本記事では、筆者がIELTS overall 8.0を取得するために行った勉強方法と対策を紹介します。
筆者が実際に使用したサイトや参考書などを紹介しつつ、今日から実践できる具体的な学習方法をお伝えいたします。
既にある程度の英語学習経験があり、IELTSのスコアをもっと高めたい、海外大学院レベル以上のスコアを取りたいという方にオススメの記事です。
この記事の著者:マリリン
帰国子女でもないただの純ジャパです。中学に入ってから学校の授業で勉強を始め、学生時代、塾にもIELTSの対策講座みたいなものにも通ったこともありません。IELTS 7.0を取得しヨーロッパの大学院に2年間留学、その後海外就職を経て2019年にIELTS 8.0達成。
目次
IELTS(アイエルツ )8.0とは
IELTS 8.0のレベル感
海外大学院の入試や海外での就職、その他様々な場面で英語力の証明として使われているIELTSですが、Overall 8.0を取得するのは留学経験者でも相当勉強・対策をしないと難しいレベルと言えます。
一般的に大学院入試の際はoverall 6.5〜7.0くらいが求められ、8.0となると、TOEICで言えば満点以上、英検1級以上の極めてネイティブに近いレベルかと想像されます。
筆者の初受験時と最近受験した時のスコアは以下の通りです。
Listening | Reading | Writing | Speaking | Overall | |
2015年 | 7.5 | 7.0 | 6.0 | 6.5 | 7.0 |
2019年 | 8.0 | 8.0 | 7.5 | 8.0 | 8.0 |
必要な勉強時間
単に英語ができるというだけでなく、特にスピーキングとライティングでは難易度の高い単語や言い回しを自然に的確に使いこなし、かつ論理的な話の組み立てができなくてはならないでしょう。
そしてIELTSのスコアを0.5あげるためには300時間の学習が必要とも言われており、仮に現在のスコアが7.0の人が8.0を目指すとすれば、600時間の勉強が必要です。
毎日6時間勉強したとしても100日かかるわけで、社会人として働きながら1日3時間確保した場合は200日、半年以上を要します。
必ずそれだけの時間を費やさないといけないわけではありませんが、8.0は一朝一夕で取得できるスコアではなく、入念な準備とじっくり手間暇をかけた対策が必要なことは間違いありません。
おすすめの教科書
筆者が初めてIELTSを受験したのは、ヨーロッパの大学院入試の準備をした2015年ごろでした。
その後、2年間の留学を終えて少し経った2019年にoverall 8.0を達成しています。
2015年の初受験の際は、IELTS公式問題集を何回か解いてみるというだけの勉強をしていて、各セクションの問題の形式を把握し、時間内に解き終われるようにする事だけ意識していました。
これは、唯一のIELTS公式問題集、王道の試験対策テキストです。
他にも色々と参考書や模擬問題集などは出ていますが、一番本番に近い形の模擬試験が4セット収録されているということでこれだけを愛用していました。
毎年新しいエディションが発売されるので、2〜3冊解いて様々な問題に触れるといいと思います。
IELTSリスニングセクションの対策
リスニングセクションの概要
それではセクションごとの対策紹介に入ります。
Overall 8.0を目指すのであれば、リスニングセクションではなるべく満点か、少なくとも8.5は取っておきたいところです。
問題の難易度によって若干の誤差は生じますが、スコアの換算は概ね全40問中39〜40問正解で9.0、37〜38問正解で8.5ですから、ミスは最小限に抑えなくてはなりません。
おすすめの勉強法
① 模擬試験を何回も解く
繰り返し問題を解き、問題形式と傾向に慣れるのが一番です。
IELTSのリスニングは選択問題か、空欄に合う言葉を1〜3単語で拾って書き取る形なので、先ほど紹介した問題集を解いて練習しましょう。
筆者も収録されているテストを全部解き、間違えたところを確認するという勉強を繰り返しました。
正直これが一番簡単で確実な方法です。慣れればそこまで難しいこともありません。
② 英語を聞くことに慣れる
模擬試験を解いていて思うように点が取れない、そもそも聞き取りの段階で要点を逃してしまうという方は、英語の聞き取り、IELTSの英語に慣れる必要があります。
BBCなど海外ニュースを聞いてシャドウイングするのがオススメです。毎日いくつかのニュースを聞いて、キャスターの言った通りにしゃべる練習をしてみるといいです。
また、問題集にはスクリプトがついていますので、これをシャドウイング、ディクテーションする方法も有効です。
これはIELTS対策だけでなく、英語力全般の強化になりますので、ぜひやってみてください。
ディクテーションの練習をする際のコツですが、最初から長文を全て書き取る必要はなく、1回目にCD等を再生する時は聞き取れた箇所(1ワードでも2ワードでもOKです)だけ書き取っておきます。
そして2回目、3回目と繰り返し流す中で徐々に間を埋めていく形で文章を完成させていきます。
最初のうちは、1文ごとにCDを止めてもいいです。徐々に一回で聞く量を増やしたり少ない再生回数で文章を完成させられるように練習しましょう。
ディクテーションの練習をすることで、リスニング力だけでなく綴り、発音、単語や文法の知識などを幅広く身に付けることができます。
IELTSのリスニングで話される英語はイギリス英語で、発音やイントネーション、喋り方が慣れない人には聞き取りづらいと思います。
喋り方などは慣れていくしか方法がないですが、イギリス英語でよく使われる単語は押さえておくと楽になります。
例えば、”lift”、”rat”、”tin”、”motorway”などです。筆者は実際の試験で”rat”と書き取る問題が出たことがあり、いかにもIELTSらしいなと思いましたが、問題の文脈上、イギリス英語を意識していないと一瞬慌ててしまうかなと思いました。
アメリカ英語とイギリス英語の違いなどを紹介するサイトも多数あるので、語彙を増やすことも意識してみてください。
③ 最初に問題を確認
実際にテストを受ける際は、まず問題をよく読むことをオススメします。
IELTSのリスニングでは、CDの再生が全問終わった後に回答を回答用紙に書き写す時間が10分与えられます。
実際に問題を解きながら回答はメモだけして、解いたらすぐ次の問題の選択肢や空欄の前後を読み、文章の内容や答えをある程度想像しておきます。
例えば空欄補充であれば、前後の文脈からして「場所の名前」が入りそうだな、とか、「電話番号」が入りそうだな、とかあたりをつけておけば、その部分の音声に集中して答えを聞き取ることができます。
練習の段階からこのように解く癖をつけましょう。
IELTSリーディングセクションの対策
リーディングセクションの概要
次にリーディングセクションについてですが、これもリスニングと同じく、Overall 8.0を目指すのであればなるべく満点か、少なくとも8.5は取っておきたいセクションです。
スコアの換算はリスニングと同様なので、やはりミスは3問以下、37点以上を取れないといけません。
リーディング、リスニングでスコアを稼げれば(8.0や8.5以上を取れれば)、overall 8.0が現実的になるばかりでなく、ライティング、スピーキングの出来栄え次第でその上のoverall 8.5も見えてきます。是非とも満点を狙いましょう。
おすすめの勉強法
① 模擬試験を何回も解く
リスニングと同じく、模擬試験を何度も解くのが一番確実です。
問題形式にも慣れることができますし、IELTSのリーディングはサイエンス系、社会問題系の研究等に関する文章が多いので、そういったジャンルへの抵抗を少なくしていくことが重要です。
筆者は模擬試験を解く以外に特別な対策はしませんでした。
② 問題を確認しつつ回答する
60分の試験時間で長文を3つ、40問というのはなかなかのボリュームです。効率よく解きながら読み進めていかないと、なかなか時間内に終わらせられません。
焦って失点しても勿体無いので、最後の5分から10分を見直しに当てられるようにテンポよく解いていくのが重要です。
IELTSリーディングでは、下記のような問題が出題されますが、文章を全部読んでから問題に取りかかると答えを探して文中をいったりきたりすることになります。
- 穴埋めの単語を文中から拾う問題
- パラグラフごとの内容を説明する選択問題
- 文中に登場する人物(学者や本の著者)の主張を説明する選択問題
- TRUE/FALSE/NOT GIVENを選ぶ問題
1,2パラグラフ読んだら問題をざっと見て、答えられそうなものは回答を書きましょう。
それから、問題を読んで、人物名を合致させる必要があるのか、パラグラフの内容説明なのか、文章を読みながらどこに注目する必要があるのかを把握しましょう。
IELTSのリーディングは論述問題がない一問一答形式なので、速読で対応できます。問題の答えに必要な部分を見つけようという意識で解いてみると、時間の節約にもなります。
IELTSライティングセクションの対策
ライティングセクションの紹介
本記事のメインでもあり、IELTSの4つのセクションの中で最も難しいと言われているIELTSライティングの対策をご紹介します。
筆者も他のセクションの点が上がってもライティングだけは6点台からなかなか抜け出せず、それが足を引っ張る形になっていました。
留学を終えて再受験するにあたっては、海外経験も積んだし、今後の仕事のことも考えてより高いスコアを目指そうと、特にライティングセクションの対策を徹底的に行いました。
ライティングとスピーキングのスコアが6.5から8.0へ大幅に上がりました。
スコアアップが難しいと言われるライティングですが、しっかりとポイントを押さえれば一気に高得点を出すことができます。時間をかけて練習し、7点、8点台を目指しましょう。
ライティングセクションの採点基準と対策
まず初めに、ライティングセクションの採点基準を把握する必要があります。
IELTSが公式に発表している”Band Description”を参照し、今の自分のスコアと目指すスコアのパフォーマンスをよく読み比べましょう。
Task 1、Task 2それぞれについて採点基準があります。
採点基準は両方のタスクで共通して4つあります。
- Task Achievement(設問にどの程度回答できているか)、
- Coherence and Cohesion(文章の構成が論理的か、流れのある構成か)、
- Lexical Resource(ボキャブラリー)、
- Grammatical Range and Accuracy(文法の幅広さと正確さ)
①〜④の項目ごとに7.0、7.5などのバンド評価をされ、平均値がそのタスクのスコアになり、2つのタスクの平均スコアがライティングスコアとして算出されます。
実際にはTask 2 の方がスコアに大きな影響を持つため、単純な平均ではないかと思いますが、イメージとしては以下の表のような計算になります。
Task Achievement | Coherence and Cohesion | Lexical Resource | Grammatical Range and Accuracy | Overall | Writing Score | |
Task 1 | 7.5 | 7.0 | 7.0 | 7.5 | 7.5 | 7.0〜7.5 |
Task 2 | 7.0 | 7.0 | 6.5 | 6.0 | 7.0 |
① Task Achievement:回答の適切さ
例えばTask 2で、”Discuss both views and give your own opinion”という問題だった場合、3つの事を聞かれています。1つ目の見解、それに反対するもう一つの見解、そして回答者自身の意見です。
回答作成にあたってはこれら3つ全てを書く必要があり、1つでも書けていない、又は書けていることが伝わらないとTask Achievementにおいて高い点数は望めません
(ある講師は、設問への回答に抜け漏れがあるとTask Achievementのスコアは4.0しかもらえず、他の項目でどんなに頑張ってもそのタスクのスコアは6.0止まりと言っていました)。
Task Achievementはとても重要です。後に続く対策の部分でどのように回答していくのが良いか紹介します。
② Coherence and Cohesion:文章全体の構成の完成度
Connecting words・接続詞(Therefore、However、On the other handなど)を適切に使えているか、論理的な展開ができているか、内容に一貫性があるかといった点を見られています。
構成についてはある程度決まっていますので、大まかに形を覚えることをオススメします。
Task 1の場合
①導入:与えられたグラフや図、ダイアグラムなどの説明。(1〜2文) 全体的な概要。(1〜2文) ②ボディ1: 特徴の説明①(2〜3文) ③ボディ2: 特徴の説明②(2〜3文) ※グラフの要素が3つある時など、必要に応じてボディ3のパラグラフを書く場合もあります。 |
Task 2の場合
①導入:テーマに関する一般的な説明。(1文) 問題文の言い換え。(1文) エッセイの内容説明(1文) ②ボディ1:1つ目の意見 ③ボディ2:2つ目の意見 ④結論:まとめ(give your own opinion形式の問題の場合は、ここで自分の意見も書く。)(2〜3文) |
③ Lexical Resource:ボキャブラリー
単語や言い回しの高度さと適切さ、同じ単語を繰り返し使っていないか、スペルなどを見られています。Task 1でもTask 2でも、同じ表現や単語を繰り返し使うと減点対象となります。
ですので、例えばTask 1で「増えている」と言いたい場合は、毎回”increase”と言うのではなく、”rise”、”grow”、”go up”、”escalate”、”incremate”、 “the growth was…”、”increment of…”など、違う単語や名詞形を使うなど工夫しましょう。
また、アカデミックライティングでは、”shrink”、”What is more”、短縮系(ASAPなど)をはじめとしたカジュアルな単語や高等表現は使わないように注意が必要です。
④ Grammatical Range and Accuracy:使用する文法の幅広さと正確さ
まずGrammatical rangeでは、以下の通り6タイプのセンテンスを組み合わせることが求められます。注意すべきなのは、必ずしも長いセンテンスを書けば評価されるわけではないということです。
長い文章と短い文章を組み合わせて、流れるように読めるレポートやエッセイを書くことが重要です。
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おすすめの勉強法
① 添削サービス
IELTSライティング対策において添削サービスは必須です。
採点基準を熟知している第3者の目線で自分のエッセイを評価してもらうことはとても勉強になりますし、自分では気づかない欠点を指摘してもらえます。
筆者は自分だけで難問も解いていただけの時はどうしても6.0しか取れず、「あんなにサンプル問題を解いたのに点数が上がらないなんて…」と悩みましたが、添削サービスを利用してみて「ここができていないから点が低かったのかな」と思うポイントをいくつも教えてもらうことができ、結果一気に1.5スコアが上がりました。
筆者が利用した添削サービスは以下の2つです。
IELTS blogの方はお試しコースがあり、1つ5ドル程で添削してもらえます。その他、添削してもらうタスクの数、返却までの期間により値段が異なりますが、筆者は8タスク添削してもらえるコース(33.55ドル)を選びました。
メールで自分の回答を送り、3日以内に添削してくれます。上記で紹介した①〜④の項目ごととタスク自体のバンドスコアの予測を教えてくれ、改善点、スペルや文法のミスなどを指摘してくれます。
Ieltsanswersの方では4タスク30ドルのコースを申し込みました。
添削が早く、全て翌日には返してくれるのでありがたかったです。こちらもIELTS blogと同じで、採点基準となっている①〜④の項目ごとと総合のバンドスコア予測、回答本文への細かな添削をしてくれました。
こちらの方がスコアリングや指摘は辛口で、IELTS blogはワーディングや文法に対してのみのコメントだったのに対し、Ieltsanswersでは、
- 「この問題の時はこれを書いてはダメだ」
- 「この文章はこの段落に入れることはお勧めしない」
- 「グラフのseparationが良くない」など、
構成やグラフ分析の切り取り方など、根本的なお直しをしてくれます。(筆者の回答が根本的にダメだったというのもあるかもしれません。)
② 高得点の回答をたくさん見る
2つ目の方法は、高得点のサンプル回答をたくさん参考にすることです。自分のいつもの回答とどこが違うのか、言い回しや構成で参考にできる点はないかなど、じっくり分析すると良いです。
筆者は上記で紹介した添削サービスのサイトで紹介されている8.0以上の解答例を参照していました。
③ 単語、表現のストックを作る
タスク別に、単語や表現で使えると思ったものをまとめておくと本番でも自然に使いこなせるようになります。
同義語を覚えるのにも役立ちます。高得点の解答例を見ながら気になる単語を拾ったり、youtubeなどで紹介されているものを参考にしたりできます。
IELTSスピーキングセクションの対策
スピーキングセクションの採点基準
最後にスピーキングセクションの対策です。スピーキングは難しく考えなくても慣れればスコアアップを狙えるセクションかと思います。
ライティングセクションと同じく採点基準が設けられており、下記4つが採点項目です。
- Fluency and coherence、
- Lexical resource、
- Grammatical range and accuracy、
- Pronunciation
おすすめの勉強法
① ある程度の回答準備
スピーキングは3パートに分かれていますが、1番目のパートで聞かれることはだいたい決まっています。ほぼ確実に、受験者の仕事/学業について、家族について、住んでいる家についてのどれかです。
ですのでこの部分の回答くらいは事前に何を言うか考えておき、本番でスラスラ喋れるようにしておくことをオススメします。
パート1の配点はそれほど高くないと言われていますが、出だしがうまくいくとその後も気負いせずに臨めます。
② ネイティブの使う言葉を覚えていく
筆者は、留学と海外勤務を経た後のスコアが留学前から1.5上がりました。この間にしたことと言えば、毎日英語に触れ、ネイティブの話し方や使っている言い回しでかっこいいなと思ったものを覚えて、自分でも使えるようにしたことです。
③ 試験本番のポイント
本番では、何も喋らない時間を作らないこと、質問に対しまず簡潔に答えること、大げさなくらい抑揚をつけることがポイントかと思います。試験官と楽しくおしゃべりをする感覚でいけば自然に点数が取れます。
まとめ
IELTS 8.0は、しっかりと対策をすれば十分達成可能なスコアです。テスト前の1、2ヶ月だけでなく、普段から勉強を続けましょう。
Dear Ryo Shibasaki
初めまして。私は、東京都在住の柳沢と申します。
今、留学のためにTOEFLを勉強しています。
ScoreはDate scoreの最高点がR19 L20 S17 W23 T79
Best Scoreが R26 L20 S18 W23 T87 です。
また、DuolingoのScoreもあり、110です。
今、 TOEFLに伸び悩んでいて、ILETSに移行を考えています。USCに出願を考えており、必要な最低スコアは6.5です。
このスコアは可能でしょうか?
お会いしたこともないのに、このような質問をするのは、ナンセンスかもしれませんが、アドバイスをお願い致します。
柳沢
柳沢さん
質問ありがとう!
通常の場合、TOEFL80点台であれば、IELTS6.5が取れる可能性は十分あるのではないかと思う。
実際にETSの公開しているTOEFLとIELTSの換算表では79〜93=6.5となっているね。
ただ、TOEFLとIELTSの試験形式はかなり違うので、人によって相性も異なる。
IELTSの模試や問題集を何度かやってみて、試験慣れしてから本試験を受けて実際のスコアをみてみるのはありだよ。
TOEFL VS IELTSに関してはこちらの記事が参考になると思う。
https://www.path-to-success.net/ielts-vs-toefl
また何かあったらいつでも気軽にコメントしてね!
にゃんこ先生へ
初めまして渡辺です。
私は今海外のインターに通っている学生なのですが今年大学受験を控えていて英語勉強の真っ最中です。
そこで問題があり様々なサイトを調べてにゃんこ先生の記事を読み、先生にアドバイスが貰いたいと思いました。
問題というのは、志望する大学で求められるスコアがTOEFlだと100点以上、IELTSだと8.0以上なのですが、
今現在の私の英語レベルはTOEFL80、先日受けたIELTSが6.5でした。どちらも受けた結果IELTSの方が向いていると判断し、その勉強をしているのですが正直8.0以上というものがどれくらいなのか想像できません。
TOEFLはReading 24、Listening 20、Speaking 20、Writing 16でした。
IELTSはReading 6.5、Listening 7.5、Speaking 6.0、Writing 6.5 でした。
幸いにも学校はオンラインで試験の勉強する時間は十分取れるので、にゃんこ先生がこのページに載せている勉強法でやっていこうと思うのですが今の私のレベルで1、2ヶ月で8.0を取得できるでしょうか。正直とても不安です。
勉強の環境なのですがReadingとListeingは自分でできると思います、WritingとSpeakingは一応添削を頼める先生はいます。その先生は英語塾の先生でTOEFlを専門にしています。
初めてなのに烏滸がましいかもしれませんが、にゃんこ先生のアドバイスが聞きたいです。
よろしくお願いします。
渡辺
TOEFLとIELTSの向き不向きよりも、TOEFL100とIELTS8.0なら、TOEFL100の方が難易度が低いので、TOEFLに舵を切るのがおすすめ。
(TOEFL100とIELTS7.0であれば、IELTS7.0の方が簡単)
(TOEFL110とIELTS8.0であれば、IELTS8.0の方が簡単)
参考:
https://www.path-to-success.net/ielts-vs-toefl
通常1、2ヶ月でTOEFL+20点、IELTS+1.5は不可能だけど、インターに通っていて基礎的な英語力が固まっていることを前提とすれば、問題の解き方を学べば可能性があるかもしれない。
TOEFL100点を目指すのであれば、RとLを28点以上、Wは23~25点ぐらいを目指してSは現状維持でも問題ない。
RとLは、問題演習をして自分の弱点や間違いの傾向を分析し、次に似たような問題が出た時に正解をするためには何をしたら良いか考えること。
Lはリスニング自体はほとんど聞き取れている状態で、正解率が低いだけであれば、メモ取りがキーになるので、メモの取り方を学んでおいた方が良い。
R対策:
https://www.path-to-success.net/toefl-reading-kotsu
L対策:
https://www.path-to-success.net/toefl-listening
Wは20点程度は届きやすいので、もうちょっと頑張って欲しい。今の先生の指導を受けた結果が16であれば、講師を見直した方が良いかもしれない。(インターでない学生でも普通20は取れるので)。
このサイトにあるサイトの記事なども参考にしよう。
W対策:
https://www.path-to-success.net/toefl-writing
余裕があればThere is no Magic!!が提供している添削も検討してほしい。
添削:
https://www.path-to-success.net/toefl-writing-online-school
初めまして
現在高校二年生で今年の夏休みの中頃から留学を考え始めましたこの時点でおそいのは重々承知ですし本当に1番下から始めかつ今のIELTSのスコアすら分かりません(本当に申し訳ないですが)唯一証明出来るものとすれば中学二年の頃に受けた英検準2級程度です
質問なのですが仮にスコアが5.0だった場合7.5まであげるのにどのくらいの期間を擁しますでしょうか?本当に底辺のレベルからのスタートと思ってもらって構いません一応A-levelsの授業を受けれる(入塾テスト合格)程度はございます
こんにちは、コメントありがとう。
目標点までどれぐらい時間かかるのは、スタート時点の実力だけでなく、どれぐらいの勉強時間を確保できるか、勉強方法が効率的なのかによって変わるので、一概には答えられないね。
1年で結果を出せた人もいるし、なかなかスコアが上がらない人もいる。
参考として、他の高校生で7.0以上取れた方の勉強法の記事も読んでみよう。
高校生でもIELTS7.0!
高校生が1年でIELTSリスニング9.0を獲得した勉強法
まずは模試とかで現時点の実力を把握してから学習プランを立てよう!
模擬試験受けましたが、リーディング5.0、リスニング3.0とまさしく純ジャパという感じでした。
これからの勉強法として、
リーディングは、単語をおぼえながら、英検準1級程度の長文を難なく読めるようにしていくこと。
リスニングは、アイエルツの問題を聞きながら続けること。
また、tedを見てシャドーイングをすること。
スピーキングはまずは独り言から始める。
ライティングは上記の3つがある程度出来てきたら始めようと思っています。
このように始めていこうと思うのですが、何か追加した方が良い点や、変えた方が良い点があれば教えていただけると幸いです。
こんにちは、コメントありがとう。
リーディングは単語を覚えながら、簡単な洋書を読んで根本的な英語力を上げつつ、英検ではなくIELTSの問題をたまに解いて問題形式に慣れるのが良いかな。
リスニングは、ただ聞くだけでなく、音源を理解することを意識して精聴をしながら、同じ音源を繰り返し聞いて、認識できる音を増やしていくイメージ(聞く、スクリプトを見て理解する、また聞くの繰り返し)。多聴には、TEDよりも、BBC 6 minutes englisの方が使いやすいかも。
スピーキングは独り言も良いけど、口から英語が出てくるようにするためには発話量が大事なのでオンライン英会話も取り入れてみると良いと思うよ!