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TOEFLスコアを見たとき、「この点数で十分なのか」「目標スコアに達しているのか」と悩む人は多い。
TOEFLには合格・不合格の基準がないため、自分のスコアがどのレベルに位置しているのかを把握し、進学やキャリアアップに向けた次のステップを明確にすることが重要だ。
本記事では、TOEFLスコアの基本構成や目標スコアの設定方法、効率的な学習法について詳しく解説。
初心者から上級者まで、全ての受験者に役立つ内容を提供しているため、ぜひ参考にしてほしい。
目次
TOEFLスコア基礎知識
TOEFLは、留学や海外でのキャリアを目指す人にとって重要な英語試験であり、そのスコアを理解することは目標設定と学習計画の立案に欠かせない。
以下では、TOEFLスコアの仕組み、CEFRレベルとの比較、スコアの有効期間と管理方法について解説する。
TOEFLスコアの仕組みと配点
TOEFL iBTのスコアは、以下の4つのセクションで構成されており、それぞれのセクションが30点満点、総合スコアが120点満点で評価される。
セクション | 内容 | 配点 |
---|---|---|
Reading | アカデミックな文章を読解し、情報を正確に理解する能力を測定する。 | 0〜30点 |
Listening | 講義や会話を聞き取り、重要な情報を理解する能力を測定する。 | 0〜30点 |
Speaking | 与えられたトピックについて意見を述べたり説明したりする能力を測定する。 | 0〜30点 |
Writing | エッセイや要約を書くことで、論理的かつ正確な表現力を測定する。 | 0〜30点 |
これらのセクションスコアを合算したものが総合スコアであり、多くの大学や大学院では、総合スコアの基準だけでなく、セクションごとの最低スコアを設定している場合がある。
CEFRレベルとの比較
TOEFLスコアは、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に対応しており、英語能力の国際的な基準として活用される。
以下はTOEFLスコアとCEFRレベルの目安である。
CEFRレベル | TOEFL iBTスコア(総合) | 能力の目安 |
---|---|---|
C2(熟練者) | 114〜120 | ネイティブスピーカーに近い英語運用能力 |
C1(上級者) | 95〜113 | 複雑な学術的・専門的な内容を理解・表現できる |
B2(中上級者) | 72〜94 | 日常生活や学術的な場面での英語使用が可能 |
B1(中級者) | 42〜71 | 基本的な会話や文章を理解・表現できる |
A2(初級者) | 〜41 | 簡単な文章や会話を理解できる |
多くの大学では、B2~C1(80点以上)を基準としており、特にトップ校や競争率の高いプログラムでは、100点以上を求められることが多い。
TOEFLスコアの有効期間と管理方法
TOEFLスコアには有効期間があり、受験日から2年間有効である。
この期間を過ぎると、スコアは公式に無効となり、再度受験が必要になる。
スコアレポートの確認
試験終了後、4〜8日以内にTOEFL公式マイページでスコアが確認できる。
紙のスコアレポートを希望する場合は、申し込み時に指定する必要がある。
スコアの送付
試験前日午後10時までに4校まで無料でスコアを送付可能。
それ以降は、1件あたり25ドルで追加送付できる。
スコアのキャンセルとリスコア
試験当日にスコアのキャンセルが可能だが、キャンセル後は結果を確認できない。
スピーキングやライティングセクションについては、受験日から30日以内に再採点(リスコア)を申請できる。
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TOEFLスコアのレベル感と必要スコアの目安
TOEFLスコアの目標を決めるには、スコア分布や他の試験との比較、進学先や目的に応じた必要スコアを理解することが重要だ。
TOEFLスコア分布とパーセンタイル
TOEFLスコアの分布は、受験者全体の中で自分がどの位置にいるのかを示すパーセンタイルランクで確認できる。
この指標はスコアのレベル感を知る上でに非常に有用だ。
スコア | パーセンタイルランク(全受験者中の上位%) | 特徴 |
---|---|---|
120点 | 上位 1% | 全受験者のうち、わずか1%未満しか達成できない完璧なスコア。 |
110点 | 上位 5% | 最難関校や競争率の高いプログラムで要求されることがある高スコア。 |
100点 | 上位 21% | 多くのトップ大学やプログラムで十分とされるスコア帯。 |
90点 | 上位 40% | 名門校の一部プログラムや中堅以上の大学で求められる最低限のスコア帯。 |
80点 | 上位 60% | 一般的な大学や大学院で最低基準として設定されることが多いスコア。 |
60点 | 上位 86% | 語学留学や条件付き入学プログラムに必要とされることがあるスコア。 |
例えば、80点であれば上位6割(10人のうち6人)に入れば取れる数字だと思うと、そこまで難易度が高くないように感じないだろうか?
また、100点も10人のうち上位2人に入れば良いことがわかる。
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海外大学・大学院別のTOEFLスコア目安
海外留学を目指す場合、進学先の大学やプログラムが求めるTOEFLスコアを把握することがファーストステップとなる。
以下は大学・大学院ごとのスコア目安となる。
スコア帯 | 進学可能な大学・大学院の例 |
---|---|
40~50点代 | 進学可能な大学・大学院はほとんど存在しない |
50~60点代 | 語学留学プログラム、進学準備コース |
60~70点代 | 条件付き合格が得られる場合あり(特定の大学・大学院) |
80~90点代 | 多くの中堅大学(例:アメリカ州立大学、カナダの大学) |
90~100点代 | 名門大学の一部プログラム(例:オーストラリア国立大学、アジアの上位校) |
100~110点代 | 上位校や競争率の高いプログラム(例:UC Berkeley、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス〈LSE〉) |
110~120点満点 | 世界トップ校(例:ハーバード大学、オックスフォード大学、スタンフォード大学) |
40~50点代:進学可能な大学・大学院なし
このスコア帯は、求められる大学がほとんど存在しないレベル。
英語初心者や初めてTOEFLを受験した人がこのスコアに該当することが多い。
まずは単語や文法の基礎力を固め、リスニングとリーディングで確実に点数を伸ばすことが優先課題となる。
50~60点代:語学留学や進学準備コースが中心
語学留学や進学準備コースに進む場合、このスコアが最低条件として設定されていることがある。
特に英語力強化を目的としたプログラムでの受け入れが多い。
このスコアではアカデミックな内容への対応は難しいため、試験の形式に慣れつつ、読解力や聞き取り力を重点的に鍛える必要がある。
60~70点代:条件付き合格が得られる場合も
特定の大学や大学院で条件付き合格が認められる可能性があるスコア帯だ。
条件付き合格では、語学コースの修了を条件に正規入学が認められる。
このスコア帯に達した受験者は、TOEFLの基礎を固めながらアカデミックな内容に対応する力を伸ばす必要となる。
80~90点代:多くの中堅大学で最低ライン
80点は多くの大学や大学院の入学基準として設定されているスコア。
特に理工系のプログラムではこのスコアで十分対応可能な場合が多いが、人文系やMBAでは不足することがある。
リーディングとリスニングで50点以上を確保し、スピーキングとライティングを底上げすることでさらに選択肢が広がる。
90~100点代:名門大学の一部プログラムで求められるスコア
このスコア帯は、名門大学やトップ校の一部プログラムに出願可能なレベル。
リーディングとリスニングで高得点を確保し、スピーキングやライティングでも24点以上を狙う必要がある。
このスコアに到達することで、多くのトップ校への出願が現実的になる。
100~110点代:上位校や競争率の高いプログラムで有利
ほとんどのトップ校で求められるスコア帯であり、奨学金の申請や校内ポジション(Teaching Assistant、Research Assistant)獲得にも有利。
特にリーディングとリスニングで満点近くを狙いながら、スピーキングとライティングでバランスの取れたスコアを目指すことが重要だ。
110~120点満点:世界トップ校への確実なパスポート
ハーバード大学やスタンフォード大学などのアイビーリーグをはじめとするトップ校に進学可能なスコア帯。
全受験者の上位1~5%に位置し、英語ネイティブに近い能力を示す。
ここまでのスコアを求められることは少ないが、達成できれば出願における大きなアピールポイントとなる。
他試験(IELTS、TOEIC、英検)との比較
TOEFLは英語圏での留学や就職において広く利用される試験であるが、他の英語試験(IELTS、TOEIC、英検)と比較することで、相対的な難易度や位置づけを理解することができる。
CEFR基準によるスコア比較
以下は、TOEFL、TOEIC(L&R)、IELTS、英検のスコアをCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)基準に基づいて比較したものだ。
CEFRレベル | TOEFL iBT | TOEIC (L&R) | IELTS | 英検 |
---|---|---|---|---|
C2 (Proficient) | 120-114 | – | 9.0-8.5 | – |
C1 (Advanced) | 113-95 | 990-945 | 8.0-7.0 | 1級 (一部C1) |
B2 (Upper-Intermediate) | 94-72 | 940-785 | 6.5-5.5 | 1級 (一部B2), 準1級 |
B1 (Intermediate) | 71-42 | 780-550 | 5.0-4.0 | 準1級 (一部B1), 2級 |
A2 (Elementary) | 41-0 | 545-380 | 3.5-3.0 | 準2級 (一部A2), 3級 |
A1 (Beginner) | – | – | – | 3級 (一部A1) |
ただし、各試験の目的や設計が異なるため、これらの比較はあくまで参考情報と捉えよう。
一般的にTOEFL100点=IELTS7.0と言われているが、TOEFL90点代でIELTS7.0を取る人はたくさんいる。
また、どのテストを受けるべきかであるが、そもそもTOEICはビジネス英語や就職のための試験、TOEFL、IELTSは留学のための試験で目的が異なる。
TOEICや英検は基本的に日本(+韓国)でのみ一般的に知られている試験であるが、TOEFL、IELTSは世界的に認められている試験であり、海外大学や大学院・MBAへの進学で必要なスコアとなる。
海外留学を目指すのであればTOEFL(又はIELTS)の学習をしよう。
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日本人のTOEFL平均スコア
日本人受験者の平均スコアは以下の通りだ。
セクション | リーディング(R) | リスニング(L) | スピーキング(S) | ライティング(W) | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
日本語平均 | 19 | 19 | 17 | 18 | 73 |
この平均スコアは、日本国内では標準的な水準と考えられるが、グローバルな受験者との比較では低いと言えるだろう。
ちなみに、お隣の韓国の平均点は86点、中国は87点だ。
たとえば、スコア88点を取得した場合、日本人平均スコアを大きく超えていると感じるかもしれない。
しかし、パーセンタイルで確認すると、88点は世界全体の受験者の中では約中央値(50%付近)に位置する。
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TOEFL目標スコア設定のポイント
志望校やプログラムを明確にする
TOEFLを受験する際には、自分がどの大学・大学院やプログラムに進学したいのかを明確にすることから始める。
志望校の要件によって必要なスコアが大きく異なるため、まずは進学希望先をリストアップし、それぞれのスコア要件を調査しよう。
- 一般的な大学(例:アメリカ州立大学、カナダの大学)では、80点前後が最低スコアの目安となる。
- 名門大学(例:UC Berkeley、オーストラリア国立大学)では、90~100点程度が必要とされるプログラムが多い。
- トップスクール(例:ハーバード大学MBA、スタンフォード大学)では、100~110点以上を求めることが一般的。
特に専門職大学院やMBAプログラムでは、全体のスコアだけでなく、セクションごとに要件が課されることがあるため、細かく確認する必要がある。
志望校やプログラムのスコア要件を調べる
次に、志望校の公式ウェブサイトやクラスプロファイルを確認し、具体的なスコア要件を調査しよう。
Minimum Required Score(最低必要スコア)
志望校が定める最低限のスコアは、プログラムへの出願資格を満たすために必要な基本条件だ。
繰り返しになるが、以下のようなイメージとなる。
- 中堅大学(例:アメリカ州立大学): 80点前後が最低スコアとなるケースが多い。
- 名門大学(例:UC Berkeley、オーストラリア国立大学): 90~100点程度が求められる。
- トップスクール(例:ハーバード大学MBA、スタンフォード大学): 100~110点以上を目安とし、一部プログラムではセクションごとのスコア要件も加わる。
最低スコアを満たすことは出願の第一条件であり、この基準に達していない場合、書類審査で不合格となる可能性が高い。
セクション別スコア要件
一部の大学やプログラムでは、総合スコアだけでなく、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの各セクションで個別に最低スコアが設定されていることがある。
- ハーバード大学MBA: ミニマムスコアはないが、総合スコア109点以上が推奨。
- UC Berkeley(学部): 総合80点以上がミニマムスコアだが、100点以上を推奨
- オックスフォード大学(学部): 総合スコア100点以上を求め、スピーキングで25点以上などセクションごとの要件が設定されている。
これらの要件は特に専門職大学院(MBA、医学、法学)や競争率の高いプログラムで重要視される。
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その他の要件
志望校のスコア要件を調べる際は、以下の点にも注意する必要がある。
- 条件付き入学: スコアが最低ラインに達していない場合でも、条件付きで入学を許可される場合がある。例として、英語の補習クラスの受講を課されるケースが挙げられる。
- 奨学金要件: 学費免除やTeaching Assistant(TA)などの奨学金を目指す場合、最低スコアよりも高いスコアが求められることが多い。例えば、TAに応募するにはスピーキング26点以上が必須となることがある。
セクション別のスコア目標を立てる
TOEFLでは総合スコアだけでなく、セクションごとの目標を設定することが重要だ。
特に、日本人受験者にとってはリーディングとリスニングが高得点を狙いやすいセクションである一方、スピーキングとライティングは高スコアを取るのが難しい傾向がある。
セクション別パーセンタイルと目標スコア
スコア | リーディング(R) | リスニング(L) | スピーキング(S) | ライティング(W) |
---|---|---|---|---|
28点 | 上位17% | 上位15% | 上位5% | 上位7% |
25点 | 上位35% | 上位31% | 上位20% | 上位22% |
20点 | 上位61% | 上位59% | 上位58% | 上位67% |
上記の表を見ると、リーディングとリスニングは、他のセクションと比べて高得点を狙いやすいことがわかる。
例えば、28点を取得するには上位15~17%に入る必要があるが、スピーキングで同じ28点を取るには上位5%以内に入る必要がある。
これは、日本人だけでなく、グローバルでの指標であり、スピーキングやライティングに力を入れるより、リーディングとリスニングに力を入れた方が圧倒的にスコアを伸ばしやすいのだ。
リーディングやリスニングは解答の根拠が明確であり、正確な練習を積むことで得点を伸ばしやすい。
一方で、スピーキングやライティングは採点が主観的で、流暢さや表現力が高く評価されるため、ハードルが高くなる。
セクション別の目標スコアの目安
パーセンタイルとセクション別の難易度を踏まえ、総合スコアに合わせて以下のようなスコア設定がおすすめだ。
100点以上を目指す場合、リーディングとリスニングはほぼ満点を目標とし、スピーキングは20点以上、残りをライティングで補う戦略となる。
目標(TOTAL) | Reading | Listening | Speaking | Writing |
60 | 17~ | 13~ | 13~ | 17~ |
80 | 22-24 | 20-22 | 15-17 | 21~ |
100 | 28~ | 28~ | 20~ | 24~ |
105 | 29~ | 28~ | 22~ | 26~ |
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色々と言ってきたが、自分自身が行きたい学校のTOEFL要件をよく調べること一番大切だ。
調べる時は、必ず、正確かつ最新のデータや情報を見つけよう。
こちらのサイトを含むほとんどのブログや情報サイトでは、すべての情報を定期的に更新しているわけではないので、学校のオフィシャルサイトで良く確かめよう。
学校のオフィシャルサイトの情報が若干古い(2年前のデータとか)…という場合もある。そしたら、アドミッションオフィスにメールして確かめよう!
TOEFLの要件はプログラムによって変わる場合もあるので、不安であればアドミッションにダブルチェックすることもおすすめだ。
» 参考:TOEFL100点は良いスコア?大学、大学院の要求スコア
TOEFLスコアシートの読み方
TOEFLスコアと英語力レベル
TOEFL受験した人は、スコアをもらう時、パフォーマンスフィードバック(performance feedback)という資料を見たことがあるだろう。
この資料の中、あなたの各項目/各スキルのレベルが評価され、TOEFLのリーディング、リスニング、スピーキングとライティング項目別に記載されている。
項目別のスコアレンジに対応するレベル感は下記の表を参考にしよう。
項目 | レベル | スコアレンジ |
---|---|---|
リーディング又はリスニング | High/高 | 22-30 |
Intermediate/中 | 15-21 | |
Low/低 | 0-14 | |
スピーキング | Good/優秀 | 26-30 |
Fair/良い | 18-25 | |
Limited/限られている | 10-17 | |
Weak/弱 | 0-9 | |
ライティング | Good/優秀 | 24-30 |
Fair/良い | 17-23 | |
Limited/限られている | 1-16 |
TOEFL iBTのスコア項目別の評価について、それぞれ具体的に何を意味しているのかは、このthe official TOEFL Performance Feedback Brochureを参考にしよう。
以下では、この項目別の評価をの読み方・見方を解説していきたい。
リーディングとリスニングのスコア評価
TOEFLのリーディングとリスニングでは三段階の評価となる:高/high, 中/intermediate, 低/low。
- 高/HIGH: ほとんどのMBAプログラム、或いは大学院の留学を目指しているなら、TOEFLのリーディングとリスニングでは必ずこのレベルの点数(できれば20点台後半)を取ろう。同じ「高/High」レベルといっても、22~25あたりの点数では、入学後、授業の理解に苦労することが多い。
- 中/INTERMEDIATE: 学部に入学する場合は、このレベルでも、ミニマムスコアをクリアできたら大多数の学校には行けるが、大学院留学やMBAのカリキュラムに追い付くのは難易度が高いと言える。
- 低/LOW: TOEFLのリーディングやリスニングで「低」評価が出たら、もっと準備して再受験しよう。このレベルの点数を受け入れる大学はほとんどないからだ。
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» TOEFLスコア換算表 リーディング、リスニングの自己採点
スピーキングのスコア評価
TOEFLのスピーキングでは四段階の評価となる:優秀/Good, 良い/Fair, 限られている/Limited, 弱い/Weak。
- 優秀/GOOD: グローバルから見ると、トップレベルの学校(アメリカのアイビーリーグやヨーロッパのトップ校等)を目指しているなら、このレベルのスピーキング力が必要だが、日本人にとってなかなか届かない点数とは言える。逆に、TOEFLのスピーキング全般で「優秀/Good」評価が出たら、日本人の候補者の中すぐ目立つだろう。
- 良い/FAIR: ほとんどの日本人はこのレンジに入る。大体の学校は、このレベルのスピーキング力で良いが、一部、スピーキング24点以上とかの条件がある。そして、一部の大学院、特にSTEM(Science、Technology、Engeneering、Math)分野では、スピーキング力について高く求めていないため、「良い/Fair」レベルでもトップ校に行ける可能性はある。
- 限られている/LIMITED: 条件付き入学という制度のある学校であれば、このレベルのスピーキング力でも、条件付きで入学できる可能性はあるが、「Full accept」は基本無理だろう。
- 弱い/WEAK: スピーキングでこの評価が出たら、もっと準備して再受験しよう。このレベルの点数を受け入れる大学はほとんどないからだ。
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» 非帰国子女が一発で24点を取ったTOEFLスピーキング完全対策
ライティングのスコア評価
TOEFLのライティングでは三段階の評価となる:優秀/Good, 良い/Fair, 限られている/Limited。
- 優秀/GOOD: ランキング順位の真ん中より上の大学はほとんどこのレベルの文章力は求めている。30点に近いほど、より上位の大学に行くチャンスが増える。
- 良い/FAIR: 望ましいとは言えないが、一部の大学院、特にSTEM(Science、Technology、Engeneering、Math)分野では、「良い/Fair」レベルでも行ける可能性がある。
- 限られている/LIMITED: 条件付き入学という制度のある学校であれば、このレベルの文章力でも、条件付きで入学できる可能性はあるが、「Full accept」は基本無理だろう。人文系の大学院を目指しているなら、もっと準備して再受験しよう。このレベルの点数を受け入れる大学はほとんどないからだ。
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» 高得点取得に必須!TOEFLライティング採点基準の分析と対策
TOEFLスコアを飛躍的に伸ばす3つの戦略
TOEFLで効率的に高スコアを目指すためには、基礎力を鍛えるだけでなく、正しい教材やツールを活用し、徹底的に問題演習を行うことが重要だ。
本質的な英語力を養う
これは最も重要な柱となる。
ほとんどのTOEFL受験者は、TOEFL対策ばかりに時間を使い本質的な英語力を養うことをおろそかにする。
しかし、TOEFLのスコアアップには、試験対策に加えて「本質的な英語力」を高めることが必要不可欠だ。
語彙力の強化
TOEFL頻出単語を効率的に覚えることが重要。
特に、「TANZAM」や「TOEFL3800」などの教材を活用し、毎日30~50語を目標に覚えよう。
また、単語は例文やフレーズと一緒に覚えると、スピーキングやライティングで応用できる。
読解力を鍛える多読
洋書を使った多読は、読解力向上の最も効果的な方法となる。
アカデミックな内容に触れるため、「The Economist」や「National Geographic」の記事を読むことを習慣化し、複雑な文法構造や専門用語に慣れると良い。
初心者は簡単なペーパーバックの小説から始めるのもおすすめだ。
リスニングは精聴と多聴のバランスを意識
音声をスクリプトと照らし合わせながら「精聴」で理解を深めた後、繰り返し音声を聞く「多聴」で耳を慣らそう。
VOA Learning EnglishやBBC Learning Englishを活用し、アカデミックなトピックや多様なアクセントに慣れることがポイントとなる。
正しい教材とツールを活用する
効率的な学習のためには、正しい教材とツールを活用し、学習効率を最大化することが重要である。
以下のようなツールを活用しよう。
語彙学習アプリの活用
「TANZAM」などのアプリを使うと、頻出単語を隙間時間に効率よく覚えられる。
忘却曲線を活用した復習機能があるアプリを選ぶと、記憶の定着を助ける。
模試と問題演習ツール
TOEFL公式の「TOEFL Practice Online(TPO)」や「中国TPO」は、本番環境を再現した模試ができる優れたツールである。時間配分や問題形式に慣れるために活用しよう。
スピーキング・ライティングの練習ツール
「Grammarly」などの自動添削ツールは、基本的な文法ミスを修正するのに役立つ。
さらに、「DMM英会話」などで日常的に話す機会を作ることで英語を話す抵抗を減らそう。
TOEFL Writing 26+などの添削サービスでフィードバックを受けることもおすすめだ。
問題演習で徹底的に間違いを分析する
問題演習は「解いて終わり」にしないことがスコアアップにおいて最後の鍵となる。
間違い分析を徹底し、次回の演習に活かすことが重要だ。
正解と誤答の理由を分析
演習後は、正解の根拠と誤答の理由を明確にする。特にリスニングやリーディングでは、どの部分に答えの根拠があったのかを特定し、似た問題で同じミスをしないための対策を練る。
次回への改善点を記録
解けなかった理由を記録し、次回の演習で同じミスを防ぐ工夫をする。たとえば、「時間切れになった」「設問文の言い回しに惑わされた」など、具体的な課題を把握する。
模試を定期的に取り入れる
模試を活用し、本番と同じ環境で時間配分や集中力を試すことが重要。特に、「中国TPO」の模試を活用し、スコアの推移を確認しながら目標スコア達成への道筋を立てよう。
TOEFLスコアと出願戦略・奨学金対策
出願成功にはスコア以外の要素も大きく影響するため、戦略的に準備を進めることが必要だ。
合格に必要なスコア
基本的には、TOEFLは学校が明示している最低限必要なスコアより上回れば良い。
GREやGMATを受けた人は、スコアメークのため何回も受験することに慣れているかもしれない。
GREやGMATにおいて、できるだけ高い点数を取れば、ドリーム校に入る確率や奨学金をもらう確率は少しでも上がるため、戦略は間違っていない。
ただ、TOEFLは違う。ほとんどの学校では、もし必要な最低点を明示しているなら、この点数さえあれば、本校のカリキュラムを学習する英語のレベルはあると判断される。
つまり、最低限必要なスコアに満たせば、あなたのTOEFLスコアの理由で入学を拒否されることはないということだ。
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TOEFLスコア以外の出願書類の重要性
TOEFLスコアはあくまで「最低要件」を満たすためのツールであり、出願成功には他の書類が大きな役割を果たす。
エッセイ(Statement of Purpose / Personal Statement)
自分の背景、目標、進学の動機を説得力を持って伝えることが求められる。TOEFLスコアが高くても、エッセイが不十分だと評価が下がる可能性がある。
推薦状(Letters of Recommendation)
指導教授や職場の上司など、信頼性の高い人物からの推薦状が大きな影響を与える。推薦者が具体的な事例を挙げてあなたの能力を示すことが重要である。
学業成績(Transcripts)
高いGPAや専攻科目での優れた成績は、学力を直接的に証明する重要な要素となる。
面接(Interview)
志望校によっては面接が出願プロセスの一部となる。特にスピーキング力を直接評価されるため、TOEFLスコアと整合性のある実力を示す必要がある。
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TOEFLスコアで奨学金を得る方法
TOEFLスコアは、奨学金を獲得する際の重要な評価基準の一つ。
特に高スコアは、以下のような場面で有利に働く。
大学や財団の奨学金要件を満たす
多くの奨学金プログラムでは、TOEFLのスコアを明示している場合がある。例えば:
Fulbright奨学金: TOEFLスコア100点以上が推奨される。
Erasmus Mundus奨学金: プログラムによってはTOEFL 95~100点が基準となる。
スコアの高さで他の候補者との差別化を図る
同じ学力や経歴の候補者がいた場合、高いTOEFLスコアが選考でのアドバンテージになる。
特にスピーキングやライティングで高スコアを持つことは、大学から授与される奨学金でも有利である。
TAやRAポジションの条件を満たす
大学内でのTeaching AssistantやResearch Assistantのポジションは奨学金に準ずる収入源となる。
これらのポジションを得るには、特定セクションでの高スコア(例:スピーキング24点以上)が必要となることが多い。
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よくある質問集
TOEFLスコアの結果はいつ届く?
TOEFLスコアは受験後、以下のタイムラインで確認できる:
- オンラインで確認: テスト日から約4-8日後にETSアカウント上でスコアを確認可能。
- 紙のスコアレポート: 紙でのレポートを希望した場合は、以下の期間で自宅に郵送される:
- 速達配送: テスト日から約2週間後。
- 標準配送: テスト日から約4~6週間後。
本試験の最後にスコアをキャンセルすると、点数が見れないので注意しよう。
スコアが伸び悩んだ場合の対処法
スコアが一定レベルで停滞するのは、TOEFL受験者にとってよくある課題だ。以下のステップで改善を目指ざそう。
弱点を特定する
各セクションのスコアを分析し、特に得点率が低いセクションを明確にする。例:
- リスニングで内容を聞き取れない場合 → スクリプトを用いた精聴。
- スピーキングで内容が浅い場合 → 模範解答を使った練習。
学習方法を見直す
現在の勉強法が効率的かどうかを確認する。たとえば:
- 問題演習ばかりに集中している場合 → 本質的な英語力を鍛える読書やリスニング練習を追加。
- 模試や本試験のフィードバックを活用していない場合 → 間違い分析を徹底する。
専門的なサポートを利用する
スコアが特定のセクションで停滞する場合、専門家によるフィードバックを受けることが効果的。オンライン英会話やTOEFL対策講座を利用するのも良い。
リスコア申請のメリットと注意点
TOEFLのスコアに納得がいかない場合、リスコア申請(再採点)を行うことができる。
スピーキングとライティングのみが対象であり、リーディングやリスニングは再採点できない。
メリット
- 採点ミスや過小評価があった場合、スコアが上がる可能性がある。
- リスコア後に得点が上がった場合、リスコア費用は返金される。
注意点
- 申請期間: 試験日から30日以内にリスコアを依頼する必要がある。
- 費用: リスコアにはセクションごとに80ドルがかかる。
- 自信があるセクションでスコアが予想より低かった場合。
- 合格ラインや奨学金申請の要件をあと1~2点で満たせる場合。
終わりに
あれこれいろいろ説明したが、目指すべきTOEFLスコアは自分の志望校、志望専攻、出身国等さまざまな要素に影響される。
そのため、簡単に世の中の物差しや全体のパーセンタイルと比べるだけでなく、志望校の要件、入学者の平均点等をよく調べた上で結論を出そう。
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1ヶ月しか準備期間がない中、ブログを最大限に活用させてもらって88点取ることができました。本当に感謝です。ありがとうございました。
1ヶ月で88点は素晴らしいね、ブログをやってて良かった!英語の勉強はここで終わりじゃないよ、まだまだ始まったばかり!是非またサイトに遊びに来てね!報告ありがとう!
にゃんこ先生
初めて質問させていただきます。
私、大学3年終了後、現在1年間休学しカナダにワーキングホリデービザで長期渡航しています。理系大学生(土木工学)、純ドメ(昨年5月に渡航前までは)です。
こちらのコミュニティーに大変お世話になっておりまして、TPO等を活用し、孤独に勉強(TOEFL対策に限定すれば約半年)した結果、12/21の人生初TOEFLで91(R:27, L25, S:18, W:21)を取ることができました。Speakingに関しては海外で生活しているのにも関わらずこの点数は大いに不満ですし、Writingもまだまだ、Reading,Listeningについても若干の伸びしろがあると考えていますが、これから100点以上を目指すのに良い位置につけられたと思っています。無料で豊富、目から鱗なコンテンツ、本当に感謝しております。
こちらのサイトをはじめ、TOEFL100点超えに関してのブログや情報はMBAやLLMを目指す方を対象にしたものが多いと思うのですが、工学(特に土木工学)の正規留学に関しての情報が少ないのが今の自分の悩みです。TOEFLの必要点数に関しては、こちらにも書かれているように100点を一つの目安にすべきとは思うのですが、工学系100点以下でも合格した例が他のブログの情報として流れていたり、金銭的に留学を実現可能にするためのTAやRAを得るためにはSpeakingでかなりのハイスコアが求められる可能性があったりと、どこを本当のターゲットにしたら良いのかが曖昧なままです。
加えて、90点前後の人が100点を突破するために必要な点は特にどういった点でしょうか。80点から100点という例はたくさん情報を見つけることができたのですが、Reading, Listeningである程度の点数は取れているという場合、やはりSpeaking, Writingの反復が重要なのでしょうか。幸い海外にいるため、SpeakingのトレーニングやWritingの採点には事欠かないのですが、TOEFL独特の形式やスピーカーに話しかけることにまだ慣れきっていないと感じます。
以上2点伺えると幸いです。
Falconさん
質問ありがとう!!
確かに理工系の海外留学情報はあまり多くないね。文系やMBA等と比べると、理工系の海外大学院は英語力(=TOEFL等のスコア)をそこまで求めていないのは普通(最低要件は80点や90点のが多い)。そのため、現在のスコアでも出願できるのではないかな。
ただ、おっしゃる通り、TAやRA、または奨学金を狙うなら、100点以上取れた方が良いね。
さて、Falconさんのスコアでは、スピーキングに一番伸びしろがある(例えば18→23、24)ように見えるけど、必要な練習時間はライティング等よりずっと多いので、リスニング(25→28+)とライティング(21→24、25)から伸ばしたほうが100点は目指しやすい。
リスニング等の相乗効果で、スピーキングが2、3点アップが期待できるはず!
ご返信ありがとうございます!
リスニングとライティングから始めた方が早く100点越えを目指すのに良い作戦なんですね。参考にさせていただきます。スピーキングは本当に「TOEFL用の準備」が必要なんだと痛感しています。制限時間内にマイクに向かって考えをまとめて話すのはかなりの慣れが必要と感じます。
Overallだけ見れば、確かに90前後で出願できる理系のかなり良い大学院はたくさんあるのですが、セクションごとの制限で22以上などを指定してくるところが多く、実際純ジャパが出願する場合Overallで100の実力が必要なのかとも思います。入学してからのことを考えても100点をとっていないと怖いという思いもあります。
お答えいただいた「奨学金を狙うなら」というのは大学ごとの奨学金のことでしょうか?日本の奨学金を取る場合はTOEFL80などの最低ラインさえクリアすれば良い(英語に関しては)という認識で良いと思われますか?
そうだね、私が言っている奨学金は大学ごと(授業料の免除とか)のもの。日本の奨学金も、最低ラインをクリアしたとしても、数多く(理工系は数多くないかもね笑)の申請者の中から目立つため、できる限り高得点を取ったほうが良いのではないかな?
セクションごとの最低要件があれば、それもクリアしなきゃだね。
リスニングとライティングがある程度上がったら、スピーキングも少し対策すれば22、3は狙えるはず!
時間管理は自分でタイマーをかけて練習するしかないけど、内容や発音等の改善はオンライン英会話の講師に相手になってもらっても良いね。
ここまでくれば100点までもう少し、最後まで頑張ろう!応援しているよ!
ご丁寧にありがとうございます。
一年休学して、ほぼ完全独学で、海外でワーホリしながらここまであげられたのは本当に、にゃんこ先生はじめこのサイトを作ってくださっている皆さんのおかげです。何としても100点とって良い報告を差し上げたいと思うので、頑張ります。
はじめまして! MBA留学をめざしTOEFLを目指しているものです。にゃんこ先生のサイトはいつもお世話になっております。
社費選考通過、及びMBA留学のためTOEFL105(R28/L27/S23/W27)を目指しており、直近で受けたテストの結果が95(R25/L26/S20/W24)でした。半年程度集中して勉強をしてきており、100点は欲しかったので残念でした。。あと1年以内に105を取得したいのですが、スコアアップに際してアドバイスあれば教えて頂きたいです!
今まで勉強した事
Reading TPO 30回分=90パッセージ
Listening TPO 50回分=300問
Speaking TPO 10-15回分
Writing Toefl resourcesの添削サイトで計40回程度
Best Score 105(R29/L26/S23/W27)
このサイトに必要な情報は載っていると思いますが、TOEFLの勉強にだれてきて挫折しかけていることもあり、背中を押していただきたく笑、コメントさせて頂きました!
momomasaさん
コメントありがとう!
Best scoreで105になっているので、ここから1年間は、各セクションのパフォーマンスを安定化させていくことだね。
一方、W27よりL28のほうがずっと達成しやすい(セクション別のパーセンタイルの統計データを見ても明らか)ので、大学側が特別な要件を設けていない限り、105点ならR28+, L28+, S23+, W26+は理想的な配分だと思う。
RとLは安定的に28以上を取るためにはTPOだけでは足りない。
隙間時間の多読・多聴は必須。Lについては26が何回も取れた(=基礎的なリスニング力はある)ようなので、残りはメモ取りのスキルを磨けば、28以上はいける。必要であればこちらのオンライン講座をチェックしてみよう
https://www.path-to-success.net/toefl-listening-online-school
ライティングは添削サービスを続けていこう。
ただ、無闇に添削するのではなく、指摘された文法の間違い、構成やロジックの問題は次のエッセイで繰り返さないようにしよう!
早速のご連絡ありがとうございます!
RLはTPOだけでは足りないとのこと、はっとしました。最終的には普段から如何にReading/Listeningに触れていくか、が大切なのですね。Listeningに関しては実は26と取得したのが今回が初めてで今までずっと24以下のスコアでした。TPO50回分をやって背景知識も取り入れた上て初めて26取得する事が出来ました。正直まだ安定して取れる自信はないのでTPO見直し+多聴頑張りたいと思います。まずは、Reading/Listening安定ですね。
Writingもあまり得意ではなく同じミスを何回もしてしまうことが多かったです。各習慣を持つ+同じ文法ミスを繰り返さないことを意識したいと思います。
100点届かず挫折しかけておりますが、あきらめずに頑張ります!
こんにちは。いつも優良な情報をありがとうございます。
もう何年もMBA受験を目指していますが、なかなかスコアが出せない状態でいます。
本試験を既に20回以上受けていたのですがスコアが出ず、こちらのサイトを拝見して、中国TPOのリーディングとリスニングを8割ほどやってきて、直近5回のスコアはリーディングは18~26、リスニングは9~22といった具合です。リスニングはメモを一切取らずにやってきたので、これからメモ取りの練習をする予定です。Bizmatesは会社の福利厚生で使っています。
来年こそは出願できる状態までスコアを持っていきたいと考えており、以下のように進め方を考えたのですが、認識が違っていたり、こうしたほうが良いといった点がありましたら教えていただけないでしょうか。
目標スコア 109
R/L/S/W 29/29/23/28
最新の公式スコア
2019.11.10に80
R/L/S/W 22/19/18/21
マイベスト
R/L/S/W 22/23/19/21
全体戦略
TPOのR/Lを1周やりきる。単語強化、リスニングのメモとり練習。
RLスコアを安定させる。
S/W演習で、文法ミスをなくし、時間制限に慣れ、コンテンツを洗練させる。
試験を受ける。
セクション毎戦略
Reading
単語強化のためMikanを完璧にする。TPOで安定して27(9割)を取る。
Listening
TPOでメモ取り練習、演習後の復習。
Speaking
オンライン英会話Bizmatesを毎日50分。ジングルズで発音矯正。ELSAで発音練習。TPOでRLスコアが安定してきたらオンライン英会話Bizmatesで問題演習を行う。
Writing
TPOでRLスコアが安定してきたら、TOEFL Resourcesで演習と添削を受けて、文法ミスを無くし、表現の幅を拡げ、コンテンツを洗練させる。
以上よろしくお願いいたします。
コメントありがとう!
セクション別のスコア目標設定は特に違和感はしないけど、R/L29+は受験生の中10%以上の人が取れることに対して、W28+は5%の人しか取れない。
目標は109であれば、R/Lは両方満点(またはR30L29)、Wは26、27あたりを目指したほうがより現実的かもしれない。
勉強方法に関して、目標スコアまでまだまだ差があり、直近のTPOスコアもぶれが激しいので、問題集・過去問より、根本的な英語力向上を中心とする対策法が必要だと思う。
そのため、リーディングは多読・精読、リスニングは多聴・精聴に多くの時間を使うこと、+定期的に問題集やTPO・模試等をやろう。半年〜一年があれば十分伸びるはず。
リスニングのメモ取り練習はライティングと同じ、一人で練習しても自分の癖を気付きにくい。No Magicでもメモ取りに特化したリスニング講座を開発・提供しているのでチェックしてみてね。いくつかのTPOで、講師が取った理想的なメモと自分が取ったメモを比較しながらコツを掴んでいける。
https://www.path-to-success.net/toefl-listening-online-school
Wに関して、文法と表現も大事だけど、文章のロジックまで指摘してくれるサビースを選んでほしい。No Magicも添削サービスを提供しているので比較してみてね。
https://www.path-to-success.net/toefl-writing-online-school
ちなみに、他社サービスを使う場合は、我々のコンテンツやサービス改善にもつなげたいのでその理由を教えて欲しい笑。
もちろんここでの質問や相談は引き続き大歓迎だよ!
2020/10/19にコメントさせて頂きましたMomomasaです。
先週のTOEFLにて101(R26/L28/S22/W25)を獲得しまず100点を超えることができました。にゃんこ先生のサイトには本当にお世話になりました!
引き続き目標の105にむけて邁進していきたいと思います!
Momomasaさん
スコアの共有ありがとう!!そして、100点超えおめでとう!!!あとRとWを少しあげれば105点射程圏内だね。
きっと達成できると信じてる!その時またコメントくれると嬉しい〜皆さんの目標達成報告は我々&他の読者の励みになる!
にゃんこ先生、コメントありがとうございます。
はい、また報告できるようあきらめずに頑張ります!
くだらない質問だとは重々承知しているのですが、国内大学院ーー例えば東京大学大学院入試におけるTOEFLibtは何点ほど取れていれば安心だと思いますか?
日本国内の大学院であれば、TOEFL80点が一般的な目安になる感覚がするけど、他の候補者と差別化したいのであれば90点以上を目標としても良いのではないかな。90点〜100点以上取れれば海外大学院進学にも使えるスコアにもなるね。
にゃんこ先生、はじめまして。
海外留学を目指し始めた頃から拝見しており、大変参考とさせていただいております。
私自身、来年秋の留学を目指しており、遅いのですが今年に入ってからTOEFLの勉強を始め、1月時点で55点だったところを今では84点(R26.L18.S18.W22)まで持ち上げました。
他方、自分が志望している大学院のスコアはminimum100とされており、まだまだ壁は高いと感じています。GRE等の準備もあるので、遅くとも9月までにはスコアメイクしたいと思っているのですが、残りの期間でどのような対策をしていくべきか悩んでおり、ご相談させていただけないでしょうか。
ちなみに目標スコアは(R28.L28.S20.W24)です
また、現在のスコアについては、
R:安定して26以上を取れるようにしたい(今は24点前後を行き来しています…)
L:本番で本調子が出ない(普段の勉強では聞き取れていても、本番でおそらく集中力が切れてしまっているのかもしれません)
S:せめて20点には載せたいです…
W:思っているより点数が伸びません(内容は勿論ですが、上級単語やパラフレーズ、多様な構文の使用に、まだ伸び代があるのかなと個人的には思っています)
どうぞよろしくお願いします
だいすけさん
質問ありがとう!3、4ヶ月で30点アップは素晴らしいね!
この調子でいけば、100点超えはきっと達成できると思う。
Rに関して、間違った問題の正解できなかった理由はなんだろう?単語なのか、複雑な文の構造を理解できていないのか、或いは特定のパターンの問題が間違いやすい等、間違いの原因をもう少し分析したら対策が見えるはず。後数ヶ月もあるので、隙間時間にできるだけ英語のニュースや洋書を読んでみよう。
目標までの差から見れば、Lに一番力を入れるべきだね。引き続き「精聴」+「多聴」でリスニング力を磨いていこう。「聞き取れても正解できない」、または「集中力が切れてしまう」、ということに対する解決策は、メモ取りのスキルを磨くことだと考えている。メモ取りに関しては、こちらのコースも参考にしてみよう。
https://www.path-to-success.net/toefl-listening-online-school
SもWも目標まであと2点なので、RとLの基礎力を伸ばした上、サイトに載っているテンプレートを活用すれば十分達成できるスコア。Wの対策方法はこちらの記事が参考になるので、時間がある時に読んでおこう!
https://www.path-to-success.net/toefl-writing-online-school#TOEFL_Writing
にゃんこ先生はじめまして!
修士で留学して海外で研究することを夢見ている理系大学3年生です。
こちらのサイトには本当にお世話になり、英単語とTPO、そしてSpeakingとWritingのいくつもの優良な記事のおかげで、2か月ほどの勉強で88点(R29,L21,S17,W21)をとることができました!
The日本人というか、リスニングが不得意なのが丸わかりの点数分布ですが笑、これは逆にのびしろしかないということで引き続きスコアアップに向けて勉強頑張っていこうと思います。
拙い文章ですが感謝をお伝えしたくコメントを書かせていただきました。ありがとうございました!
Rikuさん
コメントありがとう!
2ヶ月で90点近くのスコアを達成できたのは素晴らしいね!私もとても嬉しい!
リスニングは確実に伸びるセクションだし、得意にできるはず!
勉強を進める上で疑問などがあれば、いつでもコメントしてね〜!引き続き応援しているよ!
こんにちは。こちらの記事を見て初めてコメントさせていただきます。
特段留学などは現在考えていませんが、会社から補助が出るのでTOEFLを受験しました。
TOEICの勉強をしていて900点は一応超えておりますので、力試しに特段対策せずに受験してみました。
(学生時代に二度ほど受けておりまして、試験形式自体はある程度理解しております。多少形式が変わっていて面喰いましたが)
結果はR28L24S19W23の94と悪くないものの、スピーキングが突出して低いのに不満に思っています。
何に使うわけでもないのですが一応100は取っておきたいと思っておりまして、スピーキングをもう少し上げれば
現実的に取ることができそうなのですが、どのように対策するのがベストでしょうか?
テンプレートを使うのが一番多いのですが、テンプレートを使うべきではないとするサイトも結構ありまして混乱しております。
どうぞよろしくお願いいたします。
カラスさん、コメントありがとう。
スピーキングにはいくつかの採点基準があり、採点基準に沿って自分の弱点を見つけて強化をする必要がある。
採点基準や対策法についてはこちらの記事も参考にしてほしい。基本的にはテンプレは最低限にすることがおすすめだね。
https://www.path-to-success.net/toefl-speaking-template
ちなみに、Sは多くの日本人は苦労するパートで、100点を突破する人も23,4点ぐらいが最高点と言われている。
ちなみに、100点突破であれば、リスニングとライティングをあげたほうがコスパは良いと思う。
リスニングは選択式なので、根本的なリスニング力がつけば点数を上げやすい(100点突破であればLの目標は28点!)けど、Sは話す内容も重要になってくるので、どうしても点数が安定させづらい。
リスニング力がつけば、Lだけでなく、SとWにも相乗効果があるので、100点突破は近くなるはず!是非検討してみてね!