【ケンブリッジ大学MBA】Judgeの難易度・学費・出願条件を徹底解説

ケンブリッジ MBA Judge
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ねこ君
やっぱりMBAと言えばアメリカ?トップスクールってほとんどアメリカの学校なんでしょ?
にゃんこ先生
もちろん、数で言えばアメリカが多いんだけど、アジアやヨーロッパの学校もランキング上位に入ってくる学校が多くなってきた。
にゃんこ先生
例えば、イギリスの名門ケンブリッジとオックスフォード。日本で言えば慶應と早稲田のような存在だ。
にゃんこ先生
このシリーズでは、海外MBAの情報をまとめていく。
にゃんこ先生
今日は、ケンブリッジ大学特集!

「MBAを取得するならアメリカが王道?」

そう考えている人は多い。

確かに、ハーバードやスタンフォード、ワートンなど、世界的に有名なビジネススクールが集中しているのはアメリカだ。

 

しかし、1年で修了できる高効率なMBAや、起業・イノベーションに強い環境を求めるなら、イギリスのMBAも有力な選択肢。

その中でも、ケンブリッジ大学MBA(Judge Business School)は、世界ランキングでも上位にランクインする名門校だ。

1年制でキャリアブレイクを最小限に抑えながら、世界的な企業や起業家とのネットワークを構築できる点が特徴。

 

本記事では、ケンブリッジMBAの特徴、学費、出願難易度、合格のコツまで徹底解説。

MBA留学を検討している人にとって、このプログラムが最適な選択肢となるかどうかが明確になる内容となっている。

それでは、ケンブリッジMBAの全貌を見ていこう。

ケンブリッジ大学MBA(Judge)の基本情報

Cambridge-Judge-logo

ケンブリッジ大学(University of Cambridge)は、1209年創設の世界有数の名門大学であり、オックスフォード大学と並び「オックスブリッジ」と称されるイギリス最高峰の教育機関だ。

そのビジネススクールである ケンブリッジ・ジャッジ・ビジネススクール(Cambridge Judge Business School, CJBS) は、1990年に設立され、比較的新しいながらも世界ランキングで常に上位にランクインしている。

 

ケンブリッジMBAの基本データ

項目内容
正式名称Cambridge Judge Business School (CJBS)
所在地イギリス・ケンブリッジ
プログラム期間1年間(フルタイムMBA)
学費£74,000(約1,300万円)
クラスサイズ約244名
学生の平均年齢29歳
平均職務経験6年
国際色90%が留学生(50か国以上)
卒業後の平均給与約$174,961(約2,600万円)
就職率(卒業3ヶ月以内)94%

ケンブリッジMBAは、世界のMBAランキングで高い評価を受けており、特にアントレプレナーシップ(起業家教育)やイノベーション分野に強みを持つ。

さらに、イギリスのMBAはアメリカと異なり1年制のため、短期間でキャリアアップを目指せる点も大きな魅力だ。

 

ケンブリッジMBAの学費と生活費

ケンブリッジMBAの学費は、£74,000(約1,300万円)であり、イギリスのMBAの中でもトップスクールとしては標準的な価格設定となっている。

これに加えて、生活費が約£15,000〜£20,000(約270〜360万円)かかるため、総額で約1,600万円の費用が必要になる。

費用項目金額(ポンド)日本円換算(約)
学費£74,000約1,300万円
生活費(1年間)£15,000〜£20,000約270〜360万円
合計£89,000〜£94,000約1,600万円
生活費の内訳(年間)
  • 家賃:£8,000〜£12,000(約150〜220万円)
  • 食費・雑費:£4,000〜£6,000(約70〜110万円)
  • 交通費・娯楽費:£3,000〜£5,000(約50〜90万円)

 

ケンブリッジ大学MBAの世界ランキング

#7 QS Global MBA Rankings 2025

#29 FT MBA Rankings 2024

にゃんこ先生
CambridgeはOxfordと共にオックスブリッジと呼ばれ、イギリスの最難関校の一つだよ。

 

ケンブリッジMBA(Judge)の特徴と強み

1年制MBAで短期間・高密度の学び

アメリカのMBAが一般的に2年制なのに対し、ケンブリッジMBAは1年制

短期間で集中して学び、キャリアブレイクを最小限に抑えられる。

1年間のプログラムには、以下のような特徴がある。

  • 前半(Michaelmas & Lent Term):基礎科目(財務・戦略・マーケティングなど)+ケーススタディ
  • 後半(Easter & Summer Term):専門科目の選択+Global Consulting Project+インターン

さらに、Cambridge Venture Project(CVP)Global Consulting Project(GCP)など、実践的なプロジェクトも充実しており、単なる座学ではなく「リアルなビジネス環境で学ぶ」機会が豊富だ。

 

ねこ君
1年制のMBAって、やっぱり忙しいのかな?アメリカの2年制と比べると、どう違うんだろう?
にゃんこ先生
1年制はかなりハードだよ!短期間で凝縮された内容を学ぶから、学びながらキャリアのことも考える必要がある。でも、コストを抑えて早く次のステップに進めるのが大きなメリット。
にゃんこ先生
時間をかけてじっくり学びたいなら2年制MBA、コストと時間を節約して効率的に学びたいなら1年制MBAが向いているね。

 

世界有数の起業・イノベーションの拠点「シリコンフェン」との連携

ケンブリッジMBAの大きな強みは、 「シリコンフェン(Silicon Fen)」 と呼ばれるイギリスのハイテク産業クラスターと密接に連携している点だ。

シリコンフェンは、Google DeepMindのようなAI・テクノロジー企業を輩出し、ケンブリッジ大学の研究機関と連携するスタートアップが多数存在する。

  • Cambridge Enterprise:大学発のベンチャー企業支援プラットフォーム
  • Cambridge Judge Entrepreneurship Centre:ビジネススクール生向けの起業支援施設
  • Accelerate Cambridge:スタートアップ向けアクセラレータープログラム

特に、起業やベンチャー経営に関心がある人には最適な環境 だ。

 

ケンブリッジ大学の強力なネットワーク

ケンブリッジ大学は、世界トップレベルの学問機関であり、大学全体で30万人以上の卒業生ネットワークを持つ。

また、MBAプログラム単体でも、世界50か国以上から学生が集まり、卒業後のキャリア形成においても有利な環境が整っている。

  • 少人数制(250名程度) → クラスメートや教授との距離が近い
  • 世界50か国以上からの多様な学生 → 国際的な人脈形成
  • ケンブリッジのカレッジ制度 → 他学部の学生とも交流可能

例えば、ケンブリッジMBAの卒業生ネットワークには、 Google、Amazon、McKinsey、BCG、ゴールドマン・サックス などのトップ企業で活躍するOB・OGが多く、キャリアの選択肢を大きく広げられる。

 

ケンブリッジMBA vs 他のイギリスMBA(LBS・オックスフォード)

イギリスには、ケンブリッジMBA以外にもロンドンビジネススクール(LBS)やオックスフォードMBA(Saïd)といったトップMBAがある。

それぞれの違いを表にまとめた。

項目ケンブリッジMBAオックスフォードMBAロンドンビジネススクールMBA
プログラム期間1年1年2年(15カ月、18カ月、21カ月)
学費£74,000£83,770£114,900
クラスサイズ約244人約350人約500人
卒業後平均年収約$175,000約$171,000約$190,000
卒業3ヶ月以内の就職率94%91%90%
強みアントレプレナーシップ・イノベーションリーダーシップ・社会貢献コンサル・金融・グローバル企業

 

ねこ君
ケンブリッジとオックスフォードのMBA、どっちがいいの?LBSとも迷うなあ…。
にゃんこ先生
どれを選ぶかはキャリアの方向性次第だね。起業やテック系ならケンブリッジ、リーダーシップや社会貢献ならオックスフォード、金融・コンサルならLBSが強い。どんなキャリアを目指すのかを考えて、最適なMBAを選ぼう!

 

ケンブリッジ大学MBAの偏差値は?出願の難易度や入学条件

海外の大学には、偏差値とという概念がないため、出願の難易度は出願の要件から判断することになる。

MBAの難易度と出願要件

ケンブリッジ大学MBAへの出願で必要なものは以下の通り。これはほとんどのMBA留学準備では同様となる。

このように、海外のMBA進学の難易度は、英語力や学力の証明など各種スコアの準備やエッセイ、インタビューなどの準備がハードルとなってくる。

項目必要スコア・条件
GMAT平均 697
TOEFL/IELTSTOEFL iBT 100以上 / IELTS7.0以上
平均GPANA(最低3.0以上推奨)
職務経験2年以上(平均6年)
エッセイ志望動機・リーダーシップ経験・キャリアプラン
推薦状2通(上司やビジネスパートナーから)
面接インタビュー審査あり

 

出願準備はTOEFL/IELTS対策から

にゃんこ先生
英語試験対策は留学準備のファーストステップ!独学思考の方は下記も参考にしてね!
ねこ君
講師から教えてもらったり、相談もしながら進められた方が安心だなぁ。。添削とかも必要だよね?
にゃんこ先生
プロの講師からより効率的に学びたい!という方には、TOEFL・IELTSの学習コースも提供しているよ!

 

出願の流れ

出願の流れは、英語試験等をクリアし関連書類の準備→出願→面接→合否となる。

願書提出後、審査結果は約3週間以内に通知され、インタビュー対象者にはメールで案内が届く。インタビューはケンブリッジで直接行われるか、オンライン形式で実施される。

インタビューに合格すると、「条件付き合格」が通知され、受諾する場合は£7,950の予約金を支払い、プログラム費用を満たす財務保証を提供する必要がある。

全ての条件を満たすと、「無条件合格」へと進み、正式な合格通知が届く。

 

出願締切日は例年4回のステージに分かれており、今年のスケジュールは以下の通り。

  • Round 1: 27 Aug 2024
  • Round 2: 7 Oct 2024
  • Round 3: 6 Jan 2025
  • Round 4: 31 Mar 2025

スケジュールは毎年変わるため、入学方法の詳細は公式HPから確認しておこう。

 

ねこ君
どのラウンドで出願するのが一番いいんだろう?やっぱり最初のラウンドが有利?
にゃんこ先生
可能ならRound 1かRound 2がいいね。合格枠が多いし、奨学金の可能性も高い。ただ、GMATやエッセイの準備が間に合わないなら、Round 3も検討できる。Round 4は枠が少ないから、できれば避けたいね。

 

 

ケンブリッジ大学MBA日本人向けの情報

日本人向けサイト

https://cambridgembajapan.wordpress.com

にゃんこ先生
多くの海外MBAは日本人向けのアンオフィシャルサイトがある。学校の特色や合格体験記を目を通すと、どんな人がいるのか、どんなことに力を入れているのかがわかる。
にゃんこ先生
日本人向けサイトでは、学校説明会等のイベント情報も更新されるから、随時確認しておこう!

 

学校説明会・イベント情報

https://www.jbs.cam.ac.uk/programmes/mba/meet-us/

にゃんこ先生
基本大学で学校説明会をやっているけど、最近はオンラインのイベントも多い。オンラインは交通費がかからないから、とりあえず出席しておこう。公式ページの他、日本人向けサイトもチェックしておこうね。
にゃんこ先生
英語の説明会は、できない自分を見つめ直して、再度頑張るモチベーションを高めることができるから、おすすめだよ。

 

終わりに

ケンブリッジ大学MBA(Judge)は、1年で修了できる高効率なプログラムと強力なグローバルネットワークを持ち、キャリアアップや転職、起業を目指す人にとって魅力的な選択肢だ。

特に、短期間での投資回収(ROI)が可能で、コンサル・金融・テック業界への転職や起業に強いのが特徴。

もし「海外MBAでキャリアを変えたい!」と考えているなら、今すぐ情報収集を始めよう。

ケンブリッジMBAでの学びが、あなたのキャリアと人生にとって大きな転機となることを願っている。

 

にゃんこ先生
最後に、当サイトでは海外大学・大学院進学のサポートやTOEFL・IELTS対策専門のオンラインコースも提供しているよ!!留学準備や出願でお悩みの方は、遠慮なく連絡してね!

 

 

ねこ君
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にゃんこ先生
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にゃんこ先生
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