海外留学や海外MBAを目指すうえで重要なのは学校選び。
しかし、海外の学校を選ぶうえで、一つ大変なのは情報集めである。日本語の情報も少なく、イベントや学校説明会も気づいたら終わっていることも多い。
これは、そんな学校を選ぶうえで役に立つであろう情報、サイトを、学校ごとにまとめていくシリーズ第11弾。今日は、ハーバードビジネススクール。
WEBページを行ったり来たりする手間や、有用な情報を探す手間が省け、本来やらなければならないことに時間が使えるようになれば幸いだ。
また、ここのページに漏れており、役に立つ情報があれば、ドシドシコメント欄に共有してほしい。
目次
ハーバードビジネススクールMBAの概要
ハーバードビジネススクールの基本情報
ハーバード・ビジネス・スクール (Harvard Business School, HBS)は、ハーバード大学の経営大学院である。最も伝統的なビジネススクールのひとつであり、Business Weekの2016年のランキングでは全米で第1位、QS World University Rankingsでは世界第1位、Finantial Timesでは世界第4位に選ばれている。
ハーバード・ビジネス・スクールは、MBAプログラムを1908年に設立した。MBAを習得する為、世界各国からハーバード・ビジネス・スクールに学生が集まってくる。
ハーバード・ビジネス・スクールは、特にケースメソッド方式(事例研究法)を授業スタイルとして採用したことで有名である。学生は、事前にビジネスの状況が描かれたケースを分析した上で、対話中心の授業に臨む。
(wikiより抜粋)
ホームページ
https://www.hbs.edu/mba/Pages/default.aspx
公式Facebook
https://www.facebook.com/HarvardBusinessSchool/
ハーバード MBAの世界ランキング
#3 QS Full-time MBA Rankings – Global
#11 FT Global MBA Rankings
学費とクラスプロファイル
学費
- プログラム期間:2年
- 学費(年間):$87,872
クラスプロファイル
- 学生数(フルタイムMBA):930
- 女性比率:45%
- 留学生比率:35%
- 勤続年数:5年
就職状況・平均給料
- 卒業後の平均給与/中央値:$245,217
- 卒業後3ヶ月以内の就職率:80%
出典:Class Pofile
ハーバードMBAの特徴
実践を意識したケーススタディ中心の授業スタイル
パイオニアとしてケーススタディの授業スタイルを導入したHBSでは、実践的な知識の定着を目指した授業が行われる。
ケーススタディで得た知識を基に、The FIELD Programでは、5-6人のクラスメートともに中小企業のコンサルティング業務に従事したり、実際に自分自身のビジネスを立ち上げる機会が設けられる。
実務に直結する知識を身につけられるのは、HBSの大きな魅力と言える。
多様性のあるクラスプロファイル
約900人の入学者は、1学期目に90人ごとの少人数のクラス(Section)に分けられる。
各Sectionはバックグラウンドが多様になるように構成されており、ケーススタディに重きを置くHBSの講義では、様々な意見が交わされるグローバルな環境を体感することができる。
講義の場以外にも、Thanks Giving Partyやスポーツアクティビティ、グループ旅行など、クラスメートや教授と交流する場が多く設けられ、クラスメートという垣根を越えて友人を作れるのは非常に貴重だ。
ハーバード卒業生のネットワークの幅広さ
HBSのクラスサイズは、900人超と他のMBAプログラムと比べて非常に大きい。
MBAプログラム | クラスサイズ |
Havard | 938 |
Wharton | 855 |
Kellogg | 474 |
Stanford GSB | 417 |
(参考:gmatclub)
ここまで多くの人数の学生が毎年入学すると、必然的に卒業生のネットワークも幅広くなる。
卒業生と積極的にコンタクトをとっていくことで、キャリア構築や就職に役立つこと間違いなしだ。
Take a Seat in the Harvard MBA Case Classroom
ハーバードMBAの偏差値は?出願の難易度や入学条件
海外の大学には、偏差値とという概念がないため、出願の難易度は出願の要件から判断することになる。
MBAの難易度と出願要件
ハーバードのMBAへの出願で必要なものは以下の通り。これらの要件は、多くのMBAプログラムに共通する準備項目でもある。
このように、海外のMBA進学の難易度は、英語力や学力の証明など各種スコアの準備やエッセイ、インタビューなどの準備がハードルとなってくる。
- 学士号
- TOEFL109又はIELTS7.5
- GMAT又はGRE
- 英文レジュメ
- 成績証明書
- 推薦状
- エッセイ
- インタビュー
出典:Admissions
- 平均GPA(またはレンジ):3.69
- GMAT中央値(またはレンジ):740
- GRE中央値: Verbal163 Quantitative 163
- 最低語学要件:TOEFL 109/ IELTS 7.5 / Duolingo 145
推薦状やエッセイなどについては、学校により要件が異なることも多いので、早めにアプリケーションのためのアカウントを作成して確認をしておくと安心だ。
留学経験や海外経験がない純ジャパが一番時間がかかるのは英語試験対策。留学準備のスケジュール感を持って対策を進めよう。
忙しい仕事の合間を縫って、スコアメイクをするのは骨が折れるが、留学にはその苦労を吹き飛ばすほどの価値があるはずだ。
出願準備はTOEFL/IELTS対策から
出願の流れ
出願の流れは、英語試験等をクリアし関連書類を準備→出願→インタビュー→合否となる。
ハーバードMBA日本人向けの情報
HBS日本人向けサイト
日本人留学ブログ一覧
- Architect after HBA 建築家のハーバードMBA留学記(Class of 2020)
- ハーバードMBA、その後(Class of 2017)
- ハーバードMBA 起業奮闘記 (Class of 2016)
- ハーバードMBA起業コンビの留学体験記 (Class of 2015)
- Built to Last: 地球の果てでの思索の跡 (Class of 2011)
- 愛の日記(Class of 2008)
- ハーバード留学記 (Class of 2006)
- ハーバード・ビジネス・スクールにて (Class of 2007)
学校説明会・イベント情報
https://www.hbs.edu/mba/admissions/admissions-events/Pages/default.aspx