日本の予備校業界にはアビタス、TAC、CPAの3つの選択肢がある。
私がUSCPA受験にあたり、各予備校の調査を始めた当初、最安値のCPAや、Beckerと提携しているTACに惹かれたりもしたが、最終的には合格実績や評判の高いアビタスを受講することに決定。
アビタスで勉強したことで、6ヶ月で全科目に合格することができた。
この記事では、私がアビタスに決定するにあたり集めてきた予備校の評判や、実際にアビタスを使ってみた感想などを、良かった点、悪かった点まで紹介していく。
予備校選びの参考にしてもらえれば幸いだ。
この記事の著者:Ryo
初めまして!Ryoです。大学大学中に日本の公認会計士試験に合格し、大手監査法人に勤めた後スタートアップでIPOや投資を経験。その後アメリカにMBA留学し、卒業後に現地の会計事務所に就職したことがキッカケでUSCPAの勉強を開始、約半年で全科目に合格しました。
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目次
USCPA予備校アビタスとは?
アビタスは、1995年にUSCPAの専門校として設立され、日本で最初にUSCPAの教材開発に乗り出した。
以降、25年以上にわたりUSCPAの予備校最大手として、累計6500名以上の合格者を排出。
TACやCPAなど、新たな予備校がUSCPAコースを提供し始めるも、合格者数を公開しているのはアビタスのみであり、他社を圧倒する結果を出していることが伺える。
また、アビタスはUSCPA講座の他、会計や監査、ビジネス関連の様々な国際資格のコースを提供している。
アビタスの良い評判
ここでは、主にTwitterから収集したアビタスの評判を、私の感想と共にまとめてみた。
テキスト編
アビタスから想像の3倍くらいのテキストがとどいて度肝抜かれた、、!笑
効率いい勉強法実践しながら、最大限がんばります!!
— SlimeVlog (@slime_english)
AUDまとめ
1回目: 43点(プロアクティブのみ)
2回目: 71点(プロアクティブのみ)
3回目: 79点(アビタスfromメルカリ)『アビタス様のテキストを読み込めば受かる』
完璧にまとめられてて神。問題集解いて内容把握、テキストで流れを理解し細かいところまで答えられればOK。正直あと2週間精読したい出来だったけど受かった
— らっきー (@20210223lucky)
自分は、AUDは、アビタスのテキストを読んで、アビタスの問題を解いただけで合格しましたが、テキストを繰り返し読んだのが合格した理由だと思っているので、お聞きしました。
難問も出ましたが、できなくても高得点で合格しましたので、ダミー問題かと思っています。
— USCPA学習中 (@uscpabitus)
アビタスの教材の特徴は、BeckerやUWorldと提携しているTACやCPAと違い、完全オリジナルの日本語テキスト。
テキストだけでなく、問題から解説まで日本語で読むことができるため学習効率は高い。
基本的な学習の流れとしては、テキスト・講義動画→問題集→直前対策→過去問→模試で基礎から応用問題に進めていく。
紙のテキスト・問題集の他、アプリ又はPCで問題演習ができる。
アビタスの教材の問題数は他社と比べると若干少ないため、網羅性が気になるという話を聞いたことがある。
結論から言うと、心配する必要はない。限られた時間で合格を勝ち取らねばならない私たちは、問題の数が多ければ良いわけではないはずだ。
アビタスの方針は合格点を取るための勉強であり、問題集で基礎を固めた後に応用問題である模試や過去問を通じて難易度の高い問題に慣れていくスタイル。
私も、アビタスの教材のみで4科目全てに合格をすることができた。
しかしアビタスの教材はクオリティが高い。
当初講義動画見ずに問題集だけ進めようと思ってたが、2倍速で快適に見れるし講義画面に関連する問題が出てくるし今のところ効率良く学習できていて満足度高い。— 付箋 (@fumiya_wg)
アビタステキストは結局AUDしか使用しなかったけど、一番分かりやすい教材でした
Wileyの講義動画、テキスト、パワポ、フラッシュカード全部要らん。Test Bankだけでいい。
となるとアビタスに課金すればオンライン問題集も付いてくるので、USCPA試験合格の近道はアビタス一本という超平凡な結論に…
— 逆転!USCPA試験@ロンドン (@omo_sore)
アビタスの教材が良かったのは、オンラインでの学習環境が整っていることだろう。ネット環境があれば動画視聴・問題演習がスムーズに進められる。
各問題に対し、文字の問題解説のほか、解説動画があるため、読んでわからなかった問題は動画を見て理解を深めることができた。
さらに、PC上で利用できる問題演習では、細かく条件設定ができるため、(ある意味自動的に)間違えの多い問題のみを繰り返し練習ができるのはありがたかった。
講師編
アビタスのUSCPA講師の中では伊藤講師が一番好き。モチベーション上げたまま勉強できるから。以前アビタスの校舎で見た時、話しかけに行きたいけど話しかけられなかった笑。最早自分の中ではスーパースター的存在
— しばけん (@tacoblogtw)
アビタスの方は体験講義があるのでそちらで体験されてはいかがでしょうか?
TACの方はYoutubeでサンプル講義が見れたと思います!
私も色々研究しましたが、向き不向きあると思うのでじっくり検討された方が良いと思います😆
私はオールバック師匠のいるアビタスにしましたが、よかったと思っています— ひでまる|FAR直前対策中 (@hidemaru_study)
アビタスのいいところは、両講師ともにキャラがあるところですよね👍基礎に特化したオールバック師匠と実務の面白さも教えてくれるミスター、今日もスーツ姿がバシッと決まってました!
— ひでまる|FAR直前対策中 (@hidemaru_study)
アビタスの問い合わせで「リサーチ問題は捨てていいですか?」と質問したら、「ダメです」と回答があり、リサーチの解き方のコツを分かりやすくまとめたPDFの資料を頂きました。学習カウンセラーの方が個人で作ってる資料みたいです。もし良ければ問い合わせしてみてください!
— たつや@USCPA学習中&コロナ別居中 (@asia_kaigailife)
私が特に好きだった講師は、通信講座でBECとAUDを担当していた伊藤先生だ。説明の各所で実務的な裏話をしてくれるため、理論のみを聞くよりもイメージがしやすかった。
また、各Chapterの冒頭にモチベーションの上がる面白い話をしてくれるため、その話が聞きたいがために講義動画を見たものだ。
FARで人気のオールバック講師の竹野先生は、教科書を読むスタイルで私はあまり好きではなかったが、会計初心者にはわかりやすいと評判のようだ。
アビタスに限らないとは思うが、こういった予備校の講師は実務経験がある人が多く、副業で教鞭をとっている方が多い。
アビタスの講師は生徒思いの教育にパッションがある先生であることは間違いないため、教室で講義を聞く機会があれば、直接質問をしてみたいところだ。
料金編
米国公認会計士はアビタスで費用は80万円程かかった。試験も1科目5万円程度かかるから、4科目受けるとしたら最低でも100万円はかかる。ただ、資格を取れたら転職のオプションも増えるし、会社の中でもユニークな存在になれることから投資回収は可能だと思う。
— コマ社長 (@comachannel)
アビタスに支払ったのが57万円。
出願諸費用で+10万円弱。
これから受験料等で20万円はかかる。
合計約100万円の出費。
さて、どうやって回収していくか。
まずは合格あるのみ— dodorian@マレーシア駐在中 (@nyano07201)
USCPA受験にかかる費用は?
70~110万円
- アビタス等教材費 50万円
- 4科目受験費用 20万円(試験会場は日本)
- 単位試験取得料 0~30万円
- 試験会場への渡航費 5万円 (関東または関西圏に住んでない場合)
- — 逆転!USCPA試験@ロンドン (@omo_sore)
USCPAの受験には、予備校代の他多額の受験費用がかかる。
- 入会金:11,000円
- ライトパック(会計又はビジネス15単位):616,300円
- フルパック(会計29単位、ビジネス24単位 ):815,800円
- 学歴審査(例:NIES):225ドル
- 出願料金(例:アラスカ):1回:185ドル、2回目:90ドル
- 受験料金:238.15ドル✖️ 4回(最低950ドル)
- 国際試験追加料金(International Fee):390ドル✖️ 4回 (最低1,560ドル)
- その他(成績証明書発行、郵送等):100ドル以下
合計(日本で受験) 3,100(一発合格)〜3,800ドル(1回落ちる)
受験回数にもよるが、80万円〜120万円程度の投資となるため、予備校選びは慎重に行おう。また、アビタスには各種割引もあるため、適用されるかどうかチェックしておくと良い。
勉強時間・単位取得編
私は、アビタスの教材で9割、リリース問題や模試で8割以上をKPIとして本番に臨んでいましたが、毎回80点台で受かってました。REGだけWileyを使ったらスコアが95点に伸びました。
Wileyなどの洋書問題集を使わなくてもUSCPA合格は可能!ただ、やり込むと合格確率は上がります
— カンガルー師匠@USCPA会計コンサル (@kangarooshisho)
アビタスが言っているUSCPA学習時間の目安
・FAR: 370h
・BEC: 240h
・AUD: 270h
・REG: 320h
計1,200hTACの目安
・JCPAレベル→700~900h
・簿記2級で英語がそこそこ出来る→1,000~1,200h
・会計知識ゼロ、英語不得意→1,200~1,500h簿記2級でTOEIC 980の私は1,000h弱でした
— カンガルー師匠@USCPA会計コンサル (@kangarooshisho)
Atsu氏がボロボロになるまでベッカーを使い倒していて網羅していたが、あれは95点取りたい人用の学習法で、75点でも価値は同じなので、普通の受験生はアビタスの教材だけやるべし。
— Takumi (@Dreamer_Takumi)
TACで満足しているが、唯一の不満は単位取得に関して、アビタスが羨ましすぎる
— ゆーこ@USCPA勉強中 (@studycpa513)
私も当初TACとアビタスで迷ったが、アビタスの単位取得試験はオンラインでいつでもどこでも受けられ、問題集と全く同じ問題が出題されるため難易度が低く、受験資格の取得が容易だったのはありがたかった。
TACの場合は、会場受験のみで日程調整も必要になり、試験の難易度が高く再受験費用もかかるということで、海外在住の私には難しい選択肢だった。
また、私が勉強していた際も、教材では9割程度の正答率まで上げ、何度やっても間違える問題には付箋を貼ってそればかり勉強できるようにした。
勉強時間に関しては、平日は1日2-3時間、休日は6-7時間は確保し、平均3-4時間を約半年間続けた。概ね6ヶ月で600-700時間程度は勉強しただろうか。
私は、AUD→FAR→BEC→REGの順で合格したが、最初の2科目は勉強方法が手探りだったため、必要以上に時間を使ってしまったとも感じている。
アビタスの教材の中でも、濃淡をつけて学習をすることでより少ない勉強時間で合格レベルまで持ってくることができるはず。私のUSCPA勉強法の記事も参考にしてほしい。
ライセンス登録編
予想以上にサクッと完了したので、改めてUSCPAというか、証明書も全て英語の資格の海外での心強さに感心した次第です…
そして、アビタスの手引きみたいな奴が無ければ受験登録すら満足に出来ない己の乏しい英語力に悲しくもなりました…— Haruki (@Haruki__1934)
アビタスで三輪代表とライセンス取得のためのミーティング終了。
思い返すと、初回のUSCPA説明会で話聞いて以来です。ちょっと感慨深いですね。
これでライセンスも取れそうなので、次の目標に向けてまた邁進していきます😎
— マーティー|英検1級×USCPA×MBAホルダー (@Marty_learner)
USCPAの受験申込やライセンス登録手続きは、必要以上に煩雑でアビタスの丁寧なマニュアルがなければ10倍以上の時間が取られたと想定する。
ステップごとにやるべきことが日本語でまとめられていたおかげで、迷わずに受験の手続きからライセンス登録まで進めることができた。
私も、ワシントン州でのライセンス登録のため三輪代表と面談をしたが、フレンドリーで話しやすい良い感じの方であった。
今の私があるのはアビタスのおかげでもある。ありがとうアビタス!
合格後〜転職編
伝説のアビワインが届きました。ありがとうA校、ありがとう高島屋
— 窮鼠@簿記1級勉強中 (@daaaat13f)
アビワイン届きました🥰ありがとうございます😊
— りか (@rika_fc_)
全科目合格後に、アビタスから嬉しいサプライズの赤ワイン(通称アビワイン)が送られてくる。
私は合格時にアメリカ在住だったため、アビワインではなく、ちょっと高級なPILOT製のペンを頂いた。
合格でちょっとしたお祝いをしてもらえるのは地味に嬉しく、アビワインを楽しみにしている受講生も多くいるという噂だ。
USCPA合格してから約1ヶ月で監査法人から内定頂きいよいよ本当のスタート地点です…!
経理ほぼ未経験、30代前半、コロナ禍という危険な状況でしたが、アビタスの転職支援オススメです!リクルーターの方が冷静に、かつ懸命に支援して下さり素晴らしかったです。— Aya USCPA (@GoGoTeco)
アビタスでは、USCPAの転職サービスも提供しており、全科目合格者に向けてセミナーや転職サポートも行っている。
USCPAの合格者でBig4や監査法人に転職する場合、基本的には新卒扱いになることが想定されるため、通常の転職エージェントを利用するよりもコネのあるアビタスを利用した方がスムーズに面接等にいける感覚がある。
私は利用しなかったが、合格後もこうやってサポート体制があるのは心強い話だ。
アビタスの悪い評判
アビタスに質問する時に、なぜそうなるかを聞いているのに、なぜの部分への説明なしに、これはこうなっています、終わり。で返してくる人いません?😭それかその内容が書いてある教科書のページだけ回答してきたり…。
いつも同じ人なんですよね😭教科書にないことを知りたいから質問してるのになー— も🦜USCPAの勉強中 (@mo__mo__chi__)
アビタスの質問に対する回答で教科書に書いてあることをそのまま書くの本当にやめてほしい。
こちらが教科書を確認しないで質問してると思ってるのかな?
教科書みっちり読んでもわからないから、質問していると言うのに。。。— KAZU (@KAZU00755599)
アビタスの質問回答は講義をしている講師ではなく、バイトか他のインストラクターが行っているらしい。また、1日100件以上の質問が来ているため、1件1件丁寧に返せていないという現状も伺える。
さらに、質問は週に3つまでと制限されており、3つ以上質問をすると回答が翌週以降になってしまい最大で2週間以上も回答までかかり、質問した後に質問をしたことを忘れてしまうこともあった。
私も受講を開始した当初は3日に1回ぐらい質問していたが、途中で返答を待つのが嫌になり質問するのをやめてしまった。
個人的には、わからない問題があった時、質問よりも”熟成”が効果があった。
“熟成”とは、その時に解説や動画を見てわからない問題があっても、他の問題やTBSを解いたり、テキストに戻って確認しているうちに理解が進み、2回目以降に同じ問題を解いた時にはすんなり頭に入ってくることだ。
そのため、1回目にどうしても理解ができなくても、固執をせずに問題をサクサク解き進めることも短期合格には必要なスタンスになると考える。
今さっきやった20問ほどWebのTBS演習をしたのに自分の解答が見れないってどういうこと???
本当にアビタスの悪いところ。いつまで経っても改善しない。
WileyみたいにTBSの解答内容しっかり保存してくれればいいのに、イライラが止まらなかったので、Twitterにぶちまけました。勉強に戻ります、、、— KAZU (@KAZU00755599)
この指摘は完全に同意である。
MCのオンライン問題は問題ないのだが、TBSは使いづらい。問題の途中保存ができず、インターネットが不調になると回答が消える、どの問題を間違えたのかも見れなくなるといった不便があった。
私は、TBSの問題演習は回答が飛ばないように1問ずつ行い、答え合わせなども紙の問題集を併用することで、自分なりのやり方を模索しながら勉強を進めた。
他のUSCPA予備校との比較
アビタスで学習を始めると決めた方は、この節は飛ばして、すぐに勉強を開始しよう!
ここでは、まだ、どの予備校にするか悩んでいる人のため、TAC、CPA、アビタスの予備校を比較していきたい。
予備校の比較表
アビタス | TAC | CPA | |
受講費用 | 入会金:11,000円 ライトパック:616,300円 フルパック :815,800円 | 入会金:10,000円 教室:400,000円 通信:430,000円 | 300,000円 |
単位 | 受講料に含む ライトパック: 会計又はビジネス15単位 フルパック: 会計29単位、ビジネス24単位 | 別料金: 大学入学金:7,000円 3単位ごと21,000円 | 受講料に含む |
テキスト | 日本語 | 日本語 | 日本語 |
問題集解説テキスト | 日本語 | 日本語・英語併用 オンライン演習は英語解説のみ | 日本語・英語併用 (一部教材は日本語解説文/動画がない) |
受講期間 | 5年 | 2年 | 2年+1年(延長期間は自習室等は利用不可) |
選び方のポイント
料金
まず、多くの人が気になるのが料金だろう。料金だけを見れば、CPAが最安値。他社に比べて予備校代は半額程度で済む。
費用を最大限節約したいと考えている方は、CPAの一択になりそうだ。
一方、料金だけで予備校を選ぶのはおすすめしない。料金は、予備校選びにおいて1つのポイントでしかないのだ。
米国公認会計士の受験は、予備校代、受験費用など、数十万円〜100万円以上、勉強時間は1000〜1500時間と、時間もお金も人生において大きな投資となる。
合格すれば、エントリーレベルから500~600万円程度がもらえる監査法人へのパスポートとなるこの資格。20-30万円の予備校代を節約するよりも、確実に合格を勝ち取ることが大切なのではなるだろうか。
日本語での勉強
比較表で記載の通り、アビタス、TAC、CPA全ての予備校で日本語の授業・テキストを提供しており、インプットは日本語で行える。
ただ、予備校を選ぶ際には、問題集などのアウトプット部分での日本語でのサポートも注目してほしい。
確かに、USCPAは英語で受ける試験のため、英語でアウトプットをする必要がある。一方、ほとんどの日本人にとって、問題を解いた後の解説は、日本語の方が圧倒的に効率よく理解ができるはずだ。
そして、USCPAの合格には、テキストを読むよりも問題演習の方が圧倒的に時間を費やすことになる。問題演習にこそこだわってほしいのだ。
この点、アビタスは全ての提供する問題に日本語の解説や解説動画がついており、テキストでの学習を終えた後の問題演習も、日本語を中心に効率的に学習ができる。
他の予備校は海外の問題集を採用しているため、一部の問題にしか日本語解説がないという状況のようだ。
サポート期間
学習を始める時には、USCPAを2年~3年以内に全科目合格をする計画を立てる人はほとんどだろう。
一方で、うまく行ったり、うまく行かないのが人生だ。特に社会人であれば、家庭環境や仕事の状況により、計画を延長せざるを得ないこともあるはず。
USCPAの合格率が40%程度のことを考えても、2年以内に合格するのは3割-4割で、6割以上は3年以上かけて学習をする感覚がある。
そんな時、受講期間は長い方が安心。アビタスは5年と、合格まで年数がかかってもサポート期間が長く、追加料金もかからない。
TACの2年やCPAの3年は、学生のようにまとまって時間を投入できる状況にある方により適しているかもしれない。また、期間内に全科目合格できない場合は、再度コースを受講する必要があることを覚えておこう。
合格実績
最後に、重要なのが合格実績だ。
私も、予備校を選んでいた際に、当然料金は気になった。一番料金の安上がりのCPAは魅力的なのだ。
ただ、最後は合格実績が決め手となった。USCPAの予備校で、合格実績を出しているのはアビタスのみ。アビタスを信じ、最後まで学習すれば合格できることの証明のようなもの。
費用を節約するよりも、効率的に勉強し、確実に合格するため、最終的にアビタスを使うことにした。
アビタスにするか悩んでいる方の参考になれば幸いだ!
アビタスのUSCPA申し込みを決めたら?
割引情報を確認しよう
高額な出費となるアビタスのUSCPA講座、できるだけ安く受講したい。私も、資格割引・海外在住を利用して、10万円ほどの割引を受けることができた。
事前に受けられる割引内容を把握し、申し込み時にスタッフに利用する旨を伝えておこう。
- 紹介特典:模試(24,000円相当)&USCPA用語集が無料で付与
- 模試セット:必須科目のFAR/AUD/REGの3科目
- 用語集:関連科目の表示は旧試験制度に準拠
- 学生割引・新卒1年目割引:5万円割引
- 資格割引:1万円〜3万円割引
- 教育給付制度:最大10万円支給
- 海外在住:10%の消費税が無料
私は受験時にアビタスの友達がおらず、友達紹介を受けることができなかった。また、大学院生も学割が使えることを知らずに数万円を損してしまった。
皆様には同じ過ちを犯すことなく、お得にアビタスを利用していただければ幸いだ。
実は、友達紹介は元々入会金(11,000円)が割引される特典だったのだが、2024年8月に廃止されることになり、私からアビタスにお願いをして別の特典を用意してもらった経緯がある。
新しい紹介特典は非常に画期的で、通常1回しかつかない模試が、無料で1セット追加(24,000円相当)されるのだ。
アビタスの模試は非常に使い勝手が良く、本番に近い難易度のため本試験慣れや弱点の把握にも重宝をする。
これが1回だけでなく、無料で1セット(FAR/AUD/REG)つくのは、合格の可能性をグッと上げることができる。
さらに、会計初学者・英語初心者には嬉しいUSCPA用語集も貰えるのだ。
紹介特典についてはご興味のある方は、お気軽に下記のフォームから連絡してほしい!
自分の勉強方法を確立して、最短合格を目指そう
USCPA受験の検討、予備校選び等、始める前からそれなりの時間がかかるUSCPAだが、アビタスに申し込んでからが本当の勝負。
受験の順番や、勉強の進め方は、勉強効率やモチベーションに大きく影響を与えることとなる。
私はFARから受験を始めたが、途中でAUDに変更し、ADU合格後にFAR→BEC→REGの順番で合格をした。
最初の2科目は必要以上に勉強をしてしまい、点数こそ90点前後を獲得できたが、勉強効率を考えるともう少し強度を落として80点代を目指すとより短期間で合格をできた感覚がある。
私の経験をまとめた、USCPAの勉強方法の記事の他、受験の順番やコツ等を動画でまとめているため、是非チェックしていただき、効果的に学習を進めてほしい。
終わりに
今回は、私が利用した予備校のアビタスの評判を網羅的にまとめてきた。
USCPAの予備校選びは合格を左右する要素。その中でも、アビタスは胸を張っておすすめできる。
学習を進める上で不安や質問があれば、いつでもYouTubeやブログでコメントしてほしい!