IELTS(アイエルツ)スピーキング徹底対策|7.5の私が勉強法とコツを伝授

IELTSスピーキング7.5徹底対策
ねこ君
IELTS(アイエルツ)スピーキング、なかなか点数あがらないなぁ・・。
ねこ君
毎日しゃべる練習してるんだけど、スコアが伸び悩んでるんだ・・。どうやって練習したらよいかもよくわからないし・・。
にゃんこ先生
IELTSのスピーキングは単に喋ればよいわけではない。
にゃんこ先生
高得点獲得のためには、ネイティブが良く使う、簡単な単語と前置詞の組み合わせや、自然な表現を使うことだったり、質問もよりロジカルに答える必要がある。
にゃんこ先生
今回は、IELTSスピーキングで7.5を獲得した著者が、勉強法と高得点獲得のためのコツ、採点基準等を徹底解説するぞ!!

 

いかなる語学も習得するには長く苦労するプロセスが必要であり、辛抱して努力を積み重ねることが必要です。

この記事は、日々の基礎的な学習と、非帰国子女ながらIELTS スピーキング 7.5を取得した筆者の経験のみならず、IELTSの試験官や経験豊富な先生の教えに基づいたIELTSスピーキングテストのテクニックに関する記事です。

 

この記事の著者:Corinna

2回英国大学院に留学し、経営とマネージメントの2つの修士号を取得。非帰国子女だが、IELTSはoverall 8.0。中国で通訳・翻訳を10年以上務めるとともに、大学でビジネス英語やマネージメントを教えた経験あり。また、Cambridge Business English Certificate (BEC) のspeaking examinerの資格も持つ。

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アイエルツスピーキングの内容・流れ

IELTS スピーキング流れ

まず、高得点を獲得するための対策・テクニックに移る前に、アイエルツのスピーキングの流れと内容を簡単におさらいしておきましょう。

IELTSスピーキングは試験官と面談する形で実施され、試験時間は大体11分~14分がかかります。

❶スピーキングのテスト会場に入る

テスト時間の30分前~15分前に会場に入ることができます。それ以降は遅刻とみなし、会場に入れなくなります。会場に入ったら、IDの確認、写真や指紋を取ったりして、順番を待ちます。

 

❷テスト部屋に入る

スタッフはテスト部屋を案内してくれるので、自分のテスト部屋を見つけて入口の前で待ちましょう。

 

❸個人情報の録音

テスト部屋に入ったら、試験官はまず今回のテストの日付、場所、受験者の名前と試験官自身の名前等の情報を録音しておきます。

この時間で深呼吸して緊張感をなくしましょう。また、これで試験官のアクセントもある程度分かるので少しづつ慣れていきましょう。

 

❹イントロダクション

この後はgeneral introductionです。

試験官は簡単な自己紹介と挨拶をしてから、基本下記4つの質問を聞きます。

  • What’s your name?/Can you tell me your full name please?
  • What can I call you? Do you have an English name?
  • Where do you come from?
  • Can I see your ID, please?

簡単な質問ですが、回答の時いくつか注意事項があります。

試験官を「Mr./Mrs ○○」とは呼ばないので注意しましょう。日本人は「○○先生」と呼ぼうとするかもしれませんが、試験官は基本苗字でなく名前で名乗ってくるので、試験官の名前だけ呼べば良いです。例えば「Good morning, John! My name is ××」。

名前を言う時は、「苗字は○○、名前は××」とか詳しく伝えなくて良いです。シンプルに答えましょう。

 

「どこから来たの?」と聞かれても、複雑な答えは要らず、「I came from Omiya, Saitama prefecture」だけで十分です。

「ID見せて」と言われた時、「Sure」「OK」で結構です。「Of course」は固いですし、「Here you go / There you go」とかはカジュアルすぎて、若干上から目線もあるのでおすすめしません。

 

❺正式なスピーキングテスト

ここでPart 1, Part 2とPart 3に分かれています。

Part 1は日常会話の感覚で、3つぐらいのトピックについてそれぞれ3-4問聞かれます。所要時間は3.5-4.5分程度。

Part 2は試験官がランダムにトピックカードを選んで、受験生がトピックカードに基づいて1分間準備し、2分のスピーチをします。所要時間は3-4分程度。

Part 3はPart 2の延長線上にあり、より抽象的な質問になりがちです。大体4-5分程度。

 

それぞれのパートの対策に関しては、この後例題を見ながら解説していきます。

 

IELTSスピーキングでハイスコアを取るため

IELTSスピーキングでハイスコアを取るため

生の英語と教科書英語のギャップ

著者はこれまで3回、IELTSを受験しましたが、すべての試験において、readingは8.0か8.5を取得できました。最初に留学する前には、ライティングは7.0を達成しました。

しかし、筆記試験の得点が良くても、それを使う実践的な機会がなく、まさに、第二外国語の読み書きはできるものの話すことはできいない「Mute English」という状態で、最初に留学する前にはスピーキングは6.0しか得られませんでした。

 

私は、中国の大学で学部を卒業した後、英国大学院に経営学の修士号を取りに行きました。私の英語は基礎がまだしっかりいている方でしたが、コミュニケーションの障壁は明確に感じました。

日常生活の中で、ネイティブは、私たちが普通の教科書から学んだことからはるかに超えたフレーズを多く使います。

外国人の日常会話のほとんどが、すべての単語が分かれば理解できることもありますが、特に特定の文化的背景のスラングや独特の言い回しなどは完全には理解できず、全体的な意味を理解することはなかなか困難です。

 

講義で教授が会計の基本を説明しているときに、“I can go on about this (accounting theories) until the cows come home.”というジョークを私は未だに覚えています。ネイティブの学生は大笑いしていましたが、私を含め非ネイティブの学生は彼らがなぜ笑っているかわかりませんでした。

私たちの反応を見て、教授は私たちがその表現を知らないことを理解し、“until the cows come home”とは、「何かをするのにとても長い時間がかかること」であると説明してくれました。

後にBBCの“the English we speak”でこの表現を見たとき、私はこの出来事を思い出し、非常に感動しました。

 

そのギャップを埋めるため

ほとんどのネイティブの人々は英語がいかに複雑な言語かはわかりません。

彼らは、しばしば、知らず知らずのうちに、英語を勉強中の人には意味が全くわからないフレーズや表現をものですが、日常会話の中でよく使います。

例えば、英語を勉強したビジネスマンの多くは、自分の専門の特定の用語は知っていますが(しばしばネイティブよりもよく知っていることがあります)、“when it comes down to it”、“to catch on”、 “to go down well”などの基礎的な表現を知らないことがよくあります。

 

IELTSスピーキングのおすすめ教材

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教材①:”Practical Everyday English”

IELTSリスニング9.0点数の取り方」の記事で述べたとおりですが、私は“Listen to this 2”により、リスニングのボトルネックを克服することができ、“Practical Everyday English”でスピーキングの障害を乗り越えることができました。

留学していた時、寮の隣の図書館で、Steven Collinsの“Practical Everyday English”という本と出会いました。

この本は中上級や上級の学習者が英語を勉強するのにベストな本だと思います。この本にも書いてありますが、英語は、男性型・女性型もなく動詞の構造もとてもシンプルなので、学習の初期の段階では比較的簡単な言語です。

しかし、レベルが上がるにつれ、理解するのが難しくなります。このことによって、長年勉強しているのに上達せず苛立つ人が多くいます。

 

“Practical Everyday English”は、外国語として英語を学ぶ中上級や上級の学習者の語彙力を向上させるよう設計されています。

句動詞や上級の語彙・イディオムに特にフォーカスしています。辞書と違い、実生活に沿った例や会話、有用なエクササイズによって、いつどのようにその語彙を実際に使用するのかを学ぶことができます。

“Mr Collins’s books cover exactly the gap that foreigners still have to cross in order to pass from just grammatically correct English to real daily English.”(Mr. Collinsの本は文法的に正しい英語と日々のリアルな英語のギャップをまさにカバーしている)とセントアンドリュー大学のJuan Coderch教授も述べています。

 

例えば、先に述べた“to catch on”や“to go down well”は文字通りの「つかむ」や「下がる」ではなく、「人気がある」(to become fashionable, popular)というような意味です。

“Practical Everyday English”では、“Even though he went down well in Italy, his music didn’t really catch on in Germany”という例文で紹介されています。

また、この本は、簡単に理解できる英語の表現や実生活の例文も記載されており、その語彙やイディオムを実生活でどのように使うのかをマスターできます。

 

Advanced Everyday English”と“High-level Everyday English”は“Practical Everyday English”シリーズの2・3冊目ですが、英語学習で上級レベルにたどり着いたけれども日々の語彙が難しく手助けが少し必要な人向けに書かれています。

これらの本は、通訳や翻訳、英語の先生になりたい人など、英語のレベルが上級の人にとって特に役に立つでしょう。

 

教材②:BBC “The English We Speak”

The English We Speak ロゴ

リスニングとスピーキングは互いに補完し合います。

BBCの“The English We Speak”(“Authentic English”)は、先述のとおり、リスニングの練習だけでなく、どのようにネイティブのように英語を話すかを学ぶことができます。

The English We Speak 

アイエルツのスピーキングテストには、Lexical Resource(語彙力)という採点基準があります(その他、Fluency and Coherence、Grammatical Range and Accuracy、Pronunciationの3つの採点基準もあります)。

 

このLexical Resource(語彙力)でハイスコアを取るためには難解で複雑な語彙を使用することであると思われがちです。

しかし、そうではなく、本物の英語の特徴の一つである、小さく単純な語彙を使用することがハイスコアにつながります。

特に、様々な意味を表現するための動詞や異なる前置詞の組み合わせを使用することが好まれます。

 

例えば、英語学習者のほとんどの人は、“go on”というフレーズが“to continue, go ahead, last” を意味することは知っているでしょう。

しかし、“To rely on as proof, to judge a situation after having seen or heard something relating to it”(証拠として信頼する、見聞きしたことによって判断する)という別の意味を知っている人は少ないのではないかと思います。

例えば、“As no one owned up, the police had nothing to go on than a blood-stained handkerchief.”というように用いられます。

さらに、“go on”は、「文言を言う、不満を言う、しゃがむ」というような意味もあります。

 

単一の単語で「大きな単語」の覚えることより、一見単純な小さな単語の組み合わせを覚えることはとても難しいことです。

このことは、先述のとおりですが、外国人の日常会話で多くの英語の単語を知っているのに、文章全体の本当の意味を理解することができない原因となります。

 

IELTSのスピーキングでは、例えば、“Describe An Interest Or Hobby That You Particularly Enjoy”といったトピックカードが渡されます。

例えば、話し始めを、“I like hiking and I can talk about it for a long time.”ではなく、“I am crazy about hiking and I can go on about it until the cows come home.”と言うことができるでしょう。

IELTSの試験官はこのような本物の英語があなたの口から出たら、感銘を受けるに違いありません。

 

BBCの“The English We Speak”は毎週3回更新されますが、学習者はプレッシャーを感じずに学習をすることができるでしょう。

The English We Speak フレーズ

“Practical Everyday English”を主の教材として使用し、“The English We Speak”で補完することをお勧めします。この方法によって、すぐに、流暢に本物の英語をしゃべれるようになるでしょう。

 

IELTSスピーキング実践テクニック

このセクションでは、IELTSの試験にフォーカスしたスキルを説明します。

過去の実際の試験問題からの例文を使用しつつ、IELTS受験者として私自身の経験のみならず、経験豊富なIELTSの先生の示唆やIELTSの試験官の言葉を引用しながら、スピーキングテストの3つの partの攻略法について述べたいと思います。

 

Part1対策:良い第一印象を残すには

IELTS Speaking Part1 対策

多くのIELTS受験者は、スピーキングテストのPART1が最も簡単だと考えているため、真剣に準備する必要はないと誤解して、PART2とPART3に学習の焦点を当てています。

しかし、IELTS試験官やIELTSテストの専門家は、受験者のほとんどのIELTSスピーキングテストが失敗したのはPART1のパフォーマンスが悪いためであると考えています。

 

IELTSの試験官は通常、対話式の質問とPART1の回答で受験者の英語能力を判断し、次に受験者のスピーキング能力を評価するために質問のPART2とPART3の難易度を決定します。ですから、第一印象が大切です。

スピーキングテストで不必要な失点を避けるために、IELTSの専門家は、受験者がIELTSのPART1を簡単に突破できるように、いくつかの回答方法を推奨しています。

 

短すぎる回答は避ける

まず、短すぎる回答は避けてください。 多くの受験者、特に初めてIELTSに出会った受験者は、通常、答えのPart1に1つの単語でしか回答しないことがあります。例えば、

Q: Are you a student or are you at work?

A: Student.

Q: What is your major?

A: Marketing.

受験者のPART1に対する答えがほんの数語である場合、最終スコアは通常3.0~4.0になります。

 

そのような短い答えでは、IELTS試験官は4つの採点基準(Lexical Resource、Fluency and Coherence、Grammatical Range and Accuracy、Pronunciation)について受験者の英語レベルを評価することができません。さらに、1単語の回答は会話を続けるのが難しくなります。

 

IELTSのスピーキングテストは英語だけではなく、言語コミュニケーションとして英語を使用できることが必要です。

PART1の本質は、受験者と試験官との間の質疑応答であり、その目的は受験者の基本的な状況についてより詳しい会話をすることです。従って、PART 1の質問に答えるとき、受験者の回答は短すぎてはいけません。1質問あたり平均3文まで答えるのが適切です。

あなたがトピックについて十分に準備するのであれば、内容をできるだけ豊かにして、個人的な背景、趣味、興味と習慣についてもっと試験官に知らせるとともに、流暢に回答できるようにするのが望ましいです。

 

質問に直接答える

第二に、回答は質問に直接答える必要があります。欧米ではO-R-E(Opinion-Reason-Example)という考え方の原則があります。つまり、最初に試験官が尋ねた質問に答えてから、理由+例を使って議論を進めるのです。例えば、

Q: Do you like going shopping with one or two best friends or a group of friends?

A: Well, I prefer going shopping with just one best friend (Opinion). You know, too many people will have too many ways of thinking. I really don’t want to spend so much time on exchanging ideas with so many people. (Reason+Example)

このような回答は典型的な欧米式のO-R-Eの原則であり、受験者はまず試験官の質問に直接答え、次に理由や例を使ってさらに説明します。

 

しかし、IELTSの試験官によると、多くの受験者は無関係な回答をしたり、質問から逸れた回答をしがちです。例えば下記の例題と回答を見てみましょう。

Q:What would you like to do in your spare time?

A: You know, at the age of five, my father took me to a dancing training course and I fell in love with it gradually because I made lots of friends there who shared the same interests. I really love dancing…um so.. so..

Q: well, ok.

(スピーキングテストで5.0とった受験者の回答例)

実際、東洋と欧米の考え方の違いにより、IELTSの試験官は受験者の意味を理解することができません。東アジアの受験者の回答はこのようになることが多く、試験官は質問に無関係な回答であると判断してしまいます。

これはしばしば会話が試験官によって直接中断されるか、または受験者自身が試験官によって尋ねられた質問を忘れることにつながり、不必要な減点を引き起こします。

 

Part2対策:トピックカードを制する

IELTS Speaking Part2 対策

多くの受験者はPart2を最もチャレンジングな部分であると考えています。

試験時に、受験者はトピックカードを受け取り、1分間準備した後、約2分間のスピーチをします。

 

ほとんどの受験者は、カードを受け取った後にどこから始めればよいかわからないという状況に陥ります。

内容を整理するのに1分間の準備時間がありますが、それは多くの候補者にとって2分間のスピーチに対してはとても短く、受験者はしばしばいくつかの単語を話すだけで、その後何も話すことがないと感じてしまうでしょう。

スピーチの後半では、受験者・試験官がともに長い間沈黙しているという恥ずかしい場面がしばしば生じます。

 

では、どのように、受験者がスピーキングにおける厄介な状況を打破し、話すことの障壁を乗り越え、理想的な結果を達成することができるでしょうか。

 

準備時間を最大限利用する

まず、準備時間を最大限に活用し、トピックを特定し、アイデアを明確にし、内容を整理します。候補者がトピックカードを受け取った後、テーマを決定するのに3秒程度しかかけないようにしましょう。

アイデアを整理して内容を整理するための時間を節約するために、事前に準備しておいた内容を活用するのが最善です。

トピックを特定したら、トピックカードにできるだけ多くのキーワードを書き込んで内容を整理し、質問に答える際に流暢に言語を使用し、原稿を暗記するような印象を与えることを避けることができます。

 

ロジカルに、内容を豊かに

第二に、明確なロジックと流暢な言語が求められます。

一般的に、トピックカードには4つの質問があり、最初の3つは客観的な質問(who/what/when)、そして最後の質問は主観的(why)です。受験者は最初にトピックセンテンスを使用して検討するトピックを試験官に伝え、次に客観的な質問にそれぞれ2〜3文で説明する必要があります。

 

受験者は、主観的な問題についての理解を深めるとともに、テーマの内容に応じて、自分の感情、経験、影響、意味や思い出などを表現する必要があります。内容が鮮やかになるほど試験官を感動させ、ハイスコアを獲得することが容易になります。

受験者の個人的な経験と問題に関する見解は、試験官が注意してみている点です。以下は、スピーキングで7.5を取得したとある受験者の回答サンプルに解説を加えながら見てみましょう。

 

例題:

Q: Describe a family member who you spend most time with.

 

回答の中では下記の内容を含めなければなりません:

  • Who he/she is
  • What personality he/she has
  • What you do together
  • And explain the reasons why you like spending most time with him/her

回答例を見てみましょう。

Q: I would like to talk about my grandfather who I would like to spend most of time with (トピックセンテンス).

A: My grandfather is 80 years old now, but he is still in good health and he looks pretty young than his age (who, 祖父の年齢、体調、身長などを一文で簡単に紹介).

You know, my grandfather is really an approachable, kind-hearted and helpful man because he is always there to give a helping hand to those who are in need. You know, whenever he sees a beggar in the street, he would like to give him some money (personality, 2〜3個の形容詞で祖父の性格を紹介してから、さらに実演してください).

Both my grandfather and I are fancy playing Taichi, a traditional Chinese exercise, thus we spend a lot of time playing Taichi together, exercising our body and sharing ideas (あなたが祖父と一緒にしていることについて1〜2文で話し、3番目の質問に答えてください。あなたの趣味に関連した内容を選ぶのが最善です、それでそれは質問に回答するために他のトピックの内容を移すことが便利であるように。 例えば、IELTSスピーキング試験官のPART 1はよく質問する問題What do you usually do in you spare time? について、受験者は、このカードの質問の内容を上手く利用して回答することができます。)

However, I love spending most of time with my grandfather not because we share the same interest in playing Taichi, but because that he is the one who is always there to give me a helping hand, a warm shoulder and the sincerest words whenever I am in need. You know, every time when I fail something or lose confidence, he has the power to persuade me to try again. I still remember once I failed an important exam. I was really frustrated because I had been working so hard on that exam but ended up failing. You know, I really did not have the courage to try again. However, my grandfather came to me and gave me the sincerest words that ‘Failure is the mother of success. Keep trying and you will be successful sooner or later…’. I was really inspired by his words and tried again and I succeeded. (個人的な経験の記述を通して、祖父が自分に及ぼす影響と自分の祖父への愛情を表現しています。内容は本物で自然で感情的に豊かで試験官に「触れる」ことができ、話された英語で最終的にハイスコアを達成するための鍵です)。

So, I really like spending most time with my grandfather. (最後に、質問をまとめると、受験者の発言は終了します。)。

 

ねこ君
言っていることはわかるけど、考えたこともないトピックが本番で聞かれると、頭が真っ白になって理路整然に英語で話すことができないんだよ。。
にゃんこ先生
その気持ちはわかる!対策としては、本番で出題される問題で模範解答を準備して、練習しておくことだよ。IELTS スピーキング7.0をチェックしてね!
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Part3対策:シンプルに自分の考えをはっきりと一貫して述べる

IELTS Speaking Part3 対策

Part1及びPart2とは異なり、Part3では、受験者の問題分析能力が問われます。

Part3のトピックはPart2のトピックの延長であり、受験者はトピックについて詳細な議論を行うことができます。多くの受験者は、Part3で話すことについて誤解しており、回答の内容が複雑なほど、英語の語彙表現のレベルが上がり、スコアが上がると考えています。

そのため、多くの受験者は、回答が複雑ではなく語彙が十分でないことを恐れて、非常に緊張しています。

 

しかし、実際には、Part3では、高度で複雑である回答は必要はありません。受験者がトピックを理解し、自然に回答することが大切です。自分の意見を正しい英語で明確に表現でき、正当化されるものであれば、高得点を得ることができます。

以下は、スピーキングテストで7.5のスコアを取得した際の例題と受験者の回答サンプルです。ハイスコアを達成するための、シンプルで洗練された英語を見ることができます。

Q: Do you often use your cell phone? What do you usually do with your phone?

A: Well, I use my cell phone every day, every single day! You know, cell phone is a must-have for me. And there are many things I can do with my phone. Like……having a chitchat with my friends and families, something like that.

 

Q: What do you think of writing? Is it important?

A: Definitely yes. Writing do have its irreplaceable strong points. Let me put it this way, you often see people clear their Email boxes or delete the incoming call records of their cell phone, but you seldom see people tear the letters they received, because letters were written by those with their most sincere feeling. It is something that making phone calls or sending emails can never hold a candle to.

 

Q: Some people think that someday phones will be replaced by emails. What do you think of it?

A: Well, honestly, I don’t see the day when emails replace phones. You know, when you have emergency, use phones can get the problems solved immediately. But use emails, you have to wait.

 

Q: Nowadays, more and more people prefer to use MSN or SKYPE to contact with people, what do you think of it?

A: Well, there is no doubt that MSN or SKYPE can help people to link with each other in a much more convenient way. However, as I mentioned before, if you’ve got something has to be solved in a short time, making phones will be your best choice.

 

この受験者は、複雑な文章や上級語彙をあまり使用しておらず、内容の論理的思考はむずかしいものではありませんでしたが、比較的高点数が得られました。

Part3では、多くの受験者が想像するほど複雑ではないことがわかります。正しい英語を使い、自分の考えをはっきりと一貫して表現することができれば、理想的な結果を得ることができます。

 

最後に

この記事では、スピーキングの勉強のベースについて述べた後、IELTSスピーキングテストで高得点を得るための対策とテクニックについて述べました。

あるIELTS試験官が言うように、IELTSスピーキングは書き英語(written English)ではなく、話し英語(spoken English)です。この記事が、受験者の皆さんのハイスコア獲得の参考になれば幸いです。

 

にゃんこ先生
最後に、当サイトではTOEFL・IELTS対策専門のオンラインコースも提供しているよ!英語対策でお悩みがあれば、遠慮なく連絡してね!

 

 

(参考文献)

・苏春文、他『一本就好:写作高分任我拿(IELTS Easy Pass Writing)』(2016年)武汉大学出版社

・苏春文、他『一本就好:口语高分任我拿(IELTS Easy Pass Speaking)』(2017年)武汉大学出版社

・Steven Collins『Practical Everyday English』(2009年)Montserrat Publishing

 

この記事はインターンのKazuによって編集されました。

 

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