鬼門のIELTSライティング。その理由は?
IELTS本試験では最初に出会う、ライティングセクション。
ここでうまくいかないと、その後のリーディングやリスニングにメンタル的に影響が出ることもあります。
* IELTSは、British Council、IDP: IELTS AustraliaとCambridge Assessment Englishが共同開発したテストです。
試験科目の順番:
ライティング(60分)→リーディング(60分)→リスニング(10分の回答時間を含め計40分)→スピーキング(当日午後または別日程、11分〜14分)
画像出典:https://www.eiken.or.jp/ielts/test/
確かに、ライティングはIELTSの四セクションの中で最も高得点が難しいセクションと言えます。
IELTSが公式に発表している国籍別受験者の各セクションの平均スコアによると、ライティングは日本は5.5、英語圏であるカナダでさえ6.1であるなど、ほとんどの国でのライティング平均スコアが4技能の中で最も低かったという結果に。
IELTSライティングは独学で対策することが難しく、スコアが伸び悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
Task 1の難点:定型的な単語や表現・テンプレに頼りすぎ
Task 1は150語以上のエッセイ。表、グラフ、またはチャート等のダイアグラムに含まれる情報を要約、説明、または解説します。地図、物事の過程や手順の説明、データの分析・比較・説明を問われることもあります。
多くの生徒がよく犯す間違いとして、「色々なチャートを描写する単語や表現を覚えて書けば良い」と思い、図表から読み取れる情報をパラパラ書くことです。これでは高得点が取れません。
実はIELTSライティングのTask1は、Task2に近い論理性が求められ、図表で表した観点、傾向、異なるステージの違い等を分析することで明確なロジック関係を築くことが必要です。
Task 2の難点:論理的な展開と上級の表現力が不足
Task 2は250語以上のエッセイ。タスク2ではある主張や問題に対して自分の意見と、その意見を裏付けるため根拠や例を挙げながら議論を展開します。
多くの学生は、正しい単語や文法を使うだけで精一杯で、結果的に幼稚な用語と簡単な文法しか使えず、上級の表現力が足りないことで「Lexical Resource」と「Grammatical Range」の採点基準で点数が低くなりがちです。
また、単語や文法に気を使いすぎると、自分の論点や主張をロジック的に述べられなく、時には適切に問題に答えていない(Off-topic)エッセイを書いてしまうこともあります。
もちろん正しい単語と文法は最低限必要なことですが、高得点を取るにはロジックの立て方と上級表現を強化する必要があります。
IELTSライティング7.0+の特徴
- 常に最新の本番問題に基づいて学習
- 問題タイプ別でロジック強化
- スコア別のエッセイ分析して採点基準を徹底理解
- 実用的な高得点表現集とテンプレ
- 自分のペースに合う効率的な学習スタイル
常に最新の本番問題に基づいて学習
IELTSライティング7.0+は、2022年を含め最新(主に2020年と2021年)のIELTS本番問題に基づいて開発しております。
毎年、前年度の本番問題集と難問解説を提供し続けるため、より本番に近い最新の出題傾向を把握し、効果的な対策を行います。
問題タイプ別にロジック強化
Task1講義では、トピックの分析力をつけ、上級の表現や単語、テンプレートを使いながら、図表が何について説明しているかを読み解き、着目すべきポイントを把握。読み取ったデータを客観的・論理的に伝える力を身につけます。
Task 2では、主な5パターンの例題と、9つの高得点テンプレートで、論理的な文章の展開を理解し、読み手にわかりやすく伝えるための表現方法と構成を習得します。
スコア別のエッセイ分析で採点基準を徹底理解
8.0~9.0の模範解答をもとに、採点基準に沿って、IELTSのライティング力をつけるための具体的な対策方法を解説します。
さらに、実際のサンプルエッセイを例に、間違いやすい箇所を抜粋しながら、IELTS試験官がよく見る重要なポイントを学びます。
実用的な高得点表現集とテンプレ
講義中は異なる問題タイプに対応する高得点テンプレに加え、表現の幅を広げるためのパラフレーズ、表現法、文法、語彙力を強化し、ハイスコアにつながるエッセイに仕上げる練習を重ねます。
講義資料と別に提供する高得点英語表現集を暗記し、使いこなせるようにすることで十分IELTSライティングに対応できます。
自分のペースに合う効率的な学習スタイル
講義動画・学習資料は完全にオンラインで完結します。ご自身のスケジュール・学習ペースに合わせ、効率的な勉強ができます。
講座概要
講師紹介
Chaoyi(チャオイー)
アメリカでマーケティング修士号とバブソン大学MBAを取得。Forté Foundation奨学金獲得者。現在カナダに在住。IELTS:8.0
中国の大手塾にてTOEFL・IELTS講師として勤務経験あり。2018年からThere is no Magic!!のTOEFL・IELTSクラス開発責任者。IELTSスピーキングパッケージで数多くの学生のスピーキング7.0達成を一助。TOEFLライティング・リスニングオンライン講座も好評発売中。
授業構成・シラバス
Task 1 | Lesson 1 | IELTSライティングTask 1:高得点戦略 |
Lesson 2 | 上級英語表現ワークショップ | |
Lesson 3 | 問題タイプ1:棒グラフ | |
Lesson 4 | 問題タイプ2:円グラフ | |
Lesson 5 | 問題タイプ3:表 | |
Lesson 6 | 問題タイプ4:折れ線グラフ | |
Lesson 7 | 問題タイプ5:地図 | |
Lesson 8 | 問題タイプ6:プロセス・過程描写 | |
Task 2 | Lesson 1 | IELTSライティングTask 2:高得点戦略 |
Lesson 2 | 問題タイプ1:ディスカッションエッセイ | |
Lesson 3 | 問題タイプ2:意見・主張 | |
Lesson 4 | 問題タイプ3:メリット・デメリット | |
Lesson 5 | 問題タイプ4:2部構成の問題 | |
Lesson 6 | 問題タイプ5:問題解決型 | |
Lesson 7 | ロジック構成の復習と表現力向上ワークショップ |
サービス内容
戦略ビデオ
Task 1 | Task 2 |
約4時間 | 約6時間 |
ライティング高得点に必要な、時間配分、問題文の読み取り方(=正しく理解するため)、それぞれのパラグラフのロジックの立て方を解説します。
オリジナルテキスト&高得点表現集
Task 1 | Task 2 |
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エッセイ添削
Task 1 | Task 2 |
6回 | 6回 |
合計12回の添削サービスを活用しましょう。
文法や表現だけでなく、全体の構成や段落のロジック、センテンスごとに添削し、予測得点もつけ、改善のアドバイスを提供します。
添削の一例:
受講の流れ
※メールでのご質問は無制限に対応します。講義や対策等に関するご不明点があれば、随時ご連絡ください。
※申し込み前のご相談も可能です。ご不安な点や目標スコア・スケジュール感をご連絡ください。
受講料
Task 1 Only | Task 2 Only | パッケージ(Task 1&2) |
38,500円 | 38,500円 |
- ※料金は全て税込表記です。
無料体験ビデオのご視聴
学習専用ページでは、一部の動画を無料公開しておりますので、ぜひご覧ください。
クラスへの申し込み
IELTS Writing 7.0+オンライン講座申込表
無料体験ビデオをご視聴いただきありがとうございました。
正式申込にあたって、下記の申込表のご記入・ご提出よろしくおねがいいたします。
よくあるQ&A
IELTSの採点やスコア算出方法を教えてください。
IELTSのOAスコアは、ライティング(W)、リーディング(R)、リスニング(L)、スピーキング(S)と四セクションのスコアを平均して算出されます。
平均した結果、小数点の後が0.875/0.75/0.375/0.25であれば、0.125または0.25を足して切り上げてられます。例えば、四セクション平均点が6.75であれば、切り上げてOA7.0になります。
平均した結果、小数点の後が0.625/0.125であれば、0.125を減らして切り下げられます。例えば、四セクション平均点が7.125であれば、切り上げてOA7.0になります。
IELTSライティングの採点基準とスコア算出方法を知りたいです。
IELTSライティングには4つの採点基準があります。
- 「Task Achievement / Task Response(適切に問題を答えているのか?)」
- 「Coherence and Cohesion(文章は論理的で一貫性があるのか?)」
- 「Lexical Resource(幅広く正確な語彙を使っているのか?)」
- 「Grammatical Range & Accuracy(幅広く正確な文法を使っているのか?)」
※詳しくは公式サイトでTask 1採点基準、Task 2採点基準をご確認いただけます。
この4つの採点基準に基づいてそれぞれのタスクを採点し、4項目のスコアを平均して該当Taskのスコアになります。最終的なライティングスコアは、Task 1が1/3、Task 2が2/3という配点の比重です。
規定の単語数(Task 1は150語以上、タスク2は250語以上)を下回った場合、大幅に減点されますので、まずは求められる単語数を書けるようにしましょう。
詳しい採点基準を知りたい方は、コースのビデオを一部無料公開しているので、ご覧になってみてください。
制限時間内に良いアイディアが思い浮かばないのですが、どうしたら良いですか?
どんなトピックでもすぐアイディアが考えられるようにするためには、普段からしっかり情報収集・練習する必要があります。私のおすすめは2点あります。
1つは、日頃にニュースサイト等を読んで幅広いトピックに関する意見を吸収しておくことです。Wall Street Journal, The Economist, CNN, BBC等の他、このサイト(www.procon.org)はおすすめです。
世の中の議論の余地のあるトピックと、関連するプロコンの意見を集約されています。自分の意見をサポートするアイディアやネタを思いつかない時、このサイトで該当トピックのプロコンを読むとヒントがもらえます。
もう一つは、過去に出題された問題で練習することです。私たちのライティングコースでは過去問を網羅しており、毎年更新していきます。練習の際はできるだけ自分のアイディアを膨らませたり、違う視点からもアイディアを出してみたりして工夫してみましょう。
この二つの習慣を続け、積み重ねていけば、本番試験ではアイディアが浮かばないようなことが少なくなるでしょう。
ライティングに重要な英語の表現力という採点基準については、どのように勉強したら良いですか?
最初のステップでは、高得点の語彙・フレーズ、パラフレーズ用の同義語、複雑な文型を使った文を十分に蓄積します。私たちの講座では上級表現集の資料を用意しておりますので、ご活用ください。
次は、集めた語彙・フレーズ・文型等をしっかりと暗記することです。覚えておかないと活用しようがありません。
最後は、覚えた表現を積極的に使うようにすることです。練習をする際に、覚えた従属節や倒置文の構造を使って書き換えられないか、と考えながら文を書いてみましょう。
自分で作った文章に自信がない場合、私たちの添削サービスをご活用ください。
添削は提出後何日にフィードバックもらえますか?どの程度の添削になりますか?
添削は基本3営業日以内に返信します。単語や文法のミス・言い換えだけでなく、そもそも質問に答えているのか、全般の構成や論証のロジック等に問題ないのかを含めて添削します。
採点基準に基づいて点数もつけますので、目安として参考にしていただければと思います。
IELTSスピーキングのように、一定期間中ずっと使いまわされる問題プールはありますか?
IELTSのライティングは、スピーキングとは異なり、決まった問題プールはありません。稀には難問がありますが、90%のトピックはすでに過去の試験で出題されています。
我々は過去の本番問題を集めて、直近の本番問題も毎月更新しておりますので、私たちが提供している資料を活用すれば十分対策可能です。
ペーパーテストとPC試験だとどちらがおすすめですか?
ペーパーテストの場合、書き間違った時、消したり書き直したりするのは時間がかかるので、PC入力に慣れている方はPCでの受験がおすすめです。
一方、IELTSのリーディングやリスニングセクションではペーパーベースが有利です。重要なポイントに丸をつけたり、問題を先読みリスニング内容を予測したりするのができます。
- なぜThere is no Magic!!のオンライン講座はこんなに安いのですか?
通常の予備校・塾の運営には、コース開発費用や人件費の他、オフィス・教室賃料、集客のための広告費用や無料イベントの運営費用等々が必要です。
それらのコストは全て学生からの受講料でカバーしなければなりませんので、学生はサービス自体の価値以上に、塾の家賃や広告費用までも負担しています。
There is no Magic!!は一切広告を使わずに学生を募集しており、オフィス・教室を構えずにコストを最小限に押さえています。皆さんからいただいた受講料は、サービス開発費用と人件費のみに当てています。
3万円のコースを10人にご購入いただくより、30万円のコースを一人に売ったほうが楽かもしれません。しかし、良質な教育サービスをより多くの人にお届けしたいという気持ちと、コスト削減でお手頃の金額でご提供しております。
IELTS他のセクションのオンライン講座はありますか?
IELTSスピーキングの対策パッケージを提供しています。詳しくは下記のリンクよりご確認ください。
» あなたもできるIELTS Speaking 7.0+対策パッケージ
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