IELTSリーディング8.5達成!英語が苦手でもスコアを伸ばす勉強法

ielts reading
ねこ君
IELTSのリーディング、何回やってもスコアが伸びない…。単語は覚えたし、公式問題集も解いてるのに、全然点数が上がらないんだよ…。
ねこ君
やっぱり、一人で悩むより、高得点を取った人に勉強法を聞くのが一番なのかな?
ねこ君
でも、ネットの情報っていろいろありすぎて、どれが本当に効果的なのか分からない…。
ねこ君
誰か、本当に結果を出した人、教えてくれーーー!!!
Shohei
お前の気持ち、めっちゃ分かるわ。俺も最初、同じこと思ってた。
Shohei
俺の名前はShohei。純ドメで、英語はゼロからスタートやったけど、中学校レベルの文法からやり直して、最終的にIELTSリーディング8.5を取った。
Shohei
TOEIC400点からスタートして、アメリカのMBAに行くまでに至った俺の経験を全部話すから、役立ててくれや。

「単語を覚えたのにスコアが上がらない」

「公式問題集を解いているのに、正解率がなかなか伸びない」

「時間が足りなくて、最後まで解き終わらない」

こうした悩みを抱えている人も多いのではないだろうか。

実際、単に語彙を増やすだけでは、IELTSリーディングのスコアを大きく伸ばすことは難しい。

高得点を取るためには、次の4つのポイントを意識した学習が必要になる。

  • 英文の構造を理解する(文法・英文解釈)
  • 語彙力を戦略的に強化する
  • 多読でリーディングスピードを上げる
  • 試験形式を分析し、過去問をやり込む

この4つをバランスよく取り入れることで、英文をスムーズに理解できるようになり、設問への対応力も上がる。

この記事では、IELTSリーディングで8.5を獲得した学習法をもとに、効果的な勉強法を詳しく解説する。

IELTSリーディングの基礎

リーディング力を伸ばすには、単純に過去問を解くだけでは不十分だ。

英語の「構造」を理解することと、試験に必要な「語彙力」を強化することが重要なポイントになる。

特にIELTSのリーディングは、文章の流れを正しく理解しながら速読する能力が求められるため、英文解釈の力と語彙力の両方を鍛えなければならない

 

 英文法と英文解釈を強化

文法・英文解釈

英語の構造を理解することが長文読解のカギ

IELTSリーディングの問題を解いていると、「単語の意味は分かるのに、文章の意味がつかめない」という経験をしたことがある人も多いはずだ。

これは、英文の構造を理解する力=英文解釈力が不足していることが原因である。

英語は「語順」と「文のつながり」が命。例えば、以下のような英文を見てみよう。

The policy, which had been widely debated among economists, was finally implemented after extensive revisions.

ここで主語・動詞をすぐに把握できるだろうか?

 

実は、「The policy(その政策)」が主語で、「was implemented(実施された)」が動詞だ。

しかし、間に挟まった「which had been widely debated among economists(経済学者の間で広く議論されていた)」が邪魔をして、文章の構造が見えづらくなっている。

こうした複雑な英文をスムーズに理解できるようになるためには、「英文法+英文解釈」をしっかり固めることが必要なのだ。

 

単語を知っていても読めない理由

IELTSのリーディングでは、知らない単語が出てくることは避けられない。

しかし、「単語の意味が分かれば解ける」と思っていると、大きな落とし穴にはまる。

例えば、以下の文を読んでみよう。

Despite his arduous efforts, the project was a failure.

「arduous(骨の折れる)」という単語の意味を知っていたとしても、

「Despite ~」が逆接(対比)を示すことを知らなければ、「努力したのにプロジェクトは失敗した」という意味が正しく理解できない。

つまり、IELTSのリーディングで大切なのは、単語の意味だけでなく、文章の構造や論理関係を正しく理解する力を鍛えることなのだ。

 

おすすめの文法・英文解釈教材

  • 『超・英文解釈マニュアル』

「長文を読むのに必要なルール」が体系的に学べる一冊。この本は、英文解釈の基礎をシンプルなルールで学べるので、文の構造を把握する力をつけるのに最適だ。

  • 『英語長文がロジカルに読める本』

「文章全体の構造」をつかむ練習に最適。IELTSリーディングでは、筆者の意図を正しく把握する力が必要だ。この本では、論理的に文章を読む方法が解説されている。

  • 『ポレポレ英文読解プロセス50』

「複雑な構造の英文を正確に読む力」をつける。関係詞・分詞構文・仮定法など、IELTSで頻出の難しい構造をマスターするのに役立つ。

 

Shohei
まず、俺は文法をやった。でも最初はSVOすら意味不明だった。分厚い文法書を覚えるなんて無理やん?
Shohei
本で学ぶのも良いけど、つまらないからここは教室に行っても良いと思うぞ。YESの文法コースは評判が高いぞ。俺は行ってないけどな。
Shohei
最低限の文法を学んだら、次は英文解釈だ。
Shohei
ここで出会ったのがこの本や。これで俺の人生変わったんや。

英語が読めないのは勉強不足でも頭が悪いからでもなく、学校の教え方がまずいから。英語にも“てにをは”があるのに君はそれをまったく習っていない!! 分厚い文法書など必要なし。単語帳以外に必要なのはこのマニュアルのみ!

Shohei
これは、どうやって長文を読むのか?ややこしい文法をたくさん覚えるんじゃなくて、もっとシンプルな形で、英文の始まり方はこの10通りや!!と教えてくれる。
Shohei
俺は、目から鱗が落ちた。いちいち日本語に訳さなくても、英語のまま読めるようになったんや。長文を読むならまずこの本を手にとって欲しい。

 

Shohei
英文解釈マニュアルで、ミクロな英文読解を理解した後は、マクロな視点から文章を読む練習や。この本や。
Shohei
これは古い本なんだが、すっごいいいんや。
Shohei
文章を読んでる中で、何が重要な情報なのかがわかるんや。例えば、mustとかimportantは著者の主張なんや。その言葉が出てきた所に大事な情報があって、それがテストに出るんや。IELTSだけじゃなくてGMATもや。
Shohei
こっちには、英文解釈だけでなくて、文法も乗ってるぞ。

 

Shohei
そうや、大事なこと言い忘れとった。もし、おまいの目標が高くて試験で高得点狙ったり、GMATも受ける人は、ポレポレもおすすめやで。

従来の参考書とは一味違う、「なぜそうなるかのプロセス」を重視した問題演習書。読解に絶対必要な基本プロセスが身につく。

Shohei
ボレボレゆうのは、俺の人生変えおったかんぺ先生の本や。英文解釈の理論を学んだあとに、ポレポレで実践すんや。
Shohei
以上だ。英文解釈と文法については、俺の持ってるもん全部出したぞ。

 

語彙力を戦略的に鍛える

IELTS対策 単語

IELTSリーディングで重要な単語の覚え方

IELTSのリーディングでは、日常会話レベルの単語では太刀打ちできない。

特に、学術的な内容やフォーマルな表現が多く使われるため、試験に特化した単語を効率的に覚えることが必要だ。

また、IELTSでは「言い換え(パラフレーズ)」の問題が頻出するため、1つの単語を覚える際に、類義語も一緒に覚えるのが効果的

例:「increase(増加する)」の類義語
  • surge(急増する)
  • escalate(段階的に増加する)
  • amplify(拡大する)
  • proliferate(急激に増える)

 

語源を活用して効果的に覚える

単語を暗記するのが苦手な人は、語源を活用すると、記憶の定着率がグッと上がる

IELTSでは、ラテン語やギリシャ語由来の単語が頻出するため、語源を知っていると、新しい単語の意味を推測しやすくなる。

語源意味
bio-生命biology(生物学)、biodegradable(生分解性の)
graph-書くphotograph(写真)、autograph(サイン)
dict-言うdictionary(辞書)、predict(予測する)
port-運ぶtransport(輸送する)、import(輸入する)

 

Shohei
単語ってのは覚えるしかないんや。覚えるしかないんや。効率的に覚える方法なんてないんや。
Shohei
単語帳は、自分のレベルに合わせて、自分の好きな単語帳選んで覚えれば良い。
Shohei
IELTSとかGMATを目指すのであれば、単語の語源をある程度勉強しておくと役に立つぞ。

 

おすすめの単語帳&アプリ

おすすめ単語帳

  • 『Cambridge Vocabulary for IELTS』(ケンブリッジ公式単語帳)

IELTS頻出単語をリーディング・リスニングの文脈の中で覚えられる。試験対策に特化した内容になっており、セクションごとに演習問題も付いているので実践的な学習が可能。

  • 『English Vocabulary in Use』シリーズ(初級~上級レベル別)

例文とセットで覚えられるので、単語を暗記するだけでなく、実際の文脈の中で意味を理解しやすい。語彙力を段階的に伸ばしたい人におすすめ。

 

おすすめ単語アプリ

  • TANZAM

画像を活用したユニークな学習法で、単語の意味を直感的に理解できる。

記憶の定着率を高める工夫がされており、効率よく語彙力を強化できる。特に、視覚的に学習したい人に向いている。

  • Anki(フラッシュカード式)

忘れやすい単語を効率的に復習できる。

自分で単語カードを作成することも可能で、間隔反復のアルゴリズムにより、記憶の定着を最大化できる。

  • Quizlet(単語テスト機能あり)

IELTS用の単語セットが多数公開されており、クイズ形式で学習できる。

単語リストを自分で作成できるため、自分の苦手な単語を重点的に学習するのに適している。

 

Shohei
単語の勉強って、地道で退屈に感じることも多いよな。でも、アプリを活用すればスキマ時間でも効率よく覚えられるぞ。
Shohei
アプリと単語帳を併用することで、より効果的に学習できる。いろいろ試して、自分に合うやり方を見つけてくれや。
合わせて読みたい!IELTSおすすめアプリ

 

IELTSリーディングのスコアを伸ばす実践法

IELTSのリーディングは、ただ単に読解力が高いだけでは高得点が取れない。

スピード、正確性、そして試験の特性を理解した対策が必要だ。

このセクションでは、スコアアップのための具体的な勉強法を紹介する。

 

速読力を上げる多読トレーニング

IELTS対策 洋書

英語を英語のまま理解

IELTSリーディングでは、限られた時間内に大量の英文を正確に理解する能力が求められる。

そのためには、単語を見た瞬間に意味を理解し、英語を英語のまま処理できる「多読」が重要だ。

 

おすすめの洋書(レベル別リーディング教材)

IELTSリーディングのスコアアップには、「英語を英語で理解する」習慣を身につけることが重要だ。

しかし、いきなり難しい英文に挑戦すると、挫折してしまうことが多い。

そこで、英語学習者向けに作られたレベル別リーディング教材を活用するのがおすすめだ。

日本の英語学習者向けに作られたリーダー教材で、5段階のレベルに分かれている。日本人が苦手とするポイントを考慮して作られているため、読みやすい。音声付きの教材も充実しているので、リスニング強化にも活用できる。

世界的に有名な英語学習者向けのリーダー教材。Starterからレベル1~6まで分かれており、1冊あたりの語数が決まっているので、無理なく多読できる。内容も名作文学からミステリー、ノンフィクションまで幅広い。

Pearson社が出版する、多読向けのリーダー教材。レベル0(Easystarts)からレベル6まであり、映画や小説を簡単な英語にリライトしたものが多い。

 

Shohei
文法勉強したか?単語覚えたか?そしたらあとは実践だろうが。
Shohei
かんたーんな洋書で良いんや。小学生が読むような本や。数十ページの、負担にならないような本が良い。 洋書は自分の読解レベルよりも2段階くらい下のレベルの英文を読むのがポイントだ。
Shohei
比較的簡単な洋書を多読する理由は、英語を英語で理解できるようにするためだから、自分の読解レベルと同じぐらいの難易度の高い本を読んでると、負担が大きくて英文解釈になっちゃうんや。それじゃあ、意味がない。
Shohei
良いか?読んでいるときは日本語に訳すんじゃなくて、英語のまま理解するんだぞ。

 

図書館やKindleを活用
  • 図書館を活用する
    日本の図書館でも英語の本を借りられる。県内の図書館で連携している場合、遠くの図書館の本も取り寄せ可能。
  • Kindle Unlimitedを使う
    月額制で洋書を無制限に読めるサービス。英語学習者向けの本も充実している。
  • オンラインの無料リソースを活用
    「Project Gutenberg」などの無料で読める英語書籍サイトもおすすめ。

 

Shohei
そうや、そうは言っても、短い子供向けの本はコストがかかるよな?一冊1,000円でも1日1冊読んだら金払えないやん。
Shohei
今の時代、図書館にも洋書が結構あるんやぞ。県の中で連携してれば遠くの図書館から取り寄せもできるから、活用すんだ。ネットでも予約とかできる時代やぞ。
Shohei
あと、新宿の洋書図書館知ってるか?ここはおすすめだ。月額4,000円ぐらいで読み放題なんや。1回7冊持って帰れるから、俺は毎週通ったぞ。1ヶ月で30冊や。
Shohei
小学生向けの本でも、最初は難しい。長文にはアレルギーがあったし、単語もむずい。けど、1冊読むと、なんだ俺でも読めたじゃんって思った。3冊、10冊読むうちにレベルもあげてって、そうや、気づいたらアメリカにいたんや。

 

 

試験対策としての問題演習

リーディング力を伸ばしたら、次は試験形式に慣れることが重要だ。

IELTSのリーディングは、時間内に正確に解答するスキルが求められるため、過去問を活用して実践的な対策を行おう。

 

解答のコツ
  • 問題を先に読む:本文を読む前に設問を確認し、どの情報を探すべきか把握する。
  • キーワードを意識する:本文と問題の共通の単語や類義語を手がかりにする。
  • 段落ごとのポイントを押さえる:段落ごとに要点をまとめ、どこに何の情報があったか記憶しておく。

 

Shohei
設問を先に読んで、本文と照らし合わせながら読むと、答えを探しやすくなる。
Shohei
IELTSは原則文章の上の方から問題が出題されるから、設問を解きながら全体を理解していくんだ。

 

過去問&公式問題集の活用法

公式のIELTS問題集を活用し、実際の試験形式に慣れることが大事だ。

 

勉強の進め方
  • 時間を測らずに解く(まずは正確に解くことを重視)
  • 間違えた問題を分析する(なぜ間違えたのかを確認)
  • 時間を意識して解く(試験本番のペースに慣れる)

 

Shohei
リーディング力を付けたら、あとは実践練習するだけや。つまり、過去問をひたすら回す。
Shohei
IELTSは公式問題集もたくさん販売されていて、過去問もすぐ入手できる。
Shohei
このページにおすすめ教材がまとめられているみたいやから、参考にしーや。

 

終わりに

IELTSリーディングのスコアを伸ばすには、文法・語彙・速読力をバランスよく鍛え、試験形式に慣れることが欠かせない。

単に単語を覚えるだけではなく、文章の構造を理解し、効率的な読み方を身につけることが重要だ。

最初は難しく感じるかもしれないが、焦らずに続けていけば、徐々に英語を英語のまま理解できるようになっていく。

この記事で紹介した方法を実践すれば、リーディングのスコアは確実に伸びるはずだ。

 

ねこ君
Shohei、ありがとう。参考になった!!
にゃんこ先生
英文解釈・文法に自信がなければ、分厚い文法書やるんじゃなくて、Shoheiの選んだ2冊をやるのはとても良いね。辞書みたいに分厚いとやる気なくなるし、楽しくないから。
Shohei
やっぱ、IELTSもGMATも、英語の本質的なリーディング力をつけないと全く太刀打ちできないことに気づいたんや。たくさん洋書を読んだことも相当効いたと思う。
Shohei
そうそう、最後に一言加えると、英語の勉強は、半分はロジック(=方法論がある)なんやけど、半分はアート(=人によって違う)なんや。
Shohei
だからこそ、信頼できる先生を見つけて、相談するのが一番良いぞ。ま、ここが一番難しいところなんだがな。
Shohei
こんな俺でも、何か質問あったらしてくれよ。喜んで答えるからな。

 

にゃんこ先生
最後に、当サイトではTOEFL・IELTS対策専門のオンラインコースも提供しているよ!英語対策でお悩みがあれば、遠慮なく連絡してね!

 

 

ねこ君
読んでくれてありがとう!!FacebookXのフォローもよろしくね!
にゃんこ先生
質問、要望、ツッコミ、おすすめ勉強法、なんでも遠慮せずにコメントしてね。
にゃんこ先生
海外の大学・大学院進学に役に立つメールマガジンに登録しよう!おすすめ記事やイベント情報をいち早くお知らせするよ。
英単語アプリTANZAM

コメントを残す

名前、メールアドレスの入力は任意です。メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です