海外留学や海外MBAを目指すうえで重要なのは学校選び。
しかし、海外の学校を選ぶうえで、一つ大変なのは情報集めである。日本語の情報も少なく、イベントや学校説明会も気づいたら終わっていることも多い。
これは、そんな学校を選ぶうえで役に立つであろう情報、サイトを、学校ごとにまとめていくシリーズ第37段。今日は、ジョージタウン大学MBA。
WEBページを行ったり来たりする手間や、有用な情報を探す手間が省け、本来やらなければならないことに時間が使えるようになれば幸いだ。
また、ここのページに漏れており、役に立つ情報があれば、ドシドシコメント欄に共有してほしい。
目次
ジョージタウン大学MBA(McDonough)の概要
ジョージタウン大学MBAの基本情報
ジョージタウン大学(Georgetown University)は、1789年に創立されたアメリカ合衆国の私立大学である。ワシントンD.C.の近郊、ジョージタウンに位置する。
ヒドゥン・アイビーに数えられる。政治や国際関係などの学問に関しては世界屈指の大学であり、各国の首脳の他、合衆国大統領であるビル・クリントン、合衆国最高裁判所判事であるアントニン・スカリアが卒業生に名を連ねる。
McDonough School of Businessは1957年に国際学部(School of Foreign Service)の一部門としてとして設立された。
MBAの21ヶ月のプログラムのうち、4回の1週間住み込みプロジェクトがあり、その一つはアメリカ国外のプロジェクトであることも特徴の一つ。留学生比率が高く、2019年度の入学者のうち34%がアメリカ国外出身で、77%が海外で在住や勤務、留学経験がある。
また、MBAプログラムは、2023年度U.S.Newsでトップ25にランクインしている。
(wikiより抜粋)
ホームページ
https://msb.georgetown.edu/mba
公式Facebook
https://www.facebook.com/GeorgetownMcDonough
公式Blog
McDonoughのMBA世界ランキング
#24 US News MBA Rankings 2024
#54 QS Global MBA Rankings 2025
#38 Financial Times Global MBA 2024
学費とクラスプロファイル
学費
- プログラム期間:2年
- 学費:$67,184(年間)
クラスプロファイル
- 学生数(Full-time MBA):263
- 女性比率:30%
- 留学生比率:49%
就職状況・平均給料
- 卒業後の平均的な初任給:USD187,652
- 卒業後3ヶ月雇用率:93%
- 平均年齢/平均勤続年数:29歳 / 5.6年
ジョージタウン大学MBA(McDonough)の特徴
ワシントンDCというロケーション
ワシントンDCはアメリカ合衆国の首都に位置し、DC中心部には多くの政府機関、国際機関、非営利団体がオフィスを構えているため、その領域領域でのインターンシップや就職を考えている人にとっては最適だ。
また、スミソニアン美術館等をはじめとする文教施設、ケネディ・センターを中心に芸術・娯楽も充実、ジョージタウン・エリアは都会的なショッピング・エリアもあり、学びや今後のキャリアだけでなく、家族連れにも生活のしやすい環境だ。
❶学問、❷娯楽・芸術、❸生活・治安の全てが満たされるのがワシントンDCと言えるだろう。
公共政策への強み
ジョージタウン大学MBAは、ビジネスx公共政策、ソーシャルの分野において、他のMBAにはないユニークなプログラムを提供している。
例えば、Certificate in Nonmarket Strategy。
Nonmarket Strategyとは、自由経済では語ることのできない、社会的・政治的・法的な側面からビジネスの戦略を立案するというものだ。公共政策など、ビジネス以外の影響要因がどのようにビジネスに影響し、ビジネスはそれらの要因にどう対処すべきかを掘り下げる。
ソーシャルビジネスの分野にも力を入れており、Social Entrepreneurship, Understanding Social Innovationといったソーシャルビジネスに関連した選択科目も提供をしている。
カリキュラム詳細は下記を参考にしよう。
https://msb.georgetown.edu/mba/curriculum/
国際関連への強み
ジョージタウン大学は国際関係で世界屈指の学校の一つであり、外交政策大学院(School of Foreign Service)をはじめ、国際機関や政府機関との繋がりも強く、関係者を招いたイベントや講演会なども豊富に開催されている。
2年制時の必修プログラムのGlobal Business Experience (GBE)では、海外企業を相手にコンサルティングプロジェクトを行い、現地への渡航をしてプレゼンを行う。
留学生比率も3−4割程度と他のアメリカのMBA(通常1-2割)よりも高いことも特徴の一つだ。
edXでは無料でGlobal Business in Practiceというコースを提供しているため、国際ビジネスに興味のある人は英語力アップの一環で見てみると良いだろう。
Georgetown MBA Student Experience
Welcome to Georgetown University’s McDonough School of Business
McDonoughの偏差値は?出願の難易度や入学条件
海外の大学には、偏差値とという概念がないため、出願の難易度は出願の要件から判断することになる。
MBAの難易度と出願要件
McDonoughへの出願で必要なものは以下の通り。これはほとんどのMBA留学準備では同様となる。
このように、海外のMBA進学の難易度は、英語力や学力の証明など各種スコアの準備やエッセイ、インタビューなどの準備がハードルとなってくる。
Tepperでは、英語試験のスコアでセクション別の要求水準が高いのは他のMBAにはない難易度の高さだろう。
- 大学学位
- 大学成績書
- 履歴書
- エッセイ
- ビデオエッセイ
- 推薦状
- GMAT / GRE
- TOEFL / IELTS
- インタビュー
《参照:MBA Admissions》
- GPA平均:3.3
- GMAT平均:696
- GRE平均:319
- 最低語学要件:
- IELTS: 7.0
- TOEFL iBT: 100
出願準備はTOEFL/IELTS対策から
出願の流れ・出願期限
出願の流れは、英語試験等をクリアし関連書類の準備→出願→面接→合否となる。
- 出願書類の提出
- 必要な書類(エッセイ、履歴書、推薦状など)を全て揃え提出。
- 審査
- 入学審査委員会が、学業、職務経験、個人の適性を総合的に評価。
- インタビュー
- インタビューは招待制で、プログラムへの適合度をさらに確認するために実施。
- 合否通知
- 合格者には入学手続きやデポジット支払いの案内が送られる。
各ラウンドの締め切りは、早期選考(9月)、ラウンド1(10月)、ラウンド2(1月)、ラウンド3(4月)です。
ジョージタウン大学MBA日本人向けの情報
日本人向けサイト
http://georgetownmbajapansocietytest.blogspot.com/
日本人留学ブログ一覧
- 線路は続くよどこまでも~ジョージタウンMBA留学記~ (Class of 2019)
- Georgetown mba; msb japan society (Class of 2010)
- 筆不精のMBA留学日記 (Class of 2008)
- Business School 日記 –from Georgetown MBA (Class of 2005)
学校説明会・イベント情報
https://msb.georgetown.edu/mba/admissions/events