安い学費でCS・IT留学?ヨーロッパの大学でコンピューターサイエンスを学ぼう

ヨーロッパ大学留学 IT、CS編
ねこ君
ITやコンピューターサイエンスを海外大学で学びたい!ふむふむ…ヨーロッパへの留学が人気になってきてるみたいだね…
ねこ君
うーん。でもどの国で学べばいいかわからない!そもそもヨーロッパの大学ってどんなところが良いんだろう?
にゃんこ先生
ヨーロッパには、非英語圏の国でも英語で学位を取得できる大学が多いんだ。また、比較的安い学費で学べることも人気の理由だね。
にゃんこ先生
今回は、オランダの大学でコンピューターサイエンスを学んでいる筆者が、受験の過程で知ったヨーロッパ大学の魅力や各国の大学について解説してくれたよ!

 

ITを学びたいなら、ヨーロッパの大学を選択肢に入れましょう。

海外大学進学を目指すに当たって、多くの方は英語圏の大学を思い浮かべるのではないでしょうか。

世界的な人気から学費が高騰し受験も難化している英語圏の大学に加えて、ヨーロッパにも質の高い、英語で学ぶことのできる大学がいくつもあります

特にIT分野の学部では英語で提供されるプログラムが多く、世界的に認められているプログラムも多数あります

 

筆者自身英語圏の大学では高額すぎると考えていた中、同程度世界で評価されているオランダの大学が比較的安価に通えると知り海外大学受験を決めました。

実際に受験の過程で出会った魅力的な大学をご紹介していきます。

 

この記事の筆者すん

自己紹介:都内私立大学を文系で卒業。1年間外資系IT企業でSE職の就業経験を経て、海外大学への進学を決意。現在、オランダの大学でComputer Science学部(2個目の学位)に在学中。

監修者:ウメンシャン

日中英のトリリンガル・言語オタク。英語圏留学経験なしからIELTS8.0TOEFL104GRE322。コロンビア大学・ペンシルバニア大学・ニューヨーク大学・メルボルン大学教育大学院に合格実績を持つ。慶應義塾大学大学院卒。1児の母。

ヨーロッパ大学留学がおすすめな4つの理由

ヨーロッパ大学を選ぶ理由

英語圏に比べて学費が安い

留学を検討する際、日本ではイギリス、アメリカ、オーストラリアといった英語圏への大学進学が一般的です。しかしながら、ヨーロッパには英語圏と比べると学費が安く、授業の質も高い大学が多数存在します。

加えて、ヨーロッパの大学はほとんどが3年制の大学なので4年制の大学に比べ、卒業までの費用を抑えることが可能です。

したがって、日本ではまだ知名度の低いヨーロッパ進学ですが海外留学を希望する方にとって魅力的な選択肢の一つと言えます。

 

また、ヨーロッパ諸国の大学と言えばその国の母国語で授業を受けるイメージが強くなりがちですが、実際には英語で学ぶことのできる大学・学部も存在します。

英語で留学をしたいという方にも、学費を抑えることのできるヨーロッパ留学はおすすめです。

 

国の選択肢が豊富

ヨーロッパの大学進学を目指すメリットとして「選べる国の豊富さ」が挙げられます。

ヨーロッパの大学に出願する際、併願先として隣国の大学も検討する場合が多いです。なぜなら、教育水準も同様で、出願に必要な書類も似ていることが多いからです。

また、近い国であれば生活様式も似ているため進学後のイメージも湧きやすいでしょう。

ヨーロッパ留学では、複数の国への進学を選択肢として持ち「こんな国で生活してみたい」といった希望を叶えることができます。

 

ヨーロッパ各国の旅行が便利

大学に進学すると、ヨーロッパでの生活が始まります。ヨーロッパは海を挟まず地続きでいくつもの国が繋がっているため、簡単に他国へ旅行することができます

日本にいると海外旅行はハードルが高いと感じますが、ヨーロッパ圏内の旅行はそれほどハードルが高くありません。

またEU圏内であればパスポートも必要ないため、入国手続きや出国手続きといった手間も無くスムーズに旅行することができます。

このように進学後の生活が豊かになることは海外進学にとって一つの大きなポイントです。

 

日本人が少なく語学習得に最適

海外駐在や海外留学でメジャーなイギリスやアメリカと違い、ヨーロッパの国々は未だ在住する日本人の数が多くありません

加えて大学進学する日本人の数も少ないため、外国語を使わなければいけない環境になります

もちろん大学で学んでいる学生は英語を問題なく話せるため、英語力を鍛えておけば生活面も問題ないはずです。

また、英語以外の言語習得の機会も得られるため、特定の言語を学習してみたいという方は特にヨーロッパ留学を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 IT/CSを学ぶのにヨーロッパの大学がおすすめな理由

IT/CS留学とは

IT留学とは

ここでいうIT留学の定義は、プログラミングのみならず、ITに関わる学問を専攻する留学のことです。

多くの方にとって、ITといえば、プログラミングに関わる学問を想像すると思います。

実はBusiness Information Technology学部のように、ビジネスとITを掛け合わせた専攻も存在します。

こういった学問ではプログラミングの学習は最低限で、ITツールを使ったビジネス上の問題を解決する方法を学ぶことができます。

つまり、IT留学とはプログラミングからビジネスに関わるITツールの使い方まで幅広いITに関わる専攻のことを指しています。

ITに関わる専攻の学士を持っていると就職に有利なため、ヨーロッパの学生にとってもIT専攻への進学はメジャーな選択肢となっています。

 

CS留学とは

CSとは、Computer Scienceの略です。このコンピューター科学専攻ではプログラミング言語を主に学習します。

そしてプログラミングに加えて、ネットワークやOS、データベースといったソフトウェア開発をするために必須の知識についても深く学習します。

コンピューター科学を専攻するということはプログラマーやソフトウェアエンジニアに必要なコンピューターに関わる知識を網羅的に学ぶことができます。

近年、様々なサービスがITシステムと複雑に絡み合うようになっています。そのような時代だからこそ、CSを専攻する学生は様々な企業から求められています。

 

ヨーロッパでIT/CSを学ぶ理由

ヨーロッパでIT/CSを学ぶ理由

IT留学やCS留学について概要を把握した上で、なぜヨーロッパでIT/CSを学ぶべきかということについて説明していきます。

ヨーロッパでITやCSを学ぶべき理由は、日本よりもテクノロジー教育に長けた国で学ぶことができるからです。

最近、日本でもIT化やDX(デジタル化)が取り上げられるようになってきました。しかし、ヨーロッパ各国では既にデジタル化を推進してきた国が多くあります。

特に教育という面でヨーロッパは発展的で、高校生からプログラミングを学ぶことのできるプログラムが豊富です。実際、ハンガリーやオランダといったヨーロッパの国々では高校生の時からプログラミングを学ぶ機会があり、大学に入学する前からプログラミングの経験がある生徒が多いそうです。

このように、IT教育先進国でCSやプログラミングを学ぶことができるため、ヨーロッパ留学は魅力的な選択肢の一つです。

 

また卒業後の進路として、特にCSのような人材不足が続いている領域では、大学のある国内または近隣のヨーロッパ諸国で就職することを視野に入れることができます

西欧では新卒1年目の平均年収が700万と言われているので魅力的ですね。

日本に帰国する場合でも、語学力と在学中に備わった技術力を証明することができれば、外資系企業のような比較的待遇の良い会社へ就職することも可能でしょう。

 

私自身、3年という期間で語学力と技術力を効率的に高め、将来的に海外で働くという選択肢を取ることのできるヨーロッパ大学の進学を決断しました。

 

IT/CS専攻でヨーロッパに留学する方法

出願資格

ヨーロッパの大学入試

まず、日本の大学入試とヨーロッパの大学入試は大きく異なります

日本では基本的に大学の選抜試験を合格しなければ大学には入学できません。さらに、入学試験は非常に難易度が高い傾向にあり「学生を振り落とす試験」という意味合いが強いです。

 

それに対してヨーロッパの受験は「大学の授業を受講する最低限の能力を測る試験」という意味合いが強くなります。

したがって、ヨーロッパの出願に必要な資格は「高校の卒業または卒業見込みの証明」であることが多いです。

出願する国や大学によって条件は違いますが、基本的に高校を卒業していれば受験することは可能です。ITやCSを専攻するのであれば数学の成績は良い方が望ましいでしょう。

 

出願に必要な書類は以下の通りです。基本的に語学力と学力、数学力(IT系であれば)を証明することが求められます。

【必須】

英語語学力試験のスコア、高校卒業(見込み)証明書、高校成績証明書、有効なパスポート

【大学によっては必要】

SAT(数学試験)のスコア、数学試験(Math B)の合格通知、モチベーションレター(志望動機書)、健康証明書、履歴書(CV)、大学特有の試験の合格通知(ごく稀です。)

 

また、成績や資格が出願要件を満たしていない場合は、大学準備コースに通うといった選択肢もあります。まずは大学側に確認してみましょう。

大学準備コースとは、英語や進学に必要な単位(数学など)が足りない学生向けに、紹介される高校と大学の間のようなコースのことです。

大学に附属の教育機関の場合と、附属ではない教育機関で学ぶ場合があります。どちらも英語で大学で学ぶことの基礎のようなことを学べるため大学生活の準備として最適でしょう。

 

語学要件

語学要件は、大学によって異なります。英語で授業を受けるということであれば、英語力の証明をすることができれば十分です。主に大学で英語力の証明として使われる語学証明書は

の二つです。どの英語試験を受験したらいいかわからない方は上記のどちらかを受験すると無難でしょう。

 

必要とされている英語レベルは大学によって違いがあり、IELTS 5.5〜IELTS 7.0 (英検準一級から英検一級レベル)を求められることが多いです。

このように、語学スコアと高校の卒業資格さえあればほとんどの大学に出願できるため、併願のしやすさもヨーロッパ留学の魅力と言えます。

 

にゃんこ先生
英語試験対策は留学準備のファーストステップ!独学思考の方は下記も参考にしてね!
ねこ君
講師から教えてもらったり、相談もしながら進められた方が安心だなぁ。。添削とかも必要だよね?
にゃんこ先生
プロの講師からより効率的に学びたい!という方には、TOEFL・IELTSの学習コースも提供しているよ!

 

留学にかかる費用

ヨーロッパ 大学 留学費用

留学にかかる費用は主に学費と生活費の合計です。

大学によって入学試験があり試験の運営にかかる受験費用が必要なこともありますが、その場合でも1万円ほどです。また、そもそも入学試験がない大学も多く、受験費用がないことも多いです。

 

学費及び生活費は、国によって様々です。例えば、ドイツの国立大学は学費が無料なことで有名です。したがって、生活費のみで月10万円が留学費用になるでしょう。

オランダの大学では、学費が100万円から150万円ほどで、生活費を含めると月20万円ほどになります。

このように、ヨーロッパの留学にかかる費用は日本の大学進学と同等かそれ以下です

実際、筆者のオランダでの学生生活では、年間あたり300万円程度の費用がかかっています。

内訳としては学費が160万円、生活費が150万円ほどです。日本の都内私立大学に進学し、一人暮らしをする感覚とほとんど相違ないでしょう。

 

また、奨学金に関して日本学生支援機構(以下JASSO)では、奨学金についてまとめたサイトを提供しています。

JASSO自身、給付型の奨学金を日本の海外進学を目指す学生に提供している他、上記のサイトから各国の主要な奨学金について知ることができます。

 

出願準備から渡航までのスケジュール

実際にヨーロッパの大学を受験する場合、最低でも入学の1年前から準備をすると良いでしょう。

ヨーロッパの大学の学期は9月に開始することが多いので、1年前の9月から大学のリサーチを始め、語学スコアの取得や出願書類の準備に取り掛かることをおすすめします。

 

出願準備から入学までのスケジュールは以下の通りです。

9月:大学のリサーチを開始する。奨学金に申し込む。

11月〜2月:大学の出願締め切りに向けて出願を進める。

3月〜5月:大学によって選抜試験がある(オンラインで受けられることも多い)。

5月〜8月:合格・条件付き合格通知を受け取る。入学に必要な書類の提出、渡航や住居の手配をする。

9月〜:授業開始。

ヨーロッパの大学はほとんどが9月に授業を開始するため大まかなスケジュールは同じです。

語学スコアや他の提出書類の準備には時間がかかるので早期から取り掛かることをおすすめします。

大学によって、出願の時点で語学力を証明しなければいけない場合と、合格通知のタイミングで語学スコアが必要な場合があるので大学ごとに確認が必要です。

 

選抜試験では、学部特有の問題を扱います。筆者自身、ハンガリーとオランダの大学でオンライン試験を経験しました。

ハンガリーの大学では数学の基礎的な問題と英語面接の試験、オランダの大学では数学の知識だけでなく、数学的な思考力を測る試験を受験しました。

 

オランダ大学留学の魅力

オランダは、ヨーロッパ北西部の国です。チューリップ、風車、運河で有名で全域が平地なことで知られています。

首都はアムステルダムで、国立美術館、ヴァン・ゴッホ美術館、アンネの家といった観光地があります。公用語はオランダ語ですが、英語を話せる人が多いため、英語で生活可能です。

 

筆者自身、オランダのトゥウェンテ工科大学でコンピューターサイエンス学部を専攻しています。

 

教育の質が高い

オランダ教育の特徴として、国立大学が多く、国立大学の教育の質を国が管理しているため大学ランキングを問わず授業の質が高いという特徴があります。

また、オランダの英語話者の多さから英語で受けられる授業も多いので外国人向きです。

世界の大学ランキングサイトでもオランダの大学が上位にあることから世界的にも認められていることがわかります (例: 58位アムステルダム大学、61位デルフト工科大学など)。

 

英語で生活できる

先述の通り、オランダでの生活は英語を話せれば問題なく過ごすことができます。

オランダ人の95%が英語話者と言われており、自分の理解できる言葉で生活できるということは数年間滞在する必要のある留学先の国として重要な要素でしょう。

実際、筆者が生活する中でオランダ語が使えないことで不便に感じることはほとんどありません。地元のスーパーなどでも英語が通用します。

さらに特段、大学内では100%英語が通じるため、市役所の手続きなどでわからないことがあれば友人や大学の学生サービスに聞くことで理解できます。

 

オランダで人気の大学

オランダに行きたい、オランダの大学を受験しようと考えた時、どの大学を受験したらいいか調べることは簡単ではありません。

IT/CS留学をしたいという方に向けて人気の大学をまとめました。是非参考にしてみてください。QS Rankingという世界の大学ランキングをまとめているサイトを参考に作成しました。

大学名QS Ranking(テクノロジー分野)特徴
Delft University of Technology10位世界10位と認められたテクノロジーを学ぶ上で優れた設備や講師の充実さが魅力の大学。立地もアムステルダムに近い都市にある。
Eindhoven University of Technology58位近年、デルフト工科大学に近い評価を得るようになった大学。オランダの南側に位置している。
University of Twente96位上位の2校と同様に工科大学として設立された経緯からテクノロジーにおいて評価が高い。ユニークなカリキュラムを提供している。オランダの南側に位置しており、ドイツに近い。
University of Amsterdam148位観光の中心地であるアムステルダムに位置する大学。留学生も多く国際感覚を磨くことができる。
Vrije Universiteit Amsterdam316位元々文系分野に強い大学だったが総合大学としてテクノロジー分野を導入し、さらに大学としての魅力を高めている。

(参考: QS Ranking by Subject: https://www.topuniversities.com/university-rankings/university-subject-rankings/2022/engineering-technology)

 

上記でまとめたようなランキングに加え、カリキュラムの内容や教育システムについて理解を深めることで実際に行きたいと思える大学が見つかります。

興味を持てる大学があれば実際に大学のサイトで学習内容まで確認してみてください。

 

実際、筆者もハンガリーやベルギーといった他国の大学を併願していましたが、オランダ大学の全体的な教育水準の高さやヨーロッパ各国へのアクセスの良さからオランダの大学を選択しました。

また、特に在学しているトゥウェンテ大学は実践的でプロジェクトベースのカリキュラムを提供しており、飽き性の自分にとって魅力的だったため進学することを決めました。

 

にゃんこ先生
オランダ大学については、ライデン大学に進学した筆者の記事や、アムステルダム大学の記事を参考にしてみて!

 

ハンガリー大学留学の魅力

ハンガリーの写真

ハンガリーは東欧の国(ヨーロッパの東に位置する国)で、ハンガリー語が公用語になっています。ハンガリー語は文法的に日本語と近いとされていることで有名です。

教育分野では国としてITに力を入れており、高校生の頃からプログラミングの授業があるなどIT教育の先進国です。また、温泉の文化があることでも知られています。

 

留学生向けの奨学金が豊富

ハンガリー政府は海外の優秀な学生を誘致するために留学生へ向けて奨学金を提供しています。

内容としては、学費免除、月ごとの奨学金支給、学生寮無料または月額支給などと手厚い内容で日本国籍を持っていれば応募することができます

奨学金専用サイトでオンライン申込できるため、多くのハンガリー留学生が利用しています。主に高校時代の成績やエッセイを加味して奨学生として承認されるか決定されます。

 

学部レベルで受給される奨学金は世界的にも珍しいため、ハンガリー留学が魅力的な選択肢であることは間違いありません。2022年では、5万人の申し込みに対して5000人が受給しているため、総合大学を受験する方であれば比較的通りやすい奨学金と言えます。

また、この奨学金は毎年応募することが可能なので大学に入学してからも語学力を磨いたり、高い成績を収めることで取得できる可能性もあるのでおすすめです。

 

生活費が安い

奨学金に受からなかったらどうしようと思った方もいると思います。しかし、そもそもハンガリーの物価が安く学費も比較的安いため、ハンガリー留学はコストを抑えることが可能です。

レストランでの食事は日本円に直すと500円程度で楽しむことができます。

また、学費も年間80万円ほどなので、他のヨーロッパの国や日本の大学と比べると安く済みます。

 

ハンガリーで人気の大学

IT/CSを学びたい学生にとってハンガリーで人気な大学は主に、エトヴェシュロラーンド大学(ELTE)ブダペスト工科経済大学(BME)の2つです。

もちろん、これらの大学は政府奨学金を利用して申し込める大学です。

両大学ともに、首都ブダペストに位置しており、距離も近いため併願して受験する受験生も多いそうです。

大学名特徴
Eötvös Loránd Universityコンピューターサイエンスのプログラムを英語で提供しており、プログラムの難易度の高さから卒業生のレベルの高さが評価されている。
Budapest University of Technology and Economicsコンピューターサイエンスエンジニアリングのプログラムを英語で提供しており、エンジニアリングと付いていることからわかる通り、ソフトウェアだけでなくハードウェアも扱う。

 

にゃんこ先生
ハンガリーの大学について、詳しくはエトヴェシュ・ロラーンド大学 、セゲド大学の記事もチェックしよう!

 

ドイツやベルギーといった西欧留学の魅力

西欧(ヨーロッパの西)には、スペインやフランス、イタリアなど様々な国があります。そのような西欧諸国にも英語でIT/CS分野を専攻できる大学があります。

今回紹介するのは、ドイツとベルギーの大学です。

ドイツ ベルギー 風景

世界ランキングの高い大学で学べる

ヨーロッパの大学はどの大学も英語で学べる環境があるというわけではありません。

実際、大学院は大抵英語で授業が提供されているのに対して、学部レベルで英語の授業がある大学は少ないです。それは、大学の学部専攻は主に現地人が通うものとして想定されており、オランダのように英語話者が多い地域でない限りは英語で全ての授業を行うことが難しいからです。

 

逆に、世界ランクが高く留学生の多い大学は、英語で授業を提供しているケースがあります。

したがって、世界ランクの高い大学で学ぶことが可能であり、英語の勉強にもなるドイツやベルギーでの留学をおすすめします。

 

ドイツ・ベルギーで人気の大学

ドイツ、ベルギーで英語でIT/CSを学べる大学を紹介します。

大学名特徴
Technische Universität München

(ドイツ)

マネジメント&ITという科目を英語で提供。世界ランキング(総合)で50位という成績から、素晴らしい大学として認知されています。
KU leuven

(ベルギー)

こちらも世界ランキング(総合)76位と世界的に評価されており、コンピューターサイエンス・エンジニアリング(CSE)学部が人気

日本でも馴染みの深いドイツという国で学んでみたいという方や、ベルギーの綺麗な街並みに囲まれながら学習したい方におすすめです。

 

にゃんこ先生
ドイツ留学についてはこちらの記事もチェック!大学の特徴、費用、入学条件などについて解説しているよ。
にゃんこ先生
他のヨーロッパ大学では、チェコスウェーデンの大学も紹介しているよ。みんなが気になる大学を調べてみてね。

 

まとめ

今回は、ヨーロッパ留学の魅力とおすすめの大学について説明しました。

意外と日本の大学受験と比べてもハードルが高くなさそうと思った方も多いのではないでしょうか。

海外で暮らしてみたい、海外大学を卒業して世界的に活躍したいという方はぜひ参考にしてみてください。

 

にゃんこ先生
最後に、当サイトでは海外大学・大学院進学のサポートやTOEFL・IELTS対策専門のオンラインコースも提供しているよ!!留学準備や出願でお悩みの方は、遠慮なく連絡してね!

 

ねこ君
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にゃんこ先生
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にゃんこ先生
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