こんにちは!みなさんは海外大学に行きたいと思いますか?
英語力があるだけで就職、受験で大きく有利になる今の世の中では、多くの人が英語力をアップしたいと思っているはずです。
そもそもIELTSを取得していることのメリットをご存知でしょうか?
私自身は高校三年生で、推薦で英語系の学部が決まっているのですが、今の大学受験では英語だけで受験できる学部、英語外部試験の結果が出願条件となっている学部が多数存在し、英語の得意な方にとってはトップ私立大学に合格する一番の近道ではないかと考えています。
スコアがあることで特に有利になるトップ大学には、例えばICU、上智国際教養、早稲田文学、早稲田国際教養などなどがあります。
昔はメジャーではなかったスポーツ以外の推薦入試も今ではとても活発になっています。今回はそんなIELTSテストの勉強法を紹介していきたいと思います。
この記事の著者:そら
- 幼少期にオーストラリアに在住経験あり
- 高1の初めの模試で英語偏差値50前半→高2になるまでに英検1、準1級を取得
- 高2でトビタテ留学JAPAN奨学金の選考を通過し、オーストラリアに短期留学
- IELTSの勉強に手を付け始めた時の模試のスコアは5.5(高2二学期)だったが、約1年間の学習で7.0を獲得
- 現在は高3で教育学部の英語英文科に進学予定
目次
とりあえずこれを使っておけば大丈夫!私のIELTS教材
まずは私が使った教材を紹介します。
もちろん人によってどこから始めればよいのかは違うので、あくまで自分でみてから最終的に判断したほうがよいと思います。
ちなみに、自分が勉強をスタートしたときの英語力は、大体センター試験で言うと9割程度だと思います。
IELTS必須英単語
まず使用した単語帳はIELTS必須英単語4400です。
初めはデザインがかっこよくて手に取ってみたのですが(笑)、例文が短く覚えやすい、類義語もセットで載っているという点ではかなり優れものだと思います。
とても分厚いのですが他のIELTSの単語帳も大体このくらいです。これをすべて覚えればかなり安心感はあると思います。単語はこの一冊で事足ります。
IELTSブリティッシュ・カウンシル公認 本番形式問題3回分
続いてはIELTSブリティッシュ・カウンシル公認 本番形式問題。
英検の勉強では過去問を愛用している私ですが、IELTSの過去問は存在しないため予想問題となっております。
英検やTOEICとは違うクセがある&試験時間が超長いので慣れは必須です。
自分の位置を知るためにも単語学習がある程度終わったらまずは一度解いてみることをお勧めします。
話題別英単語 リンガメタリカ
続いては話題別英単語リンガメタリカ。
単語学習がメインですが、ライティングのネタも増やせる上に、長文を通じて単語を覚えていく形式なので速読の練習にもなります。
この本の一番の特徴は、様々な社会問題の背景知識を知れることだと思います。
IELTSの問題では、社会問題や今話題となっている事柄について触れる問題が多くあると感じます。
本書は専門性の高い文章を扱っています。単調で味気のない単語学習も、新聞を読むような感覚で勉強できるため楽しく学習できるのではないかと思います。
IELTSの勉強法
リーディング攻略
まずは語彙力を増やそう!
語彙力は四技能全てにおいて大事です。特にリーディングでは、単語力が大切なのは言うまでもありません。
語彙力増強は、自分は部活で言う基礎練のようなものだと考えています。毎日少しずつコツコツとやっていればいつの間に力がついています。
一日に一気に覚えようとしてもすぐ忘れてしまうし、他にも練習しなきゃいけないことは山ほどありますよね?
単語学習においては、とにかく定期的に単語に何回も出会うことが大切だと思います。
また、発音が分からないと困るので、Speakingの勉強も兼ねて音読して覚える事ことをお勧めします。
英語を英語のまま理解しよう
自分の友達にも多かったのですが、読んだ文章をいちいち日本語に訳す癖がついている人が結構いる気がします。
IELTSのreadingは時間に追われるセクションだと思います。スピードを上げるためにも速読力を上げることはマストです。
克服するには多読を推奨します。本屋に行けば難易度別で洋書が置いてあると思います。
最初はすごく簡単なものからでいいので、考えずにすらすら英語のまま頭に入ってくるレベルのものを買いましょう。
もちろん、IELTSで出題される英文は高度なものが多いので徐々に難易度を上げていきましょう。
リスニング攻略
ディクテーション
リスニングにおいてはディクテーションを行うことをお勧めします。
ディクテーションは聞いた英語を全て書き取るプラクティスです。一文ずつポーズしてやってみましょう。
◆メリット
ネイティブの発音のクセをつかめる!
どういうことかというと、例えばShut up 一語ずつ発音すると、シャットアップとなりますが、実際はシャラップと言っています。
こういった本来あるはずの音を省略するのは当たり前ですが、聞きなれてないとなんと言ってるかわからないものです。
また、ディクテーションをする際に、英文法の確認にもなるのでライティングにも役立つでしょう。
この様に、日ごろから複合的で負荷の高い勉強をすることがいいと思います。
洋画を見る
もう一つは洋画を見ることです。
ネットフリックスやHuluなどに加入すれば日、英どちらの字幕もつけられるうえに楽しみながら学ぶことができます。
とはいえ、IELTSで出題されるようなフォーマルな英語というよりは、スラングや普段ではないようなシュチュエーションの会話が多いので、あくまで息抜きとして使用するのがいいでしょう。
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ライティング攻略
よく書くことが思いつかない、時間が掛かってしまうという声をよく聞きますが、IELTSは時間がきついので、思いつかないなど論外なのです。自分も最初はそうでした(笑)
しかし、慣れれば意外とすぐ書けるものです。特にタスク1はグラフの読み取りで、パターンは6つくらいしかありません。
グラフや数値を説明するのによく使える表現をいくつか知っておくだけでかなり見栄えはよくなります。
教材はなんでもいいです!自分の場合はReadingやListeningで使用した教材の文章について、感想を書いていました。
IELTSの出題形式に合わせるなら、あることのメリットとデメリットを比較し、反対意見賛成意見をそれぞれ書くのが良いでしょう。
とにかく日ごろから考えて、それを即座に英語にするという癖をつけることが大切です。
スピーキング攻略
IELTSのスピーキングテストの流れ
- 名前、国籍、本人確認 30秒程度
- 受験者自身の話(家族、出身地、仕事 ect) 3分ー4分
- スピーチ 三分程度
- ディスカッション 3のスピーチに関連するトピックについてディスカッション
2は大体パターンが決まっているのでぜひ取りたいところです。
答えたあとにWhy?など問われることが多いので理由や関連するエピソードをあらかじめ用意しておくといいでしょう。
自分もそうですが、高いスコアをとれる人は、どんな質問が来ても完璧に答えられるひとではなく、答えにくいトピックにもなんとか答えられる人なのです。
詳しくないことを伝えたうえで「それについては分かりませんが、これについては〇〇だと思います」など、関連する話題に話を移行しても構いません。
公式問題集にそう記載されていましたし、私もその手を使いましたが大丈夫でした。とにかく話つづけることが大事なのです。
日ごろのトレーニングとしては、もちろんネイティブと討論することがベストですが、そんな機会はなかなかないので、私は聞く英文法という本で見た表現を使用して、頭の中で英語の独り言を言っていました。
正しい英文法ですらすら話せる事も重要です。
最後に
英語は成果が出るまで時間がかかる科目であると言われます。
毎日コツコツやるのが辛いのはわかります。ですが習慣化してしまえば不思議なことに何も考えずにやっていました。
朝7時頃に起きて、朝食を食べて歯を磨いて着替えて学校、会社に行くのに毎日疑問を持ったりめんどくさいからやめようとか思ったりしますか?
習慣化とはそういう事なのです。はじめは辛くても慣れてしまうことが大切なのです。
高校で部活を三回くらい行っただけで飽きてやめた私にもできました。一緒に頑張りましょう。