、CVや職歴証明書の提出が求められることもあります。
- 推薦書
推薦状を求められた場合には、自身がリーズ大学の大学院で学ぶにふさわしい人物であることを保証してくれる人に作成していただきます。通常は大学の教授、または大学を卒業してから5年以上もしくは職務経験がある場合には職場の上司等になります。
- GMAT
GMATスコア提出は必須要件ではありませんが、MBAへ進学の際に学業成績が入学要件 (2:1相当)に満たない場合は、GMATスコアの提出が条件となることがあります。すでにスコアを取得している場合は、アプリケーションを強化し合格のチャンスを広げるために、GMATを提出することを推奨しています。
出願後
修士課程コースの願書受付は毎年10月に始まり、出願最終日は6月29日(2023年度)となります。通常すべての書類が受理されてから6~8週間以内に合否が決定されますが、審査に時間がかかる場合もあります。また出願後、追加の詳細情報またはインタビューなどが必要な場合には通知メールが届きます。
イギリスのほとんどの大学院では出願した順に審査が開始され合否/ 保留を決定し、定員が埋まったところで受付終了(ローリング制)となりますが、リーズ大学では、出願期限が数回に分けられているラウンド制を採用しています。
これら出願期限はコースにより異なるため、詳細は各学部ウェブサイト内、スクールのサイトにてご確認ください。
以下は出願期限の一例を示しています。
ビジネススクールの場合
出典:Leeds University Business School
大学院留学準備コース (Master’s Preparation: MP) を受講する
大学院留学準備コースは、
- 学士課程修了時の成績が大学院の入学要件に満たない
- 英語力が足りない
- 大学院で必要な学習スキル(アカデミックな英語力、リサーチ力、プレゼンテーションスキルなど)を身につけたい
といった修士課程への進学を目指す留学生を対象としています。
リーズ大学では大学付属の大学院留学準備コースを提供していませんが、リーズ大学を含むイギリスの名門大学などが加盟する英国大学連盟(NCUK)主催の準備コースを受講し、進学を目指すことができます。
NCUKの準備コースは世界各国で開講※されており、日本ではbeoカレッジが開講。
イギリス名門大学を含む海外大学および大学院進学のための留学準備コースを、東京校、大阪校の2ヶ所で受講でき、コース修了時に一定の成績を修めることで、加盟大学のいずれかで希望する分野の修士課程への進学が保証されます。
コースの種類
NCUK(日本)の大学院留学準備コースでは、受講期間により2つのコースを提供しています。
- NCUK MPパートタイム(週2回/ 水曜日19:00~22:00、土曜日10:00~17:00)
- NCUK MPインテンシブ(週5回/ 月~金曜日10:00~17:00)
入学要件
国内または海外の大学を卒業、もしくは大学院進学準備コース修了時に卒業見込みの方
受験料
IELTS/ TOEFLのスコアを提出(入学試験の英語力判定テスト免除)16,500円
IELTS/ TOEFLのスコアを不提出(入学試験の英語力判定テスト料を含む)18,700円
学費
入学金 | 36,300円 |
登録料 | 155,100円 |
出願取扱料 | 233,200円 |
授業料 | 971,200円 |
管理費 | 24,200円 |
教材費 | 20,000円 |
合計 | 1,440,000円 |
出願する
NCUKへの出願手続きは、受験料を振込の上、必要書類を直接beoオフィスへ提出します。
提出書類一覧
- 入学願書
- 大学卒業証明書(見込証明書)
- 最終学歴証明書
- 志望動機書(Personal Statement)
- 英語能力証明書のコピー
- 受験料の振込利用明細書のコピー
出願後
大学院留学準備コースの入学審査では、出願の先着順で審査が始まり、順次合格者を決めていくローリング制を採用。
合格者が定員に達し次第、募集が締め切られます。合否結果は、面接とテスト終了後、通常1週間以内に届きます。
審査方法
- 書類審査
- 面接
- ライティングテスト
- 英語力判定テスト(IELTS/ TOEFL未提出の方のみ)
コースに関する質問等については、beo事務局までお問い合わせください。
Postgraduate pre-sessional courseを受講する
リーズ大学のランゲージセンターが提供するPostgraduate pre-sessional courseは、学位コース開始前に、英語力を必要なレベルまで向上させるための学期前英語準備コース。
出願の際に英語力が入学要件に満たない場合には条件付き合格となり、このコースを受講し一定の成績を修めることで入学が可能となります。
コースの内容
このコースでは、大学院学位プログラムへの進学ルートを考慮したカリキュラムが組まれ、各専門分野における大学院での学業や研究に必要なアカデミック英語を強化する内容となっています。
詳しいコースの内容は、各学位プログラムページ内 (Improve your English)よりご確認いただけます。
コースの期間
6週間または10週間
必要となる英語力
英語準備コースの入学要件は、進学する学位プログラムの英語要件によって異なります。
学費
3,275ポンド~
卒業後の進路
イギリスには日本のように就職スケジュールのようなものはなく、自分で企業を見つけて求人に応募。
イギリスでは大学/ 大学院で学んだことに関係する職種に応募することが一般的ですので、自分の学んだ分野に関することや職務経験をアピールすることが重要となります。
出典:Careers
参照:The graduate market in 2022/ High fliers research
イギリス主要大学院卒業生の雇用状況を調査する機関「High fliers research」では国内5位、大学評価機関Quacquarelli Symonds: QS社が発表する、就職に強い大学イギリス国内ランキング「QS Graduate Employability Rankings 2022」では52位、イギリス国内では9位にランクインするなど、リーズ大学の学位は国内外で認められており、国際的な雇用市場で成功するチャンスがあります。
キャリアセンター
大学院では、ほとんどの学生が将来のキャリについて具体的な目標を持ち、新卒者だけでなく、働きながらキャリアアップを目指して学ぶ社会人も多いため、よりよいキャリアを得るための教育とサポートが大学には求められます。
そんな学生のニーズに応えるためにリーズ大学ではキャリアセンターを設置。キャリアセンターでは、主に以下のような支援を提供しています。
- キャリアカウンセラーによる個別面談
- 履歴書 (CV)やカバーレター(就職希望理由や具体的な自己PRを記した手紙)の書き方や面接のアドバイス
- キャリアフェアの開催
- 企業のスキルニーズと求人情報を含むオンラインリソースへのアクセス
- 就職活動に必要とされる具体的なテクニックについての指導
採用を希望する企業と学生とのマッチングの場であるキャリアフェアでは、Tech First、PwC、Unilever、Leeds City Council、Marks and Spencer、Mars and Jaguar Land Roverなど、毎年650社を超える国内外からの企業がキャンパスを訪問します。
Graduate Routeビザとは
2021年の夏以降、専攻分野を問わずイギリスの大学/ 大学院を卒業した留学生は、滞在延長資格である「Graduate Routeビザ」を申請することができるようになりました。
このビザにより学士課程と修士課程を卒業後2年間、博士課程を卒業後3年間、イギリスでの滞在と就労が可能となり、あらゆる分野で仕事を探すことができます。
ビザの資格を得るために複雑な手続きや雇用主にスポンサーになってもらう必要もないため、ビザ申請時に就職先を決めている必要がなく、卒業後に専門分野に関連する職を探す、また他の分野で経験を積むなど、将来のためのキャリアをスタートさせる絶好のチャンスとなります。
ただし、イギリスで仕事を見つけることは容易なことではないため、大学院留学中はただ学位をとるだけでなく、就労を見据えて積極的に学び、就職のチャンスを作っていくことが非常に重要といえるでしょう。
最後に
大学院を選ぶためには、大学院修了後のキャリアパスを念頭に置き、進学する目的を明確にする必要。
カリキュラムは大学院によって特色や強みがあり、履修内容は大きく異なります。また履修できる科目も大学院ごとに違いがあるため、大学院を選ぶ際には「どのような科目を履修できるのか」を確認することが重要です。
リーズ大学の大学院では、専門分野の知識に加えて、業界やキャリアのレベルを問わず必要不可欠とされる批判的思考力(クリティカル・シンキング)やプロジェクト管理能力など、雇用主が求める能力を構築するためのカリキュラムを提供。
また、多くの国からさまざまな人種や民族が集まる多様性(ダイバシティ)にあふれたリーズ大学では、大学で学ぶ留学生たちとの関わりを通じて、自分とは異なるバックグランドを持つ人々と出会い、グローバル社会で必要な異文化間コミュニケーション能力を高めることができます。
University of Leeds: Aerial campus tour
Being a Postgraduate International Student at the University of Leeds