【IELTSスコア換算表】リーディング・リスニング自己採点の重要性

IELTS スコア換算表

ねこ君
最近、毎日IELTSの問題演習を頑張ってて、ちょっとずつ正解数も伸びてきたんだよね〜!!

にゃんこ先生
いいね、さすがねこ君!コツコツ続けることで、スコアアップも狙えるよ!
ねこ君
でも、正解数はわかってもIELTS本試験のスコアがどうなるのかって、いまいちよくわからないんだよねー。例えば、30問正解だったら6.0みたいな。

にゃんこ先生
確かに、正解数とスコアの関係はわかりにくいよね。
にゃんこ先生
大体のスコアを予測できるようになることで、もっと戦略がうまく立てれるようになるはず!

IELTSの学習を進める中で、正解数がスコアにどのように影響するのか疑問に感じたことはないだろうか。

例えば、「リーディングで30問正解の場合、スコアはどの程度になるのか」「リスニングで何問までミスが許容されるのか」といった具体的な目安を知ることは、効率的な学習計画を立てるうえで重要である。

この記事では、IELTSリーディング・リスニングの正解数とスコアの関係について詳しく解説する。

IELTSスコアの仕組みを理解する

目標スコアを獲得するためには、まずIELTSのスコア計算の仕組みを理解することが重要だ。

スコア計算の基礎を知ることで、各セクションでの戦略を立てやすくなる

 

スコア計算の基礎知識

IELTSのスコアは小数点第一位まで表示され、0.5刻みで算出される。スコアの計算には以下のステップが用いられる:

①各セクションの評価:リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングそれぞれのスコアが0.0~9.0で採点。

②平均点の計算:4セクションのスコアを合計し、4で割った値がオーバーオールスコアとなる。

  • 例:リスニング7.5、リーディング7.0、ライティング6.5、スピーキング7.0の場合:
  • (7.5+7.0+6.5+7.0)÷4=7.0(7.5 + 7.0 + 6.5 + 7.0) ÷ 4 = 7.0

③小数点以下の丸め:平均点がX.25またはX.75の場合は、それぞれ0.5刻みに切り上げられる。

  • 例:7.25 → 7.5、6.75 → 7.0

 

スコア換算が重要な理由

スコア換算の仕組みを理解することは、目標スコアを効率的に達成するために不可欠だ。

具体的なミス許容範囲の把握

スコア換算表を活用することで、目標スコアに対して何問までミスが許容されるのかが明確になる。

  • リーディングで7.5を目指す場合:40問中6問程度のミスが許容される。
  • リスニングで8.0を目指す場合:40問中4問以内のミスが目安となる。

このように目標スコアに対するミスの許容範囲を知ることで、試験中のペース配分や戦略が立てやすくなる。

 

にゃんこ先生
目標スコアに対し、1パッセージあたり何問間違えることができるか把握しておくと、学習のマイルストーンになるよ。

 

IELTSリーディングのスコア換算表と学習のポイント

スコア換算表の具体例

IELTSリーディングのミスの個数スコアの関係は以下の通り。

問題の難易度によってスコアは多少は前後するが、大きく変わることはない。

正答数バンドスコアミスの数
39–409.00–1問
37–388.52–3問
35–368.04–5問
33–347.56–7問
30–327.08–10問
27–296.511–13問
23–266.014–17問
19–225.518–21問
15–185.022–25問
13–144.526–27問
10–124.028–30問

 

学習のポイントと目標設定

8.0以上を目指す場合

最大5問のミスまでが許容範囲となる。

このため、各パッセージごとに1~2問のミスを目標に設定し、精度の高い回答を意識する必要がある。

全体スコアで7.0以上を取りたい場合、リーディングは確実に8.0以上を取りたいところである。

 

ねこ君
そりゃ、リーディングは8.0が欲しいんだけど。40問中ミスを5問に抑えるって結構しんどいね。
にゃんこ先生
諦めないで、ねこ君!やるかやらないかの差だよ!

 

6.5を目指す場合

最大14問までのミスが許容される。

このスコアを目指す場合、得意な設問形式で得点を稼ぎつつ、苦手な形式では基本的なスキルを磨くことが求められる。

 

にゃんこ先生
11–14問問間違えて良いと言うことは、5問ミスのが2パッセージ、3問ミスが1パッセージというイメージを持とう。

 

IELTSリスニングのスコア換算表と学習のポイント

スコア換算表の具体例

IELTSリスニングの正答数とバンドスコアの対応は以下の通りである。問題の難易度によって若干の変動があるが、大きな影響はない。

正答数バンドスコアミスの数
39–409.00–1問
37–388.52–3問
35–368.04–5問
32–347.56–8問
30–317.09–10問
26–296.511–14問
23–256.015–17問
18–225.518–22問
16–175.023–24問
13–154.525–27問
10–124.028–30問

 

学習のポイントと目標設定

リスニングは合計4パートあり、難易度は1から4に向けて難しくなる傾向がある。

全体スコア7.0以上を取りたい場合、リスニングはコンスタントに7.0以上がほしい

 

8.0以上を目指す場合

バンドスコア8.0を目標とする場合、最大でも5問のミスに抑える必要がある。

取りこぼしができないため、各セクションで1~2問のミスを目安に特に難易度の低いセクションで満点近く取れるように集中力を維持することが重要となる。

 

7.0を目指す場合

バンドスコア7.0の場合、最大で10問程度のミスが許容される。

言い換えると、本試験の4パート中、1パートあたりのミスを2-3問に抑える必要がある。

Part 1やPart 2は比較的簡単な問題が多いため、ここで高得点を狙いつつ、模試の結果を振り返り、どの種類の設問でミスが多いかを特定して対策を練っていこう。

 

6.0を目指す場合

バンドスコア6.0の場合、最大で17問までのミスが許容される。1パートあたりのミスは4問程度

間違いやすい特に数字や日付、地名などの聞き取りを重点的に練習し、ケアレスミスを減らそう。

公式問題集や模試を繰り返し解くことで、問題形式への適応力を高めるも重要だ。

 

ねこ君
6.0と7.0の壁が大きいな。

にゃんこ先生
テクニックを学ぶより、まずは本質的なリスニング力をつけよう。

にゃんこ先生
演習問題を回して、問題傾向に慣れることも重要だよ。

 

リーディング・リスニングの目標スコア

セクション別のスコア目標を明確にしよう

IELTSは各セクションの平均を計算し、スコアの切り上げ処理が適用されることがあるため、若干考え方が煩雑にはなる。

  • 平均が X.25 または X.75 の場合、次の0.5単位に切り上げ。
  • 平均が正確に X.0 または X.5 の場合、そのスコアが採用

それぞれのセクションでどのようなスコアを取ると目標スコアが達成できるか、シミュレーションしてみよう。

リーディングとリスニングで高得点を目指すことで、スピーキングやライティングの弱点を補うことが可能となる。

 

バンドスコア6.5目標の例

パターンReadingListeningSpeakingWritingAverageBand Score
パターン16.56.56.06.56.3756.5
パターン27.06.56.06.06.3756.5
パターン37.06.06.56.56.5006.5
パターン46.56.06.56.56.3756.5
にゃんこ先生
6.5が目標の場合は、リーディングの7.0は確保したいね。リスニングで6.5が取れれば、スピーキングとライティングは最低限の6.0で済む。

 

バンドスコア7.0目標の例

パターンReadingListeningSpeakingWritingAverageBand Score
パターン17.07.06.56.56.7507.0
パターン27.56.57.06.56.8757.0
パターン38.07.56.06.06.8757.0
パターン48.07.06.56.06.8757.0
にゃんこ先生
7.0が目標の場合、リーディングは8.0は確保したい。リスニングで7.0以上取れれば、スピーキングとライティングへの負担が減る。

 

バンドスコア8.0目標の例

パターンReadingListeningSpeakingWritingAverageBand Score
パターン18.08.07.57.57.7508.0
パターン28.57.58.07.57.8758.0
パターン39.08.57.07.07.8758.0
パターン48.59.07.57.07.8758.0
にゃんこ先生
8.0目標の場合は、リーディングとリスニングで満点近く取るのが基本的にはおすすめ。スピーキングとライティングはなんとか7.0に近づけたいね。

 

リーディングとリスニングの得点目標を活用する学習法

繰り返しになるが、目標スコアに応じたミスの許容範囲を把握し、それを基に学習計画を立てることが重要だ。

例えば、リーディングで7.5を目指す場合は6〜7問のミス、リスニングで8.0を目指す場合は3〜4問のミスを目安とする。

模試を通じて自分の得点とミスの傾向を確認し、弱点を特定することで、効率的に学習を進めることができる。

 

リーディングではキーワード検索力や特定の設問形式への対応力を鍛えることがポイントとなる。

一方、リスニングではシャドーイングやメモ取り練習を通じて、多様なアクセントや音声速度に対応できる力を強化する。

また、ミスの傾向を分析し、次回以降に同じミスをしないための改善を行うことも重要だ。

 

ねこ君
ミスできる問題数を意識することと、どんな問題を間違いやすいか分析することで、毎回の学習の質を上げることができそう!

 

セクション別の効率的なIELTS勉強方法

にゃんこ先生
各セクションの具体的な勉強方法については、IELTS高得点を獲得した成功者の体験も参考にしてね!

リーディング勉強法

 

リスニング勉強法

 

スピーキング・ライティング

にゃんこ先生
スピーキングとライティングは「自己採点」はできないけど、外部サービスを使用すればより効果的に対策ができるよ!以下のサイトや記事も参考にしてね!

 

スピーキング

 

ライティング

 

にゃんこ先生
最後に、当サイトではTOEFL・IELTS対策専門のオンラインコースも提供しているよ!英語対策でお悩みがあれば、遠慮なく連絡してね!

 

この記事はインターンのLunaによって編集されました。

 

ねこ君
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にゃんこ先生
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にゃんこ先生
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