留学を達成するために大切なのは、大学を受験するために必要なこと・もの(テストや必要書類など)をあらかじめ理解し、それらを達成する手段を知っておくことではないでしょうか。
今回は、息子の受験準備を通じて知った、アメリカ大学進学のための道のりをご紹介いたします。
この記事の筆者:Antieやや
タイ在住。語学力を生かし現地でボランティア活動を中心に毎日を過ごす。バンコクでインターナショナルスクールを卒業し、現在イギリスの大学で心理学とマーケティングを学ぶ息子あり。
目次
日本とアメリカの大学の違い
アメリカの大学の特徴
4000校もの大学があるアメリカの大学は、以下の4つに分類することができます。
- リベラルアーツカレッジ(小規模な4年制の私立大学)
- 州立大学
- 私立総合大学
- コミュニティーカレッジ (2年制の公立大学)
さらに、音楽や芸術を専門的に学ぶ芸術大学や、理系、工科系に特化した教育を行う工科大学などもあります。
一言で特徴をまとめることは難しいですが、一つ言えるのは、教育水準が高い大学の数が他の国より圧倒的に多いです。
様々な世界大学ランキングを見ると、アメリカの上位校は常に最多になっています。
- TIMES World University Ranking 2022では、TOP30のうち19校、TOP100のうち48校はアメリカの大学
- QS World University Ranking 2022では、TOP30のうち14校、TOP100のうち29校はアメリカの大学
偏差値 vs 合格率・倍率
日本の大学の入学難易度を示す重要な指標の一つは、偏差値です。偏差値は、ある学力試験の受験者全員の分布の中、どれほど高いスコアを持っているかを示す数値です。
海外の大学は偏差値という概念より、「合格率」を使って入学難易度を示しています。合格率は合格者数÷応募者数で算出できます。
例えば、名門ハーバード大学2019年の応募者は43,330名で、合格したのは2,009名、合格率は4.6%となります。
日本でも合格率と似ているような考え方があります。それは倍率です。倍率は、合格率と逆な計算で、応募者数÷合格者数で算出します。
例えば、東大学部入試で最も難しい理科3類の倍率を見ると、一次倍率は3.5(つまり合格率は約28%)、2次倍率は4.16(合格率でいうと約24%)で、最終合格率は6.7%となります。
もし日本の大学とアメリカの大学の入学難易度と比較するなら、上記のように合格率か倍率で計算して比較するとわかりやすいです。
入学試験 vs 総合評価
アメリカの大学は偏差値をあまり使わないもう一つの理由は、その選考プロセスにあります。
日本の大学は入学試験を行って点数で合否を決めることがほとんどですが、アメリカの大学に入学するには、SATやACTのスコアだけではなく、高校の成績(GPA)、エッセイ、推薦状、CV(履歴書)、などを含む書類で総合的に行われます。
CV(履歴書)の内容を充実させ、エッセイの内容を含まらせるためにも、高校生の時からボランティア活動やインターンシップ等に積極的に参加することも重要になってきます。
出願する大学の選び方
専攻について
大学を選ぶ上で、まずは自分が何を学びたいのかを知る必要があります。理系か文系か、はたまた映画などの専門分野なのか。理系なら特にどの分野なのか。
このようにして、徐々に自分の学びたい分野を絞っていき、それを学ぶことができる大学を探していきましょう。
世界大学ランキングを活用
志望校の絞り込みは、アメリカ大学の学部ランキングが始めやすいです。
アメリカの大学ランキングはもちろん、先ほど共有した世界大学ランキングも参考になります。
学部・分野別のランキングもあります。例えば理系、工学部、ビジネス等自分の専攻に強い学校を選ぶこともできます。
また、Nicheというウェブサイトは、大学のランキングや必要なスコアの目安などを公開してくれるので、大学のレベルを知る上で便利です。SATなどのテストの目安を知り、受験がある程度現実的かどうかを見極めましょう。
志望校の絞り込み
数ある中から自分に合った大学を選ぶのは大変な作業。
大学の候補が上がってきたら、それらを比較してみましょう。主な比較の基準は、大学のレベル、留学生の割合、立地条件、そして授業料と奨学金制度です。
それらをさらに、チャレンジ校(Dream/Reach Schools)、実力相応校(Good Matches)、滑り止め校(Safety Schools)の3つのレベルに分けてリストを作成しましょう。
留学生の割合
日本人のアメリカ留学において、留学生の割合も大事な要素です。大学によっては留学生への理解や配慮が欠如しているところもあるでしょう。
特に、留学生の受け入れが少ない場合、同じ立場として頼れる人がいなかったり、友達が作りにくかったりこともあります。
海外に出た経験のない人は、留学生が多い大学を受験することをおすすめします。
立地条件
立地条件も大切です。治安の悪いところに行き、万が一事件に巻き込まれたら元も子もありません。
可能な限り、安全な地域に位置する大学を受験しましょう。
費用と奨学金制度
費用の問題も考えておく必要があるでしょう。
私立大学は、四年制なら授業料だけで一年400万円以上かかるところも多いです。加えて、生活費や交通費、飛行機代も加算されるので、それ以上にお金が必要になってきます。
授業料が払えなくても、奨学金で費用をカバーできる場合はありますが、大学によっては留学生に対して奨学金を出さないところもあるため、どのような奨学金制度があるのかあらかじめ調べておきましょう。
日本にも留学生が対象の給付奨学金制度が存在するので、そちらもチェックしておきましょう。
»参考:3,000万が返済不要!?海外正規留学の奨学金制度を徹底解説
アメリカ留学準備のスケジュールと受験ステップ
志望校の絞り込みから始まり、留学する際に必要になってくることや準備をしなくてはいけないことなど、知っておくべきことがたくさんあります。
我が家が経験したおおよその流れは下記の通りです。参考にしてみてください。
準備スケジュール
24ヶ月から10ヶ月前
志望校の絞り込みを始め、それと同時に SATスコアやTOEFLスコアなどの入学条件を確認し、必要な入学条件をクリア。
エッセイのドラフトを書き始めます。
各大学に出願する際に共通願書として使用できる窓口、後述するコモンアプリケーション(Common Application)のアカウントを作成し、各大学ごとに必要な書類、項目を確認します。
10ヶ月から6ヶ月前
エッセイを書き終えます。コモンアプリケーションで各大学ごとに出願を提出。
8ヶ月から5ヶ月前
合格合否、入学許可証のメールが届きます。その際に、大学側から授業料や滞在先の確保の方法など今後の詳しい流れの説明あり。
4ヶ月から2ヶ月前
渡航準備。
ここからは実際に受験するために必要なステップを紹介します。基本的にどの大学でも以下のような方法で受験することとなります。
8つの受験ステップ
ステップ1:必要な提出物を知る
行きたい大学を決めたら、まずその大学のホームページから、「Admission」という項目を探しましょう。
「Undergraduate Admission」と「Graduate Admission」で分かれている場合は、大学なら前者を、大学院なら後者を選びます。おそらくそのリンクの先で必要な情報が得られるはずです。
基本的には
- 願書(application)
- 出願用エッセイ(admission essay)
- SATやTOEFLのスコア
- 成績(GPA)
- 推薦書(recommendation letter)
などが必要となります。
必要書類を把握したら、次のステップへ進みましょう。
ステップ2:試験に向けて勉強開始!
多くの場合、アメリカの大学受験においてはSATやTOEFLのスコアが一つの判断基準となります。指定された試験に合った対策をし、試験に望みましょう。
大きな本屋や通販などで、教材は手に入ります。SATの場合、日本人向けの教材は少ないため、アメリカで使われている予想問題集や過去問題集を使って対策していきましょう。
SATの勉強方法はこちら、TOEFLはTOEFL対策完全ガイドを参考にしましょう。
ステップ3:願書(Application)を提出する
願書は基本コモンアプリケーションからの提出となります。
願書には、名前、年齢、住所などの個人情報や、学歴や高校内外での諸活動(extracurricular activities)などを明記する項目があり、それらを全て埋めて提出します。もちろん全て英語です。
諸活動はその人物がどれだけ大学に貢献できるかを判断する一つの目安となるため、積極的に高校の部活動や地域のボランティア活動に参加することが推奨されます。
ステップ4:出願用エッセイ(Admission Essay)を書く
出願用エッセイとは、志望動機などを書いた小論文。ホームページまたは願書にエッセイの題と詳細な説明があるはずです。
アメリカでは小論文を書くことが日常茶飯事ですが、日本では文章を書く機会が少ないです。
まずはエッセイの構成や書き方を学び、他人が書いたエッセイを読んでエッセイというものに慣れていきましょう。
»参考:アメリカ大学留学を達成するエッセイの書き方【10のコツ】
ステップ5:推薦状(Recommendation Letter)を誰かに頼む(必要であれば)
大学によっては高校の教員からの推薦書の提出が義務付けられている場合があります。
早い段階で推薦書の有無を確認しておき、もし必要であれば、推薦書を書いてくれそうな先生を探し、書いてもらえるかどうか聞いておきましょう。
そのとき、その人物が英語で推薦書を書けるかどうかも確認する必要があります。もし無理なのであれば、自分で翻訳するか、他の人に翻訳してもらう必要があります。
推薦書を頼む先生としては、自分のことを良く知ってくれている人物が適しています。特に、自分の活躍を知ってくれている人が良いです。
推薦書を頼む際は、できれば自分でまず過去の活躍等をまとめ、参考資料として渡しておきましょう。そうすれば、その人物が何かを書き漏らすということを防げます。
»参考:海外大学・大学院留学に必要な推薦状 作成依頼から提出まで
ステップ6:米フォーマットの成績表(GPA)を手に入れる
学校の成績を提出することも義務付けられているが、日本での成績の付け方はアメリカでのそれと異なります。アメリカでは成績はGPAと呼ばれ、四段階評価です。
International Education Research Foundation (IERF)という機関を通じてアメリカの形式に変換してもらえます。大学によってはそのような措置をとる必要があるかもしれません。
手順がわからなければ、実際に担当のオフィスにEメールで連絡することをおすすめします。
»参考:あなたのGPA正しい? 留学のための GPA計算方法
ステップ7:必要な書類を揃えて提出
全て揃ったら、必要な書類を全てまとめて提出します。オンラインでの出願が一般的です。
ステップ8:面接(必要であれば)
面接が必要な大学と、必要でない大学があるので、志望校のホームページでチェックしてください。
アメリカ大学の出願時期
アメリカの大学への出願方法は、大きく分けて一般出願(Regular Decision)と早期出願(Early Decision/ Early Action)の2種類から選ぶのが一般的です。
どのような違いがあるのか簡単に説明させていただきます。
- 一般出願(Regular Decision)
願書提出期限は1月上旬まで。合否の連絡は3月から4月の上旬。複数の大学に出願が可能。
- 早期出願 タイプ1(Early Decision)
願書提出期間は、多くの大学で11月1日から11月15日まで。合否の連絡は12月中旬。
Early Decision 枠では基本、1校しか出願できず、合格となった場合その大学へ必ず入学するという規定があるため、本当に行きたい!という大学を受験する場合におすすめの方法となります。
- 早期出願 タイプ2(Early Action)
願書提出期間は、多くの大学で11月1日から11月15日まで。合否の連絡は12月中旬。
Early Action枠では、複数の大学に出願が可能で、合格となった場合でも入学義務はなく、3月頃までに入学を決めることができます 。志望校上位の大学を受験する場合におすすめの方法となります。
早期出願(Early Decision/Early Action)を決めた場合は、願書の提出を早めに終わらせる必要がありますが、合否の結果も一般出願(Regular Decision)よりも早くわかるため、受験を早く終わらせたい生徒にもおすすめです。
コモンアプリケーションの使い方解説
コモンアプリケーション(Common Application)とは?
コモンアプリケーション(Common Application)は、オンライン上で出願できる共通願書のことです。
ホームページ上で必要な情報を入力、登録すると一括して複数の大学への願書として使用すことができ、この願書に対応している大学へ願書を提出する際には、ここからまとめて提出することができるのでとても便利です。
州立大学(UC)など、コモンアプリケーションを受け付けていない大学もあるので、それぞれの大学のホームページでの確認を忘れずに。
アカウントを作成しログインすると入力項目がわかる他、共通で使用できるコモンアプリケーション・エッセイ(Common Application Essay)の他に、各大学ごとに提出しなくてはいけないそれぞれのサプリメント・エッセイ(Supplement Essay)のトピックを見ることもできます。
早めにアカウントを作成し、どんな入力項目があるのか内容を確認しておくと、後に余裕を持って入力をすることができるかと思います。
各入力項目を解説
さぁ、気になる主要となる入力項目を見てみましょう。
ログインをすると画面上に4つのタブ(Dashboard, My Colleges, Common App, College Search)が並んでいます。
Common App タブを選択すると、そこで自分の共通願書を入力することができます。
College Searchを選択すると自分が志望する大学を検索、選択できMy Collegesタブに登録され、ここから各大学ごとの願書やサプリメント・エッセイ(Supplement Essay)を入力することができます。
Common App 個人情報の入力
まずは「Common App」のタブを選択し、基本となる個人情報を入力します。
- Profile
名前や住所、電話番号などのプロフィール
- Family
家族構成、親の学歴、親の職業、兄弟の有無など
- Education
現在在籍している高校についての情報、受講している科目、成績、表彰経験など(ここでは自己申告となっていますが、正式な成績表は高校から直接大学へ送られます)
- Testing
SAT/SAT subjectやTOEFL, APなどの予想スコア、または最終スコアなど(ここで入力するスコアとは別に、オフィシャルなスコアを直接大学側に送るようそれぞれのテスト機関のホームページで手続きをします)
- Activities
部活動または、ボランティア、インターンシップなどの課外活動(最大10項目入力できる)
- Writing
共通願書として提出するパーソナル・エッセイ(Personal Essay)、250から650語で書く(ここには、いくつかの質問形式のトピックが表示されているので、大学側に自分を最大限にアピールできるエッセイが書けるよう、トピックをよく読み選択する)
My Colleges 大学ごとの情報入力
次に「My Colleges」タブをオープンしてみましょう。
ここには先にCollege Serch タブで追加した志望大学名が表示されています。
そして各大学ごとに、連絡先、締切日、申請料、エッセイを含む必要書類などの情報が詳しく書かれてあるので、プリントアウトしておくといいと思います。
ここでの入力項目は次の通りです。
- Questions
大学ごとによって異なる独自の質問に答えます。
- Assign Recommenders
ここで本人が頼みたいと思うカウンセラー、または学校の先生に推薦状をリクエストすることができます。
そして、Invite Councelor, Invite Teacherと書かれた項目に必要事項を入力すると、コモンアプリケーションから直接リクエストが送られ、先生方が推薦状をアップロードしてくれます。
- Writing Supplement
ここでは、大学ごとに出題されるエッセイ課題を見ることができ、それぞれの決まった文字数内で自分の体験などを元に、考えや意見などをまとめて作成します。
トピックの内容は、なぜこの大学を選んだのか、と言った基本的な質問から、好きな映画は?などと言った質問まで様々。
どんなエッセイ内容でも自分の言葉で自分を表現するチャンス、自分自身を最大限にアピールできるようにすることが大事なポイントとなります。
と、以上が主なる入力項目となります。
さらに各項目をクリックすると、それぞれの項目ごとにかなりの数の質問が表示されるので、根気よくミスのないように丁寧に入力することが大切!ミスは厳禁です。
出願が終わると各大学から、出願受付完了しましたといったメールが届きます。必ず確認を忘れずに。
結果を待つ
受験生のみなさん、親御さん、ここまで本当にご苦労さまでした。
早期出願(EarlyDecision/Early Action)で申し込みをした場合は共に12月中旬には結果が届くのですが、Early Decisionでは、合格、不合格の他に、保留(Deffered)という結果が出ることもあります。
これは、一般出願(Regular Decision)の生徒の願書と共に再度審査します、という意味です。
不合格の結果をもらうよりいい?のかもしれませんが、合格が保証されているわけではないのでこれはこれでストレスです。
おわりに
アメリカ大学進学、と聞くとハードルが高いと思う方もいると思いますが、日本では経験できない学習環境や、世界中から集まる留学生との交流など、可能性を広げてくれること間違いなし!
情報を集め、うまくスケジュールを立て、そして1つ1つステップを踏み準備を進めれば、決して無理な選択ではないと思います。
そして、スムーズな留学準備のためには大まかな流れをつかむことが大切。
今回のこちらの記事が少しでもお役に立てればうれしく思います。
よくある質問集
- アメリカの大学に医学部ってあるの?
アメリカでは四年制大学の段階で医学部を設けていません。どの専攻の人でも一定の条件をクリアすれば医学院(メディカルスクール)に入学することが可能です。
一定の条件とは、例えば出願前に生物、有機化学、無機化学、または心理学の入門レベルを修了する等。
また、一部の大学は、卒業後医学院に入学するような予備課程(Pre-medical、Pre-med)を用意しています。
- アメリカの大学の編入制度って?
大学に入ってこの大学または専攻は自分にあっていないと気付くことがありますね。
アメリカでは全ての大学に転校・編入制度があり、コミカレから四年制大学へ、四年制大学の間の転校・編入、海外の大学からアメリカの大学への編入等が可能です。
来年高校生になるものです。アメリカの大学に進学することを決めています。高校は日本の学校を出るのですが、いい成績を取ることやボランティア活動をするなどはわかっているのですが英語の勉強の計画の立て方がわかりません。3年という時間があるので今から準備しておきたいのですが何かできることはあるのでしょうか?
匿名希望さん、質問ありがとう!目標を決めて、今から計画を立てて進めていくことは、とても素晴らしい!英語の勉強について、これから3年間、TOEFLとSATと戦うことになる。
サイトでは、同じく、日本の高校からアメリカの大学に進学した人々の寄稿がいくつかある。この体験談も、SATの勉強の記事もぜひ参考にしてね!
まず、自分の行きたい大学・専攻(複数あっても良い)の応募要件を確認しよう。例えば、TOEFLは最低何点必要、学部入学者のSAT平均点はどれぐらい、それより少し高めのスコアを目標として設定しておこう。この記事では一部のデータをまとめているけど、志望校が決まったら、ぜひそれぞれの学校のホームページで確認してね。
https://www.path-to-success.net/toefl-score-requirement
そして、目標スコアに合わせて、勉強計画を立てよう。
TOEFL勉強の関連記事はここでまとめてある。活用してね!
https://www.path-to-success.net/toefl-map
TOEFLの点数をクリアしてから、SATに着手しよう。SATの勉強法の記事はまだ少ないけど、今後少しずつ増やしていく予定。
https://www.path-to-success.net/?s=SAT
また何か質問や悩みがあったら、いつでもサイトに遊びに来てね!
現在中3で、高校卒業後はアメリカヘ留学したいと思っている者です。
色々私なりに調べたのですが、アメリカの大学は生徒会や部活動の成績が重視されていると知り、英語の勉強との両立が出来ないのではと心配です。にゃんこ先生はこれらの対策はどうされていましたか?
xxさん
自分の人生についてきちんと計画を立て、事前にいろいろ下調べて情報収集するのはいいことだね!
そしたら、なんで大学は生徒会や部活での活躍を重視するって分かる?学業成績や英語スコアという数字から見えない、この学生の個性・パーソナリティ・夢等を知りたいから。
アドバイスとしては、
①まだ試しもしていない時、両立できないのではという心配はしないように。やってみてから、どう工夫すれば両立できるのか、あるいはどうしても時間を割ることができないなら、どのタスクにプライオリティを置くかを考えれば良い。
②アメリカの大学は生徒会や部活でのリーダーシップも重視するけど、それにはアカデミックの成績がまず優秀という前提がある。いくら英語がうまく、生徒会や部活でリーダーシップを発揮したとしても、学業(GPAとSAT)が優秀で無ければ、この学生は「学力がない」か「マルチタスクをハンドルできない」と見られる。(もちろん、学業もTOEFLスコアもいまいちでも入れる海外の大学はいっぱいあるけどね)
③まとめてみると、アメリカのいい大学を目指しているなら、xxさんが高校に入ったら、こういう優先順位で時間を有効活用するのがおすすめ:まずは学業成績(GPAとSAT)を出来るだけ高くすること、TOEFLは最低限必要なスコアを取得すること、余裕があれば部活や自分の興味関心のある課外活動をすること。
補足だけど、部活や課外活動をする時は、「キャプテンになった」「こういうボランティア活動した」というのは目的ではなく、「なんで私がキャプテンになりたかった」「なんで私がこの分野の部活・ボランティアやりたかった」というストーリーを伝えなければならない。これは今答えを出す必要はなくて、いろいろ経験をする中で自分なりのユニークなストーリーを語ることができると思う。
応援しているよ!また何か悩みがあったらいつでも遊びに来てね!
はじめまして!
日本在住、高3の息子がおります。
日本の大学に行く予定でしたが、このタイミングでアメリカの大学も出願することになり、、
出願過程を全く知らず、どうしたら?と、ネットサーフィンしているときに、こちらに辿り着きました。
とても参考になります。ありがとうございます!
れいこさん
嬉しいコメントありがとう!これからもみんなにとって役に立つ情報をどんどん発信していくので、また遊びに来てね!何か疑問があれば質問してね!
僕は今中学3年生でもう進学する高校も決まっています。にゃんこ先生、中学3年生の2〜3月までで出来ることは何かありますか?IELTSやTOFELの得点が大事なのは知っていますが、問題や単語を見たとき、すごく難しいなと思いました。その状況からこれからどう対策すればいいのでしょうか?僕の志望大はUCバークレーの工学部、UCLAの工学部、UCサンディエゴの工学部にする予定です。
質問ありがとう!!
海外留学だけでなく、志望校や勉強したい専攻も決めた中学生って、本当に素晴らしい!
今から準備を始めれば、絶対に目標達成できる!
ここからの2ヶ月というより、ここから2年~3年間のスパンで考えて計画を立てよう。
平日1日2時間~、週末や長い休み中は1日5時間~を英語学習に使って、最初の一年間は基礎を固め、2年目からTOEFL・IELTS受験対策を中心に行おう。
基礎力をつけるため必要なリソースはたくさん共有しているので自分のレベルにあうものを選ぼう。
リーディング:単語帳1冊(TOEFL3800)+多読を中心+精読は週1ー2回
リスニング:毎日多聴+精聴週3−4回、最初はVOA等スクリプトのあるものを使って、だんだん慣れてからNPR等の興味のある番組を聞いてみよう。
スピーキング:1日25分のオンライン英会話を続ける
https://www.path-to-success.net/dmm1000
確かにTOEFLやIELTSは中学生にとってまだ難しいけど、正しい勉強法で努力し続ければ、2-3年で志望校に受かるレベルの点数を取ることは全然可能!
先輩たちのやり方も参考してみよう。
高校生がTOEFL109点:
https://www.path-to-success.net/english-study-junior-high-school
高校生がIELTS7.0点:
https://www.path-to-success.net/high-school-ielts-7
高校生がTOEFL80点:
https://www.path-to-success.net/high-school-toefl-80
他の人と違うことをやるのは勇気もいるし、たくさんの壁にぶち当たると思うけど、アメリカ留学を達成すれば人生は完全に変わる。
ここから2-3年間、全力で頑張って目標達成してほしい!何かあったらまた質問してね!
はじめまして、ぺこです。4月から高3の息子がアメリカの大学に行きたい、と、言われたのが昨年8月。依頼、いろいろ調べまくり現在に至ります。エージェントを利用しない私にとって、
どの情報よりも、私が知りたい内容満載に書かれていて助かりました。
夏には、希望するだいかを5校見に行く予定です。
うまくエッセイがかけると良いのですが。
あとは、とにかくSAT トフル。
頑張ってもらいます。
こんにちは!コメントありがとう!そう言ってもらえるととても嬉しい。やっている甲斐があったよ。
TOEFL、SAT、エッセイなどに関しても、役に立つ情報をたくさん提供しているので是非チェックしてみてね!
TOEFL:
https://www.path-to-success.net/toefl-map
SAT:
https://www.path-to-success.net/sat-preparation
エッセイ:
https://www.path-to-success.net/how-to-write-college-essays
たくさんの情報ありがとうございます!良い結果が報告できるように、頑張ってもらいます❗️
にゃんこ先生、丁寧な返信ありがとうございました!いまDataBase3000という単語帳で中高英単語の基礎(センターレベル)を固めているところです!実はいろんな大学を調べてみて、スタンフォード大学、ハーベイマッド大学、カーネギーメロン大学、ピッツァー大学がいいなと思いました。そこで、この大学群はとてもレベルが高く、全部落ちる可能性もあり得ます。(TOEFLIBT100、IELTS7.5、SAT1500をとってなおかつ鋭く尖った分野の必要性有りなので)そこで、僕は今のところ工学とコンピュータサイエンスを重視していて、これらの大学よりレベルが低いが2分野に長けている大学はありますか(滑り止めのような)?あと高校は何故か私立の進学校にいくことになりました。高校の勉強とどう両立すれば良いですか?長くてすみません。
まず、具体的な学校名より、志望校についての考え方を共有するね。
理想なドリーム校:自分の合格可能性が20%以下のところを2−3校、
中堅校:自分の合格可能性が50%以上のところを4−5校
滑り止め校:自分の合格可能性が80%以上のところを2校程度
で、合計10校以内の出願を計画した方が良い。10校以上になると出願だけで結構なエネルギーを消耗する。
匿名希望さんの理想校がTop 20(該当分野の順位を重視し、総合順位も参考にする)であれば、30〜70位の間の学校を中堅校にし、80位以降の学校を滑り止めと考えてみよう。
順位の参考は下記のUS NEWSのランキングで調べてね。
https://www.usnews.com/best-colleges/rankings/national-universities
https://www.usnews.com/best-colleges/rankings/engineering-doctorate
次は高校の勉強の両立について。
GPAも学力を示す重要な要素なので、海外大学に進学するからといって日本の高校の勉強を適当に済ませてはいけないよ。
英語力テストとSATの対策もあり、トップ校を目指すなら、さらに課外活動(エンジニアリングやプログラミングに関連するイベントやコンペティションへの参加、社会貢献になるようなボランティア活動等々)もしっかり行わなければならない。高校生にとっては人生の一大試練となるね。
どう両立すれば良いと聞かれても、目標高くを持って、スケジュール管理と、毎日の24時間を最大限に有効活用するしかない。
高校の勉強とTOEFL/SAT勉強の隙間の気分転換は、ゲームや漫画の代わりに、英語のニュース・ドラマ・オンライン英会話、或いは課外活動をやる。例えば、ゲームも英語でやってみる。漫画も英語で読む。ピアノ好きなら、海外のピアニストのインタビューを英語でみたりする。Meetupでネイティブのイベントに行ってみる。
つまり、趣味やプライベート生活を完全に捨てるのではなく、うまく自分の計画に入れ込んで両立させていこう。これで英語力はかなり上達する。
とてもタフな3年間になると思うけど、これを乗り越えれば、より強くて自信のある自分になれるはず!質問や不安があればいつでもコメントしてね!
質問なのですが、IELTSを受け付けていない大学があると聞きました。僕はIELTSのみ受験する予定でしたが、TOEFLも受験する必要はありますか?
あと、TOEFLの学術的英単語を覚えた方がIELTSのスコアアップに役立つという事はありますか?
最近は多くの大学が両方のスコアを認めているのだけど、IELTSを受け付けない学校はたまーにあるよね。TOEFLしか受け付けていない学校に出願する場合はTOEFLを受けるしかない。自分の志望校・志望専攻のHPの入学要件を確認して、IELTSを受け付けているか確認してね。
目標点数によるけど、TOEFL100点はIELTS7.0よりも取りずらいので、TOEFLで高得点が取れればIELTSに切り替えるのは楽。逆は難しい。単語に関しては、TOEFL学習で覚えた単語はIELTSでも全然使えるよ。まぁ、高得点を目指すのであれば、TOEFLとIELTSで覚えるべき単語にそこまで違いはないけどね。
TOEFLとIELTSの違いやどちらを受けるべき?は下記の記事も参考にしてみてね!
https://www.path-to-success.net/ielts-vs-toefl
TOEFLもIELTSもそこまで専門的な単語は必要ないので、TOEFLのため!IELTSのため!の単語帳と言うより、まずは一冊単語帳を終わらせることを目指すのがおすすめだよ!
質問なのですが、アメリカやイギリス等の大学を受ける時に理想校、合格校、滑り止め校があると言われ、それはよく分かりました、しかし、国公立、州立大学は一校しか受けられないのですか?それとも何校も受けられるのですか?
アメリカ、イギリスでは国立、州立は一校しか出願できないというルールはないよ!国立、公立、私立関係なく出願校を選んでね!
丁寧な返信ありがとうございました。
一応志望大学を仮決定しましたので見て下さい。
理想校
・カリフォルニア工科大学
・ハーベイマッドカレッジ
合格校
・南カリフォルニア大学
・ロヨラメリーマウント大学
・サンフランシスコ大学
滑り止め校
・ウェストモント大学
・カリフォルニアバプディスト大学
・パシフィック大学
です。この8校に一応決めました。caltechが第一の志望校です。
しかし問題が一つ、caltechのTOEFLスコアが110必要なのと合格率11%なのです。高校1年から初めてTOEFLIBT 110って間に合うでしょうか。IELTS7.5でもいいらしいですが。あと高度な理数知識が必要らしくて、自分の今の理数知識では手も足も出なさそうです。理数ワークショップなどのイベントに参加するといいと聞きますが、志望した時ワークショップではプラスになるでしょうか?公立大学を志望していないのは奨学金が欲しいのと、どの私立大学にに入ってもcaltechに編入しようと思っているからです。
まだ中学生であれば、これからの時間は全て大学進学のために使う覚悟をすれば、不可能なことはないんじゃないかな。できない理由を考える暇などないので、できると信じて走りだすしかない。
TOEFLとSATで高得点が取れれば、奨学金の可能性も高くなるので是非頑張ってほしい。
純ジャパの高校生がTOEFL109点を取った経験談も参考してみよう。
理数知識は今は心配する必要ないよね。ワークショップなどは大学進学後の知識を付けるというより、興味の幅を増やしたり、将来どんなことをやりたいのかのブレインストーミング(エッセイで必須)には役に立つのではないかな。
結局志望校は
理想
カリフォルニア工科大学
カーネギーメロン大学
合格
テキサス大学オースティン校
ジョージア工科大学
イリノイ大学アーバナシャンペーン校
パデュー大学ウェスト・ラファイエット校
堅実
コロラド大学ボルダー校
アリゾナ州立大学タンパ校
全部QSの工学とコンピュータサイエンスの順位を参考にして決めました。意外な大学が上位にあって驚きました。合格率6割強でも世界でトップ10に入る工学名門校があるんですね。
ちなみに質問なのですが、州立大学って奨学金は出るのですか?あと州民しか願書を出してはいけないとかそういう規約とかってあったりしますか?
奨学金の種類にもよるので、アメリカの奨学金制度に関してこちらの記事を確認してね。大学への出願は州民は関係なく誰でも出願できるのが基本だよ。
https://www.path-to-success.net/scholarship-programs
丁寧な返信ありがとうございました!あのあと、必死に考えて見まして、行きたい学部もいろいろ絞れてきました。しかし、海外大学合格のために一年から勉強した方がいいと聞きましたが、スケジュールの立て方などが分からないのです。おかげであまり勉強できていません。一応TEDトークは聴いているのですが。どう年間のスケジュールなどを立てたらいいと思いますか?
1年生ならまずはTOEFLの勉強だね。スケジュールうんぬんより、TOEFLのスコアがないとどこにも出願ができなくなってしまう。
スコアメイクは想像以上に時間がかかるので、一度本試験か模試を受けて、現在の実力を把握してTOEFLの勉強を本格化しよう!
TOEFL勉強法はこちらに全て記載しているよ。
https://www.path-to-success.net/toefl-map
準備やスケジュール感に関してはこちらの記事も参考になるよ!「アメリカ留学の全体の流れ」の節を見てみてね。
https://www.path-to-success.net/apply-university-in-usa
見返してみると、あの頃の自分の興味は工学だったんですねぇ…今は生物学に興味を抱いているというか適性というか一生勉強したい科目に変貌しました…
なので理想校は
ジョンズ・ホプキンス大学
ヴァンダービルト大学
中堅校は
ケースウェスタンリザーブ大学
滑り止め校は
ピッツバーグ大学
ニューヨーク州立大学バッファロー校
に変更しました。この志望校編成で変えるつもりはないです。志望校決定の際には相談に乗って下さりありがとうございました!これからもたくさん相談や質問することがあると思いますのでその節はよろしくお願いします。
わかりやすい情報ありがとうございます!
質問なのですが、出願校を決める時に基準となるGPAはどのように算出されましたか?大学側が基本的に高校から送られてきた成績書を計算すると聞いたのですが、僕が通う高校は偏差値が高く、5段階評価で低めの評定が出るのでGPAを普通に計算するとすごく低く出てしまいます(だいたい3.0位)、、、高校の先生に成績の付け方の詳細を頼んだ方がいいでしょうか?
質問ありがとう!
結論から言うと、高校の先生に成績の付け方の詳細は頼まなくて良いよ。
GPAの最終判定は大学側によるので、一律に「この基準」というのがないんだ。
興味があればこちらの記事【あなたのGPA正しい? 留学のためのGPA計算方法】を読んで、参考値を出してみよう!
こんにちは。私は海外進学を考えているのですが、元々所属していた全日制の高校は殆ど通えず不登校になり、それから家から出ずに一年間引きこもってたため高校一年時の単位が0です。その後転校した通信制高校では高校一年生からやり直しのため最低あと三年で卒業ということになります。この場合、成績というのは通信制高校に転校した時点からの合計なのか元の全日制の高校の一年+通信制高校の二年なのかどちらでしょう。また前者の場合ロンダリングする必要がありますか?
kさん
質問ありがとう!通信制高校での3年間の成績を出せば良いと思うが、その前の1年はブランクになるので、きちんとそのブランク期間(なぜ不登校になり、どうやって乗り越えてきたか等)を説明する必要があるよ。