海外留学や海外MBAを目指すうえで重要なのは学校選び。
しかし、海外の学校を選ぶうえで、一つ大変なのは情報集めである。日本語の情報も少なく、イベントや学校説明会も気づいたら終わっていることも多い。
これは、そんな学校を選ぶうえで役に立つであろう情報、サイトを、学校ごとにまとめていくシリーズ第20弾。今日は、ケンブリッジ大学。
WEBページを行ったり来たりする手間や、有用な情報を探す手間が省け、本来やらなければならないことに時間が使えるようになれば幸いだ。
また、ここのページに漏れており、役に立つ情報があれば、ドシドシコメント欄に共有してほしい。
目次
ケンブリッジ大学MBA(Cambridge Judge)の概要
Cambridge Judge Business Schoolの基本情報
ケンブリッジ大学(ケンブリッジだいがく、University of Cambridge)は、イギリスの大学都市ケンブリッジに所在する総合大学。
オックスフォード大学と並ぶイギリスの名門校で、その淵源は13世紀初頭にさかのぼる[2]。トリニティ・カレッジやキングズ・カレッジといった31のカレッジ(学寮)が独自の財源・組織をもって自立した運営を行っており[3]、「ケンブリッジ大学」はこれらのカレッジを総称した呼び名である[4]。
タイムズ・ハイヤー・エデュケーションのTHE大学ランキングでは欧州圏で第2位、世界全体で第5位(2024年)[6]、QS大学ランキングでは世界第2位(2024年)[7]。
ケンブリッジ・ジャッジ・ビジネス・スクール(JBS, Cambridge Judge Business School)は、英国・ケンブリッジ大学の経営大学院。マネジメント及びファイナンス分野の専門職大学院教育を行っており、常に世界トップレベルのビジネススクールにランクされている。
ケンブリッジ・ジャッジ・ビジネス・スクールは、世界トップクラスのビジネススクールとして広く認識され、フィナンシャル・タイムズのグローバルMBAランキングでは、2016年1月現在、英国内2位、欧州内3位、世界10位にランクされている。
特にアントレプレナー教育分野とイノベーションマネジメント分野に強く、これらの分野に関連するコースやセミナーを提供している。また、ケンブリッジ大学の産学連携機関の一つであるCambridge Enterpriseや、シリコン・フェンとしてよく知られるケンブリッジを拠点とするハイテク・ベンチャー企業との結びつきも強い。
(wikiより抜粋)
ホームページ
https://www.jbs.cam.ac.uk/programmes/mba/
公式Facebook
https://www.facebook.com/cambridgemba
ケンブリッジ大学MBAの世界ランキング
#7 QS Global MBA Rankings 2025
#29 FT MBA Rankings 2024
学費とクラスプロファイル
学費
- プログラム期間:1年
- 学費:£74,000
※二年制のEMBAプログラムもあり。
クラスプロファイル
- 学生数(Full-time MBA):244
- 女性比率:47%
- 留学生比率:90%
- 平均勤続年数/平均年齢:6年/29歳
就職状況・平均給料
- 卒業後の平均的な初任給:USD174,961
- 卒業後3ヶ月雇用率:94 %
ケンブリッジ大学MBAの特徴
密度の濃い1年制プログラム
ケンブリッジは1年制でコストやキャリアから離れる期間を抑えるだけでなく、コンパクトで濃縮されたプログラムとなっている。
通常のクラスに加えて複数のプロジェクト、 Concentration、インターンシップオプションがあり、授業以外の活動の自由度が高く、クラブ活動やケースコンペへの参加などの機会も豊富だ。
チームワークを重視しており、授業でもグループワークが中心になるだけでなく、Cambridge Venture Project、Global Consulting Project、Summer Term activities等興味に応じて起業やコンサルのハンズオン経験を積むことも可能だ。
総合大学としての強みとケンブリッジブランド
世界大学ランキングで長年トップ5を維持しているケンブリッジ大学は、ハーバードやスタンフォードと並ぶ有名大学。そのブランドは世界中のどこにいっても通用する。
ケンブリッジはアカデミックの世界でも強く、ビジネス以外の視点を持った学生とのネットワーキングも可能。
カレッジ制や分野横断的な専門性も強く、それぞれの強みを生かした起業支援の制度も豊富だ。
小規模のクラスサイズと多様性
ケンブリッジのMBAプログラムは200名程度と比較的小規模のサイズで、クラスメートや教授との距離も近い。
50ヶ国以上から学生が集まり、多様なバックグラウンドと価値観、強みを持ったメンバーの中で国際的な感覚を磨いていくのに最適だ。
One year MBA at University of Cambridge Judge Business School
ケンブリッジ大学MBAの偏差値は?出願の難易度や入学条件
海外の大学には、偏差値とという概念がないため、出願の難易度は出願の要件から判断することになる。
MBAの難易度と出願要件
ケンブリッジ大学MBAへの出願で必要なものは以下の通り。これはほとんどのMBA留学準備では同様となる。
このように、海外のMBA進学の難易度は、英語力や学力の証明など各種スコアの準備やエッセイ、インタビューなどの準備がハードルとなってくる。
- 大学学位
- 履歴書(2年以上の仕事経験)
- エッセイ
- 大学成績書
- 推薦状
- GMAT / GRE
- TOEFL / IELTS
- インタビュー
《参照:MBA Admissions》
- 最低GPA:NA
- GMAT平均値:697
- 最低語学要件:英語力:IELTS: 7.0, TOEFL iBT: 100
出願準備はTOEFL/IELTS対策から
出願の流れ
出願の流れは、英語試験等をクリアし関連書類の準備→出願→面接→合否となる。
願書提出後、審査結果は約3週間以内に通知され、インタビュー対象者にはメールで案内が届く。インタビューはケンブリッジで直接行われるか、オンライン形式で実施される。
インタビューに合格すると、「条件付き合格」が通知され、受諾する場合は£7,950の予約金を支払い、プログラム費用を満たす財務保証を提供する必要がある。
全ての条件を満たすと、「無条件合格」へと進み、正式な合格通知が届く。
出願締切日は例年4回のステージに分かれており、今年のスケジュールは以下の通り。
- Round 1: 27 Aug 2024
- Round 2: 7 Oct 2024
- Round 3: 6 Jan 2025
- Round 4: 31 Mar 2025
スケジュールは毎年変わるため、入学方法の詳細は公式HPから確認しておこう。
ケンブリッジ大学MBA日本人向けの情報
日本人向けサイト
https://cambridgembajapan.wordpress.com
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https://www.jbs.cam.ac.uk/programmes/mba/meet-us/ 学校説明会・イベント情報